「俺が君を愛することはない」
「構いません。この結婚が旦那様のためになるのでしたら、結婚も、私のこともお望みのままにご活用ください」
誰にも望まれずに生まれてきた侯爵令嬢・ティアナ。
当然愛情など向けられず、孤独の中で育った彼女に待ち受け
ていたのは、自国が戦で降伏したことで、戦勝国である敵国の辺境伯に戦利品として嫁ぐという過酷な運命だった。
それでもティアナは運命を受け入れる。
どうせどこにいても同じなら、せめて誰かの役に立ちたい。
そう考え、英雄と称えられる裏で“悪魔辺境伯”と呼ばれるアレックスに嫁いだのだが…。
「私は、旦那様のお役に立てていますか?」
「役に立つ、立たないではなく自分のために生きろ」
「私が怖い、ですか?」
「……あぁ、小さくて、細くて、触れたら壊れてしまいそうで怖い」
お互いが戸惑う中で始まった生活だったが、共に過ごすうちにティアナはアレックスを、アレックスはティアナを知り、その心に触れれば触れるほど、ティアナは徐々に自分の“本当の感情”を取り戻し、アレックスの気持ちも次第に変化していき…?
これは、似たもの同士の孤独な二人が互いに失っていたものを拾い集めて、やがてかけがえのない宝物になる、愛と幸福の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 12:05:05
32166文字
会話率:43%
僕は札幌の副都心、新札幌の本屋でエッチな雑誌を買おうとレジに向かったが、その途中でその雑誌を落としてしまう。その雑誌を高校の同じクラスの女子、音坂さんが拾って渡してきた……。
ひょんなことから、僕らは似たもの同士だと言うことを知り……。
『下ネタ好きの音坂さんは、正体を僕にしか見せない』の連載版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 19:10:02
91671文字
会話率:44%
自己愛性パーソナリティ障害という言葉が心にひっかかります。
最初失恋のちの新しい恋は感受性の救済‥と思いつき、だけれどそうそう運が良いわけでもないなぁと色々書いてみました。
最終更新:2024-01-09 20:23:29
369文字
会話率:0%
悪役令嬢に転生したことに気づいた私は、いつか自分は捨てられるのだろうと、平民落ち予定で人生設計を組んでいた。けれど。
「まぁ、とりあえず、僕と結婚してくれ」
なぜか断罪の代わりに王太子に求婚された。最低屑人間の王太子は、私も恋人も手に入
れたいらしい。断りたかったけれど、断れなかった。だってこの人の顔が大好きなんだもの。私も結局離れたくなかったのよねぇ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 18:00:00
8271文字
会話率:31%
イレーニアが留学から戻ってきたときには、すでに結婚の話がまとまっていた。
相手はオルドーニ辺境伯を継いだロベルト王子。旅芸人と恋に落ち、破局したことが原因で、社交界では遠巻きにされていた。
さらに謀反の疑いまでかけられていると従姉妹から聞い
たイレーニアは、彼を暗殺してくれないかと持ちかけられる。
結婚式の直前に会ったロベルトからは、条件付きの結婚を提案された。いわゆる白い結婚――書類上だけの妻でいてほしいと。二年ほど我慢をすれば、イレーニアが望む縁談を探してくるという。
嫁いだ先の辺境で、ロベルトが隣国と通じているような証拠を見つけたイレーニア。しかしイレーニアから見たロベルトは、領民の暮らしを良くすることに注力する人だった。
どちらの姿が正しいのか迷ったイレーニアは、暗殺用に渡されたナイフを手に行動を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 20:51:33
103343文字
会話率:49%
時は中世、場所はユーラシアのどこか。
大国メガロヴルグ王国の王太子、エセルバートの花嫁選びの舞踏会。
そこで初めて会った、隣国の王太女エレオノーラは弟王子の婚約者だった。
似たもの同士の二人は、激しく反発しあうが…
意地悪王太子と小悪魔王
太女の恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 09:00:00
73740文字
会話率:21%
魔女の子と恐れられ、命を狙われる存在であり、死にたいといつも思っている少年と、
魔女の子は殺さなければならないという法を定めた王の、娘である少女。
身分差はあるけど、似たもの同士、でもやっぱり違うところもある。そんな2人の恋の物語。
※暗いお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 07:00:00
9646文字
会話率:33%
仲のいい『親友』、ルームメイトとの関係は、それだけのはずだったのに。
ある日芽生えた衝動に、気持ちはどんどん乱れていって――
似たもの同士の二人の、さわやかな青春の恋。
(『星花女子プロジェクト』第二弾参加作)
最終更新:2022-12-31 23:57:06
73761文字
会話率:59%
片や、生きるのがつらすぎて感情が死んでしまった女。
片や、周囲の空気を読みすぎて感情を自分で殺している男。
まるで正反対な雰囲気の二人だが、そのどちらも苦しみの渦中にあった。
そんなある意味似たもの同士とも言える二人が、うっかりその場の
勢いで婚約してしまい……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 12:20:25
28669文字
会話率:12%
最近エレナは、自分とよく似た顔の令嬢と間違えられていた。
でも、今回彼女に話しかけてきた令息は、エレナに何か聞きたい事があるみたいで?
似たもの同士。同族嫌悪。
でも、その先に芽生えるモノもある。
『私は、何もしていません』の主人公エレ
ナが活躍する短編集です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 14:13:23
3229文字
会話率:58%
一人暮しの大学生である望月識(もちづきしき)と、その友達の友達である十六夜織(いざよいしき)はオトモダチ。
恋人関係ではない。ただし肉体関係はある。
2人はお互いに彼氏彼女が居ない間、織(しき)は識(しき)の下宿先に入り浸って、ただれた生
活を送っている。
といってもヤるばかりではない。
普通に遊びに行ったりする間柄。
まぁ、世間一般には彼らのような関係をセフレなどと呼ぶのかもしれないが、彼らはオトモダチ。
そんな彼/彼女らの関係は年次が進むごとに変わっていき......?
※純潔ヒロイン以外許せない人は閲覧注意です。
※前編・中編・後編の3話構成です。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 07:00:00
20870文字
会話率:35%
母が他界して三年。
もともと寡黙だった父と私は互いの距離感を掴めなくなり孤独になった。
同じ屋根の下、バランスが崩れたまま暮らす父娘。
不器用で甘えるのが下手、似たもの同士な父と私が家族として暮らしていく物語。
最終更新:2021-09-27 13:00:00
13917文字
会話率:36%
あらすじ、ありません
キーワード:
最終更新:2021-09-08 10:27:01
304文字
会話率:0%
魔法の世界でも避けて通れない悩み「自分らしさ」。答えは誰にもわからないし、無いのかもしれない。でも似ていないようで、どこか似たもの同士の2人が出会えば少しは変わるかもね。
最終更新:2021-08-13 15:23:32
3637文字
会話率:44%
実の父親に売り出された少年ルークは買い手である変態オヤジに手を出される前に屋敷を抜け出す。
必死で逃げ出すがあと一歩というところで空腹によって森の中で倒れ、目が覚めると見知らぬ少女が目の前に立っていた。
自身を魔女だと名乗るルーシィの元でル
ークは次第に彼女の秘密を知っていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 23:43:05
3454文字
会話率:50%
国王となった第一王子の僕の元に、双子の弟達が婚約の知らせをしに来てくれた!喜ばしい事だがそれぞれの令嬢にはちょっぴり訳があるけど____
最終更新:2021-06-03 03:41:20
3832文字
会話率:41%
似たもの同士のこれまで。それから、少しの進展。
最終更新:2021-03-30 16:27:17
3454文字
会話率:34%
一九三四年、三月二八日。世界は『門』で異世界と繋がった。
それからおおよそ九〇年後、葦原日本二重帝国には民兵法を根拠に武装を許可された民間軍事企業、一般的には請負人と呼ばれる職業が存在した。
依頼があれば何でもやる。そんな請負人達
がしのぎを削る東京都の渋谷区の一角に尾張請負事務所という請負人の事務所が存在する。
これは事務所に集まった似たもの同士、はぐれ者達の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 23:21:18
36452文字
会話率:49%
とある世界のとある国に――異形の何かが存在していた。
その者は『死を呼ぶ存在』と呼ばれていた。
何故そう呼ばれているのかわからない。なぜ自分が死を呼ぶのかもわからないまま、その者は抗うこともせず縛られたまま何百年以上もの間縛られて生きてきた
。
しかしとある時、『日本』と言う異世界から転生して来た女子高生――椙澤由香 (スギサワ・ユカ)と出会い、運命が動き出す――
英語の訳は『クロイア』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 12:00:00
58496文字
会話率:29%
これは24年前に異世界転生してきた男の話。
まぁなんやかんやあって彼は「円卓の騎士」という、国で13人しかいない騎士のトップに上り詰めました。
…………えっ?
その「なんやかんや」を語れって? そっちの方が英雄譚として面白い
って?
いやいやそんなまさか。
人生、面白いのはサクセスストーリーだけじゃあない。王子様が苦難を超えてお姫様を救いだした後に訪れる、平和な日常の話だって面白いだろう?
この話だって、彼が円卓の騎士になって、妻と子供に恵まれたあとの話の方が面白い。もちろん彼のサクセスストーリーも面白いけども。
そして数奇なことに…円卓の騎士とは家庭を持っている人が多いんだね。
騎士ならば民を守れ、親ならば家族を守れ。
そして騎士である前に親であるならば、民より前に家族を守れ。
彼らにはたくさんの驚異が立ちはだかるだろう。
騎士としての敵。せまりくる激務。その裏から家庭崩壊。
職場では敵と闘い、帰って鬼嫁と闘い。愛しいわが子も、疲れた身体に追い討ちをかけてくる。
……ま、まぁ、彼も彼らの家庭もそうならないよう祈るよ。いずれにせよ、彼らが立ち向かうべきものは多い。
そしてこれは騎士であり、人の親である彼。そして似たもの同士が揃う、彼の周囲が織りなす物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 00:00:00
1148文字
会話率:0%