アフリカ、マラウィ共和国での経験談、実話を私小説風の一話完結のエッセイにして連載します。アフリカの風土と日本人青年の心象風景です。
最終更新:2020-03-27 02:12:15
2037文字
会話率:2%
ファーストラビット
インドネシアと日本との国を超えた家族の物語です。
私のインドネシアでのJICAシニア海外ボランティア時代の経験がこの話のベースになっています。
この物語が、日本という祖国、インドネシアという第二の祖国の懸け橋になれ
ば幸いです。
ユリの娘のアオイは貧しくてもユリ(母親)からの愛情を一身に受けあたたかい家庭で育っていた。
ユリは村の有力者である村長へ第4夫人として嫁ぎ、アオイを産んだ後離婚していた。
ユリにはユリが高校時代にあるきっかけで大恋愛した、忘れられない日本人ナオトの存在があった。
時は過ぎ、アオイは絶世の美少女に育っていた。ある日ユリのメールをたまたま見てしまったアオイは、自分の父親が母親が離婚した村長ではないのではないかと疑問を持つ。
自分の父は日本人のナオトではないか?どうしてもこの真相を確かめてみたい。
アオイはいつの日か日本に行きたいという希望を持って、J〇T47のオーデション受験を決心した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-09 13:22:49
1847文字
会話率:28%
青年海外協力隊での経験を生かした作品です。事業仕分けにより、JICAや青年海外協力隊などがなくなり、民間主導の海外ボランティア集団協力隊が創設された後のお話です。
一人の女性が発展途上国の村落に単身で乗り込んで、現地の人と二人三脚で教育
環境を良くしようとするが…。
日本とは言葉も文化も習慣も全く違う環境で、何をやっても全くうまくいかない。いつしか、思い描いていた青写真【自分を必要としてくれている人のためなら、どんなことでもやる心意気】もボロボロとなり、心や体すらも蝕んで行くようになる。
そんな時に出会った一人の少年、ロベルト・エルナンデスは学年末の進級テストで不合格となり、再試験で合格しなければ留年して小学五年生をもう一回しなければいけない状態であった。
そんな中で金村カナの試行錯誤が始まった。時には心が完全に折れて、日本へ帰ろうと思いながらも、回りに助けられながら初心を貫徹していく物語。
【2010年2月作】
【2014年4月加筆訂正】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 22:37:16
100040文字
会話率:20%