魔物学者のルアドは、冒険者の『副団長』によって冒険者パーティーを追放された。
団長のいない隙に。
冒険に同行しているのに、魔物を退治するわけでもなく、冒険者の裏方を手伝うわけでもなく、ただいるだけで役に立っていない、という理由で。
だが、副団長は知らなかった……いや、団長から聞いて知っていても、重要だと思っていなかったのだろう。
ルアドが、大規模冒険者団を運営する資金源になるための希少で価値の高い魔物を見つけ、その生息地に団長を案内していたのに。
追放されたルアドは、たまたま助けた魔物使いの素質がある少女に案内された村で〝魔害〟に対処することになった。
が、土地が枯れた原因は、村の周りに大量発生したスライムを退治するために雇った冒険者が『塩』を撒いたことだと判明する。
「興味深いねー。逆に魔物の特性で、塩害に覆われた土地を元に戻せるか。ボクと一緒にやってみない?」
これは、少々変わり者の魔物学者が村を助けたことで受け入れられて、魔物使いの卵である少女と共にフィールドワークして魔物の生態を観察したり、手なづけた魔物を繁殖させて魔物牧場を作ってみたり。
そういう、楽しい魔物研究生活を送る話だ。
ちなみに、副団長の勢力は、団長に見捨てられてキノコの魔物に苗床にされて、マタンゴになりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 12:24:21
101788文字
会話率:44%
ふと気付けば知らない世界に来ていた。
Q.初期装備はヨレヨレのジャージのみですか?
A.そうです。
無理ゲー。
Q.初期スポーン位置で怪獣二匹が大暴れしてるんですが仕様ですか?
A.仕様です。
・・・無理ゲー。
Q.何か凄い魔法と
か使えないの?
A.何回死んでも生き返るし多少のダメージなら回復するよ、やったね。
無理ゲー!
Q.運良くピンチを切り抜けるたび皆が俺を強いって勘違いするんだけど?!
A.強く生きて。
無理ゲー!!!!
Q.結局この世界に来た理由が分からないんだけど!!!!
A.好きに生きてええんやで。
「クソゲェェェェェー!!!!」
始まるよ。
※他の小説書いたり設定練ったりして遊んでるので不定期更新です、ご了承下さい。
多分1,2週に一回更新する位です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-14 11:14:16
11897文字
会話率:42%
学校という日常に飽きた城崎涼が、
転生したいと願ったら、
化学の教科書が転移してしまった。
転移先は錬金術の廃れた魔法の世界。
それを拾ったドルネア・ノーベルが起こす世界の変革ストーリー。
最終更新:2018-02-19 12:00:00
5758文字
会話率:58%
異世界転生を夢見ていた普通の男は、その機会を得た時、こう願った。
「次は人間じゃない何かとして生きていきたい」
願いは聞き届けられた。
しかし、転生したのはドラゴンでも亜人でもなく、マタンゴだった!
知名度も設定も薄いモンスターに
転生した男が異世界で頑張るお話。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-23 02:03:15
7719文字
会話率:10%
終端抵抗 未来モンスター・カリュド
「お前は、カリュドのピンヒールに貫かれたくなる!やがて訪れる緩慢な死よりも今、この瞬間の快楽の為に。」
人類はやっぱり馬鹿だった。
環境汚染や地球温暖化も止められずに、今ではコクーンと呼ばれ
る地上珊瑚礁ドームに分散して細細と生活を送るのみ。
コンピュータを蒸気機関から得る電気で走らせる「斑文明」世界に未来はない。
そして2201年、遂に「奴ら」は、やって来る。
やがて未来において交差する世界の覇権を掛けて、未来モンスター達との戦い火蓋が切られる。
『時の矢の種族』最強の女戦士と融合した映画屋、獅子吼響児は、この日を予言したSXF技術の帝王の遺言に従って、帝王の盟友弓削の私設軍隊と共に、泥沼の闘いにその身を沈めていく。
そしてそんな獅子吼と運命を共にする隠れビッチな金髪令嬢の運命は?
※ この作品は「アルファポリス」にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-10 07:05:08
173109文字
会話率:27%
黄色い、黄色い――――――――――――。「私」に降りかかった、恐怖。それは私の最も嫌うものであった。
最終更新:2013-06-18 22:18:31
12807文字
会話率:29%