「こんにちは、異世界訪問看護ステーションはるかぜから来ました、星川です!」
愛用の電動自転車を、腕輪に変えた私は、そう言って、私は王宮の門、貴族のお屋敷の玄関、下町の庶民のおうち、洞窟の中、迷いの森の奥にと、大きな鞄を抱えて足を踏み進めて
いく。
私が受け持つ患者さんは、人間、エルフ、魔物に魔族。
お医者様から受け取った『訪問看護指示書』の通り、私はお仕事をしていくのである。
これは、週末だけ異世界で訪問看護をする星川ミチルの物語、である。
*◇*◆*◇* 注意書き*◇*◆*◇*
「こんにちは、異世界訪問看護ステーションはるかぜから来ました、星川です!」
愛用の電動自転車を、腕輪に変えた私は、そう言って、私は王宮の門、貴族のお屋敷の玄関、下町の庶民のおうち、洞窟の中、迷いの森の奥にと、大きな鞄を抱えて足を踏み進めていく。
私が受け持つ患者さんは、人間、エルフ、魔物に魔族。
お医者様から受け取った『訪問看護指示書』の通り、私はお仕事をしていくのである。
これは、週末だけ異世界で訪問看護をする星川ミチルの物語、である。
*◇*◆*◇* 注意書き*◇*◆*◇*
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。(看護師には守秘義務という法律に定められた制約があります。病気や注意する点は実際のものに準じておりますが、登場する事業所、登場人物は全て創作です。絶対に! 混同しないでください)
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
☆ゆるっふわっ設定です。
☆アルファポリス様にも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:50:00
8086文字
会話率:45%
「お願いします! あなたの持つその看護師としての技術と知識を、異世界で役立ててほしいのです!」
「お断りします」
日々の激務に耐えかね、鬱病を患い自ら命を絶った若手男性看護師、神崎渚(かんざきなぎさ)
しかし、死んでもう楽になれる
と思ったら、異世界でも医療従事者が不足しているので力を貸してほしいと無理やり異世界に転生させられる。
しかも、その異世界で再び自殺できないよう不老不死の、それも『患者受けがいい』という理由で女性の体を与えられて……。
死んでも死ねず、仕方なしに足を踏み出した異世界。
エルフ、ドワーフ、獣人、モンスター……。
ローパーの患者さんに触手プレイさせられたり、性病のケンタウロスだったり、注射針の刺さらないゴーレムの採血だったり……。
人間しか看護したことのない彼は、そんな意味不明な連中を相手に四苦八苦。
鬱病ナースが異世界で頑張りながら、自分の心の傷とも向き合っていく。
そんなハートフル医療コメディー。
モノホン看護師である作者が描く、ちょっとリアルで、だいぶあたまのおかしい医療創作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 21:32:47
22353文字
会話率:39%