現代社会に突如出現した魔物たちの巣窟、『ダンジョン』。ダンジョン出現と同時に世界中の人々が『異能』と呼ばれる特殊な能力に覚醒した。
当初、ダンジョンの豊富な資源や生態系に興味を示した人々は異能を活用する『探索者』としてダンジョンへと行き、
一獲千金を狙っていた。
ダンジョンが世界中の人々にとって既に慣れ親しまれたものとなったそんなある日、突然、世界中の人々の脳内に神と名乗る者が語り掛ける。
『欲にまみれた我が子らよ。其方らには試練を与えた。世界各地に日毎に変わる我が試練を最も攻略している百名の名を記す碑を立てる。その者達を支援し、我が試練を見事制覇してみせよ。でなければ未曽有の大災害が襲うであろう』
政府はこれを受け、ダンジョン攻略を促進させるため多額の費用を用いて『ダンジョン配信』と呼ばれるサービスを開始する。
人々がダンジョン配信に熱狂している一方、神が与えた『ランキング』と呼ばれるトップ百名の探索者の中で何度更新されようとも名前が文字化けしたまま常に1位に君臨する謎の人物が居た。
そんなランキング1位の張本人である押出迅(おうで じん)はそんなことになっているとは露知らず自身の異能『攻略者』から日々出題される『クエスト』と呼ばれるミッションをクリアし続けているただの男子高校生。
クエストをこなせばステータス上昇や強力な武器などの報酬が手に入るため迅は配信もせずゲーム感覚でダンジョンの最深層に籠もってはクエスト攻略を楽しんでいた。
もちろん、彼は自身が強いことなど全く知らないため、神からの試練やランキングなど気にも留めないまま無自覚にランキング1位を保ち続けていた。
そんなある日、同級生にして大人気ダンジョン配信者でありランキング常連者でもある『シロリン』改め白崎瑠衣(しらさき るい)をひょんなことで助けてしまい、注目されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:14:51
186814文字
会話率:48%
高校生、菊池修吾は零細配信者である。
ダンジョン配信を行うものの、ダンジョンスキルも無くステータス上昇も起きないダンジョン不適格者。
そんな彼は東京での活動を家庭の事情によって諦め、故郷の東北、遠野へと戻る事となる。
しかし遠野につい
てまもなく、家にたどり着く前に道に迷い、やがて修吾はひとつの屋敷の前にたどり着く。
山中の謎の屋敷、そこは遠野物語にも出てくる伝説の「マヨイガ」だった。
マヨイガにいたのは座敷わらしの千百合。彼女は語る。
「このマヨイガはね、異界の迷宮に侵食され、もう誰も出られないんだよ」
ダンジョン化の影響で一部を残して歪んでしまったマヨイガに、閉じ込められてしまった修吾。
修吾は一生ここで過ごすしかないという。
しかし、ここがダンジョンになら――攻略すればいいのだ。そうしたら出られる。
その決意表明と共に、ダンジョン攻略配信を始める修吾と、そして千百合。
それを見たリスナーたちは言う。
ダンジョンスキルも無くステータス上昇も起きないダンジョン不適格者である彼に、こんなダンジョンの単独攻略なんて無理だ。
プロの探索者に任せてじっとしていろ。通報したしすぐに助けがいく――
だが修吾は言う。
「妖怪の相手なら任せとけ。だって俺は――」
ずっと妖怪と共に生きてきた、遠野の人間だから。
そして配信を見ていたリスナーたちは、目の当たりにする。
スキルもステータスも無いダンジョン不適格者が、なぜ今まで無事でいたのか、その理由を。
この物語は、各地がダンジョンと化した妖怪と民話の地遠野を救うべく立ち上がった、一人の配信者の物語である。
【この作品は、カクヨムにも掲載しております。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 07:00:00
368178文字
会話率:50%
ダジャレで武器を出したり、ステータス上昇したりしながら主人公である桑田笑悟が魔王を討伐するお話。
最終更新:2024-05-15 07:45:20
1852文字
会話率:68%
⬛︎⬛︎スキル【キズナチェイン】
パッシブ効果
・自身のフレンド全てに【フレンド解除不可:SN0W】を強制付与する。
・自身と同クランのメンバー全てに【クラン脱退不可】を強制付与する。
・自身のフレンド全てに【友よ、共に世界を照らそう】
を強制付与する。この効果を持つキャラクターは、全ステータスが上昇する。この効果によるステータス上昇量は、自身と対象との【支配】ステータスに応じて変動する。
・全てのフレンドのステータスを自身の基礎ステータスに加算する。この効果により加算されるステータスの割合は、自身と対象との【友情】ステータスに応じて変動する。
・自身のデスペナルティを全てのフレンドで分割した上で肩代わりさせる。この効果のクールタイムは現実時間で7日間。
・自身のフレンドに対するダメージが上昇する。
「友……情……?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 15:24:59
93818文字
会話率:54%
【一行あらすじ】
一日一回しか使えない一撃必殺の剣と契約した少年の物語。
【長めのあらすじ】
騎士を目指す少年ザックスは、念願の騎士学校に合格したが、契約の儀で与えられたのは『眠り姫の親指(ワンスタンプ)』と呼ばれる超ピーキー装備だ
った。
全ての障壁を突破し、相手の魔力を暴発させる事で必勝となるが、一日に一度しか使えず、さらには力を発揮する瞬間以外は眠っていてステータス上昇効果はほぼゼロというポンコツ武器。こんなものでは、まともに戦う事すらできない。幼い頃に結婚を誓った姫様に近づくために、どうしても騎士学校でトップの成績を取りたいザックスは、『眠り姫の親指』を使って駆け上がる。
最弱だが一撃でも当たれば逆転できる剣を持った少年が「世界をひっくり返す」物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 19:00:00
9224文字
会話率:50%
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回の
レベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
※カクヨム同時掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 00:40:51
161774文字
会話率:44%
Bランク冒険者パーティ【森のグルメ】は、ステータス上昇効果をもたらす種を集める冒険者集団だ。
しかし有用なステータスを伸ばす種は、パーティの中心メンバーに独占されてしまう。
盾役の【戦士】インゼンに与えられるのは、死にステとして有名
な【精神力の種】だけだった。
しかし精神力をカンストさせたインゼンは、パーティから暴力やいじめを受けても何も感じていない自分に気がつく。
(どんな痛みを感じても気にならねえ。精神力がカンストしたからか?)
一方で筋力や体力をカンストさせた他のメンバーは、更に種を独占するためインゼンを追放する。
「インゼン、おまえは今日でクビだ」
しかし精神力がカンストしたインゼンは動じない。
「そうか。今まで世話になったな」
そして王都に戻ったインゼンは、突如出現した魔王を名乗る少女に出会う。
逃げ出す人々の中、精神力がカンストしているインゼンは動じない。
「気に入った。貴様を我の眷属にしてやろう。ただし魔族のスキルを人間が使えば多大な苦痛が伴うが、耐えられるかな?」
もちろんインゼンは一切の苦痛に動じない。
平然とした表情で手首を切り落としては、あらゆる敵の視界を奪う【紅の霧】やあらゆる敵を貫く【紅の槍】を発動する。
さらに傷つけば傷つくほど強くなる【ダメージブースト】のスキルによって、インゼンは無敵のステータスも手に入れる。
ちなみに魔王の目的は、ステータス上昇の種の中で最も希少な魔力の種を集めること。
一方で、精神力がカンストして落ち着き払っていたインゼンを失い、統率を失いつつあった【森のグルメ】たちも、一発逆転を目指して魔力の種を集めることを決める。
しかしインゼンの働きによって、【森のグルメ】が辿り着く頃にはいつも魔力の種は残っていないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 13:03:57
15201文字
会話率:49%
平和な日常を過ごしていた、翔太郎はある日突然、兄弟と友人と異世界へと飛ばされる。異世界先で目を覚ますと目の前には魔王。我らを救って欲しいと頼む魔王。意味がわからん。そう思いながらも兄弟と友人とでなんやかんやで、魔界を救っていく。
最終更新:2021-03-26 04:23:24
2406文字
会話率:54%
4/28 Mノベルス様から書籍化されました。コミカライズも決定!
中年冒険者ユーヤは努力家だが才能がなく、報われない日々を送っていた。
ある日、彼は社畜だった前世の記憶を取り戻し、かつてやり込んだゲーム世界に転生したと気付く。
さっそく隠し
要素である、特典付きレベルリセットを試しレベルを初期化。さらにランダムであるはずのステータス上昇値を最大固定し、人生をやり直す。
ゲーム知識、数十年間の冒険者として経験、鍛え抜かれた技で全てを掴む。三度目の人生、ついにおっさんの努力は報われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 18:50:01
865279文字
会話率:31%
ブラックな警備会社で働いていた、田中大輔。彼は仕事の帰り、駅のホームから転落して死亡。悪戯好きな神から使いにくいスキルを授けられ、異世界に転生する。
得たスキルは【達人】。このスキル、経験値をスキルの上昇にしてしまう、トンデモスキルだった
。どんなに頑張ってもスキルの成長だけでレベルは上がらず、それに伴うステータス上昇もない。
魔物が跋扈するこの過酷な異世界で、レベル1に固定ながら、もがいて生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 20:13:36
13595文字
会話率:33%
異世界召還された主人公たちは勇者として迎えられる。しかし主人公は地球ではなかなかの高スペックにもかかわらず、異世界では平均以下のステータスとなっており、スキルも「超特訓EXMAX」 のみだった。主人公は割りとアニメやラノベなどにも興味があり
熟知していたため、「これなかなかいいスキルなんじゃね!」 と思うも、王様曰くレベルアップ以外でのステータス上昇が若干よくなるだけだろう、そしてもともとのステータスがそこまで高くないため大した成長は望めないと言う。さらにはこの世界では勇者召還ごとに、「生贄」を女神に送らなければいけないらしく、主人公は足手まといがいやだといい、自ら志願する。特殊なスクロールを持ち祈ることで女神の元へ転送された主人公は死を覚悟したのだが女神はうれしそうに言った。。 「女神の試練へようこそ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 16:52:38
74396文字
会話率:58%
主人公、本嶋 命は晩御飯のカップラーメンを食べる前に異世界へと召喚されてしまう。
そして、彼はレベル1からチート並の能力を持っていると高揚した。
……のだが、理不尽な、経験値の膨大さに今後の不安が募る!
彼は、異世界の少女、セレスティナ・
エルローゼと放浪の旅を始め、何を見、何を得るのか!
降りかかる理不尽に立ち向かえ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 02:00:00
389190文字
会話率:43%
あるゲーム『Rebirth』、高難易度と自由なプレイが特徴のゲームのプレイヤーが、その世界に呼び出された。
「世界の運命を定めろ」と言われたが、俺以外のプレイヤーは全員俺を見捨て、最初のダンジョンに俺を一人置き去りにした。
絶望し、ほ
かの攻略者たちを憎んだ俺は、ゲームの第2エンドを目指すことを決める。それは人間に敵対し、滅ぼすためのルート。
この世界はリアルだ。ステータス上昇なんてない。あるのは不死の祝福だけ。死なない体でひたすら戦い続けることが、元の世界に帰る唯一の方法。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-07 09:13:34
101039文字
会話率:44%
どこまでも強くなれるMMORPG、『リアル・オンライン』、略称は『RO』。
――「強くなれる事に限界がない」事が売りで、例えレベル差で負けていようとも、『ステータス上昇アイテム』を使用する事でステータスを伸ばす事が出来る。
そんなオンライ
ンゲームに夢中になっていた主人公はある日、目が覚めると『現実世界』で自分がゲーム中に操作していたキャラクターになっている事に気付く。
果ては現実世界なのに魔法は使えるし、身体能力も上がってるし、一体どうなってるの!?
これは、現実(リアル)がゲーム(RO)になるシリアスあり笑いありのラブコメ物語――
……ラブコメ?
※R15と残酷描写ありは念のために入れています。
旧タイトル:リアル・オンライン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-14 20:01:42
59726文字
会話率:32%
とある森(迷宮)の近くにある村に住むペルスギア=クーヴァリル。
そこら辺の一般人よりは高いステータスと卑怯な手を使って森の主、フェンリルを討伐する。
だがフェンリルを討伐した直後、強制的にある場所へと転移させられる。そこでペルスギアはステー
タス上昇といくつかのスキルと一つのユニークスキルを手に入れる。
目指せ!総合評価100以上!(9/9達成しました!)
目指せ!総合評価500以上!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 23:05:55
37487文字
会話率:51%