交通事故により自らプレイ済&ドハマりしていた家庭用ゲーム機向け王道ファンタジーRPG『エリピスカ・オブ・レガルノータ』(略称『エレガル』)のラスボスである『魔王』ジーナ・クロルネアスに転生したオタクであるという事以外は特に特徴も個性
もない都内在住の平々凡々な女子高生・日瀬椎奈(ひなせしいな)。
世界最強と謳われる程の闇の魔力と強靭な体を持ちながらその力を自国・クロルネアス国の民を傷つけ苦しめる事にしか使う事が出来ずゲーム本編において一切救いのない最期を迎えた冷酷で残忍な女王『ジーナ』を理解する事はできても共感する事は全くできない椎奈は、自らの力は民と自国を守るためにあると決め『ジーナ』とは全く異なる女王ジーナとしてクロルネアス国に君臨し自らの運命に逆らい、結末を変える事を決意する。
そんなある日。
ゲーム内では『ジーナ』により引き起こされた悲劇で大勢のプレイヤーがトラウマを植え付けられたエピソードとなった隣国・リュミラルス国において王家の次に力を持つとされるローデルヴァイン公爵家三男シャハル・ローデルヴァインから求婚の申し込みがあった事を自らの護衛であるリラ・ヴェルテアードから伝えられ、悲劇を回避することでゲーム内では当たり前のように破談となったこの婚姻話を成立させてしまえば『エレガル』のストーリーを大きく改変できるのではないかと気が付いた椎奈は本心では全く乗り気ではなかったものの婚姻成立に向けて動き出す。
さらに逢瀬を重ねるうちに穏やかで懐が深く甘やかし上手のシャハルに徐々に絆され惹かれていく自分を否が応でも自覚して……――。
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 21:12:09
7731文字
会話率:21%
他人にとんと興味がないのだと言われている第三王子が、可愛らしい淡い色彩の少女に笑いかけ春の庭で逢瀬を繰り返している。そんな噂が生徒の間でまことしやかに囁かれるようになっていた。
そんな噂に第三王子の婚約者である少女は胸を痛め、そして思った。
選ぶのは王子なのだから、自分が選ばれなかった時のために、少女が王子に相応しく振る舞えるよう私が淑女教育を施そう、と。
報連相が圧倒的に足りてない王子様と忙しそうな王子様を見てると何も言えなくなる令嬢と、そんな二人の事情に巻き込まれる少女と従者の男の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 15:19:55
15649文字
会話率:48%
高二の夏、人生で初めてできた彼女は、左利きだった。
向き合うとまるで鏡みたいだねと、笑いあった。
けれど彼女は、私に内緒で教師と隠れて会っていた。
二人は付き合っているのだと、噂が流れた。
私は勝手に、黙って身を引いた。
それから七年後。
私は偶然彼女に再会した。
私は思い知った。私はまだ、彼女のことが好きなのだと。
けれど彼女の左手の薬指には、控えめに輝く婚約指輪があって、彼女は笑顔で妊娠したと告げる。
だから、この恋は決して成就してはならない。
けれど、恋心を押し殺して彼女との逢瀬を重ねる私は、気付いていない。
彼女の本当の目的を。
※この作品は「カクヨム」「ステキ文芸」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 17:00:00
14415文字
会話率:37%
ドラゴンに恋焦がれる忍者は、逢瀬を果たすために岩を登る。
最終更新:2020-11-30 10:00:00
1000文字
会話率:7%
高校卒業を期に、
大切だけれど名前のつかなかった相手と
お別れをする話。
こういう設定で、何ツイート以内におさめる
と言うあれで書いていたのを加筆修正したもの。
わりと気に入っています。
最終更新:2020-11-21 00:56:48
1417文字
会話率:9%
王国ファーロスの第十三王女ルーチェは「白百合宮の眠り姫」という異名を持つ病弱な姫君として知られていた。王も兄たちもルーチェの将来には何の期待も寄せておらず、ルーチェは忘れ去られたかのような小さな宮の中で長い眠りを繰り返すだけの日々を送って
いた。
ルーチェの唯一の心の拠り所は、眠り続けてしまう彼女のために祈りを捧げ、治療をしてくれる神官エトアルだけ。彼に抱いた叶わない想いに身を焦がしながら、今日も一時の逢瀬を楽しむルーチェだが――。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 12:04:10
5335文字
会話率:28%
浮気相手との逢瀬を妻に見つかってしまった後藤哲也。思いの外冷静な妻は、哲也に紹介したい人がいると告げる──
最終更新:2020-11-10 22:04:33
3645文字
会話率:35%
高校3年生の夏休み、学生最後の夏に訪れた幼馴染との『一時の別れ』は『今生の別れ』となった。
告白はおろか別れの言葉すら言えなかった事を悔やみ続ける中、とても奇妙な形で幼馴染との再会を果たす。
最終更新:2020-10-26 20:00:00
35357文字
会話率:36%
フラワーショップのバイヤーとして働く三浦那央は、セミナーで出会った藤沢希に高校時代の後輩の面影を重ね、徐々に恋に落ちていく。
軽い冗談から希との同居生活を開始した1年後、後輩である遠山優衣からの電話で3年越しの再会を果たした。
希への想
いを燻らせたまま優衣との逢瀬を重ね、満たされない気持ちをごまかし続ける那央に、ある日突然転機が訪れる。
※百合(レズビアン)小説です。同性愛に対抗のある方は閲覧をお控えください。
※小説投稿サイト エブリスタにて完結済みの作品を転載(一部表現を緩和しています)。
※誹謗中傷ご遠慮願います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 22:31:38
94108文字
会話率:51%
“氷の王子”こと高科伊織は、社会に貢献している科学者の一人だ。
そんな彼が仕事や研究以外に初めて興味を示したのは、小学生の女の子?!
周囲からは少女と深く関わらないべきだと苦言を呈されているが、今週も公園の片隅で逢瀬を重ねる高科と少女。
こ
れは、彼が愛おしさを知るまでの物語。
※カクヨムにて同時連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 16:00:00
75985文字
会話率:56%
久世雪春(くぜゆきはる)は、ちょっとロマンチストな高校1年生。
そんな彼は、人には言えない初恋をしていた。雪の妖精『スノウ』と名乗る
幼女のような存在と小学校の時に出会った雪春は、瞬く間に惹かれていった。
それから4年。雪の季節にだ
け姿を表す彼女との逢瀬を楽しみにしていた雪春。
彼はある時、思いがけず彼女と、そして、ずっと昔からの幼馴染の秘密を知ってしまうことになりー?
雪の妖精と彼女に恋する男の子と、そして幼馴染の女の子と-
クスっと笑えて、少し心温まる冬の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 22:06:36
6902文字
会話率:51%
大好きな彼はいつもお風呂場に現れる。
最終更新:2020-08-12 00:00:00
2136文字
会話率:29%
前世はファンタジーアニメ、ゲーム好きの女子高生、現世は宮廷魔術師長の一人娘、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢。
❇︎一章は完結しております。
『ディアナ……私の寵妃……』
誰かが耳元で、私の名前を囁いている。
瞼は開いているものの、視界は霧がかか
っているように不明瞭で、相手の姿ははっきりとはわからない。
びくりと身を震わせれば、からかうようにくちづけが落とされた。
幾度も繰り返されるそれは甘く、思考をたやすく遮って、蜜のように蕩けさせてしまう。
ーー貴方は、誰。
問いかけは、新たに注がれるキスの雨の中に埋もれた。
そしてーー
「なんっって夢を見てしまったの……っ!?」
お決まりの夢オチで目覚めた朝。魔法帝国バルハムート帝国、宮廷魔術師長の一人娘、ディアナ・ゾディアークは苦悩していた。
夢の逢瀬のお相手は、この大帝国を治める魔帝ディートリウス・アウレリアヌス・バルハムート。
若くにして皇帝の座についた彼が、急遽、花嫁選びの儀を行うことになった。人間の皇帝と彼を寵愛する精霊の王が共に国を統べるという、独自の統治体制を持つこの国では、花嫁の選び方も一風変わっている。
ーー誰が次の妃になるのか誰にもわからないーーそれを決めるのは精霊王のみであり、彼のものによる選定は〝精霊王の花摘み〟と呼ばれ、身分の上下も関係がない。帝国中の〝乙女達〟が選定対象になる中、見事、妃に選ばれた乙女は〝精霊王の寵妃〟として、皇宮に迎え入れられる。帝国中のうら若き乙女達が殺気立つ夜、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢である自分には関係のない話、とタカをくくっていたら……?
ーー様々な思惑が交錯する中で、ディアナは無事に寵妃になれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 10:23:54
414673文字
会話率:49%
一本の電話が繋いだ、四日間の奇跡。
四日間だけの逢瀬。
もう一度だけ、あなたに会いたい━━━。
最終更新:2020-07-28 00:38:48
6577文字
会話率:90%
濃ければ濃い程良いらしい。それは床の泥。そこで蓮の根は静かに育てられる。泥の中は、とろりと暖かく優しい。やがて水面に葉を浮かべ、立ち葉を昇らせると、天高く花を開かせる。
手代が好きなお嬢さんは、策を巡らせ彼を手に入れようと奮戦したのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 17:34:39
2477文字
会話率:56%
ずっとずっと昔、愛が罪だった頃。愛し合った2人の男女が課せられた罰は
「星の大河に分かたれて、許された1年に1度のみ逢瀬に人の願いを叶え歩くこと。」
そんな2人の永遠に続くかと思われた運命は、1枚の短冊によって変えられた。
そして時は変わ
り、いつかの7月8日、小さな街の商店街で言葉にできない気持ちに悩む少女。彼女の運命もまた、1枚の短冊によって変わるのであった。
※他エブリスタにも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 16:31:20
2087文字
会話率:28%
いったい何年たったというのか。
最終更新:2020-07-07 20:00:00
2029文字
会話率:35%
私たちの愛はけして報われない。けして届かない。
愛人のみを愛する夫に顧みられることのないまま儚くなった母を見て育ったフェリアは自分もきっと母のようにしか生きられないのだろうと人生を諦めていた。
しかしアカデミーの入学式の日、目にした第1
王子の姿に、彼女はある決断をする。
強い魔力を持ちながら、けして王にはなれない不遇の王子。
彼にしよう。そう決めたフェリアは真夜中、彼の前に姿を現し、提案をもちかける。
死に怯えない人生は如何ですか?と・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 17:22:52
9786文字
会話率:21%
“6月の晴れ”梅雨と呼ばれるこの季節。結婚を急かすような母からの電話にも良い答えは出来ずにいる日々。でもねお母さん。私、とっくに結婚をしていたよ。
大雨の日に大学の図書館で出会ったハルカとヒロト。
二人は逢瀬を重ねるが、ある日突然ヒロトは
姿を消してしまう…。
しとしとと降る雨のようなやさしい恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 17:56:25
12126文字
会話率:50%
冬の日本海、試験中に消息を絶ったロシア軍の肢闘・ドルフィン2機が日本の護衛艦の前に浮上、亡命の受け入れを求める。しかしいくら呼びかけても乗員は機体の外に姿を現さない。それはできないのだ、なぜなら私たちは肢闘そのものだから。
人間は生まれ
ながらにして人間なのか。人間こそ至上の存在なのか。肉体のカタチに心の在り方を定められた「人間」と「機械」の儚い逢瀬。
……ロボットとかって人型の方が格上な感じがするし、人間じゃないものは人間を志向しがちだよね、でもそれってどうなの? というお話。
2018年前半の作。
「リリウム」の続きです。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 10:28:06
166153文字
会話率:48%