――『タットワの技法』
それは現世に伝わる、異なる世界を観測する為の秘儀。オカルトに片足突っ込んだ雨宮海斗はそれを実行し、あろうことか無事にこの世ならざる異界へと至ってしまった。
天国でも地獄でも煉獄でも無い其処で出会ったのは、「異世界の
観測者」を自称する天使が如き存在。
彼女(?)から告げられたのは自らの死――そして「次なる世界で生きて貰う」という要求。そして彼女の言う異世界とは、数多の神話・伝承に記され、信仰された古き神々が実在し、神の敵対者たる悪魔らによる「大戦」が起きた世界だった。
『―――光あれ。貴方に、万軍の加護があらんことを』
そんな言葉で送り出された彼に与えられたモノは唯一つ。神すら滅するがその身を滅ぼしかねない、神の武器だけ。
神々無き大地で、数多の神々を継ぐ者達によって繰り広げられる、混沌極まる終末論。
ノベプラでも連載中です⇒https://novelup.plus/story/791780877折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 18:41:03
564645文字
会話率:34%
世界には不思議な物が沢山あります。
誰の記憶にも、そして記録にも殆ど残っていない「空白の50年」。
かつて存在したと囁かれる、もう一つの地球である「旧世界」。
そして旧世界の存在を証明する様な、現代の技術では到底作り得ない数々の「オーパーツ
」。
これだけ不思議な、そして面白そうな物や証拠が、その辺にゴロゴロと転がっているんです。
さて、そんな話は置いといて。
とある場所に、弱冠13歳の少女が居ました。
少女の名はエルシア。彼女は国の中心である「王都」を目指して旅をする、いわゆる旅人です。
そして、エルシアの旅の目的ですが……それは、世界中に散らばる面白い事を探す為の旅でした。
「さて、今日も頑張って進みましょう」
エルシアは旅をしてる内に出来た仲間たちと共に、今日も王都を目指して広大な大地を歩き続けます。
しかし、エルシアの事を良く思わない連中もチラホラ現れ、時には壮絶な戦いで傷付いてしまう事もあります。
それでも、彼女は進み続けます。
果たして彼女は、無事に王都に辿り着けるんでしょうか?。
王都に着いた時、彼女は何を思い、何を求めるのでしょうか?。
そして……旅をしながら少しずつ揺れる感情は、何処に向かって行くのでしょうか?。
「私は……貴女に会えて、本当に良かった。ありがとう……大好きです」
色々な思いに振り回されるエルシアは、自分の感情に戸惑いながら今日もちょっとずつ歩いて行くのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 15:00:00
51356文字
会話率:24%
魔術という技術が一般常識として定着した、日本に酷似した平行世界。その世界に橘華凜はやってきてしまった。彼女は謎の少女から告げられた『世界を壊せ』という言葉に導かれるようにこの世界の『基底』へと手を伸ばす……
これはひとりの少女が最も大切なモ
ノを取り戻す物語。
『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 21:00:00
159326文字
会話率:65%
僕たちの世界は壊された。
あの天災の後、月がなくなり、人々は太陽から逃げるように地中へ潜った。
その世界に残されたのは進化か絶望か、俺たちは知らない。
けど、何かがあるではないかと、変わってしまった体を動かして、私たちはこの世界の観測を
やめなかった。
月が落ちた世界で、未来を見つめる為に、世界を観測する者たちの物語です。
基本コンセプトは『滅び行くものを記録する』
今回は墨さんの耳、その変異の内容の話となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 02:21:56
17975文字
会話率:20%
「やあやあ、元気かい。はじめまして。いきなりだけど、君は特別な力が欲しくないかい?
みんなを救える素晴らしい力だ。」
子供の頃、誰しもが正義のヒーローに憧れていたと思う。僕も例外ではなかった。優しくて、正しくて、かっこいい。そんな正義の
ヒーローになりたかった。
だから僕は欲しいと答えた。
その答えに納得した魔法使いは、
「よしよし、ならば力を与えよう。今日から君がこの世界の観測者だ。」
そう言って煙のように消えていった。
こうして、僕は特別な力を手に入れた。
僕は未来からのメッセージを受け取ることが出来る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 00:28:07
27678文字
会話率:39%
未来の王妃であるレナは嘆いていた。学園に通う王子が自分を放ったらかし、見た目が可愛らしい男爵の子にお熱だという噂を聞いたからだ。それを聞いたレナは叫んだ。「神様ありがとぉぉぉおお!!!」愛する人がいたレナは婚約破棄を喜び小躍りするほど喜んだ
。
そして行われた婚約破棄。そこに現れたのは世界の観測者である神騎士である自分の婚約者。嬉しすぎて涙ぐむが、何故かいきなりバトルへ突入。
あれ?私何かやらかしました?
あれ?なぜ神の世界に連れてかれますの?
え?あのクソおケフン!....男爵令嬢も一緒?なぜ?
神のお膝元で起こるドタバタな日々。今までの常識が何も通じない世界で、無事神騎士である婚約者と結婚できるのか!
レッツゴー婚約ライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 07:00:00
31417文字
会話率:37%
ーー英傑性心身暴走症候群……ヒロイックハート・シンドローム、
それは英傑を求めて己を絶対の試練とし、真なる英雄を見出さんとする血の衝動。
そう謂わば“世界の観測者”となるこの病(通称:突発性厨二病)
そんな病を患っている人類最強の無能力者(
厨二病)、落合 澪(おちあい れい)は
邪神を封印する時にとても香ばしい(恥ずかしい)雰囲気を醸し出していたら、
うっかりで邪神の呪詛を受けてしまう。
呪い返しの亜種とも呼べるそれは澪の身体を絶世の美少女に変えてしまった!?
しかし、性別が変わっても厨二病は治らない!
父性が母性になり、面倒見の良さがバブみを誘発し、かつての弟子や盟友(感染源)
師匠に国家にetc……カオスが混沌でケイオスしている非日常!(意味不明)
今日も今日とて厨二病が加速する……「さぁ、君の物語を魅せてくれ」←(絶賛、黒歴史量産中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-12 17:17:22
6475文字
会話率:20%
彼は並行世界を見れながらも自分の運命を変えれない、死んで地獄や天国を体験しながらも並行世界の自分の悲惨な死に方を回避するために誰にも言えず輪廻転生をするたびに運命に抗う
最終更新:2018-08-08 00:33:09
2018文字
会話率:0%
孤独な世界の観測者は、世界の果てで夢を見る。
最終更新:2017-11-22 01:10:24
895文字
会話率:0%
地獄ですら償えない大罪を犯した『霧崎 純』は、『世界の王』と名乗る者から生前の記憶を奪われる。
大罪を償う手段は『二度と死ぬ事もできず、永遠に旅をし続ける事……』
世界の王の作り出した異世界で霧崎は永遠の旅を課せられる世界の観測者となる
。
これは観測者『霧崎 純』が残した異世界を旅した観測の記録の一部である。
(短編集なのでプロローグを読んで頂ければどの話から読んでも楽しめる様になっております。お好きな話を手に取って読んでみてください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 23:33:03
53149文字
会話率:32%
むかしむかし。
まだ、人々が不思議な力を宿していた時代。
当たり前のように神さまがいて、当たり前のように魔王さまがいて。
そして勇者さまという、世界の調和の為だけに、戦う宿命を背負わされた生贄…もとい英雄も、当たり前のようにおりましたとさ。
そんな勇者さま、神さまを名乗る少年に粘着されて以後、その神さまが考える《最高に幸福で完璧な終焉》という、何とも自分勝手で馬鹿馬鹿しい真理に辿り着くまで、まさかのノーヒントで人生の繰り返しを強制されてしまいます。
セーブポイントなんて、何処にもありません。
勇者さまが選択を間違えてしまったら、当然の如く初めからやり直し。
神さまが求める結末を迎えるまで、何度も何度も何度も何度も。
神さまの匙加減と気紛れと我侭と願望によって、知らない内に何度も何度も何度も何度も人生のリセットボタンを押されちゃう勇者さま。
今生もまた何も知らないまま、何度目かも分からない生涯を、無自覚の内にやり直し中。
終わらない、終われない生に意味はあるのか。
そんなの、神さまにだって分かりません。だから、延々とループさせるしかないのです。理不尽なんて何のその。
だって神さまなのですから。
運命に翻弄された勇者さまの、憐れで滑稽な英雄譚はきっと今日も。
神さまの都合の良いように繰り返されるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 19:16:25
14236文字
会話率:29%
近未来戦闘作品??という感じの小説です。
長編で書いてみようかとしたものを短編で無理やりまとめたためいろいろとおかしなところがあります。
本編は主人公が死ぬ前までやっていた超が付くほどのご都合主義のゲームの世界です。
その世界で主人公 武田
岳がどのようにして原作主人公と原作ヒロインを笑いながら観察しつつ、邪魔をしえt原作を捻じ曲げるかを読んでみてください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 08:00:00
9789文字
会話率:60%
これはある長い長い物語の前座のお話の1つ。
宿命と言う名の呪いを持ち、短い偽りの日常を生きた悲しいワーウルフの話。
いや、そもそも彼はワーウルフなのだろうか?
それすらも偽りなのかもしれない…。
最終更新:2014-08-11 01:30:19
1792文字
会話率:48%
「この世界は滅びます」
……だから、なんだっていうんだよ。
『自死(アポトーシス)』を迎える世界と、その管理者の話。約1万字
最終更新:2014-07-29 21:41:41
8562文字
会話率:33%