「秋の歴史2024」参加作品。テーマは「分水嶺」。
分水嶺……雨水が分岐する尾根をさすことから、転じて、物事の方向性を決定づける大きな分かれ目という意味。
『だがなあ、犬よ。悪いことは言わんから、今回ばかりはおとなしくしておけ』
あやかし
ものたちの忠告を三度破った己は、破るごとに人生の大きな変化と向き合うこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 18:00:00
15628文字
会話率:37%
視える者には鉄則がある。人でないものと目を合わせないこと。言葉に耳を傾けないこと。返事をしないこと。視えるだけで弱いばかりの善弥にとって守るべき鉄の掟だ。自分の身を守るための最低限のルールで、同じく視ることのできる幼馴染飽海と決めた生存戦略
。
ずぶ濡れで遅刻してきた彼女はこともなさげに言う。
「河童と相撲してた」
馬鹿じゃないのか?
奇人、変人、橘紫苑。
理解できない行動と言動をする橘を奇異の目で見ていた。しかしある日の帰り道、善弥は橘に声をかけてしまう。
視える二人の男子高校生と、見えすぎる女子高生が出会う夏休み目前の話。
夏のホラー2023参加作品。
前編・中編・後編の3話。完結済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 20:06:57
29894文字
会話率:46%
死にたくて、死んでしまいたくて、ふらりと立ち寄ったのは小さなカフェだった。そこで私は幻覚の見える香水を売りつけられた。「これはただ幸せにしてくれるなんてものじゃない。ただ辛い気持ちを変換するだけだ」「変換?」「そう! カルガモに!」「カルガ
モに!?」
死にたい気持ちがカルガモの幻覚になって現れる香水「カルガモのパレード」と死にたがりの1週間。
すべての死にたがりに、カモを込めて
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 19:00:00
15832文字
会話率:42%
「……ようこそ、薬膳茶寮・花橘へ。一時の休息と療養を提供しよう」
夜の街を彷徨っていたところを、黒いバイクの女性に拾われ連れてこられたのは、人や妖、果ては神がやってくる不思議な茶店だった。
記憶喪失になった高校生、紅於が、薬膳茶寮で
住み込みで働きながら、人や妖たちと交わり記憶を取り戻すまでの物語。
********************************
既に完結しているため順次投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 23:24:22
208158文字
会話率:55%
切なくてダークな和風あやかしファンタジー小説。
神社の境内を一人の少女が訪れる。
彼女はいつも絵馬を片手に、一心に何かを願っている。
そしていつも「また、来てくれへんかったな……」と呟くのだ。
そんな彼女をいつも見守っているのは、彼
女の友達である二匹の妖狐。
いつもの夜の光景が、突然銀色に染められる。
正体不明の銀色の光に包まれた彼女。
やがてその銀色が散り散りになった後、彼女は地面に倒れ伏していた。
突然の出来事に慌てる妖狐達は、彼女の身を助けるために人間達の街へと降りる決断をする。
人間である彼女を助けるために、彼女の家族の家へと向かう妖狐達と、それを助ける親友の三羽の烏。
そんな中、人間達の街では「妊婦ばかりが襲われる」凄惨な事件が連続で発生していて……
現代日本が舞台の和風あやかしものになります。
メインキャラ達は妖狐や烏といった妖達になりますので、そういった人外が苦手な方はご注意ください。
本編には暴力的表現や残酷表現、特に妊婦に対する残虐表現が含まれております。こちらにもご注意いただき、苦手な方は観覧をお控えください。
また舞台設定上、会話文のほとんどは関西弁になっております。
現在、カクヨム、魔法のiらんど、pixiv、個人サイトにも掲載中の作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 21:09:52
80558文字
会話率:42%
これは僕があやかしもの達と出会い、僕らが今まで出会ったことの無い友情や儚い人生、祓う力で祓い人としてあらゆる者たちに立ち向かう....物語です。
主人公 : 五十鈴 零
相棒 鴉天狗 : 朱雀
など、その他の者たちも出てきます。どうぞよ
ろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 15:16:09
4110文字
会話率:19%
私立星河学園に通う中等部3年の緋塚亜弥(あかつかあや)
彼女は友人達と楽しく充実した学校生活を送っていた。
そんなある日、ひょんなことから小さな壺を手に入れてしまう。
その壺は妖物(あやかしもの)を見るきっかけを与えてくれる物だった。
「
妖物は、認知していないだけでそこにいる。その存在を認知してしまえば否が応でも妖物にひきつられる。」
そんな中、亜弥は陰陽師としての資格を手にいれてしまった。
それは妖物との戦いに身を投じることを意味する…
しかし、常に死はすぐ後ろにあった。
そんな亜弥が、今までの、これからの日常を取り戻す…物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-06 10:16:43
11973文字
会話率:24%
盂蘭盆の後に彷徨うものは――?
黄泉路を迷う魂魄を集めて回るあやかしもののお話。
※自サイトに掲載中の作品を転載しています。
最終更新:2016-08-10 14:29:22
1316文字
会話率:55%
ある雨の降る日。
男は煙管をふかす不思議な男と出会う。
その出会いは、偶然か、必然か。
江戸時代くらいのお話です。例の通り、あまり推敲を行っていませんので読み難いかもしれません。
なんだかあやかしものスパイラルから抜け出せなく
なってきた気がしないでもない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-14 19:28:56
6347文字
会話率:41%
人成らざる者――――妖者(あやかしもの)。それは人知れず、しかし最も身近に在る者たち。時に別れ、交わる。時に手を組み、敵対する。塵塚怪王もそんな妖者の一人である。 これは妖者が乱世を生きた物語である。 ※これは一度消えたものを再構築したもの
です。そして誰得?作者得!な作品です。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-09 17:35:39
169493文字
会話率:58%
遠い昔、公園に置き忘れられた傘は長い年月を経て妖怪となった。異形の身となっても主を待ち続ける彼の前に、ひとりの少女が現れる。
【短編シリーズ:あやかしものがたり】
最終更新:2011-11-11 19:19:21
11389文字
会話率:36%
自分の命を削ってでも大切な人を助けたいと思った事はありませんか?祖母を助けたい女の子の物語。
[シリーズ:あやかしものがたり]
最終更新:2008-01-12 00:08:46
3102文字
会話率:38%
雪女は人間の男に恋をした。決して実らない事を知りつつ。
[シリーズ:あやかしものがたり]
※2011年8月31日、加筆・修正を施し、大幅に内容変更を行いました。
最終更新:2007-08-16 17:18:36
2184文字
会話率:17%