名も無き女暗殺者に特命が下る。
人間国家連合は、長らく続く人と魔物の戦争に終止符を打つべく、聖女を魔王の伴侶として捧げる計画を立てた。
しかし、真の狙いは聖女に扮した暗殺者を送り込み、その寝首を掻くこと。
聖女役に選ばれた女暗殺者はまん
まと魔王の城へ入り込むが、
そこで彼女が目にしたのは、魔王ではなく、その後継者となる少年だった。
魔王は先の戦いですでに亡くなり、息子が後を継いでいたのだ。
彼女はその事実に戸惑うものの、城に留まって彼を暗殺する機会をうかがう。
城で過ごすうちに、少年と魔王の秘密を知り、魔物達との思いがけない親交を経て、
女暗殺者は任務に躊躇いを抱くようになっていく。
家族を知らない彼女が魔物達に家族を見て、忌むべき城を安息の地と捉えるようになる頃、
暗殺失敗を危惧した人間国家連合は新たな策略を巡らせ始める。
その策略は、魔物達の存亡にかかわる事態へと発展していく……。
人間としての使命を選ぶか?
魔物に与して安息を選ぶか?
彼女は人と魔物の狭間で懊悩していく。
これは、人と魔物の種族を超えた愛の物語。
※本作は「ノベルアップ+」でも公開中です。
※第4回HJ小説大賞後期 二次選考通過作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 20:36:02
108822文字
会話率:45%
先祖代々、宿命の戦いを繰り広げてきた魔女と聖騎士の一族。
両家は戦いに明け暮れるあまり、すっかり晩婚化が定着してしまっていた。
そんな中、同じく晩婚化が問題視される王都にて、あるギルドが注目を集めることに。
それは、婚活ギルド。
魔女一
族の当主ベルファは、王都でギルド主催の婚活パーティーが催されることを知る。
婚期の遅れに悩んでいた彼女はパーティーの参加登録を済ませるのだが、なんと宿敵である聖騎士一族の当主までも参加が発覚!
身バレすれば即死闘!!
素性を偽って婚活を進めるものの、なぜか聖騎士から熱烈なアプローチを受けることになり……。
混迷極まる婚活パーティー!
果たしてベルファは未来の伴侶を見つけることができるのか?
魔女の婚活の結末はいかに!?
※本作は「ノベルアップ+」に公開中の作品を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 12:12:33
65178文字
会話率:47%
「俺、殺されるかも……」
世界最強ギルド〈ジンカイト〉のサブマスタージルコは、在籍する冒険者に解雇通告するようギルドマスターから言いつけられた。
冒険者達の浪費、借金、パトロンの援助拒否――
それらの負債が積もりに積もって解散の危機を迎
えた〈ジンカイト〉は、生き残るためにやむなく冒険者の解雇を決定したのだ。
しかし、彼らは魔王を滅ぼすのに貢献した最強の英雄達。
うかつに解雇通告するのはヤバすぎる!
ジルコは博識美少女ハーフエルフの相棒と奮闘するが、結末はいつも想定外の事態に発展してしまい……!?
これは魔王亡き時代、英雄だった青年が命がけで仲間達を解雇していく波乱万丈の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 21:21:34
1378910文字
会話率:43%
巨大な研究施設(ムスカリ)の中では毎日何十人と人間を使った実験が行われている。 時には狼と人間を掛け合わせた人狼を作り出したり、体の中で毒を生成させる器官を作り毒人間を作るなど非常に様々な実験を行っている。
そんな実験の中ではもちろん大量の
失敗作。 つまり死人が発生している。 そして本日失敗作として廃棄される人たちの中の一人、アオイ・タチバナは廃棄場に捨てられる事になるが、廃棄場の中で彼は突如目覚める。それも七人の意識が混濁した状態で。 七名はそれぞれ過去に研究所とは無縁の世界で生きており、それぞれが不慮の事故で亡くなっていた。 亡くなった次の瞬間には七人が同じ白い空間におり、謎の白い光に導かれるままアオイ・タチバナの中に転生することとなる。 彼らはこの研究所から無事に脱出し平穏な日常を手に入れるべく奮闘していくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 19:10:00
91238文字
会話率:18%
「アルメリア、お前との婚約を破棄させてもらう!」
それは舞踏会の最中の出来事。
ムスカリ・フォン・スカビオサ・ロベリア王太子殿下は婚約者であるアルメリア・ディ・クンシラン公爵令嬢を見つけると、足早に駆け寄りそう言って指差した。
ときを遡り、アルメリアが六つの頃の話し。近所で遊んでいた孤児たちと友達になった。そこで彼らが自分の国でどんな仕打ちを受けているか知る。
そこから勉強しているうちに前世の記憶を取り戻し、乙女ゲームの世界に転生していて、自分が断罪をされる悪役令嬢だと気づいた。
アルメリアは自分の断罪を避け、売られてしまった孤児の友人を探すため一念発起する。
そんなアルメリアを何故か皇帝が気に入り……
そんなお話です。主人公マンセーです。
つまらない、ふつうじゃん、けっこう面白かった!
そんなふうに思っていただけたとき、評価いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 19:13:50
492911文字
会話率:47%
家族ってなんだろう? 義務のように会う父親って? それはムスカリの隣に咲く春紫苑のようなものかもしれない──
最終更新:2023-03-18 15:56:14
2898文字
会話率:54%
ここはとある学校の哲学部……
ゲーヲタの輝統(てす)と真面目な亜里朱(ありす)
の2人を中心に議論を進めるなんか新しいのか分かんない衝撃コメディ……(?)(ここ自信ないっす)
最終更新:2022-02-07 17:36:03
2864文字
会話率:69%
ある日、一人の王が死んだ。
それは痛ましく凄惨な事件などではなく、
長年闘病し病床で家臣達に看取られるなどでもなく、
配下によって寝首をかかれたなどでもなく、
可憐な傾国の美女によってありとあらゆるモノを吸い尽くされた上での自死などでもな
い。
まぁ、強いて言えば三番目が非常に近いが正解ではない。
そんなこんなで一人の王が死んだのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 19:20:20
19767文字
会話率:14%
あらすじあらずに空振り
最終更新:2021-03-22 20:44:02
272文字
会話率:0%
ひょろっとした変わった人間のムスカリさんが、森の生活をして久しい時、
猟師のゴンドウさんがあわててやって来ます。
「この森が大変だと」
さあ、どうなることやら。
最終更新:2021-03-02 22:34:03
3472文字
会話率:48%
日がな一日寝て過ごし、起きてすることは家に籠ってゲーム三昧。
そんな自堕落な生活をしていた主人公、安住祐がある日突然異世界で目を覚ます。わけのわからないまま理不尽な目に遭い、元の世界に帰ることを願うが……
しかし彼には何の力も知識も、
度胸さえなかった。ユウは元の世界に帰ることができるのだろうか。
以下にあてはまる方は読まないでください
・なろうっぽい作品が好きな方
・豆腐メンタル
それでもお付き合いいただける方はよろしくお願いします。
8万字程度で完結。執筆済み。
初投稿、初作品。
なろう、カクヨム、ノベルアップ+で投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 00:00:00
78782文字
会話率:39%
別世界である「ナスカトリア」そこにいる「魔王」を退治して欲しいんです。
高校1年生の平井 修(ひらい しゅう)は同級生である、佐藤 祐樹(さとう ゆうき)、立花 蓮花(たちばな れんか)、小林 朋子(こばやし ともこ)と共に依頼を受けた。
その願いを聞き届けたのだ。
4人とも、「ゲームの設定だろ」そう思い込んでいた。
異世界に来てそうそう、トラブルにより、シュウだけ1人、遠くの地に飛ばされてしまう。
異世界に来て初めて気づく現実感。これはゲームなどでは無い。現実だ。
異世界に来たその日のうちに、シュウは何故か、魔王と英雄を引き連れて旅をする事になった。
シュウの幼女と少女を連れた旅。
はぐれた仲間との再会を目指して、魔王討伐を目指して、地球への帰還を目指して、いざ進む王道の異世界ファンタジー小説。
ただ1つ問題なのは、作者が王道を分かっていない件である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 22:15:16
105799文字
会話率:38%
私の日常
私の世界
不快に思われる方は閲覧をお控えください。
最終更新:2020-03-24 21:57:23
398文字
会話率:0%
ポムじいさんから小鬼たちへ
最終更新:2019-08-30 23:32:13
1082文字
会話率:0%
若き頃のムスカの冒険の1幕
最終更新:2019-08-16 23:47:31
1536文字
会話率:93%
亡国の王女となったユグナの話。
最終更新:2015-10-26 18:01:54
2717文字
会話率:40%
ある二人が冬に一目ぼれをするお話です。
最終更新:2015-09-08 22:00:00
2572文字
会話率:34%
キノコの存亡を賭けて"競争"をすることになったキノコ妖精たち。
温和で純朴すぎるベニテングダケの"娘"ムスカリアもその流れには逆らえず、無作為に選出された100人の人間を一族手分けをして捉えなければな
らなくなった。
向いていないと知りつつもテングダケ一族の生き残りをかけてターゲットを追うムスカリア。
・・・物語はそんな彼女がある雨の夜、ついに見つけたターゲットの一人と対面したところから始まる。
※この作品は「oso的キノコ擬人化図鑑」を基に作成した二次創作物です。
キノコの娘大賞募集要項にある「愛おしいけど毒があるかも」がコンセプトです。
登場するキノコの妖精たちの容姿や設定など、可能な限り「oso的キノコ擬人化図鑑」のものに近づけたつもりですので、一度そのキーワードで検索して登場人物の解説文を読んでいただけるといっそう楽しめるかもしれません。
URL載せちゃっていいのかな。ダメならいきなり消さないで警告メール出してくださいませね。運営さん
http://toolate.s7.coreserver.jp/personification/
H27,3,31
キノコの娘大賞、最終選考には漏れました。残念だけど即興作品だったのでよく最後まで残ってくれたと思います。
気が向いたらまた別のきのこの娘借りて描きます
そして、期間中、たった一人だけ評価をくれた方。
再びここを見てくれるかはわかりませんが、本当に励みになりました。ありがとうございました。
H27,5,20
なんとなくキノコ妖精のことが描きたくなったので連載中に戻します。
フリギネアを借りました。ちょっとほのぼの系?前二作とはまた違った雰囲気のストーリーになっていると思います。ちなみに必要ないのにエキストラにキューベンシスを借りました。出演させたかっただけ(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-20 15:00:00
55609文字
会話率:53%
ボクのクラスには女王様がいる。彼女なんて毒キノコに当たってしまえばいい。冗談半分でそう思ったボクの前に現れたのは、毒々しい傘を差した可愛らしい小さな女の子。
「あらあら、毒キノコをお探しですか?」
現れたキノコの娘であるムスカリアさん
は、ボクに協力してくれるつもりのようだけれど?
毒キノコであるベニテングタケのムスカリアさんと、少年のお話。
★『oso的 キノコ擬人化図鑑』より設定をお借りしたキノコ娘たちの二次創作となってます。キノコ娘たちを知らなくても読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 17:00:00
24045文字
会話率:35%
暗闇の中にぼんやりと浮かび上がる、幼い少女の姿。
ライム色に輝くその不思議な幻は、病に伏し眠り続ける、我が娘と同じ顔を持っていた。
無言のまま微笑み、消えていくだけの彼女は、私に何を伝えようとしているのか。はたまた、伝えるべきことなど何もな
いのか……?
※キノコの娘大賞応募作品なのじゃー。
それでいて、ハーメルン様にも重複投稿している模様。向こうでは「琥珀堂」名義で活動しておるゆえ、よろしく頼む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-26 01:04:41
57134文字
会話率:32%
ある高校生の夏。一緒に暮らしてきた祖母が他界してしまう。両親も親戚の存在も知らずに生きてきた由紀子は独りぼっちの忙しい生活を強いられていた。高校三年生の卒業前の日。大学も決まり落ち着いてきた由紀子は祖母の遺書が入った封筒をあける。そこには写
真が二枚と自分の家族の謎を確かめる方法が書かれていた。気になった由紀子は卒業してからの休みの期間に確かめに行くことにする。………真実を探る悲しく、優しいホラー小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-09 20:00:00
7841文字
会話率:38%
燃える魔女と魔女の話。
最終更新:2013-11-19 19:54:40
1074文字
会話率:33%