攻略不可能と言われたS級ダンジョン「ニブルヘイム」に挑んだ主人公――アトスは仲間の聖女を庇い、ダンジョンの最下層で一人孤立してしまう。
パーティの消耗も激しく、このままでは全滅すると判断したアトスは自分のことは置いて逃げるように仲間たちへと
促す。
「必ず助けに来ますから……! 絶対……絶対に死なないでください!!!」
「――あぁ、待ってる!!!」
去り際に放った聖女の一言に希望を見出し、アトスは助けが来るまでは必ず生き延びてみせると誓い、一人モンスターの群れへと立ち向かった.....。
「――と、まぁ、これがちょうど三年前の出来事なんだけどさ。……そろそろ助けに来てくれてもいい頃だよな?」
これは助けが来ずダンジョンに置き去りにされた少年が自力で脱出して三年ぶりに街に戻る、ただそれだけの物語。
.....そのはずだったのに、いざ街に戻ると勝手に死んだ扱いされてるし、更には大昔に人類の脅威として恐れられた「魔王」と間違われて指名手配まで!?
かつての仲間たちは何故か病んだ目つきで俺のことを追いかけてくるし、一体何がどうなってるんだ!?
「――必ず、探し出してみせます……!」
「――必ず探し出してみせるわ……!」
「――……必ず.....探し出す.....!」
「――俺はただ、街に戻りたいだけなんだけど!?」
果たしてアトスは無事街に戻り、闇堕ちしかけのヒロインたちを元に戻して平穏な日々を取り戻すことは出来るのか?
浄化、打倒、永遠、抹殺、そして―― 帰還。
各々の思惑が重なり合い、結果次々と余計な困難がもたらされていることを当の本人であるアトスは知る由もない.....。
※本作はカクヨム様でも連載しております
↓実績はこちら
・週間総合ランキング 10位
・週間ジャンル別ランキング 5位
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:10:00
47485文字
会話率:53%
佐藤大吉は転生者である。
彼は前世から夢見た一流召喚士になるためサモナースクールに通うことになる。
だが彼が召喚できる魔物はクトゥルフ神話の魔物だけ!?
彼の夢には敵だらけ……彼は何を得て、何を失うのか。
それは
あぁ、窓に!窓に!
最終更新:2025-05-20 18:04:10
60951文字
会話率:37%
「ねぇ片桐くん。楽しいこと、嫌いじゃないでしょ」
「あぁ、踊らにゃ損だな」
平穏な日々を送りたい高校1年生、片桐秋渡(かたぎり あきと)。親友であり王様気取りのイケメン、新谷ひろき(あらやひろき 通称ヒロキング)とともに藤樹高校普通科1年
2組に入学する。地味な高校生活を望む秋渡に対し、いつも賑やかで注目を集めるヒロキング。そんな対照的な二人の生活は、ある少女との出会いで一変する。
1組の中心的存在で、太陽のような明るい笑顔が印象的な宮本いづみ。ひょんなことから秋渡と彼女が関わるようになり、いづみの提案で委員会の仕事や文化祭準備などで顔を合わせる機会が増えていく。ヒロキングの後押しもあって、なぜかいづみと行動を共にすることが多くなる秋渡。しかし、いつも周囲を照らすいづみにも、他人には見せない影の部分があることに気づき始める。
「ねぇ片桐くん。楽しいこと、嫌いじゃないでしょ?」
いづみの天真爛漫な振る舞いに振り回されながらも、秋渡は彼女の本質に触れていく。そして、委員会活動、テスト勉強会、文化祭や体育祭といったイベントを通じて、いづみの隣にいる自分が心地よいと感じるようになる。
クラスを越えた二人の距離は、少しずつ縮まり始める――。
青春の甘酸っぱさと友情の温かさが交錯する、学園ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:00:00
222390文字
会話率:38%
面倒。
全部全部面倒。
息をするのも食べるのも時として寝るのさえ面倒。
でも、一番面倒なのはこのくだらない矜持だろう。
十何年とあのゲームをやり続け、一度として枯らしたことはなかった。
あぁ、わかっているよ。
これは現実、ゲームとは違う。
面倒極まりない事実だ。
このままこの腕の中に潜り込んで振り返らなければ一番楽なんだ。
それでもこの矜持が、それを許さない。
あぁ、なんてめんどくさい。
「仕方ないから、助けるよ。まぁ、恩返しとでも思っててよ」
何もかもが面倒だと言う生き物シロと何もかもが愛おしいのだと言う世界樹レナーロク。
これは物語。
世界樹の世代交代に失敗した現実で覚悟を決めた誰かの物語。
―――――
練習兼ねた初投稿です。
あちこちころころ変わります。
しょっちゅう思い付きで書き直す可能性が高いです。
世界樹に会うまでが長い。
BLではありませんが書いてる人間が腐ってるので無意識にそれっぽくなる可能性がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:00:00
65363文字
会話率:32%
【簡単なあらすじ】
憎まれる程に強くなるスキルを授かった心優しき青年が、人を傷付けないようにしながら悪党のフリして頑張ってたら、女にモテたり泣かせてたりする話。
【あらすじ】
『あぁ、本当に胃が痛い……』
救世主として異世界に召喚さ
れた研一は、立場を利用して好き放題やりたい放題の大暴れ。
世界を救ってほしいと言われれば、お姫様に身体を要求し。
お姫様を守ろうとした女騎士を蹴散らしては高笑い。
無双スキルを手に入れて調子に乗った変態……を装う心優しき青年であった。
本音を語る事もままならず、憎まれ恨まれ、傷付けて。
それでも優しさを失う事無く歩き続けた研一に待ち受けているモノとは――。
爽快感なんて置いてきた。
足掻き苦しみ進んでいく生き様を描いたダークファンタジー、ここに始まる。
【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません】
*この作品はカクヨム様・ハーメルン様にも掲載させて頂いてます。
*1社から打診が来ましたが、諸事情でお断りする事になった為、引き続きお待ちしています
*カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト 中間選考突破折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 10:00:00
219807文字
会話率:26%
「貴方達に依頼したいことがあります」
エリーゼ・フォン・アストラーゼは、およそ貴族が訪れるような場所ではない貧民街の一室で頭を下げた。
全ては家を守るために、藁にも縋る思いでここまでやって来たのだ。
彼女の願いに対するは、報酬次第
であらゆる依頼を解決するよろず屋の店主、ラウル・テンペスター。
彼は不敵な笑みを浮かべて彼女に告げる。
「あぁ、良いぜ。受けた依頼は100%解決、よろず屋テンペスターにお任せあれだ」
自信に満ちたその言葉に、エリーゼは胸の奥が熱くなるのを感じる。
こちらを真っ直ぐに見つめ、断言する様はなんと頼もしいことだろうか。
――あとは、これで……
これで、目の前の男が、半裸の上から簀巻きにされて天井から吊り下げられていなければ、文句なしだったのだが……
貴族令嬢のエリーゼと、よろず屋の仲間達が織りなす物語――ここに、ゆるっと開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 07:10:00
8655文字
会話率:38%
現代、日本。平和だったある都市を一つの災害が襲った。大きな揺れが大地を震わせ、運悪く一人の男が、地面の裂け目に飲み込まれる。その男は恐ろしくも美しい空間を抜けたとき、いつの間にか異世界の大地を踏みしめていた。剣と魔法が未だ息づく幻想の世界
。迷い込んだ男――――勇輝―――――は体が若返り、その眼には不可思議な魔眼を宿していた。
勇輝は命からがら、ファンメル国・首都オアシスに辿り着き、冒険者として活動を始める。多くの出会いに救われ、異世界からの帰還の手がかりを探していく。しかし、平和な時間も長くは続かず、怪しい魔の手が彼とその周囲に忍び寄る。多くの化け物、謎の組織を相手に生きて元の世界に戻ることができるのか。
「――――あぁ、とりあえず把握したよ。絶体絶命、大ピンチだってな!」
異世界ファンタジー始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 19:00:00
3910534文字
会話率:50%
――――あなたの婚活、お手伝いします。
そのありふれた宣伝文句が書かれた求人用紙を片手に、就活数十連敗中の四方路春海(よもじはるみ)は、所属する研究室の教授の勧めでヤタガラス婚活相談所の戸を叩いた。
そこの主は見た目が中学生の少年。
彼の巧みな誘導で、馬鹿正直に企業に受かるまでの滑り止めであることを漏らしてしまう。
「じゃあ、とりあえず現場見学からね。あぁ、面接はとりあえず合格ってことで」
「えっ? は? えぇ!?」
会話もそこそこに合格判定を出した少年に訝しみながらも、見学当日に目にしたのは普通の一般人男性と普通に見える「異世界人」である蛇の亜人とのお見合いであった。
男性は特に驚いている様子もなく、春海がつけた眼鏡でのみ蛇亜人の姿が見えるようだ。
「日本の昔話にもあるだろう? 鶴の恩返しとか浦島太郎とか。動物が化ける妖術の類の一つや二つくらいあっても不思議でも何でもない。昔の人たちを愚かだったって笑う奴がいるけど、現代人が鈍感になっただけだ。良くも悪くもね」
ヤタガラス婚活相談所の本来の姿を見て、今まで就職意欲はあっても何になりたいか目標が浮かばなかった春海の目に光が宿った。
――――私、この職業にめっちゃ興味湧いてきました!
作者が年末年始に寝込んだ時に出て来た妄想(?)をとりあえず書き綴っただけのもの。でも、婚活って割とありな設定だと思うんだよね。
(誰かクオリティ上げて書いてくれ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:50:00
100189文字
会話率:53%
「47連勤……? あぁ、もう無理だ。転生してぇ。」
ブラック企業に勤める社畜、月宮青空(ソラ)。
休みなしの激務で精神も体力も限界。
通勤ラッシュで改札をぶっ壊し、無賃乗車の冤罪で警察送り。
上司に休日出勤を強制され、もう現実が嫌すぎる。
そんな彼の唯一の癒しは、「ワンワールド」という異世界転生RPG。
「この世界のルールなら、俺だって人生やり直せるかもしれない……!」
そう思ってゲームを起動した瞬間、
画面がバグり、謎のメッセージが表示される。
【転生しますか?】
→ Yes!(絶対逃しません)
→ No!(拒否権はありません)
「ちょっ!? これ、押したらアカンやつやろ!!」
だが、問答無用で強制転生。
ーー目を覚ますと、そこはまさかのゲームの世界だった。
「マジで転生しちまった……!」
だが、問題があった。
【幸運値 -43】(致命的に運がない)
「……は?」
運が悪すぎて、モンスターに襲われる確率は異常に高い。
攻撃を当てる確率は限りなく低い。
落とし穴にはまる確率、100%。
ーー結果、
初日にモンスターに追われ、
空を飛び、
地面を掘り、
最終的に頭から正門にぶっ刺さる。
「ちょっと待て、この世界……生き残れる気がしねぇ!!」
とりあえず冒険者ギルドに向かうも、
「あっ、新人さんですね! じゃあ職業は狙撃手で決まりですね!」
「……は? 俺、弓矢とか向いてる気がしないんですけど」
「大丈夫です! 幸運値が低すぎるとどうなるかの実験データがほしいので!」
「完全にモルモット扱いじゃねぇか!!!」
さらにギルドの野次馬から嘲笑されるも、
なぜか受付嬢のひと言で全員が 「スミマシェンデシタァァァァ!!」と土下座。
一体ここで何が起きてるんだ……?
「俺の転生、これ絶対ハズレくじだろ!!」
だが、運が悪すぎるということは……
逆に“運ゲー”に勝ち続ければ、最強になれるんじゃないか!?
「……やってやろうじゃねぇか。」
「幸運値マイナス? だったら運ゲー異世界を力技で突破してやる!」
予測不能の『運ゲー』異世界コメディ、ここに開幕!
毎週月曜、木曜、日曜の週3投稿!
少し粗削りな部分はありますが、新しい話を楽しみにしていただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 17:03:20
197565文字
会話率:57%
「ちいちゃん。あらすじデビューだよ」
「みいちゃん。こんなに嬉しくないことがかつてあったかな?」
「『かつて』って言うほど長生きでもないけどね。生後1年もないし」
「私たち、設定上は18歳じゃん!」
「設定上って、事実だけど……」
「っ
てことで、この作品はこんな話です!」
「あぁ、そうやってもっていくわけね」
「ふっ」
そう言って、田中千夏は満足げに笑うのでした。
※週一連載(予定)
※カクヨムにも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 07:10:00
8087文字
会話率:82%
【コミカライズ1巻好評発売中!】 僕の名前は国分健人、中学二年生です。 授業中に居眠りしていたら、学年丸ごと異世界に召喚されていました。 でも、召喚主である王女様が言うには、勇者としてではなく、不足している兵士を補うための召喚なんだって。
魔力判定では、なぜか僕だけハズレ判定で、危うく追放されそうになって、最後のチャンスをもらえたんだけど……なんだか嫌な予感しかしないんだよねぇ……ちゃんと元の世界に戻れるのかなぁ…… 絶体絶命の危機に目覚めるチートな力? 護衛は最凶スケルトン? 森を抜けたら別の国? 一人放り出された異世界で、チートっぽくない生活が始まります。 ダンジョン? まだ入る許可がもらえません。 今日は倉庫で一日芋運びして、日給350ヘルト。 えーっとギルドからの借金と今月の下宿代が……あぁ、下宿先は食堂なんで、ご飯は美味しいですよ。 書籍(双葉社モンスターノベルス1巻2巻発売中) コミカライズ(双葉社がうがうモンスターとニコニコ静画で連載中) カクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:20:00
5157347文字
会話率:56%
学校に行けずに毎日引きこもっていた高校生、八草十。高校に行けなくて不登校になり、毎日怠惰で不規則な生活を送っていた。
とうぜん、こんな生活をしていたら心が病んでしまうのが当たり前。彼も例に漏れずどんどん心が病んでいき、様々な物事への
関心も無くなってしまった。
ただ、彼が一つだけ感心しているものがある。それは『薬』である。あぁ、勘違いしないでほしい、違法薬物とかではない、人間を治すことができる『薬』これに興味を抱いている。
『薬』はどのようにして作られているのか?どのような種類があるのか?様々なことに興味を示している。
でも彼に自分の願いを実現する知識も技能もない、これではただの落ちこぼれのまま人生を過ごすことになってしまう。
しかし彼はある日、とんでもない厄介ごとが起こってしまった。だけどその時、彼に奇跡が起きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:00:00
137625文字
会話率:63%
ファンタジー小説を読みすぎたせいか、何故か乙女ゲーム“魔法学園て恋と魔法とエトセトラ”の世界に転生してしまった白井優里です!というかこのゲーム、私ほとんどやったことがないんですけど!なのに、転生先がここってちょっとおかしくありませんかね?し
かも悪役令嬢って……前世の私とは真逆キャラ。えっ?今世の私、ユーフィリナにとっても真逆キャラなの?それって明らかにキャスティングミスじゃない!もう、それだけでも頭が痛いっていうのに、前世の属性、喪女の私の周りは超絶シスコンのイケメンお兄様やら、親馬鹿ならぬ馬鹿親な両親、そしてこれまた超イケメン揃いなのに何やら問題を抱えていそうなゲームの攻略対象者たちの包囲網が敷かれちゃっているんですが!これまたどういうことでしょう?そんな彼らに振り回されつつも、どうにか断罪を避けるべく、悪役令嬢を改め引き立て役令嬢になる決心をした私。人生、方向転換は大事です!なのに、その引き立てるべきヒロインが、一向に見当たりません。ほんと誰か教えてくれませんかね?ヒロインは一体どこのどなたなんでしょうか?普通ヒロインって隠しきれないオーラとか出ているもんじゃ………って、すみません、ファンタジー小説の読みすぎでした。あぁ、この世界にこの無理ゲーの攻略本とかないですよね……はい、わかっています。あるわけがないですよね。はい、諦めます。もうすっぱりきっぱり潔く諦めますから、断罪でも騒動でも溺愛でもなく、私に平穏な毎日を下さい!!言っときますけど、断じて私は“神の娘”の生まれ変わりなんかではありませんから!
この作品はカクヨムにも掲載しています☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 22:37:10
1187282文字
会話率:22%
あぁ、僕の心は、なんて醜いのであろうか。
最終更新:2025-05-12 09:02:13
3535文字
会話率:11%
うそ、転生したの〜!?しかも見たこともないモブに!?でもなんか見たことある人がいるような………ってあ!あの子悪役令嬢じゃん!いーなぁ悪役令嬢。かっこいいし可愛いー!ま、今の私も可愛いけど…本当にモブ?ってくらい可愛いのに…まぁ、この世界、イ
ケメンと美女しかいないものね。当たり前だわ。
そんなおバカな主人公と悪役令嬢の関係性は―――!?
「近づかないでいただける?」
あれ…何でモブが悪役令嬢にイジメられるの?でも悪役令嬢可愛い。尊。やっぱ推すべきは悪役令嬢だわ。友達になりたい。
「なっ…!なぜ笑っていますのっ!?」
『あぁ、ごめんごめん。可愛くって。』
「っ!」
尊っっっっっ!!!え、可愛い!!赤面もいいねぇ…え、赤面…?いや、尊すぎて何も考えれないっ!
そんな限界ヲタクの結末は―――!?
私ってまさか―――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 23:46:54
5426文字
会話率:58%
私、長谷川 雫は双子のお姉ちゃんの雫と買い物に行こうとしたら、奇妙なウサギに異世界に連れていかれた。
そこに現れた神様が言うことを纏めると、詫びに願いを叶えてやるからこの世界で生きてくれってことだった。
学校は!?お姉ちゃんとの買い物は!?
小説の続きは!?
その中で幸いだったのはお姉ちゃんが一緒だっていうことだ。
うん、お姉ちゃんと一緒ならきっと大丈夫。
でもなんでお姉ちゃんは異世界で暮らしたり旅する気満々なの。
あぁ、もうわかった!せめていっぱい神様にお願いして、お姉ちゃんとこの世界でのんびり旅をして暮らすんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 22:00:00
812125文字
会話率:61%
「あぁ、丁度良い。そこのあなた」
そう呼ばれて私はふと振り返る。
そこには白いローブを着た一人の青年の姿があった。
最終更新:2025-05-10 07:32:00
1277文字
会話率:41%
あー…聞こえてるか?
俺だよ俺、鳴上。今話している内容が、しっかりと記録されて、お前らに伝わったら嬉しいんだけどよ。
そうそう、改めて結婚おめでとうな。お前らの幸せそうなやり取りやら、顔をみていたら、居ても立っても居られない状態になっちまっ
てよ。つい体が動いちまった。
…はは、らしくないな。巻き込まれなくて本当に良かった。
これからは遠くから見守ってるからさ、幸せになってくれよ。
―――もういいのか?
あぁ、もういい。これだけ伝えてくれ。
―――わかった。では、これから忙しいかもしれないが、よろしく頼むよ。鳴上君。
君にしかできない、世界を救いに。
わかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:00:00
13256文字
会話率:45%
「悪いが、キミのことは好みじゃないんだ」
そんな一言と共に、六年連れ添った婚約者イライジャに公衆の面前で婚約を破棄された侯爵令嬢シェリル。しかも、イライジャの隣には異母妹が寄り添っていた。それを見たシェリルは、一瞬で理解する。
――あぁ、
自分は捨てられたのだと。
そして、婚約を破棄された翌日。シェリルの次の嫁入りが決まった。相手は――冷酷と有名な辺境伯爵ギルバート。挙句の果てには、彼の年齢は三十三歳。十八歳のシェリルからすれば十五歳も年上の男性だった。
だが、実際に会ったギルバートは冷酷とは程遠く、ただ女性嫌いを拗らせすぎた結果独身を貫いていたということが判明する。
さらには――ギルバートの不器用な優しさなどに、シェリルは徐々に惹かれていき――……。
「え? 今更よりを戻したいって言われても、私幸せなので戻るつもりはありませんけれど?」
冷酷(他称)な辺境伯爵(33)と婚約者に捨てられた美貌の侯爵令嬢(18)のすれ違って勘違いしての年の差ラブ。
※アルファポリスにも掲載中。
※【年の差恋愛】をテーマにしたシリーズです。元々短編予定でしたが、予想外に長くなってしまいましたので長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:00:00
353882文字
会話率:46%
「あぁ、なんて可哀想な旦那さまなのかしら」
気弱な伯爵夫人リゼットは夫に恋い焦がれる貴族令嬢により、夜会の場でバルコニーから突き落とされる。そして、前世の記憶を思い出した。
リゼットの前世は、この国で『稀代の悪女』とまで呼ばれたアレイナ・
バルフという女性。数々の男を手玉に取り、破滅に導いてきた正真正銘の『悪女』だった。
アレイナとしての記憶を思い出したリゼットは、『とある目的』のために動き出す。それこそ――前世で見つけられなかった自身の理想の男を探すというものだった。
「哀れで、可哀想で。救いようのない目をした男がいい」
そう思っていたリゼットは出逢った。
――昏い目を持ち、なにもかもをあきらめたような男――自身の夫アーレン・ギル・グランディエに。
孤独で愛を知らない英雄と、哀れな男しか愛せない前世稀代の悪女。ふたりの関係は――動き出す。
「リゼットのこと、殺したいほど愛しているんだ」「本当、可哀想な旦那さま」
――
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス(葉山よつば名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 13:23:31
7534文字
会話率:29%
僕は今日家を出ていく。その決意はもう覆らない。
僕から母の視線が外れる瞬間、
僕はすべてロックを外し扉の外へと飛び出す。
真夏の灼熱の太陽が僕を差し、アスファルトの小さな突起が靴下を通し僕の足裏を刺す。
なんとしてでもあそこに辿り着かなくて
は。
あぁ、僕の人生はどうなるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 16:56:21
8103文字
会話率:41%
(あぁ、これが走馬灯ってやつか)
致命傷を受け、血で真紅に染まった絨毯に倒れた私は、頭の中を次々駆け抜ける懐かしい記憶達に、そんな事を考えた。今際の際だというのに、我ながら呑気なことだ。
純粋で、幼馴染に淡い恋をしていた、幸福な平民の少
女だった頃の記憶から、自分の無力さをひたすらに呪った、後悔した、あの忌まわしい日の記憶。ここにきてからの灰色の日々。今の私とは似ても付かない、昔の、ただ幸せだった記憶が蘇る…
これは、どこかの物語の、とある悪役の半生を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:21:21
8378文字
会話率:60%