特に目立たない普通の毎日を過ごす普通の女子大生、水卜紗雪。
紗雪には普通じゃないものが2つあった。
1つはどこからか聞こえる「声」。
人ではないものの声がふとした瞬間紗雪にだけ聞こえている。その内容は様々でいい内容もあれば、悪意に満ちていて
聞こえるのが辛いものまで多種多様だった。
そして、もう1つは・・・ 紗雪が「今」を生きるのは2回目以上のはずだ。
時折勘違いとか、既視感(デジャブ)と言うには正確過ぎる事が何度となくある。
何かが起きた時にふと「ああ、次はコレが起きるな」と言うのが確定した事実として認識されるのだ。
そして、それは外れた事がない。更に分岐が2~3ある場合があるのだ。そして、このパターンなら次はコレだと想定できる。
けれども、今が何回目なのか、なにが理由で繰り返しているのかはサッパリ分からない。
そんな平凡なようで不安定、けれども何事もなく平和に生きてきた紗雪の生活は美しすぎる美女と美少女と出会った事で一変する。
※陰陽術もどきのオリジナル呪術あり
※作者はハピエン厨なので基本最後はハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:36:38
50881文字
会話率:44%
小夜には双子の弟・時雨と、隣の家に住む幼馴染、五月と吹雪の兄妹がいた。それからもうひとり、家族とも呼べるけれど人ではないもの、わらしくんという友人がいる。
物心つく前から一緒にいた五人。小夜はきっといつまでも五人でいられるだろうと考えている
。
しかし高校三年生になった五月は、本格的に受験に向けて準備を始める。そのことに対して何かもやもやとしたものを抱えたまま、小夜の日々は過ぎていく。
この小説はpixiv、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 23:58:12
50385文字
会話率:42%
彼は幽霊としてこの世に生を受けた。
しかし、死んだわけでも、生前と呼べるものを経験したわけでもなく、生を経て幽霊に生まれ変わったわけでもない。
極めて特異で、異常で、歪な形で生まれてしまった。
幽霊の中でも、異常個体の
彼は、この世界に生きる人々にとって危険視すべき存在であり、その存在を狙われてしまう。
言われるがままに、故郷であるゴーストタウンを離れ、旅をする理由も曖昧なまま、とある『約束』を果たすため旅をする。
◇◆◇◆
また彼女は、生まれながらに、他者との繋がりを作ることができない者として運命付けられていた。
望まずに手に入れた、人として、少女として身に余るその力は、誰もが羨み、時にはその力を巡って戦争が起きたという。
皮肉なことにそれは呪いのように、実際に呪いとして、彼女の人生を、彼女自身を歪めてしまった。
自ら命を絶つ勇気が持てず、他者に命を奪われることは呪いが許さない。
自分の中には無い何かを求めて、かつて唯一信じた『言葉』を胸に、死を求めて世界を彷徨う。
◆◇◆◇
--彼は死を超えた者として生まれた--
--彼女は死に追いつけない者として生まれた--
これは、人ではない彼が、人との繋がりを作り上げる物語。
そして、人と関わることを許されない彼女が、信じられる何かを作り上げる物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 19:16:41
258732文字
会話率:41%
夢の中に現れた何かの話。
あらゆる夢を見続ける女子大生の話。
――私の夢には、人ではないものが多すぎる
***
ノベルアップ+様、カクヨム様にも同作品を掲載しています。
最終更新:2023-07-29 17:57:05
5876文字
会話率:22%
始めに神が在った。神は世界を作った。神は五柱の神を作った。神は人を作った。少しだけ疲れた神はうたた寝をした。数百年が過ぎた。五柱の神が神を真似て、人に似ているが人ではないものを作った。さらに五柱の神は大地に根差した使役神を作った。長いこと省
みられなくなった土地神という使役神は次第に狂い始めた。さらに五柱の神に造られたものは、長い月日のうちに狂い始めた。神に造られた人は神性を持っており、狂い始めた土地神を鎮めるのは人にしかできなかった。そして人は狂い始めた土地神や人ならざる者、魔物を浄化し、鎮めるようになった。それは神々の御座所を巡る巡礼者と呼ばれた。そしてまた二人の巡礼者が旅立ったが、そのうちの一人は訳アリで、もう一人は腐れ縁で・・・。「狂い始める神とか魔物とか多すぎませんかね!」「嫌なら帰ってもいいんだよ、なんならこれからは一人で鎮めに行く?」ぶう垂れる二人は今日も狂うモノを鎮めるため、この広い世界を進む。ああ、なんて真面目なんでしょうね、このお嬢様は。
なろうを読んでいるとなぜか冒険者になるとか出てくるのですが、冒険者とかスタンピードとか似たような話だなあと思っておりまして、そもそも冒険者ってこの地球上の歴史では、宣教師とか新大陸発見とか登山家とか極点犬ぞりとか行った人ぐらいしかなれないよねと思っていて、ふと考えたら十礼する人なら居たなあと思って書き始めた話です。設定は神様頼みですw。それに投稿も神様頼みで、書けたらしますのでのんびりお待ちください(不定期です)。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 23:53:52
3733文字
会話率:59%
若い頃、思っていた混沌とした胸の内を吐露しました。
最終更新:2021-10-09 07:56:30
388文字
会話率:0%
――伏美女の地は、古くは隠し里であったと云う。
東北の山々の片隅にひっそりと存在する、伏美女の里。そこでは今も、人と“人ではないもの”が隣り合わせの日々を送っておりました。
その地で起こるちょっと変わった出来事。それに関わる人々と
伏美女神社の『姫巫女』として暮らす少女が織りなす―――――伏美女の日常を綴った連載短編小説です。
■不定期更新となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 18:06:27
27454文字
会話率:22%
大学生の充希が恋人の麻衣と授業を受けていると突然、一人の生徒が胸を押さえて倒れてしまった。その生徒が再び立ち上がった時、それはゾンビと化した人ではないものだった。充希はゾンビの溢れる世界で恋人を守ることができるのだろうか。
最終更新:2020-06-15 16:00:00
26396文字
会話率:59%
はい、お待ちどうさまで。あっしは落語を生業にしております人外のものでぇございます。
さて、こいつはある人間の少年少女と、刀を持った幽霊のお話さぁ。人間の少年は不思議なことにあっし達のような人ではないものたちが見えちまう、そのせいで学校では
散々な目にあっちまうたぁ、人もまた怖いものだ。そんな少年の学校にある日少女が引っ越してくる。その少女はこれまた驚く程に肝っ玉があるんだから少年は大変さ。少年がつい幽霊を紹介するとこれまた忙しいほどの質問攻め。ひとつひとつ答えりゃ突然興味をなくす。それみて少年は苦笑しかできねぇときた。
さてさてこれから始まるのはそんな凸凹所じゃすまねぇ3人のお話。ゆっくり寛いで、どうか見守ってやってくだせぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-30 18:00:00
23139文字
会話率:66%
異界の住人達を相手とする、客士と呼ばれる者達の物語。
《あらすじ》
明治期に文化の街として発展した菅原市。
この街の大学に通う太一はふとしたきっかけから、人ではないものによる怪異"異界騒ぎ"に対処するための組織「客士院
」の一員となる。
戸惑いながらも「客士院」の一員として様々な出来事と遭遇していきその顛末を記していく太一。
やがて彼は『真統記』と呼ばれる禁書に関わる事件に巻き込まれていく。
《登場人物》
・太一(おおのはじめ)
大学生の身でありながら物書きにも勤しんでいる兼業(?)作家で、少し呪術などに関する心得を持っている。
日々の大半を執筆活動と材料集めの時間に費やしているが、社交的でないというわけではなく、 人並みの愛嬌も持ちあわせている。
今は没落して見る影もないが、彼の家はかつて歴史ある名家であったという。
・天野幸彦(あまのゆきひこ)
菅原市の大学で非常勤講師をしている男。
人を教える立場にあるが、少々卑屈な言動や振る舞いを見せる。
非常勤講師というのは表の顔で、裏では客士院に属しており「異界騒ぎ」と呼ばれる怪異を解決に導く任にあたっている。
ちなみに彼がこの裏稼業をしているのはそこそこ"実入り"がいいためであるらしい。
・望月詠子(もちづきよみこ)
北宮神社で祭宮を務めている女性。
また、客士の一人でもあり一癖ある客士達のまとめ役となっている。
普段は淑やかで品のある女性だが、人を手玉に取ろうとする癖があり、 しばしば天野や周囲の人間を困惑させている。
・弓納小梅(ゆみのうこうめ)
神代に滅びたとされる民の末裔で、客士の一人。
市内にある高校に通っているが、元は田舎の町の出身であり、菅原市へは中学進学に合わせてやって来た。現在は祖母の知り合いである小泉の家に下宿している。
普段は大人しく読書を好む少女だが、それに反して活発な一面もあり、 身体能力に関しては客士院の中でも一番高い。
・たまき
太の前に度々姿を現す少女。
容姿の割には大人と話しているのかと思ってしまうような落ち着いたしゃべり方だが、その目的や真意は謎に包まれている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 09:00:00
382880文字
会話率:64%
初心者ゆえに皆様お手柔らかに。
時代軸バラバラの異国文化ごちゃごちゃです。
この世界には魔術、呪術、精霊のように人ではないものや力も共存する。
彼らの術が一切通じないものがいるとすればー
それは『非人遣い』の者のみなのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 21:22:18
9893文字
会話率:19%
しん。
と静まりかえる石洞
鎖に繋がれた少女はそこにいた。
この時のために生かされた命。
在り方をきめられた名
その少女の名は「にえ」
飢餓に喘ぐ村民に当たり前のように差し出された少女。
彼女はどろりと濁った金の瞳を黒髪の隙間から覗かせてい
た。
生贄としての命しか許されることのなかった少女
手を差し伸べたのは、人ではないものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-08 18:50:21
3509文字
会話率:8%
人と人ではないものたちが一緒に暮らす世界。
国に認められ設立された―共生学園―には大勢の人間と人ではないもたちが過ごしている。
風紀委員長である皇和巴はパワフルな少女でだれからも好かれている。
ある日、一人の転校生が来たことによ
り物語は大きく動くことになる。
すべての鍵は一人の少年にある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 11:00:00
6782文字
会話率:75%
世界は神と人とで構成されていた。しかし、人が神との契約を破ってしまったが上に人は神の存在を忘れてしまった。
神はそれでも人を愛することをやめなかった。神は代わりに天使を作り、人が無事に生きていくように外れた生き方をしないように密かに支える
ようにしていた。しかし、負の力が地上の世界にはびこり、人間がどんどんと外れた道に行くようになり天使が支えきれなくなったり、人ではないものになり神様の管轄外の存在になる事態が起こっていた。
そしてある日、黒く染まり死にかけている魂が出たとの知らせが出る。使命を受け迎えにいた天使を待っていたのは、死にそうになるほど黒く染まっているのに人間として存在する女の子だった。その魂を天界に連れて行く際に天使が、その女の子とある約束をする。そして、上司の天使にまんまと彼女の中に入れられてしまう天使。
何だかわからずに、上司からはなぜ女の子が黒く染まったのか原因を探れと天使にいう。渋々それを受け入れた天使だが…。
人間を知るために女の子の小説の人物を元にしたら悪役になっていたり、謎を解くために奮闘する天使。
無知で知りたがり屋の天使は無事人間界で過ごしていけるのか、そして謎の正体は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 19:32:36
15027文字
会話率:27%
平凡で決して性格も頭も良いとはいえない主人公の前に現れた自称人ではないもの。主人公はそれにたった一つだけ願いを叶えてもらう事になる……
最終更新:2018-11-09 14:31:33
15116文字
会話率:65%
非リア充の黒瀬大智はある日を境に異世界に転生する‼そこでは剣、銃、魔法があり、人ではないものが人と生活する世界だった。
その中で最弱な大智は魔王討伐を夢に今日も頑張る。
頭脳、根性で繰り広げるストーリー始動‼
※美少女はちゃんと登場するよ
最終更新:2018-09-09 19:43:33
463文字
会話率:69%
数多に存在する世界。その中の一つの住人であったシユは、記憶を失った状態で別の世界で過ごしていた。
魔力を摂取し生きるという、およそ中身が人ではないものと、人間の少女が家族として暮らす家で共に生活するシユ。ある一時の不調から、レーヴェンと
いう、その人ではないものである青年と縁を持つことになる。
元より魔法が普通の世界で生きてきたシユと、レーヴェンとの唯一の繋がりから、記憶を巡る日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-01 16:42:38
208834文字
会話率:54%
この物語、「フジヤマ・万魔殿(パンデモニウム)」はフィクションです。
これは架空の国「日本」の、架空の町「富士生町」に連なる架空の山「富士山(フジヤマ)」に住まう人ではないもの達が、人であろうとする少年と交流する物語です。
なんだか見覚
えのある単語や固有名詞が出てきたナーと感じてもそれは気のせいなので深く考えてはいけません。
もう一度言います。
フィクションです。
この世のあらゆる事象に全く関わりありません。
また、児童虐待や残酷な描写がありますのでご閲覧の際はその点もご了承ください。
宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-17 08:49:26
5861文字
会話率:25%
自殺をした主人公、見た目が美少女な、少年が、自称神様に、チートな能力を与えられて強制的に異世界に送られ、生きる事について考えさせられたりするお話です。
強いはずなのに、弱い主人公は、いろんな人達や、人ではないもの達と出会い、ほのぼのと生き、
時には戦い、強くなっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-18 08:50:36
3077文字
会話率:26%
人間が、人ではないものと赤い糸で結ばれる話。
赤い糸で結ばれてはないもの、あるいは結ばれてはいけないものに恋をしたとき、人は花を吐くという。
人間が、人ではないものに恋をしたとき、花はどこに咲くのだろうか。
それでも私は、あなたと恋がした
い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 12:18:17
3278文字
会話率:29%