時は西暦2036年。燃料資源と国の貧富の差を巡り、世界は第3次大戦に突入した。
日本もこれに巻き込まれ、次第に兵士不足に陥り、やむを得ず子供、女性の徴兵も始まった。
だが日本での強制徴兵は人道的に拒まれ、徴兵は募集形式となった。
しかし、時
代は先ゆく。
今までの平和主義だった日本人は、国、家族、友人を守るための正義感が芽生える。募集が始まって間もなく、少年少女の入隊希望は初日だけで1万を越えた。
子供の戦争編入は親の反対が大きかったが、子供たちの家族を守りたいと言う意志は強く、親はそんな子供たちに説得されてしまうほどだった。
それから子供たちの兵士育成が始まり、予想以上の戦績をみせた。
これが今世代の子供たちの秘められし力、「守りの為の強さ」であったのだ。
これは新時代を生きる、少年少女たちの、仲間を守る戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-15 21:04:08
11786文字
会話率:23%
6月13日「薪田信也」は死んだ。その日新しい僕が産まれた
2015年マイナンバー制度が制定された。それが日本国民達を苦しめることになるなんて誰が予想しただろうか。
2050年時は進み、マイナンバーによってDMAの情報が見れるようになった。
それによって一人一人の病気の発症率なんかがわかるようになり保険会社は「死にやすい人」に莫大な保険料を払わせるようになった。
小学6年生になると体力、知力、学力なんかのテストが行われる。その結果で子供たち進路が決まるようになった。
優秀な人材には金を払い、何の能力も持たない人材には金を払わせ、ちぎっては捨てられた。
よって貧富の差は広がっていった。
結果たった10年で金持ちと貧乏人では天と地ほどの差ができるようになった。まさに資本主義の闇と言える。
世界にうんざりしていた頃僕は彼女に出会い彼女に生まれ変わるチャンスをもらった。
そして「僕」は「オレ」になった。
オレは戦う。仮染の腕を使って今日も革命を目指すして戦う。
オレはこの腐りきった世界をぶっ壊す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-09 19:34:18
15368文字
会話率:38%
西暦、2108年。
環境問題さえもを克服した人類が住まう地球。
しかし貧富の格差は広がり、世界に戦争は溢れ、犯罪は増加の一途を辿っていくばかり。
辛うじて仮初の栄華を誇っているその世界で、人類はある一つの能力を手に入れた。
超能力と呼ばれ
るその新たな力は、新たな差別と偏見をもたらし、そして新たな憎しみを与えることになる。
そんな世界の極東にある一国の都市、東京での話。
昼行燈で誰に対してもフレンドリーな男、阿久津 夏澄(あくつ かすみ)。
冷静でぶっきらぼうな青年、黒上 晟(くろがみ せい)。
容姿も性格も好対照な二人は東京警視庁刑事部の超能力犯罪対策課、通称"PCD"に務め、能力者が起こす事件を追う身。
彼等には暗い過去があった。
そして、それ故に強い望みがあった。
いくつもの事件に翻弄されながらも、己のその願いの為に二人は眠らない街――東京を駆けまわる。
何物よりもどす黒い憎悪を抱くことは悪しきことなのか。
煮えたぎる怒りは許されないものなのか。
四肢を切断されるような悲しみは忌避されるものなのか。
生命活動さえ止めてしまいそうな絶望は、目を背けるべきことなのか。
強者の論理の下に"供物"にされた者たちの逆襲が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-27 00:39:23
26476文字
会話率:29%
1978年初夏、テヘランの空は真っ青だ。まさにペルシャンブルーの空だ。抜けるように高い空に、雲ひとつない!!!
この素晴らしい青空の下で、パーラビ王朝は繁栄を誇っていたが、水面下で無理な近代化にともなう貧富格差の増大やイスラム教軽視の政治
への反発で、反政府・反国王運動のうねりが静かに始まっていた。このような時期に僕はペルシャ語(ファルシー)を学ぶとともに、将来のイランの政財界を指導する若きエリート達と親しい関係を作ることを目的とし2年間の予定でテヘラン大学に留学生として派遣されてきたのである。27歳、入籍をしたばかりの新婚の妻、愛子を日本に残しての単身留学である。
1978年7月から1979年2月にイラン革命が起きるまでの革命前夜のテヘランの町やイラン人の生活を留学生の目を通して綴って見ました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 15:25:20
24828文字
会話率:0%
聖魔争う世界、聖天軍に負け続ける北部魔軍総司令官魔神王アンラ・マンユは敗北の原因は自分にあると魔導神官ナイムに告げられる。それは魔神王の偏った愛情にあるという事実と、命短い人類の愛を知らぬがゆえという驚愕すべき問いだった。知らぬ事などない、
それを豪語してきた魔神は自らに足らないものを見つけ、愛を捧げる伴侶を探すために下向する。地球へと。はた迷惑にして他人の事など気にもしない唯我独尊の魔神アンラ・マンユ。それに巻き込まれた平井サラ、始まる地球生活、巨大な自我が我が物顔で婚活にひた走る!! 婚活魔神伝開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-26 23:00:00
13659文字
会話率:37%
20XX年 格差社会が進み、貧富の差が拡大して国内ではスラムなどが問題になっている近未来の日本、中華人民共和国も北朝鮮のまだ何とかかろう時で存在し、アメリカがその影響力を今より後退させた世界、憲法を改正し国防軍を創設した日本に今背後からの一
突きが迫ろうとしていた。
初の連載小説の投稿です、至らぬところもありますが生暖かい目で見てください。
筆者は軍事には素人です、もし自衛隊等の情報があれば教えてくださるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 21:47:45
701文字
会話率:63%
地下に追いやられた人類の反撃の物語。
植物の叛逆より約40年。各地方のシェルターに避難した旧日本国の国民。その国民を植物から守護する組織。だが組織のせいで貧富の差が広がっていることもまた事実。
組織に属する少年ヒイラギとその仲間は各々の思い
を胸に闘っていく。
その反撃の意思はどこへ向かうのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-01 20:00:00
5870文字
会話率:27%
貴族の突然の独立宣言。
国を分断する壁。
貴族アバダンが突然反乱を起こし、
一晩で一方的に国から離反してしまう。
貧困層とされている地域の友人に会っていた
8歳の王子は、城に帰るすべを失ってしまった。
取り残された王子は今までの暮らし
を忘れて貧しい生活を余儀なくされることになる。
そして4年。
成長した王子は、貧困層の住民として暮らし、
その中で日々を過ごしていた。
ある時独立した貴族の娘と出会い、
静かだった毎日が動き出す。
=============================
そんな話です。結構シリアスです。
雰囲気はライトです。
会話内以外では人は死にません。
誰かにとってのハッピーエンドを目指します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 22:44:14
101243文字
会話率:46%
世界中が開拓時代を終え、村ができ、集落ができ、街ができ、国ができた。
その過程は気が遠のくほど長く、何世代にも渡って人類繁栄の技術を育んできた。
いつからか生まれた人類は、時を重ねるごとに生活を豊かにし、更なる先を目指し邁進する。
それら
発展を根底から支えていたのは「魔術」
古代にその存在を発見されて以来、人の感性が増していくごとに解明、分析、行使され、今や誰もが当たり前として認識している技術の一つであった。
魔術がもたらす恵みはまさに天恵そのもので、知識を貪欲に求め吸収し応用する人類の手によって目覚しい勢いで技術が改進され、その度に人々の生活諸々は潤っていった。
しかし、もたらしたのは恵みだけではなかった。
技術の繁栄は無限であり、我々の未来は明るいと高らかに謳歌し、光溢れる道を踏破していく一方で、それらの後ろには陽を見ることが叶わない影が増えていった。
「貧富の差」であった。
我先にと技術を開発していくためには競争が必要不可欠であり、それに則れば必ず勝敗が定まる。
競争に負けてしまった国々は先を行く国に置いていかれ、その差は埋まることなく貧困の道を歩まざるほか無い。
そんな中、世間一般で言う「敗戦国」の特に珍しくも無いスラム街に一人の少年が生まれた。
しかし、何故か魔術が使えない!?
魔術あり、魔物あり、少し科学あり。
ファンタジーな世界に生きる少年を綴る物語である。
本作は小説投稿サイト「ハーメルン」にも投稿している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-06 22:19:17
35175文字
会話率:20%
数百年前、地球は汚染され尽くし、人間は地球化に成功した火星へと移動。
数十年前、国家、政府の作り上げた金と権力が全てである世界のルールに納得のいかない企業は政府と大規模な戦争を起こし、勝利した。
数年前、新たに地球化が可能な惑星を発見し、侵
略した。
そして今。企業は世界の平和、貧富の差の減少に向けて計画を実行中。企業の求めている理想にはまだ
先が見えないほどに遠い。
さらに人口の増加によって、人間が暮らしていくには地上だけでは足りず、海の上に人間の暮らせるスペースを作り、そこで人間が暮らし始め、増加しつつある。
地球では再び人間が暮らせるように汚染物の排除などが行われ、山、森、川、海では生き物が生きていけるほどに戻っていた。
後は建物、道路の完成を待つだけ。といったところである。
この物語の主人公、ロン・ラーウェルは火星で生まれ、生活は貧しく母、弟、妹のために12歳で家族の元を離れた。
19歳のある日、偶然発見したメイスに乗り、傭兵になることを決意。
運で生き延び、努力で力をつけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-08 11:41:08
562文字
会話率:40%
世界の総人口は約71億万人。1分に137人、1日で20万人、1年だと7千万人も増えている。
世界中で1年に6千万人が死亡し、1億と3千万人が生まれている。
日本の人口は約1億3千万人。毎日3千人が産まれ、3300人が死亡。
貧富の差、環境
問題、資源の枯渇問題、人権、ありとあらゆる問題を抱えた地球。
その問題の根源ともいえる人間の内、70億と9999万9998人がある日の朝に忽然と消えた。
動物も、虫も、何もかも。
残されたものは植物とたった2人の日本人だった。
◆
この作品の更新は非常にゆっくりとなりますが、途中で作品放棄はしませんので
のんびりとお待ち頂ける方がいらっしゃれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-17 13:35:43
28897文字
会話率:28%
近代化の波を迎えたイギリスの大通り。馬車から車になり、急速に貧富の差ができあがった時期に、二人の兄妹がいた。
どこからか手に入れた地図をみて、兄であるユーミットが妹のミリィに地名を教えていく。二人の纏っている衣服はボロボロで、とても無邪
気なのだが、それでも笑顔だ。しかし二人の心は……。
― ― ―
掌編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-30 07:00:00
1875文字
会話率:54%
2×××年、日本は大きく4つに分けた国で成り立っていた。
北に位置する北黒国、東に位置する東蒼国、
西に位置する白西国、南に位置する紅南国。
4つの国にはそれぞれ頂点には王が。
王が支配する国となった日本は貧富の差が激しく
人々は苦しんでい
た。
月日は流れて、7年後。
敵対している東蒼国と紅南国の亀裂はかなり悪化。
そんな中、お互いの正体を知らずに
紅南国の王女、朱璃と東蒼国の王子、由多は互いに惹かれあっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-25 15:58:27
15733文字
会話率:43%
2053年、岐阜県岐阜市は新たな日本の首都になっていたが
貧富の差が激しく、繁華街とスラム街が連立するこの街は
暴力、窃盗、薬物など治安悪化が著しくなっていた。
そんな、不幸な境遇に生まれた少年少女の物語!
平和を手にするか否かは数人の子
供たちにかかっている!
近未来アクション小説のはじまりです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-25 10:52:03
7102文字
会話率:35%
貧富の格差が激しい閉ざされた場所、ヘイブンウラウド。その中のとある窃盗団に使われていた男の子、サイが、とある女の子に出会い一緒に生きていくことになる。
世界迷彩の果てシリーズの番外編ですが、多少登場人物が被っているくらいなので、こちらだけ読
んでもまったく問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-12 17:00:00
2288文字
会話率:54%
給仕用、護衛用、愛玩用、様々な目的で使用される機巧人形(ヒューマノイド)が世の中に普通に出回るようになった東京、2041年――。
貧富の差は増し、色濃い影となって落ちる路地裏に、その少女は立っていた。
真白の髪、藍色の瞳、白いロリータ
服。
機械の体に飲まれた人間を、機械を、ひたすらに壊してまわる少女と、彼が出会ったのも、薄汚い東京の路地裏だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-25 21:53:12
26840文字
会話率:37%
そんな昔ではない時、第一次アジア大戦、第二次アジア大戦によりこの国はすさまじいさらなる経済発展を遂げたが、いまだにこの戦争の真意は不明で一般には某国が暴走したとされている。それにともない貧富の差もすさまじいものとなった。強盗、スリなどの犯罪
が多発するなか、少数だが私設に護衛を保持するものまで現れる時代となった。それにともない護衛産業が急速に拡大しつつあるが。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-25 19:57:14
6124文字
会話率:37%
緑が生い茂る森を囲うようにして聳え立つ城壁。中央には城があり、ヒト・モノ・カネが集まって国を潤していた。偏在する地方都市も田舎街も歯車として機能している。貧富の差や身分の差こそあれど、民は皆、平和に暮らしていた。……何も知らずに。理不尽な
世の中に立ち向かう、少年少女成長系おくすりファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 20:51:13
20798文字
会話率:55%
西暦2031年頃『超少子高齢化』が日本では、即刻改善しなければならない問題とされていた。
人口は上向きで増加していたものの、日本の人口9割以上20歳を超えていて、国民の貧富の差が、悲痛なまでに激しくなり産まれてきた子供は国の重要な宝
とし、義務教育を終えたら親元から離され、『安全な場所での教育』を掲げ、国がそれぞれの県へ設立している学園への入学が法律で決められた。
この法律は、ただ子供達を大切に守る為では無く、日本そのものを1から作り直す企みが隠されていた……
やがて入学した生徒達は、政府の企みを知ることになり少年少女達の運命が変わっていく……
※誤字脱字ちょこちょこ修正します。
温かな目で読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-02 04:27:41
24230文字
会話率:36%
青年海外協力隊での経験を生かした作品です。事業仕分けにより、JICAや青年海外協力隊などがなくなり、民間主導の海外ボランティア集団協力隊が創設された後のお話です。
一人の女性が発展途上国の村落に単身で乗り込んで、現地の人と二人三脚で教育
環境を良くしようとするが…。
日本とは言葉も文化も習慣も全く違う環境で、何をやっても全くうまくいかない。いつしか、思い描いていた青写真【自分を必要としてくれている人のためなら、どんなことでもやる心意気】もボロボロとなり、心や体すらも蝕んで行くようになる。
そんな時に出会った一人の少年、ロベルト・エルナンデスは学年末の進級テストで不合格となり、再試験で合格しなければ留年して小学五年生をもう一回しなければいけない状態であった。
そんな中で金村カナの試行錯誤が始まった。時には心が完全に折れて、日本へ帰ろうと思いながらも、回りに助けられながら初心を貫徹していく物語。
【2010年2月作】
【2014年4月加筆訂正】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 22:37:16
100040文字
会話率:20%