ふと目覚めると見知らぬ部屋で寝ていた俺。
しゃがれた声にしわくちゃな手に気づくと、なんと自分は88歳のご老体になっていた。
過去の記憶も何にもない俺に優しくしてくれる家族。可愛い孫もいて余生を楽しく過ごすのも悪くないと思っていた矢先、突然
魔王軍の襲撃が。
そもそも生い先短いのに、いったいどうなるのかと不安になっていると、突然孫が言い放つ。
「街を救えるのはお祖父ちゃんしかいないよ!!」
「なぬぅ!?」
ちょっとスケベで最強の高齢者が織りなす介護的ファンタジー冒険譚!!ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:00:00
119310文字
会話率:36%
世界を滅ぼした悪女として800年封印されていたノーラはとても退屈していた。ある日「死にたい」と願う少女の声がきっかけで意識だけ自由になったけど、身体はしわくちゃで使い物にならない。だからノーラは提案する。
(だったらあなたの身体を貸してく
れない? 代わりに一年後、友人に恋人、優しい家族に最高の進路、全部揃えてあなたに完璧なリスタートをきらせてあげるわ!)
『稀代の悪女』ノーラは『枯草令嬢』と呼ばれる少女シシリーの身体で復活。まずシシリーを階段から突き落とした令嬢らは懲らしめないとね。当然、ずっとシシリーを利用してくる姉からのお願いもきっぱり拒否。「魔力なし」と虐げてきた家族にもぎゃふんと言わせてあげる。
もちろん、自分自身の学園生活も楽しまなくっちゃ。授業に部活に学園祭に修学旅行。勉強も遊びも全力で楽しんで、私も人生最後に憧れの青春を満喫しよう!
だけど……ずっと私に愛を囁いてくる現代の猫系天才魔術師さま?
そんなに私に固執しても無駄よ。……私は一年後にいなくなる運命なんだから。
これは『枯草令嬢』と呼ばれたど底辺の少女が青春を逆転していくお話。
そして『稀代の悪女』と呼ばれた少女が800年前の因縁と決別して、好き勝手しながら多くの人にめちゃくちゃ愛されていくお話です。
■ゆる設定。R15は念のため。ハッピーエンドをお約束。
■いじめっ子は二話目で泣かす。
■序盤から悪女は全力で青春を楽しみます(タイトルは最後の方で回収)
■毎日更新がんばります。
■短編『800年前の悪女に憑依されたど底辺なわたし、1年後に完璧で幸せな人生をリスタートします!(https://ncode.syosetu.com/n8701hy/)』の主人公を変えた連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:00:40
238369文字
会話率:34%
エレヴェル修復店を営むのは修復師グウェン。普段は割れ物や壊れ物を顕術とよばれる技術によって修復することで生計を立てているが、その裏の顔はどこにでもいる死体愛好家。墓を荒らし、棺から遺骨を持ち帰り、遺骨に刻まれた記憶をもとに肉体を修復し、そし
て犯す。生命活動ができながら自我を持たない彼女たちを死体と形容すべきかはわからないが、自我がある相手では気疲れで楽しめないグウェンにとって彼女たちの状態は理想であった。そして、ここ最近とある少女の遺骨を手に入れたグウェンは修復が終える日を楽しみに待っていた。そうして、お楽しみの日。閉店間際に現れたしわくちゃの老婆によって、グウェンの生活と性活は大きく変わり、色欲に溺れていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 18:00:00
134465文字
会話率:46%
柔らかい朝の光の中、見慣れぬベッドで目覚めたクリスタは途方に暮れていた。自分の隣に裸の男が寝ていたのだ。しかもそれが、クリスタをパシリにしている侯爵令嬢エレナが近々婚約予定の王太子マリウスだったから大変。
しわくちゃのシーツと脚の間に残る
情事の痕跡に戸惑い、その場から逃げ出したクリスタ。その後は、エレナの後ろでより一層小さくなり、何事もなかったかのように知らん顔しているのに、なぜかマリウスは不服そうに絡んでくる。
酔った上での一夜の相手なんか捨て置いてください!私は平穏に暮らしたいんですよぅ!
※一話目からいきなり事後ですが、ぎりぎりのとこでふわっといきたいと思います。基本的にピュアッピュアでじれっじれの両片思いの話です。たぶん。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 19:09:49
89601文字
会話率:51%
コウくんが目をさますと、暗い場所にいました。そこは夜で、まわりにはお墓があります。こわくなったコウくんはにげるように歩き出しましたが、しわくちゃのおばさんに声をかけられて――。
最終更新:2024-01-10 17:44:00
1825文字
会話率:18%
旅人書房に、星空出版社の職員がやって来た。
「貴方にお届け物です」
出版社の職員を名乗る小柄な男から渡されたのは、しわくちゃの茶封筒だった。
何が目的なのか?
なぜ俺なのか?
聞きたいことは山ほどあるが、
それよりも、中身が気になるので、
彼の前で封筒を開ける。
その中身は、予想通り図鑑位の大きさの本だった。
古びた錆色の表紙には何も書かれていない。
勿論、作者も不明。
そして、所々に爪痕や切り傷がある。
「やれやれ、これの送り主は何がしたいんだ…」
顔を上げると、そこにはもう男の姿はなかった。
恐らく、この本のテーマは“別れ”だ。
開いた瞬間に目に入った目次を見れば分かる。
もしかして、この本を書いたのはあの男なのか?
そんなどうでもいい事を考えながら、
俺はページを捲り、
この本を最後まで読むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 22:00:00
10759文字
会話率:12%
しわくちゃなシャツ、特別な日、キミにお願いしてみる
最終更新:2022-08-27 08:59:11
395文字
会話率:0%
派手好きルース・シモンズ伯爵令嬢の元に、急に婚約者のアレックス・ウォグホーン侯爵令息が訪れた。
アレックスの格好はというと、ボタンがとまっていないしわくちゃな服。ポケットは飛び出しているし、髪の毛は寝癖。
おしゃべりも苦手なので、今
日の用件を聞いても「あ」とか「お」とかしか言わない。
こんな婚約者なのに、なんと彼が発した言葉は「婚約破棄」!
でも、私はこの婚約者が大好きなの。
絶対に婚約破棄なんかしたくないのよ。
ねえ、なんで、婚約破棄とか言い出したの……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 16:54:38
8654文字
会話率:32%
「死の軌跡が満ち溢れている廃墟に多くを
失って空になってしまった。少年がいた。」
泣き方すら忘れたのかそれとも自身の感情を
理解できないのか叫んでいた少年は
力の限りしわくちゃになり、
破られページを失ってしまった無題の本のようだった。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16449629
本作は2021年11月20日、ナメクジの名前でpixiv小説に
投稿された小説であることを明らかにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 15:26:30
4042文字
会話率:15%
時は近未来、令和という年号が聞きなれないものだということから最近では、令和に違和感を感じている人は若年層にはいないといっても過言ではない。
むしろ、平成というものが、古いという概念でみられているのは、なるほど、いつも昔というものは
ある種の
劣等的遺物つまり、平成の時の言葉であった「ダサい」ということなのだろう。
確かに昔と今の便利さを比べれば、今の方がいつだってすごいだろう。
例えるなら、火縄銃vsM4A1(私が好きな銃の一つである)でどちらが勝つかは一目瞭然だろう、しかし、それでもどうして、昔というものが大切か、しわくちゃの脳をフル回転させて解きあかしてみたいのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 01:14:48
1453文字
会話率:0%
詩人、ムラカワアオイ。捧げます。言葉は僕にとって真実の想いです。
最終更新:2019-03-18 09:45:39
271文字
会話率:8%
しわくちゃの手、霞む視力、痛む腰。
せっかく異世界に転生したというのに、思い出した時にはすでに爺だった。
どうして今更、これからの人生というか余生はどうしたら。
そんな絶望の中、俺はとある本を見つけたことで一筋の希望を見出す。
最終更新:2018-05-31 12:00:00
3116文字
会話率:25%
千裕にはとても好きな人がいる。真夜中のすこし前の、ほんの少しの幸せな時間。
最終更新:2016-03-19 01:13:47
2591文字
会話率:0%
夢を見た。
しわくちゃになったシーツを掴んで思う。こんな風だった。こんな風に俺は夢の中で掌を火傷した。この滑らかなシーツの感触と同じくらい、リアルで生々しい夢だった。
……そうして顔を上げた先にいたのは、部屋にいるはずのない異物。
彼は言っ
た。仰々しく、実に楽しそうに。
「君は命を狙われた可哀想な王様だ」
……俺はこいつに言いたい。18世紀に帰ってしまえと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-03 21:07:44
1505文字
会話率:11%
何だか書いているうちに、プロポーズみたいな終わり方になってしまいました。でもいつか私も、こんな風に思える人に出逢えたらいいなぁと、しみじみ思っちゃいます。
キーワード:
最終更新:2008-05-07 14:22:33
656文字
会話率:0%