都でまじない師を装って過ごす隻腕の美少女リリィ。
彼女のもとに、ひとりの男が尋ねてきた。
「死んだ恋人を生き返らせてほしい」――
男のその願いを受け、リリィは立ち上がる。
相棒のアーチャー・ハル、幼い風使いシールを伴い、彼女は男と『恋
人』のもとに向かうが……
※
本作は、カクヨム様でも掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/16817330666709401947
(完結済み・挿絵はありません)
挿絵はAIにより作成しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 08:20:00
3996文字
会話率:46%
まじない師の彼女達は、今日も村々を渡り歩き、願いを叶える。
最終更新:2024-03-02 17:00:00
1259文字
会話率:38%
中学2年生となる少年、千晶は不慮の事故で両親を亡くしてしまう。
自らの目の前で。自らも脚に傷を負い、何とか生き延びたものの心に大きな傷を負ってしまった。
たった一人残された子。茫然自失とした人生。自らも後を負いかねないほど深い傷跡。
しか
しそんな彼にもたったひとつの生きる希望が残されていた。
それこそ亡くなった父が残した呪術本。
日常の殆どのものが科学で説明がつくようになってしまった現代。それでも藁にすがる気持ちで呪術本にしがみついた。
読めない文字。頼れるのは父の残した注釈だけ。それでも半年に及ぶ努力の末、なんとか本の解読に成功した。
年はいつの間にか中学3年になり、夏が近づいた入り口の時期。
ついに千晶は呪術を行使する。禁忌だろうが何だって構わない。ただ父と母に会うために。
また2人に会うための、2人の言葉を聞くためだけに行使された呪術は――――成功を収め、失敗におわった。
召喚……ないし復活したことは彼の呪術が"成功"した証だろう。しかしその対象が父や母ではないという"失敗"に目をつぶれば。
彼が呼び出してしまったのは見知らぬ少女。
長い長い髪。自らの背丈をも越える長くて白い髪に、すべてを見透かすような碧い瞳。
呼び出した彼女もまた、様子がおかしかった。呼び出した千晶のことを『神』や『まじない師』と呼び、家にある様々なものに驚いたりする少女。
それはおおよそ現代人の反応とはかけ離れたものだった。彼女は一体何処から来て、何があって千晶と出会うことになったのか――――
そして更にまた別の困難が千晶を襲う。
突然現れた白い少女に危機感を覚えた幼馴染、瑠夏の存在だ。これまで家族同然の付き合いだったに彼女は対抗心を覚え、少女に負けじと攻勢を仕掛けてくる。
これより少年、千晶は試される。
親を亡くし呼び出してしまった白い少女、そして幼馴染である瑠夏と何を成し、どんな選択をするのかを――――
・重いのは一話だけ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 18:00:00
55871文字
会話率:33%
村一の弓遣い・シロは、まじない師のミマを慕っている。
彼女に釣り合っていることを証明しようと、その夜も森で狩りをしていた。そのシロの前にあらわれたのは、村で見たことのない女性・チルだ。彼女はミマのみならいだといい、シロは彼女を村まで送る
ことにする。
無事に送り届けたものの、それ以来シロはチルのことが気になって……。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 00:00:00
12636文字
会話率:41%
貴族令嬢だが、白い髪と赤い瞳の所為で呪われた子として差別されていたディーナ。
彼女が十八歳になった年のある日、ディーナの容姿を呪いだと信じ切っている義母が、まじない師を雇った。
心優しいまじない師の青年ロランは、生まれてからずっと醜いと否
定ばかりされてきたディーナを美しいと言う。
やがて二人は駆け落ちし、ある都市で慎ましく、だが幸せに夫婦として暮らしていた。
しかし、ロランの正体は義母に雇われた殺し屋だった。
呪われた子であるディーナを心底嫌っている義母が『幸せの絶頂を感じさせた上で呪い殺してほしい』と願ったことで、ロランは彼女を口説き夫の役を演じることになったのだった。
ロランが彼女を美しいと褒めるのも、彼女に微笑みかけるのも、彼女の身に触れるのも、全てはこれまで感じられなかった人としての、女性としての幸福を味わわせた上で、奪うため。
だが義母やロランの計算外のことが起きた。
ロランはディーナと夫婦としての営みを続けていく内に、彼女に心から惹かれてしまったのだ。
単に殺すべき対象だった女性を愛してしまった殺し屋ロランは、苦悩する。
期日は次の春まで。それまでに、選ばねばならない。
任務か愛か。
そんなロランは、気づいていなかった。
ディーナはロランが殺し屋だととっくに気づいており、その上でまやかしの愛でもいいからと結婚したことを。
殺すべき対象を愛してしまった殺し屋と、愛されていないと勘違いしながら仮初の幸せに浸る呪いの子。
二人のいびつな結婚生活は、どうなるにしろ、次の春までに大きな変化を迎えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 12:00:00
3913文字
会話率:20%
「好きです。お付き合いしてください」
綾瀬に向けて、俺の口から出るとは到底思えない言葉が体育館裏で響いた。
まあ実際俺の口から出てはいないのだが。近ごろ妙にモテるようになった綾瀬は知らん男から告白されることが増えており、それを頻繁に見て
いる俺は――先日から感じていた妙な胸の疼きの正体を知っていく。
一方、学校から帰ると妹の尋が思案顔。なにかと思えば「社会復帰したい」だぁ!? はぁ。ま。いいんじゃないですかね。手が掛からないようになるんなら願ったりだ。そう思って胸を撫で下ろしていたが、リハビリのため尋がはじめたバイトやらなんやらでトラブルが巻き起こりその対応に追われ……そうこうしてるうちにまじない師・御手洗さんから連絡が入る。
いや「呪詛返しに失敗した」ってどういうこと、綾瀬どうなってんの!? とか言ってる間にも佐野や倉刈さん関連&家庭のトラブルは舞い込みつづけるし、俺のキャパはどうなんの?!
受難の日々のおわりのはじまり。残念青春ラブコメ、完結篇!
GA文庫刊【綾瀬さんは貢ぎたい!】2巻終了後の続きの話です。
著者、空上タツタによる完結篇となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 14:02:48
123540文字
会話率:52%
この広い地上の世界の裏側。
日の光の差さない暗い世界に、太古から眠るそれがいた。
それは、闇と夜と夢とを司り、月と星とを呑み込んで、地上に腕を伸ばすべく、
今も地の底から光の降る世界を覗いている。
ある小さな村にオシトコという少
女がいた。
まじない師として村に暮らし、平凡な生を終えるはずだった彼女は、しかし地の底から這い出たそれに出会った。
そして彼女は自分の使命を知ることになる。戦う力を身につけるため、オシトコは魔術師の集う北の街へと旅立つのだった。
習作。
魔法使いの女の子が地元に湧いたヤベー化け物を何とかするため、一流の魔術師になろうと奮闘するお話です。私tueee……ほどではないにしても、才能ある女の子が成長していく物語を書ければなあと思います(予定)。
度量衡などはわかりやすさを重視して地球のものを使っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 19:43:13
122311文字
会話率:38%
遠い遠いどこかの話。誰も知らない異世界の星に飛ばされた主人公『僕』と、特別な運命を背負った少女『カノン』の、出会いと旅の物語。主人公は元の世界に帰るため、異世界で出会ったまじない師の少女と旅に出ることになる。旅の先々で経験する、この星の不思
議な出来事たち。そして明らかになる、少女のまじない師としての特別な運命――。異世界での主人公の成長を見守る、不思議な謎解き冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 08:52:14
62231文字
会話率:32%
原始時代、当時普通に洞穴生活をする、多感な思春期の女の子、ジザが思うことをエッセイ風に語ったような、でも小説です。
同じ洞窟で生活をする男たちに思うことや、自分が子供時代をどうやって過ごしたか、そして長老のまじない師にいろいろなことを教えて
もらいながら、少し自分の将来のことも考えたりする、メランコリック(?)なものになっています。
テーマから言うと(テーマがあるのか?)本当に、あまりに短い短編小説なので、読まれてフラストレーションがたまったらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 17:22:46
3540文字
会話率:34%
嘗て人間だった一人の少女は後天的に魔の力を得させられ、異世界で暮らすことを余儀なくされる。元の世界と異世界の両方の者たちを相手に仕事をして生き繋いでいる。
二人の同居者と共に『救う側』にも『殺める側』にも立つ彼女は自身を『呪い持ちのまじな
い師』と呼びそれが世間に定着したころ、もともと不完全な世界がさらに歪を大きくさせていく。
自分の感情・感覚が歪んでいることを自覚しながらそれでも人と関わりを持ち、昔突きつけられた『ある言葉』を否定できる答えを探したくて、誰かを傷つけながらも前を向こうとする『嘗て人間だった』者が…自身の運命に抗おうとする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 23:47:43
2887文字
会話率:67%
田舎町に住むマツラは、刺繍をした品を売ることで貧しい家計を支えていた。
ある日彼女のもとに、一人の魔術師がやって来る。
父親の旧友だと言う男の誘いに乗り、マツラは魔術師になる事を決意する。
最終更新:2015-05-05 17:49:01
53084文字
会話率:28%
猿渡千里は現代日本の個室トレイから異世界へと飛ばされた。それも「悪魔」として召喚された挙句、魔王を倒し世界を救ってくれと頼まれる。現代日本人にできるわけがないと必死に拒むが、元の場所に戻るためには引き受けるしかなかった。
誠実な王子と忠誠
を誓ってくれる騎士、気まぐれなまじない師。腐女子な千里はイケメン軍団に囲まれて脳内が幸せに。
――だけど、魔法の呪文を口にするのは、消えたくなるほど恥ずかしいです。
ラブコメ風味なダークファンタジー。
※「腐女子」や「BL」要素を含みますので苦手な方はご注意ください。同性キャラが恋愛関係になることはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-19 14:27:55
5122文字
会話率:30%
まじない師の少年ヨルバと、街の少女ペコーラの話(全10章予定)◆10/08 現在、方向性を大幅に変えるため、休止&改稿中です。中編「ペギーと紺碧の標本」のほうを先に完成させたら、また続きを書きます。読んでくださっている方には申し訳ない。
最終更新:2011-10-08 23:47:18
42161文字
会話率:39%
薬草師見習いの青年シラクサと、その弟ヨルバの話。連載中の長編「まじない師の白い指」の掌編です。
最終更新:2011-09-11 17:34:26
1931文字
会話率:33%