転生した私は【リーリア】という世界に、気づけば少女として当たり前に暮らしていた。
勇者・魔王・魔族・魔獣……そして魔法。あらゆるファンタジー要素が詰め込まれた場所――それが【リーリア】。
けれども唯一の欠点があるとするなら、人間はこ
の世界に存在する【ユニコーン】という魔獣の背に股がらなければ、魔法は使えなかった。
そんなユニコーンに乗馬し、競うレース――『ファーレス』に、だれもが熱狂していた。
魔法を使ったド派手な競馬。けれども、ユニコーンには純潔の女性しか乗れない制約があり。戦うのは、年端もいかない少女ばかり。
そんな世界で私は、勇者になぶられ。勇者に大切な人を奪われ。勇者に殺された。
三度目の転生によりユニコーンになってしまった私は、きっと必ず勇者共に復讐すると静かに誓う。
※1月20日に大幅改稿しました。タイトルも変えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 18:49:40
55689文字
会話率:33%
三十年前、宇宙からジパングに飛来した謎の金属板に記されていた技術によって大型二足歩行ロボット、通称絡繰人形が造られるようになり、すぐに世界中で使われるようになった。
しかし、絡繰人形が犯罪に使われる事を危惧したジパングではそれを持つにあたっ
て数多くの制約が課される事になっていった。結果、ジパングは情報の発信源でありながら絡繰人形使っている者は現在ではあまりいなくなっている。
そんなジパングの学生マツナガ・ハルトは高校進学の折、居候させてもらう叔父の工場で一機の絡繰人形に出会う。叔父の頼みでそれを駆ることになった彼は、高校生とテストパイロットの二足草鞋で自分の機体を狙う者や、暴走する軍用機などを相手に戦って行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-04 09:00:00
151727文字
会話率:26%
『異世界』で生まれた少年、ホタルは友人に騙されて『こちらの世界』に飛ばされ、普通の高校生として過ごすことに!そこで出会ったのは自らを異世界人だと自称する少女、レモン。
『魔法の存在しない世界で生まれた人間の見ているところでは魔法は使えない』
という制約を課せられた中、レモンや周囲の人々に振り回されながら、ホタルはデタラメな異世界活動をなんとかこなしていく。
【毎週月曜更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-22 01:19:00
60772文字
会話率:59%
大きい願い事はダメで、いっぱいのお願い事もダメ。
制約のある願いが叶う池には、しかし、逆さになった虹がかかるという噂がある。
その噂により、逆さ虹の森と呼ばれる森に住み着いたのは、一匹の子猫だった。
なぜ、ここの森の虹は逆さまなのか
。
その謎は誰にも分からないまま、噂だけが事実として残り続ける、そんなちょっと不思議な森で、子猫の小さな冒険が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 23:13:29
7959文字
会話率:28%
「はい、あなたは死にました。オツカレサマデシタ。」
「は?」
突如目の前に現れた女に言われた言葉に、輪堂 牧志(りんどう まきし)は驚きを隠せなかった。
「あなたは死にました。スルメを喉に詰まらせて。」
桔梗のような紫の長髪を揺らし、女は
繰り返す。
「さっき酒のつまみに食ってたけど……え?マジで?スルメで死んだの俺?」
「はい。剣先はよく噛まないと死にます。」
「で、あんたは……スルメの精霊?」
マキシの言葉に、女は口を尖らせる。
「あんな生臭い女と一緒にしないでください。私は転生の女神、ウヌズヴェッテナ。」
「ほう。じゃあ俺転生できるの?」
「はい。近頃流行りの異世界転生というやつです。」
「おお!やった!」
「ただ。」
「ただ?」
「本来やるべきでない場所でこの話をしてしまってるので、だいぶ制約があります。」
「俺になんの落ち度もないのに?チートはなしとかそういうやつ?」
雲行きが怪しくなってきた。嫌な予感がする。
「こういうのって、転生したあとの世界からしたらどうでもいいわけじゃないですか、言うなればアダルティなビデオのインタビューシーンみたいな。」
「導入は大事だよ!?」
「飛ばせるようにしたほうが良くないですか?」
「誰にとって!?」
「さあ?……あ、チートはありますよ。まあ……行けばわかります。えーい☆」
「うわっ?」
突如足元の地面がなくなり、マキシは落ちて行く。
「楽しんできてくださいねー☆」
「この……クソ女神いいいいいい!」
マキシは叫ぶ。が、強い衝撃を背中に感じ、意識を失った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 23:58:49
3189文字
会話率:37%
スティグマ(Stigma):語源的にはギリシア語で肉体上の徴(しるし)を意味する。
「穢れたもの・避けられるべきものである」ということを、第三者に知らせるのを目的として、奴隷・犯罪者等の身体上に押された烙印のことを指す。
精神医学用語におい
ては個人が持っていて、それがその人の社会的受容に深刻な否定的影響を与える、いわゆる汚点・欠点・ハンディキャップ・制限・制約などのこと。具体的には、様々な肉体的・精神的障害・精神病歴・犯罪歴などがある。
西暦2024年に終結した第二次水戦争。それから数年後、日本は47の国家が集まった独立国家共同体『日本連邦』として建国を果たした。日本連邦内では市民より下に社会不適合者(亜民)がいる。亜民(あみん)として生活している月宮 亮は、冷たい差別を受けながらも同じ亜民達と一緒に共同生活施設『たんぽぽ』で生活を送っていた。
皆は二重人格、パニック障害、PTSD、知的障害といった、社会生活に制限を持ってるが、暖かい時間がそこには流れていた。ある日、亮達の暮らす『たんぽぽ』に新しい仲間が入ってきた。銀髪の少女の名は葵(あおい)と言う。失語症を患い、筆談をしながら皆と打ち解ける葵だったが彼女には秘密があった。そんな葵が来た事で亮は再び自分の過去と向き合うことになる。亜民に堕ちる前まで準バウンティハンターに従事していた亮は、ある事件で心に深い闇を抱えていた、人ではない彼は、人間として生きることを望むが、過去は残酷にも亮を苦しめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 21:28:45
394575文字
会話率:56%
黙考詩集番外編。今年までという制約の下、短めの詩集を綴ることにしました。年末ならではの空気、視線、感情といったものを、拙いながらも詩に落とし込んでみます。
最終更新:2018-12-31 18:15:51
5952文字
会話率:12%
ある日、世界にひとりの男の子が生まれた。その子は、時間の制約を受けた男の子だった。
そのことが分かった医師は、世界の人びとに対してひとつの提案をする。
最終更新:2018-12-21 06:54:56
1127文字
会話率:41%
『いたって普通』を貫いてきた男、榊原忍(さかきばら しのぶ)。
彼は、ある日通り魔に脇腹を刺され絶命してしまう。
次に目を覚ますと、そこは暗い遺跡の中であった。
そして、彼は気付く。
自分は人ではなく、レイスになっていると。
そして、こ
こはどうやら日本ではなく異世界であると。
これは、霊体の状態で日に当たれば消滅する、毎日のようにやってくる冒険者に襲われる、低位のアンデットに王と崇められる・・・など様々な制約・苦悩に頭を抱えながらもなんとかのんびり暮らそうと奮闘する一人の男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-07 13:51:17
17502文字
会話率:45%
ある日、ジャッジメントボードなる人々に制約を科すシステムが起動する。捜査官である鏑木はこの事件にどう立ち向かうのか
最終更新:2018-11-06 07:00:00
13731文字
会話率:57%
千年以上にわたる人間と魔人の戦争の末、魔人は九割以上の国を失い敗北しかけていた。起死回生の一手として魔人側が打ったのは勇者召喚の儀式の模倣。他世界の『人間』しか召喚できない制約の中、『最も人間を殺した人間』を召喚し魔王とすることで勇者に対
抗しようとした。それがどんな結果を招くかも知らないまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-29 18:33:19
45850文字
会話率:54%
「変身」との題で、純文学を書いてみました。
かなり厨二くさいので、見る人を選ぶかも。
この作品はサークルブログおよびアルファポリスにも掲載しております。
・すかいみん Official Site
https://skymin.hatena
blog.com/entry/transform
・アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/459307871/294215951/episode/1350967折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 22:55:25
987文字
会話率:7%
旧世界を終末に導いた革命の残滓、幻素はあらゆる生物を変容させる死の吐息であった。
魔導術は旧世界に蔓延る恐怖と悪意を掃討した。
しかし、その対価として、己が住む星の大地に、広大な海原に、透き通る青空に悪夢の息吹きが満ち溢れた。
生物は
種を蝕む毒に対抗する間もなく、適応という形で徐々にその姿を変えていき、まるでそれが自然であるかのように根付いていく。翼の生えた馬、街を囲む大蛇、二頭の狼、旧世界の神話に似た何かは突如出没し始め、元の種族と成り代わるように現れ、爆発的な繁殖を起こした。
人と自然の均衡は崩れ去り、文明は再び自然に犯される。人々は武器を手に取った。革命の灯であり、衣食住の基盤となりつつあった魔導術を活用することで、霊長としての地位を確立する。
その大義の名の元に、魔導術による新たな文化は創始者であるリュンネの制約《グリムレッジ》を物ともせず、急速に成長していった。
導歴三○九年、人と自然は歪んだ共存をしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 16:15:13
4873文字
会話率:14%
勇者とは、勇気のある者のこと。(ウィキペディア調べ)
第三次魔界大戦より敗北した魔物は人間軍と平和協定を結んだ。
魔王制度の廃止、食人の禁止などの制約を課せられ、人間と共存することになった。
しかし、民階級システム最下位の「Level1」
を与えられ、劣悪な環境での生活、魔物で有るが故の差別により苦しめられることになった。
一方勇者は、戦争での功労が認められ、英雄階級を手に入れ、国事に介入するようになる。
大戦から1000年、勇者一族は国王を手中に収め、傀儡国家の事実状の支配者に成り上がった。
この物語は、権力により肥え太った悪性腫瘍(勇者)を取り除く物語である。 by サタン
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 14:59:25
491文字
会話率:58%
ああ、隣で俺の腕を抱きしめて寝てるこの娘? これね、魔王。魔王なんだ。
イメージと違う? そうだろうな。この娘はこの前新しく魔王になったばっかりだし。先代のみんなが知ってる魔王は俺が倒した。空腹に耐えかねて。うっかり。不可抗力で。
な
んでそんなことになったか? それは話すと長くなるな。
まず俺は偉いやつと喧嘩して王都を追放された。それで山暮らしを初めたんだが、そこに生えてた御神木とやらと「仲よく」なって最強の身体能力を手に入れてしまった。
それ自体はいい。でもそのせいで山での狩りを楽しめなくなった。なんとか楽しんで狩りをしようといろいろ無茶な制約をつけてたら、気づけばまる1日獲物なしなんてことになってたんだ。
それで食べ物を分けてもらおうと立ち寄ったのが、どうやら魔王の根城だったらしくて――って、やっぱり長くなるな。
簡単にまとめよう。何もかも王都の高慢ちきどもが悪い。以上だ。
ええい、思い出したら腹が立ってきた。
あの愚昧ども、いつか必ず痛い目に遭わせてやるからな――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 15:00:00
198618文字
会話率:52%
ちょっとした物流のお話から、内政チートに繋げた小咄です。
では物流の制約が徐々になくなったらどうなるのか等考えると面白いかもしれません。
Amazonで商工業はさらに発展するのか?この作品の外の話ですが、どうなんでしょうね。
最終更新:2018-09-10 20:00:00
2106文字
会話率:0%
雨がひたひたと降り注ぎ、霜がかかって辺りがぼんやりと見えずらい白梅雨《しらつゆ》時。少女はひとり、傘を片手にそれを見つめていた――。
主人公の妖狐、アメは「雨の日にしか人前に姿を現すことができない」と言う制約を課せられた状態で、人の器
を奪う、要するに人の命を奪わなければならないという使命を背負っていた。そんな時、まだ幼くて純粋な穂村紅葉《ホムラモミジ》と出会い――。
この物語はそんな一匹と一人によって織りなされる、初々しくも悲しい物語である。
※二ヒトシリーズ、これが雨白狐の由来だ!と言うつもりで手がけた作品です!ぜひ楽しんでみてください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 20:00:00
18631文字
会話率:34%
何でも願いを叶える能力を得て、異世界転生したが、制約がきつくて、そう簡単には願いが叶えられない。
そんな生活を送りつつも、世界最強を目指さなくてはならなくった一人の少年の物語
最終更新:2018-08-13 00:29:13
2752文字
会話率:34%
国境に位置するその街には、軍隊と共に、魔術を駆使して街を守る『魔女』がいる。
マリアは王城に勤めていたが、決して明るみになってはいけない秘密を抱えていた。
父の行方を追う歌姫と、復讐心にとらわれた『魔女』の物語。
原案・イラスト:うなぎ様
文章:えん堂
※うなぎ様(@kusabanokage_)考案の設定をもとに、えん堂が構成・執筆した物語です。
※Twitterではうなぎ様によるイラストも飾らせていただきます。
※3万字程度の中編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 17:24:09
39612文字
会話率:31%
人類は驚異的な技術力で目覚しい発展を遂げた。
だが各国が競い合うようにして急速に発展しすぎた代償は大きく、母なる海を枯れ、空は黒く染まり、大地は痩せこけ純粋な自然の姿を残したかつての青い星は消滅、地球は灰色の人工物と化していた。
人類が自ら
の愚行を嘆いた時、それらは災害レベルの環境汚染という形で牙を剥く。
地球のキャパを超え、浄化不能と化した汚染を前に人類は試行錯誤の末、試験的ではあるが有害物質に抵抗を示す"ナノマシン"を開発、それを体内に組み込む事で環境への適応を試みた。
結果時代が進むに連れ、人類全体が体内にナノマシンを宿すようになり、それは環境汚染に適応する為だけにとどまらず外傷に対する瞬間的止血、いかなる状態でも精神を安定させ、循環するナノマシンを停止させる事で罪人を処し、逆に瀕死の重傷人を蘇生させる。
世界は遂に己の生き死にさえも技術により管理する時代を迎える。
だが42世紀末、世界中では老若男女総勢1万人超の相次ぐ不審死が発生。
国連の調査によると死因は体内のナノマシンが異常を起こした事と判明。
人為的なモノなのか単純にプログラムの異常なのか、一部メディアが死神の存在を謳った事からナノマシンに突如起こる異常動作、特に生死に関わるモノは通称"死神"と呼ばれるようになる。
それは"人間に感染するコンピュータウィルス"であり感染経路、発症条件、予防策などは依然不明。
神の裁きか或いは乗り越えるべく与えられた試練か。
徐々に広がりを見せる謎のコンピュータウィルス死神に対して日本政府も対策を発表。
時同じくして首相を含む一部の上級官僚達は秘密裏に、とある機関との接触を開始。
その機関の名は"社会福祉法人 技能開発研究所"。
表向きには環境汚染に対して、より高度な反応を示すナノマシンの開発及び、それに対する情報共有を目的とした民間法人企業だが、正体は政府公認の秘密機関にして非合法な研究、人の道に反した禁忌を行う国家の闇を具現化したような狂気の組織。
監視社会の手前、表立っての行動に制約を掛けられている今、動けるのは先進技術の闇に隠れた裏の組織として福祉技研に密命が下される。
究極の畜生道とも言える、その作戦名は──
"EscapeGoat(エスケープゴート)"折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 16:12:43
238110文字
会話率:31%