一ノ瀬一二三(いちのせ ひふみ)はフリーのライターだ。
取材対象は怪談、都市伝説、奇妙な事件。どんなに不可解な話でも、彼にとっては「興味深いネタ」にすぎない。
彼にはひとつ、不思議な力がある。
――写真の中に入ることができるのだ。
しかし
、それがどういう理屈で起こるのか、なぜ自分だけに起こるのか、一二三自身にもわからない。
写真の中の世界は静かで、時に歪んでいる。
本来いるはずのない者たちが蠢いていることもある。
そして時折、そこに足を踏み入れたことで現実の世界に「何か」を持ち帰ってしまうことも……。
だが、一二三は考える。
「どれだけ異常な現象でも、理屈を突き詰めれば理解できるはずだ」と。
「この世に説明のつかないものなんて、きっとない」と。
そうして彼は今日も取材に向かう。
影のない女、消せない落書き、異能の子、透明な魚、8番目の曜日――。
それらの裏に隠された真実を、カメラのレンズ越しに探るために。
だが彼の知らぬところで、世界の歪みは広がっている。
写真の中で見たものは、果たして現実と無関係なのか?
彼が足を踏み入れることで、何かが目覚めてしまったのではないか?
怪異に魅入られた者の末路を、彼はまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 07:00:00
33353文字
会話率:13%
舞台は剣と魔法の世界。
王都の威光の元に冒険者が職業として確立され、魔術師を排出する魔術学院と聖職者を排出する正統教会、そして剣術など戦闘技術指南を行う修練所が冒険者ギルドいうシステムを支えていた。
長らく世界征服を目論む魔王も、
魔に対抗する勇者も現れず、千年もの間平和を保っていた王都に、ある時期を境に変化が訪れる。
変化の影に、一人の男の姿があった。
名は相良修司。
自らを補修人と名乗る彼の目的は、世界の枠組みから外れた力を得た逸脱者への介入と世界の歪みの修正だった。
短編連作。基本1話(3~4万字程度)完結でたまに続きます。
※ハーメルンでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 21:00:00
475528文字
会話率:38%
異世界と繋がるダンジョンが存在する学園。
生徒も教師も授業の一環としてダンジョン攻略を行うが、「放課後の残業は禁止」という校則がある。
だが、 リシア・クレメンタイン 先生は、今日もこっそり放課後ダンジョンに潜ろうとしていた。
真面目で責任
感が強く、生徒のためなら命を賭けることも厭わない教師。
しかし、それは違う。
「先生、残業は禁止ですよね?」
俺、 天城 悠真 が彼女の前に立ちはだかる。
先生が一人でダンジョンに入るなんて、危険すぎる。
仕方なく、 俺が代わりに攻略することになった。
だが、この学園では俺は「問題児」扱いされている。
理由は単純。 授業では実力を隠していた からだ。
しかし、本当の俺は――
✔ ダンジョン適性Sランク。学園内最高の戦闘能力を秘めた存在
✔ 禁書指定の「賢者の書」を読んでしまい、ダンジョンの本質を知っている
✔ 先生が好きなので、放っておくなんて選択肢はない
「放課後ダンジョンか。いいだろう。
なら、モンスターの死体で通路を舗装してやる」
俺の 放課後ダンジョン無双 が始まった。
だが、進むにつれ 学園が隠しているヤバすぎる真実 が明らかになっていく。
✔ 学園のダンジョンは二重構造になっていた
✔ 先生が放課後ダンジョンに潜るのは、消えた兄の行方を追っているためだった
✔ 生徒会と教師の一部が裏で怪しすぎる動きをしている
✔ 俺のダンジョン適性は、そもそも人間向けの能力ではなかった
「先生、俺のことをただの問題児だと思っていましたよね?」
「まさか……君は一体……?」
放課後ダンジョン。
そこは 学園の裏側 であり、 この世界の歪み を生み出す核心だった。
先生を守るため、学園の真実を暴くため、そしてダンジョン最深部に眠る「世界の秘密」を解き明かすために、俺は戦う。
「先生、残業は禁止です。
……だから、俺がこの世界の理をぶっ壊す。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 21:01:39
68810文字
会話率:37%
とある世界の玉座に、魔王リリム=ロワ=エガリテは座していた。
彼女は世界の歪みを全て吞み込み、壊し、作り直した。魔物と人間が、互いを恐れ、嫌っていた世界から、互いを尊重し、共存する世界へと。
この世界の名は「フリーデン」彼の魔王は幾千年
も変わることの無い世界を塗り替えた。数多の出来事を越えて。彼女は、元は誰も傷つけないような、優しい少女だった。長い時間と、沢山の出来事が彼女を変えた。今の彼女は、魔物も、人間も、全てを従える正真正銘の王であった。世界を統制しながらも、本質は自由に、気ままに生きる彼女のことを、人々はこう呼んだ。
「自由の魔王」
これは、自由の魔王が世界を変える物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:17:27
523720文字
会話率:52%
レン。
名門財閥の跡取りであり、莫大な富と権力を手にした男。
彼が望めば、どんなものでも手に入る。
だが——彼の人生には、何の刺激もなかった。
飽きた。
すべてに。
ある日、レンはふと思い立つ。
「ならば、何もかも捨ててみるのはどう
だ?」
身分を隠し、貧しい男のふりをして、超高級車ディーラーの一社員として働き始める。
そこは、選ばれし富裕層が集う場所。
金にものを言わせ、"勝者"の顔をした者たちが闊歩する世界。
彼らはレンを見下し、ただの「取るに足らない存在」として扱う。
だが——
本当に"取るに足らない"のは、どちらの方なのか?
本物の支配者が、"底辺"に紛れた時。
この世界の歪みが、浮き彫りになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 04:35:27
1824文字
会話率:10%
歯車仕掛けの技術が発展した世界、グランタルト王国。国中に張り巡らされた歯車機械は、人々の生活を支える文明の象徴だった。しかし、その繁栄の裏で、魔法文明との対立が深まり、古の秘密が忘れ去られようとしていた。
小さな村「ヘルマ村」で暮らす青年
リオは、普段は穏やかな日々を過ごしながらも、村の歯車技術に秘められた謎に興味を抱いていた。ある日、隣村が襲撃され、命からがら逃げ延びた男が村へ助けを求める。その出来事をきっかけに、村に隠された重大な秘密と、歯車文明と魔法文明の因縁が次第に明らかになっていく。
リオは、迫り来る脅威と未知の真実に立ち向かうため、仲間たちとともに旅立つことを決意する。しかし、その先には彼が決して予期しなかった運命が待ち受けていた。
過去と未来を繋ぐ歯車が回り始めるとき、リオは世界の歪みを正し、己の使命を全うできるのか――。
壮大な世界観と繊細な人間ドラマが織り成す冒険譚、ここに開幕!
「運命の歯車が回る時」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 20:00:00
51461文字
会話率:44%
通り魔事件で命を落とした山崎慧(さとし)は、異世界「カダステラ」に転生する。目覚めた彼の体は、人間ではなく「補完兵器」として設計された機械仕掛けの生命体だった。世界は歪んだ「設計図」として存在し、歯車が大地を支配する奇妙な構造を持つ。
こ
の世界では、慧が「壊れた世界を修正する者」として選ばれたが、同時にその体は世界を滅ぼす兵器としてもプログラムされていた。覚醒するごとに力を得る一方で、人間性を失う危険を抱える彼は、自分の使命と意志の狭間で苦悩する。
「この体の本当の目的は何なのか?」
「世界の未来を救うのは再構築か、それとも破壊か?」
未知の敵や謎に満ちた機械仕掛けの神域を巡りながら、慧は自らの存在意義を探していく。世界の歪みと己の宿命を前に、彼はどのような選択をするのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 21:00:00
5625文字
会話率:47%
2100年、テクノロジーが発展を遂げた未来の東京(ネオ・トーキョー)。高層ビルが立ち並ぶ街で、一人の少女の不思議な物語が始まります。
主人公の星野雫は、図書室で本を読むことが好きな内向的な女子高生。しかし彼女には、誰にも言えない特別な能力が
ありました。それは、他人の感情が強く高ぶった時に、その感情が自分の中に流れ込んでくるという不思議な力です。時に頭痛を伴うその能力に、雫は戸惑いと不安を感じながらも、一人で耐えていました。
ある日、クラスに転校生の相沢陽向が現れます。バスケットボールが得意な明るい性格の陽向との出会いにより、雫の静かな日常は少しずつ変化し始めます。しかし同時に、学校では奇妙な出来事が次々と起こり始め、生徒会長の神崎響という謎めいた存在も雫に関心を示すようになります。
そして、黒いコートを着た謎の人物が雫の前に度々現れ、彼女の能力が単なる偶然ではないことを示唆します。雫の能力の真相、そして彼女が幼い頃に経験したトラウマ的な出来事が、実は「感情を可視化する実験」という、この世界に隠された大きな秘密と繋がっていることが明らかになっていきます。
表面的な繋がりばかりが溢れる未来社会で、他者の本当の感情を感じ取る少女が、自身の能力と向き合いながら成長し、やがて世界の歪みに立ち向かっていく、静かな決意の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 21:16:52
6981文字
会話率:41%
魔王を討伐し、世界を救った英雄は寿命でその生涯を終えた。
しかし彼は再び目を覚ました。それも若い身体で、全盛期よりも更に強くなって。
「まぁいっか!変なしがらみもないし、この身体でやりたいようにやろう!」
並行世界の自分はただの凡人であ
る。だが、中身は英雄として名を馳せた老勇者。
そんなちぐはぐな英雄は、旅をする内にこの世界の歪みを目の当たりにする。
かつて前の世界を侵略した魔族。彼らはこの世界では虐げられる存在であった。
迫害され、奴隷のように扱われるかつての敵……。
それを見て英雄は決意した。
──魔族でも、虐げられる存在は守らなければならない、と。
「いいさ、俺がみんなを笑顔にしてみせるから」
傍らに魔族の少女を引き連れ、英雄は世界を巡る。
かつて魔王を討った英雄は、今度は魔族を、そして世界を救うために再び剣を取った。
これはそんな英雄が……再び異世界で織り成す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 18:00:00
193460文字
会話率:38%
自分の見ているものは、ほんとうにそこにあるのだろうか。
最終更新:2024-11-04 17:00:00
728文字
会話率:37%
仮想電子技術が開発され、全てが電子で管理される世界では、携帯一つで電子世界に接続できるようになっていた。
そんな世界の中で、裏の社会では名の知れた何でも屋の青年は、仕事を共にするバディも付けずに12年間の間、依頼達成率8割を維持し、【黒
狼】と言う通り名で何でも屋を営んでいた青年は、とある事情から同じくソロとして有名だった天才ハッカー、【電子狼】と手を組むこととなる。
仮想世界の【歪み】を修正するため、凸凹ながらも奮闘する二人の狼と呼ばれた二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 15:43:26
14053文字
会話率:57%
女神ヘリオーレ。戦と勇気を司る神。
人々は彼女から賜る加護を最上のものとして崇めていた。
そんな彼女の加護の一つ、勇者の加護を得た若者が今また旅立つ。
だが、彼は勇者の器ではまるで無い出来損ないだった。
ヘリオーレは勇者を支え、やがてこの世
界の歪みを自覚する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 19:05:04
2541文字
会話率:29%
誰からも祝福されずに生まれたリディア。
理由は、彼女が魔女に選ばれてしまったからだ。
世界の歪みを一身に背負い、天変地異を抑える役目を持つ厄災の魔女。
しかしその実、彼女たちが死した時に少しでも世界を呪えば、世界はそれ相応の罰を背負うことに
なる。ある時は村が流され、山が崩れ、国が一つ滅んだこともあった。
これは、生まれた瞬間世界中から死を望まれた少女が世界最強のお兄さんと出会う話。
「行くあてないから俺もここに住んで良い? お兄さんめちゃめちゃ役に立つよ?」
「駄目に決まってますけど!?」
別の小説投稿サイトでも投稿中になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 21:30:27
43116文字
会話率:40%
女神界では近年、才能ある人材、つまり「チート能力の異世界転生者」が圧倒的に不足していた。
ごくわずかな才能ある人間に頼りすぎたツケ、少ない資源を乱用しすぎた故の枯渇。しかしそんな中でも、今日もどこかで異世界は滅びゆく。女神達は各世界を救う
ため、この人材不足に対する一つの解答を用意した。
(株)俺TUEEE異世界エージェンシー。
才能が無くてもいいから異世界へ送り込み、救世主として〝育て上げる〟ための会社である。
そのプロジェクトに選ばれた天野月影と、マネージャー兼プロデューサーとして同行する女神の十六夜。
主人公が主人公になるために二人三脚で成り上がる、異世界成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 21:00:00
40869文字
会話率:45%
『私は今からできるだけ濃い文字で、できるだけ長持ちするであろう紙にこれを記す。』
現代の日本、自分の世界に入り込むのがちょっと好きなだけの平々凡々な男はいつも通りの代わり映えのしない日々を過ごしていた。しかしある日突然、第三次世界大戦と人
類滅亡の幕開けに立ち会ってしまう。
デモ隊の隆盛とそれに対抗する国家権力による道路封鎖、また誘発される流通機能の麻痺やそれによる食料品不足など。目まぐるしく変わる世界情勢、崩壊の足音が忍び寄る日常。完全なる非日常の地獄はすぐそこまで迫っていた。
しかし他人の喧騒に対して恐怖を抱いてしまう男は、人類が滅亡の危機に瀕していてもその性格が変わることはなかった。周りの人々とコミュニケーションをとって助け合い何とかして生き延びる道を捨てることを選択し、完全に人類が滅亡してしまうまで男は一人で引き籠って過ごすと決めてしまう。
人類が滅亡に向かって一直線に進んでいき、世界が混乱の渦に巻き込まれる中、人の手を借りることなく孤独に生きた男は何を思ったのか。
孤独に慣れ、周りから人の声が聞こえなくなるほど時が経ち、もう自分の行動できる範囲に人は残っていないだろうと悟った男は何を考えたのか。
もうできることが絶え、居場所を転々とせざるを得なくなった男が最後に遺したモノとは……?
『死にゆく世界の歪みより、希望を込めて。』
ダークなSFやディストピア小説が好きな方にオススメの作品です。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。内容に加筆はしていませんが、話数の立て方が小説家になろうの文字数制限の関係で変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 15:21:30
6460文字
会話率:12%
この世にある、数多の世界はちょっとずつ歪んでいる。
そして、運が悪いとごく稀に、その歪みに落っこちる人や物がある。
俺みたいに。
運悪くそんな世界の歪みに落っこちた俺、秋月刀司郎が辿り着いたのは、あらゆる世界から零れ落ちた物のごみ溜め、吹
き溜まり。
歪みの終着点となる最果ての世界。
そんな最果ての世界に流れ着いた俺は、幸運にも綺麗なお姉さんに拾われた。
死体だけど。
ところが、お姉さんの眷属となることで再び命を与えられたらしい。
今はお姉さんと、毎日それなりに楽しく元気にやっている。
/**************************************************************************/
メインで書いている長編小説があります。
よろしければ、そちらもお読みいただけると嬉しいです。
タイトル『神様なんか信じてないけど、【神の奇跡】はぶん回す ~自分勝手に魔法を増やして、異世界で無双する(予定)~』
/**************************************************************************/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 21:00:00
23380文字
会話率:38%
私の名前は一之瀬優奈(いちのせゆうな)です。
高校生で家庭科部に所属し、料理や裁縫、DIYの技術向上を目指しています。
そんなごく普通の女子高生の私は、両親の墓参りに訪れた時に『世界の歪み』という現象に巻き込まれ瀕死の状態になってしまい
ます。
しかし、異世界を管理する女神様と出会うことになった私は治癒魔法を受けるために異世界転移を選んだのです。
否応なく異世界転移することになった私に同情してくれた女神様は、言語理解などの加護と共に女神様の友人たちのサポートを私に与えてくれます。
その友人たちとは可愛らしい5人姉妹のネコさん(ユウナ命名)たちでした。
私、一之瀬優奈は、ネコさん、エルフネコさん、ドワーフネコさん、天使ネコさん、そして魔王ネコさんたちの助けを借りて、突如訪れた異世界生活を満喫していくのです。
生きる為に異世界転移を余儀なくされた女子高生のユウナとネコさんたちとのほんわか異世界生活をお楽しみ頂けたら幸いです。
(注)ネコさんは、ペンギン体型で二足歩行のデフォルメされたぬいぐるみのような猫です。猫耳の獣人姉妹ではありません。
2016年に初投稿した作品を加筆修正して投稿しております。
初投稿での作品はそのまま残して、随時投稿していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 21:59:41
5227文字
会話率:62%
私の名前は一之瀬優奈(いちのせゆうな)です。
高校生で家庭科部に所属し、料理や裁縫、DIYの技術向上を目指しています。
そんなごく普通の女子高生の私は、両親の墓参りに訪れた時に『世界の歪み』という現象に巻き込まれ瀕死の状態になってしまい
ます。
しかしそのことが原因で、異世界を管理する女神様に出会うことになったのです。
命が助かるには女神様の管理する異世界で治癒魔法を受けなくてはならず、私は異世界転移を選びました。
否応なく異世界転移することになった私に同情してくれた女神様は、言語理解などの加護と共に女神様の友人たちのサポートを私に与えてくれます。
その友人たちとは可愛らしい5人姉妹のネコさん(ユウナ命名)たちでした。
私、一之瀬優奈は、ネコさん、エルフネコさん、ドワーフネコさん、天使ネコさん、そして魔王ネコさんたちの助けを借りて、突如訪れた異世界生活を満喫していくのです。
生きる為に異世界転移を余儀なくされた女子高生のユウナとネコさんたちとのほんわか異世界生活をお楽しみ頂けたら幸いです。
(注)ネコさんは、ペンギン体型で二足歩行のデフォルメされたぬいぐるみのような猫です。猫耳の獣人姉妹ではありません。
処女作ですので、文章や表現、設定などで拙いところも多くありますが御容赦頂くようお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 21:36:22
332740文字
会話率:70%
中二高二はフリーダムと誰かが言っているように、主人公こと鈴木終は例に漏れず高校二年のゴールデンウィークを謳歌していた……一人で。高校で晴れてボッチデビューを果たした事を除けば、どこにでもいそうな白髪混じりの頭をした男子高校生の終。いたたまれ
ない高校生活を何気に楽しんでいる終ではあったが、やはりクソ童貞ボッチ陰キャでもふとしたタイミングに人恋しさで悲しくなり、青葉城恋唄でも有名な広瀬川の流れゆく水を、黄昏るように眺めていた。そんな終に、唐突に話しかける女がいた。そこにいた女は真黒な髪を肩辺りで二つ結びにし、にへらにへらと軽薄な笑みを浮かべていた。そして「私は神様です」と主張した。例え可憐な女性に童貞心を刺激されても自身を神だと主張する人には関りを持ちたくない終は何とかしてその場を逃走し、長期休暇が開けるまで引きこもった。長期休暇開け学校に行くとホームルーム時に時季外れな転校生が来ると担任が言った。そして紹介された転校生と言うのは先日会った自称神様、神崎時雨であった。終は努めて避けていたが結局放課後に絡まれてしまった。その後も執拗に絡まれ家にまで付いてきた。帰れと追い払おうとしたのだが母親が何故か受け入れを許可した。何事かと思っていたら時雨は神による力で世界を書き換えたと訳の分からん事を主張した。その日の夜終に眷属になってこの世界の歪みを直してもらいたい時雨はまず神であることを証明する為に、終の幼馴染である長町凪の家に行き深夜十二時までいるように指示した。時雨の事を信じてない終だがそれでも言う事に従い長町家に訪れた。凪は警戒心丸出しだったが自分の部屋に上がる事を許可した。そして約束の時間がになると、凪の体に異変が起きた。その姿は怪異と言う言葉が当てはまるようなおどろおどろしい姿で終は思わずその場から逃げ出した。逃げ出した先で終が決めた決断とは……。そして凪の結末は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 02:24:26
781文字
会話率:7%
それは、ある平行世界で起きた物語。
彼、見世字壬は少なくとも第三者から見ればギャルゲーの主人公の様な生活を送っていた。
事実、その日もヒロインその五から〝空から美少女が落ちてきたらどうする?〟という謎の問いかけをされる。〝殺して、埋め
る〟と堂々と答えた字壬だったが、現実はそう甘くなかった。
実際に宇宙から謎の少女が飛来。ソレをやむなく受けとめた彼等は、彼女が記憶を失っている事を知る。しかも彼女が言うには〝自分の記憶が戻らなければ地球は消滅する〟らしい。この嗤うしかない状況を前に、字壬はヒロイン二~四に彼女を引き合わせる事にする。字壬により二瀬栞奈と名付けられた彼女は、ヒロイン達の手を借り記憶を取り戻すべく奔走した。
だが事態は急変し、同じ町に住む橋間派の戦闘員から栞奈の身柄を引き渡すよう迫られる。
それを断る字壬だったが、地球の消滅の事を知ったヒロイン達は彼を裏切り橋間派につく。孤立無援と化した彼等は次に友人である『宇宙皇』を頼るが、それさえ橋間派の罠だった。
橋間派の当主である橋間言予はこの件を機に、見世派を潰す事を決意していた。
その事を嘆く字壬だったがやがてこの世界そのものがある種の別空間であると知らされる。ある条件を満たせばハッピーエンドを迎えられると聞かされた彼は、橋間派打倒を誓うのだった。
かくして第六次鴨鹿町大戦の最終幕は開き、遂に字壬は橋間言予と相対する事になる。
だが、それを期に、彼はこの世界の歪みを知る事になる。
明かされる栞奈の正体と、その目的。
ただひたすらハッピーエンドを迎える為、足掻き続ける字壬は今最後の戦いに挑む。
そして、彼女は問うた。
〝見世君。もし空から女の子が落ちてきたらどうする?〟と。
その問いに答えた時、彼は夏のカゲロウを前にし、視界を歪ませる―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 03:09:24
128684文字
会話率:27%
◎1話から
世界の歪みに足を踏み入れ、突然異世界に転移してしまった15歳の少年、阪口匡。
戸惑いながらも、とりあえず衣食住を確保しようと近くの街の狩人ギルドに登録し依頼を受ける。
戻る方法はわからないし、この世界でやっていくしかない。
戦ったことなんてないし、採集だけやってなんとかならないか…?
えっ悲鳴?
ここって魔物は出ないはずでは!?
◇◇
お金はできるだけ稼ぎたいし、困っている人は助けたいし、恩は返したい。
そしてなにより、自分は自分として生きていたい。
これはそんな一人の少年の、名誉ある人生の物語。
※とりあえず好きなものを詰め込んでしまおうという、ほぼ自己満足のための話です。
書きたいときに書いていきます。
あらすじも含めて、ちょくちょく改稿すると思います。
文章力はないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 08:29:12
217471文字
会話率:31%