事故で死んだはずの俺が目を覚ますと、大好きだったゲーム『インドラファンタジー』の世界に転生していた。
容姿最底。性格最悪。実力皆無。の負の三拍子が揃っている悪役貴族、エリアス・オールカルソンであり、エリアスは主人公たちとの戦闘中に部下から背
中を刺されて死ぬ最期を迎えるあまりにも悲惨なキャラ。
ただ、俺がエリアス・オールカルソンの中に入ったからには、絶対に悲惨な最期を迎えたくない。
ハッピーエンドを迎えるためにも、まずは生き延びること。
そして、可愛い女の子とイチャイチャするためにも――俺はモテるために全力を尽くす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 08:10:00
154511文字
会話率:34%
四十二歳のおっさんにして村の英雄、グレアム・ウォード。
グルザルム王国の辺境にあるフーロ村で生まれ、一度も村から出ることなくこの歳まで生きてきた。
平穏に暮らせていたのなら良かったのだろうが、このフーロ村は魔王領の真隣に位置しているという史
上最悪の立地の村。
魔王領からやってくる魔物の数は半端ではなく、更に魔王軍が王国を攻めてくる際には必ずこの村を通る。
グレアムには王国を守るという気持ちは一切なかったが、村を守るために魔王軍とは幾度となく戦い、一度でも進行を食い止めれば勇者と呼ばれるであろう偉業を、これまで五度に渡って魔王軍の進行を食い止めた。
ただ、グルザルム王国は地図にもないフーロ村のことを把握しておらず、影の英雄の存在には気づいていない状態。
このまま人知れることなく、フーロ村で密かに死ぬ運命であったグレアムだったが、五度目の魔王軍の進行を食い止めた時に片腕を失ってしまった。
英雄であろうと農業を強いられる村であり、片腕となったことで以前のように体が動かせず足手まといになると悟ったグレアムは、四十二歳にして村を出る決断をした。
世界中の誰も知らなかった英雄が今まさに井の中から飛び出し、グレアム・ウォードの名を大海に知らしめることとなる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 12:10:00
235861文字
会話率:47%
幼なじみのお隣さん。お互いに意識はしても恋人未満。だって静香は歌が命の合唱部長。祐太は静香が輝く姿を見たくて応援してる。お互いに好きだけど、恋人への一歩を踏み込めない。静香に恋慕する酒井光輝は著名な音楽家である父親・光延を使う作戦に出る。
しかし、光延は静香に巨大な才能を見いだしたことから運命は大きく動くことになった。
夢に向かって頑張る静香と、懸命に応援する主人公。そんな高校生同士がすれ違うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 08:00:00
399028文字
会話率:37%
友達がおらず、”仲間”に憧れている女子高生のメイ。
突然、異世界の何もない森の中に転移させられてしまう。
そこでも一人きりで誰も助けてくれない。
助けてもらえたと思えば、人身売買の悪党だった。
そこからは、何とか、近くの村人達に救い出され
る。
無一文で行く宛のなかったメイは、救出を先導した旅人についていくことにする。
彼は、勇者パーティの一人だった。
勇者パーティの目的は、もちろん魔王討伐のはず。
ただ、何の力もないメイは魔王討伐までついていくのか、決められない。
しかも、勇者は性格が悪い。勇者らしくない。
パーティで移動する場合は、ほぼ無言。
”仲間”と呼べるようなものではなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 08:00:00
603349文字
会話率:28%
主人公の陽炎は望まれない子供としてこの世に生を受けた。
産まれたときに親に捨てられ、人買いに拾われた。
奴隷としての生活は過酷なものだった。
主人の寵愛を得て、自分だけが境遇から抜けださんとする奴隷同士の裏切り、嫉妬、欺瞞。
陽炎は親のこ
とを恨んではいない。
――ただ、諦めていた。
あるとき、陽炎は奉公先の客人に見初められる。
客人が大枚を払うというと、元の主人は快く陽炎を譲り渡した。
客人の肉奴隷になる直前の日に、不思議な妖術の道具を拾う。
道具は、自分の受けた怪我の体験によって星座の名を持つ人間を生み出す不思議な道具で、陽炎の傷から最初に産まれたのは鴉座の男だった。
星座には、愛属性と忠実属性があり――鴉座は愛属性だった。
星座だけは裏切らない、星座だけは無条件に愛してくれる。
陽炎は、人間を信じる気などなかったが、柘榴という少年が現れ――……。
これは、夜空を愛する孤独な青年が、仲間が出来ていくまでの不器用な話。
大長編の第一部。
※某所にも「ベルベットプラネタリウム(略称)」というタイトルで載せてあります。一部残酷・暴力表現が出てきます。基本的に総受け設定です。
女性キャラも出てくる回がありますので苦手な方はお気をつけください。
※流行病っぽい描写が第二部にて出ますが、これは現実と一切関係ないストーリー上だとキャラの戦略の手法のうち後にどうしてそうなったかも判明するものです。現実の例の病とは一切関係ないことを明記しておきます。不安を煽りたいわけではなく、数年前の作品にそういう表現が偶々あっただけです。この作品は数年前の物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:52:16
286314文字
会話率:38%
【簡単なあらすじ】
無魔力とバカにされた男が実は最強の力を宿していて、感動やざまぁ、モテを繰り返しながら勇者になって活躍し、国家の暗部まで斬り込んでいく話。
【ちゃんとしたあらすじ】
「魔力ゼロの、無色の魔力クリスタル?!」
額に埋
め込まれた魔力クリスタルの色と輝きで、人のランクが決まる異世界。
その世界の超魔法国家『スマート・ミレニアム』
主人公『エデン・ノーティス』は13歳の頃、皆が受ける国の魔力検査で、なんと『魔力がゼロ』だと判明してしまった!
結果、クラスメイトや親兄弟から落ちこぼれの烙印を押されてしまい追放されてしまう。
そこから始まる、侮辱と絶望に塗り潰されていく日々。
けれど、実はノーティスは、誰もが持ち得ない最強の魔力『白輝(びゃっき)』の力を宿していたのだ。
修行の末にそれを覚醒させて無双すると、かつてノーティスを蔑んだヤツらは、啞然としたり擦り寄ってくるが、もう今さら遅すぎる。
既に最強勇者になったノーティスは、女の子からモテるのはもちろん、王宮魔道士のS級ランカー達からも頼られて、金も名声も全てあるから。
「フッ、今さらすがってきても遅すぎる」
ただそんな中、勇者になったノーティスが王宮の不穏な動きを探っていくと、王国のとてつもない秘密が暴かれていき……
落ちこぼれからの、ざまぁ痛快成り上がりと、本格ファンタジーのコラボレーション!
※1-2話落ち込み系。3-5話感動系。6話からざまぁ系です♪
※以前の作品の大幅リメイクで、以前のはほぼ削除済み。評価やブックマークして下さった方は申し訳ございません。
ただ、以前と違い書き溜め済なので、今回はエタる可能性0%の完全完結保証です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:31:11
562642文字
会話率:48%
絶体に
何があっても
遅延無し❗
それがこの【小林トレイン】
通称・コバトレだ
みんなもあるだろう。
遅延による悪夢が。
それを一切無くした電車が登場した時、
その世界では何が起こるだろうか?❗
最初は驚愕するかもしれない。
賛否両論だ
ろう。
そもそも小説としての文体というか、形は無視。
内容以前に批判もあるかもしれない。
ただ、この小林トレインによるドラマに何かを感じてくれれば、まあ、楽しむだけでもオッケーです❗
ジュンガリワールド第1弾。
まあ、楽しんでみてくださいっ☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 16:01:45
24729文字
会話率:28%
私は生まれた時からこの町に住んでいる。
正直。都会とも田舎とも言えない場所だけど、だからと言って特別困る事なんてない。
あ。でも、そんな「特徴と言えるようなモノなんて何もない」と言えそうなところに、なぜか昔から古いけど真っ赤な洋館がある
。
夕方になるとものすごく怖い雰囲気が漂っていて異質だから、小さい頃はよく親に「ワガママばかり言っていると、ここに連れて行くからね!」と脅されたものだ。
ただ、ここに「人が住んでいる」という話を聞いた事は……ない。
「……え?」
なんてふと考えて少し上を見上げると、なぜか洋館の電気が点いている。
「あ……」
そして一分もしない内にその電気は消えてしまった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:20:00
31183文字
会話率:47%
「イヤー! 絶対にイヤ!」
「――はぁ」
ため息混じりに俺はある場所へと向かう。
「どうされましたか?」
部屋に入りそう尋ねると、ふて腐れた表情の少女がいた。彼女はこの国では絶大な権力を持つ伯爵家の令嬢。ただ、そんな彼女の性格は
ワガママで気ままだ。
今日もそんな彼女に振り回されている新しく彼女の専属メイドになった女性を気の毒に思いつつも、俺はいつもの様に対応する。
「はぁ」
彼女の対応を終えた俺は、自室に戻りその『手紙』の内容をすぐに確認し、自分で書いた別の『手紙』を鳥の足元に巻き付け、飛び立たせる。
「……」
無言のまま見つめる自室の机の上には、今までの『手紙』と称した『報告書』の数々――そう、彼には誰にも言えない『ある秘密』があった。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 09:01:06
120732文字
会話率:51%
魔物を倒すハンターに憧れを抱く少年のエル。
しかし有り得ない事に、堕天使ルシファーの力が宿ってしまう過程で、エルの人生が大きく変わる。
この世界では魔力と霊力を1つの身体に宿す事が出来ないが、エルだけは違った。
ただ、この2つの力はエル
を “ 無 ” へと消し去る要素があり、それをコントロール出来なければ……。
自分達が住む世界を守り、自身も消されない様にする為には……。
そして、堕天使ルシファーの魔力が暴走しない様にする為には……。
この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:10:00
225836文字
会話率:33%
魔法が飛び交い魔物が蔓延る異世界に転生した少女リリ。
そんな異世界では人々が一際怖れる異質な存在、「瘴魔」が跋扈していた。
大好きな家族とともに程々に幸せな生活を送りたい。リリのそんなささやかな願いは、転生時に神が勘違いして授けた「天恵」
によって打ち砕かれる。
リリが授かった天恵は「ウジャトの目」。全てを見通す叡智と癒し・修復・再生の力を持つ神の目と言われる能力である。
え? 私そんな力ないですけど? ただ、人の感情が色付きの靄で見えるだけですけど?
しかし、過去千年の間に現れた「ウジャトの目」を持つ者は、いずれも人知を超えた功績を残しており、リリの天恵を知った貴族や王家は、こぞって彼女を自分のものにしようと動き始め、やがて実力行使に乗り出す。
身の危険を感じたリリは、かつての父の仲間と共に国から逃げ出そうと画策する。
これは、神から仕事を押し付けられた少女が、大陸最強の「瘴魔祓い士」として成長していく物語である。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 06:50:00
673930文字
会話率:59%
僕はリズ・ヴァートリー。
生まれてから、ずっとじいちゃんのゴードン・ヴァートリーとスレイプニル(馬)と旅をしている。
将来の夢は”勇者の行方”で描かれているような冒険者になり、世界中を旅することだ。
勇者の行方というのは、とある田舎町
出身の若者が色んな国や町に行き、強くなっていく物語で。
この世界にいる人の誰もが知っている実話に基づいた有名な勇者と魔王との戦いが描かれたお話だ。
そして、何故か左目に眼帯をしており、家名であるヴァートリーを名乗ることを止められている。
じいちゃんが言うには、眼帯をしている方が修行になるとか……昔出会った強い冒険者がしていたからしているとか……よくわからないことを言っていた。
家名についても、家柄なんて関係なく大成するのが、真の冒険者とか……このことについてもよくわからないことを言っている。
目を背けたりする仕草からして、何か隠し事があるよいな気もするんだけど――。
ただ、どちらも今は他人に明かさない方がいいとのことだ。
その時のじいちゃんの表情はいつになく真剣だったので、これは信じて守り続けている。
そんな僕が六歳になったある日、じいちゃんから生まれた日の話を打ち明けられていた。
☆☆☆
ここは”勇者の行方”でも語られている勇者と魔王との戦いが相打ちという形で幕を引いてから平和となった五十年後の世界。
この世界には、北から、エルフの国であるドレイン王国、ドワーフの国であるアイアン、その二か国の東側に隣接し、五十年前の勇者一行と魔王軍の戦いによって、魔族を擁する初の他民族国家となったライン王国、その隣に位置する獣人の国、アルフレザ。
この様々な文化や種族を擁する四つの国が存在していた。
その国の一つである多民族国家ライン王国のリターニアという、自然豊かな土地で小さな命が誕生しようとしていた。
この作品はこちらにも掲載されております。
『https://kakuyomu.jp/works/16817330660744296525』
©ほしのしずく, Sizuku hosino, 2024. All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 06:00:00
20081文字
会話率:26%
【田舎から出てきたポンコツ聖女が、可愛いショタっ子と継承争いに参加でドタバタなラブコメ展開!?】
田舎で聖女をやっているスイ・ムラクモは、自信のポンコツっぷりが原因で、村の生活に居心地の悪さを感じていた。
以前から都会である王都で活躍し
たいという意思が強かったスイは、幼馴染であるジョイの力を借りて村から出ることを決意。
しかし、王都に続く道が分からず、一人荒野をさ迷っていると……
瀕死状態の可愛いショタっ子、ベイリールから助けを求められる。
聖女の力を発揮して、ベイリールを助けるスイだったが、
荒野で死にかけていた彼が、実はトランドスト王家の王子だということが判明。
さらにベイリールは、自分の弱点を補う力をスイが持っていることに気付き、いきなり熱烈なプロポーズを!!
ベイリールのプロポーズが本気かどうか判断できぬまま、王都まで行動を共にするスイだったが……
そこではテロ行為や黒霧と呼ばれる謎の災害、そして権力を我が物にしようと企む人々の陰謀が渦巻くのだった。
ただ、スイは知らない。もっと大きな災いが待ち受けていることを……。
さまざまな災難を潜り抜け、田舎ら出てきたポンコツ聖女は、大都会で大聖女として成り上がれるのだろうか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 04:10:00
94656文字
会話率:49%
世界の名はガイヤ。
人、動物、植物。数多くの命をその身に宿す一つの星でありながら意思を持つ。新たな命を生み出す時、その魂に役目を与えると言われている。それは人だけではなく、全ての命に対して。そして、脅威が現れる事を予見すると、その時に必
要な力を持つ者を誕生させる事ができる、全ての母であり、大地の神と言われていた。
裏にあるのは魔族の世界。闇と悪が満ちている世界。
ガイヤは常に魔族から狙われ、侵略の危機にさらされていた。
始まりはガイヤの中央に位置する、聖なる里セレティア。この里の者は、ガイヤの意思と交信する事ができ、世界の平和を守る役目を担った部族だった。里の老巫女ユニは、中でも特にガイヤと交信する力に秀でており、啓示としてガイヤの意思を言葉にして、周りに伝え、導いて来た。
そこに、ある日双子が生まれる。
一人は世界を光で照らす力を持つ光の巫女、エイナ。
一人は世界を影で覆い破壊する力を持つ影、サーヤ。
ガイヤから啓示を受けたユニは、すぐに赤ん坊の元へ。影の子サーヤは、生まれてはいけなかった子だと、里を追放されてしまう。サーヤは死を免れ、賢者に委ねられる事となった。
姉妹は互いに姉、妹がいる事を知らず、それぞれの場所で成長する。
そして訪れる、運命の時。
たった一度の暴走が、全てを狂わせた。
「あいつが私の姉だなんて冗談じゃない!」
最悪の再会と、過酷な選択。
姉妹げんかを超えた、世界の命運を握る戦いに、人々は混乱する。
ただ、平穏に暮らしたいだけ。
ただ、愛する人と生きたいだけ。
ささやかな願いを叶えるために、サーヤは頼もしい仲間と共に、一歩を踏み出す。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:24:29
2550文字
会話率:54%
ブラック企業で働いていた松田圭吾(32)は、プラットホームで意識を失いそのまま線路に落ちて電車に……
気付いたら乙女ゲームの第二皇子に転生していたけど、この第二皇子は乙女ゲームでは、ストーリーの中盤に出て来る新キャラだ。
ただ、ヒロ
インとゴールインさえすれば皇帝になれるキャラなのだから、主人公はその時に対応できるように力を蓄える。
かのように見えたが、昼は仮病で引きこもり、夜は城を出て遊んでばっかり……
いったい主人公は何がしたいんでしょうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:13:25
560669文字
会話率:65%
二人の青年が一緒に旅をしていた。
二人は生まれた国も、育った環境も違った。
ただ、二人とも母国から追われており、とても強かった。
だが、心を通わせるわけでもなく、過去も共有していない。
心を通わさず、強さと価値観だけで共に行動する二
人が、追われ、共に時間を過ごしていく。
そして、その旅に新たな追われ人の少女が加わった時に、更に二人の過去が追ってくる。
強力な大国の追手から逃亡する二人の青年と一人の少女。
追われながらものろのろと旅をし、ただの道連れから様々な関係に変わっていくかもしれないお話。
のろのろとした冒険もの。
申し訳程度のボーイズラブ描写があります。
ノーマルな恋愛描写もあります。
冒険開始まで時間がかかってます
「宝物の彼女」の「結末1」のその後にあたる話になってます。
読んでなくても支障ないように書いてると思ってます
誤字報告ありがとうございます
これからもバンバンあると思いますので、ご指摘お願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:00:00
799783文字
会話率:25%
『源氏物語』の「浮舟」のシチュエーションを参考にしました。
読めばわかる人はわかると思いますが、記載しておきます。
ただ、源氏物語とは違ったものなので、シチュエーションだけ参考と考えてください。ですが、念のため二次創作とさせていただきました
。
進行に関しては、世阿弥の『浮舟』を参考にしています。
恋人に裏切られ、狂った兄が失踪した。
遺書のような手紙が残され、私は愕然としたが、兄のことが知りたくなり私は兄を知るため、霊媒師の元を訪れる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 17:37:19
12255文字
会話率:15%
死か断筆か、それが問題だ。
これは|懺悔《ざんげ》か、恋文か、道標か、遺言か。
あるいはただ書き散らしただけの駄文なのか。
展開も解釈も、二転三転するだろう。
私にとってそうであるように、君にとってもそうなるだろう。
この
|筆者《わたし》の七転八倒、|九度《くたび》起きればこともなし。
生きる意味なんて分からないし、書かない理由も思いつかない。
ただ、確かなことがひとつだけ。
生きることは、楽しすぎてしょうがない。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/kunshu_lab/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:00:00
71654文字
会話率:5%
少し前に流行った異世界転生。まさか自分がそれに当てはまるとは思わなかった。ちょっと人付き合いが苦手な主人公が異世界へ転生し、一緒に転生することになった同居人(ペット達)や、現地で知り合った存在と面白可笑しく無難にニューライフを望んで生きて
行く。ただ、無難にニューライフになっているかどうかは、微妙なところ。前世は人嫌いだった青年が徐々に心を開きながら、彼の根底にある優しさで転がす異世界ニューライフ。目標は無難にニューライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:00:00
1098849文字
会話率:56%
【BL作品】
「この世界は下らなくなんかない。この世界は美しい。ただ、その美しさの中に俺は要らない。それだけだ……」
草壁鞍馬(くさかべ・くらま)は、湖畔にある小さな村の役場に勤める若い職員。本来の業務の傍ら村のなんでも屋である「ゆうあい
課」としての仕事もこなす彼は、ある春先の寒い夜に湖に入って自殺しようとしたよそ者の男、彬(あきら)と出会う。一度役場に連れ帰ったものの、またいつ衝動的に命を絶とうとするかわからない彼の心を変えるために、鞍馬は彬を自宅で保護しようと決意するのだが。
依存させたい男×依存したい男のこじらせ系BL。
以前ムーンライトノベルズで掲載していた「(Happy)Dependence Day」を改題し、こちらで掲載できるように手を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:50:00
34401文字
会話率:30%
その世界には、バグと呼ばれる虫の形をした大きな影のような怪物が存在した。
バグはその正体、巣や総数、ほとんどが謎。
その世界のほとんどの人間はそのバグに対して有効な魔法を持っていた。
修復魔法[リペア]
その魔法は、傷ついた人に対して
使えば傷を癒し、壊れた物に対して使えばそれを修復する。
ただ、バグに対して使うとバグに大きなダメージを与える。
その世界で、その魔法を使えない3人がいた。
その3人が見つけた『人の形をしたバグ』…。
バグとは何か、どこから来るのかー。
その謎を解くために『人の形をしたバグ』を追う。
その先に待つ真実、そして選ばなければいけない現実。
「たぶん、好きだったよ」
聞かせる相手のいなくなった言葉は、山向こうへと沈んでいった太陽を追うように消えていった。
※エブリスタでも公開中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:30:31
51613文字
会話率:33%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:00:00
64753文字
会話率:32%
とある、魔法使いがいた。夢に憧れ、夢を追い続けた一人の魔法使いが。
その魔法使いは決して最強ではなかった。その魔法使いは決して偉大ではなかった。その魔法使いは決して夢を諦めなかった。
だけど、みんなが彼を知っている。常にその手に一つの魔法
書を持ち、人々を救った魔法使いがいたということを。
これはそうなる前の話。いかにしてその男が『幸福の魔法使い』と言われるようになったのか。ただ、それだけの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 20:02:42
1170461文字
会話率:42%
私たちの世界は二つに分かれています。
一つは私たち人間のいる世界、もう一つは魔族の世界です。
私たちと魔族の間には境界があります。
文字通り見えない壁があり、ちょうど半分になっています。
最初からというわけではありませんが、それがあ
るので互いの土地を行き来することもできません。
なぜ境界があるのか、それは私たちと魔族が遥か昔からずっと争っていたからです。
戦いはどんどん激化し、毎日多くの命が消えていきました。
当時の神様は悲しみしか生まない争いに大変怒り、大地をほんのわずかだけ残して海に沈めてしまいました。
神様の力はすさまじく、人間も魔族も大地と一緒にほとんどが海に飲み込まれてしまったのです。
そののちに神様は世界を分かつ境界を作りました。
互いの交流が無くすことで、同じことが無いようにしたのです。
二つの種族は争うことをやめ、残された土地で静かに暮らすようになりました。
人間も魔族も多くの仲間や大地を失くしてしまったため、戦うどころではなかったのです。
長い時間が流れ、人間と魔族の数が増えてきた頃に大きな変化がありました。
それは神様の代替わりです。
以前の神様は、新しい神様へこの世界を任せることにしました。今から三百年以上も前のことです。
新しい神様は人間と魔族にこう伝えました。
『互いに今の土地だけでは限界だろう。お前たちに大地を返していく』
世界中の者たちが聞いていて、そのすべてが喜びの声を上げました。
繁栄のためには数をもっと増やさなければいけません。ただ、増えても土地が無かったからです。
新しい神様はそのあとこう続けました。
『私は戦いの神でもあり、強い者が好きだ。そこで、戦場というものを用意した。自信があり、戦いたい者だけで挑んでほしい。戦いは半年に一度、勝った方に土地を少しずつ返してやろう』
また大きな歓喜が起こりました。
これが今も続いている戦場の始まりです。
※他投稿サイト「エブリスタ」同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 20:00:31
441253文字
会話率:49%