『今日の放課後、3-Cの教室に来てください』
下駄箱に入れられていた一通の手紙に誘われて教室に入ると、突風が吹き込んできた。
◆毛利鈴蘭の三題噺シリーズ第二弾。
第二回目のお題は「米 シクラメン カーテン」です。
毛利鈴蘭、初の
恋愛物チャレンジです!
ごゆっくりどうぞ。
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今回のお題はマイミクさんからいただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-23 06:04:01
1599文字
会話率:20%
愛想の悪いお嬢様藍羅が、時空の向こうで心を開いていくお話・・・
最終更新:2010-01-10 18:39:05
1528文字
会話率:54%
陽坂静乃は高校1年生になる少女。
入学式に遅刻した彼女は、一人の少年と出会う。
同じ学校の制服を着た彼は、自分の記憶をなくしていた______。
静乃は、優しい、桜の香りのする彼に名前を与えて・・・
優しくて、切ないリトルラブストーリー
最終更新:2009-12-31 22:35:35
3388文字
会話率:42%
時代は明治。
学士を目指す長田一英の下宿には、時折幻の花の香りが立ちこめる。花など誰も生けはしないのに。郷里でひそかに一英を待っている、小谷静哉を思い出させる香りだった。
体の弱い静哉は、空気のいい田舎でしか暮らせない。半年ぶりの帰省で、鈍
い一英も真実に気づく。自宅からほとんど出ることのできない静哉の念が、下宿まで香りを飛ばしていたのだと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-20 20:26:58
6326文字
会話率:29%
髪を梳かしている時に感じた懐かしい香り。娘は母のことを思うのだった。
最終更新:2009-12-19 20:41:36
1436文字
会話率:30%
香りにまつわる物語。
最終更新:2009-11-23 09:10:53
915文字
会話率:4%
私の姉は美しかった。熟れた果実のように艶やかな肌。
誰でも受け入れてくれそうな柔らかい物腰。香水を付けていないのに、果実を連想させる香り。誰が見ても美しかった。でも、その綺麗な姉が結婚しようとしている男は嫌な奴で……。
最終更新:2009-10-03 00:14:53
1800文字
会話率:2%
彼女は美しかった。まっ白な顔をしてた。きれいな髪をしてた。声もやわらかだった。彼女の室は花の香りがした。いい香りがした。ものすごくあったかだった。彼女は人もうらやむほどのほとんどをそこでは持ってた。
最終更新:2009-09-24 18:11:03
2708文字
会話率:23%
「…やっぱり、紅茶の香りだ…」僕は、その甘い紅茶に誘われて、庭園をさ迷っていた。なぜこんな場所にいるからといわれると、たしかに、不信である。あたりは、木々や、花で埋め尽くされて、色とりどりのこの空間に、一つだけ、動きを見せるものがあるのだ。
そんな世界を、ただ香りにつられて来た僕は、一歩、また一歩と、足をのばし、力強く踏み、そして、先を急ぐ。そうしている内に、香りが、段々と、強くなっているのがわかった。「近いみたいだ…」そして、辿り着いた。そこは、言うならば、庭というよりも、大きなお店。花屋さんが、いいたとえとなる。だが、実際そこにいたのは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-08 23:20:57
5682文字
会話率:29%
小説に登場する埼玉県日高市にある高麗神社と武蔵坊弁慶、源義経の関係を推理。そして明治天皇出生に関する風聞を紹介。
最終更新:2009-07-12 11:38:19
2437文字
会話率:7%
探偵の大和太郎が人違いで生命をねらわれた。その後、人違いの当人である空手家の滝田がころされる。太郎を殺そうとした女性の無実の証明に向けて大和太郎が動き出す。そして、過去の悪事が明らかにされていく。女性のロマンスを交えながら、物語は展開する。
松任谷由美の歌「海を見ていた午後」に出てくるレストラン近くの公園の場面にロマンを凝縮している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-12 09:43:48
28557文字
会話率:30%
羽田の倉庫で働く男と来歴不明の中国人女性、同性愛のケンジ、事務のみっちゃん、危険な香りの陳、様々な人間模様がぐるぐる回って、少し悲しい終局です
最終更新:2009-07-10 05:25:25
4054文字
会話率:29%
今時そんなのありえねぇだろって言うくらいの、四畳半の狭くて汚い二階建てボロアパート。一人で住むのだってめいっぱいのはずなのに、二人も住むなんて絶対無理だって笑ったのは、つい昨日の事のようだ。少し古臭い香り漂う失恋した彼のお話し。
最終更新:2009-06-24 03:54:24
4812文字
会話率:4%
『たまねぎ』から花開く奇妙な三つの物語。
驚異・謎・戦慄の香りで綴られる、オーバージャンルなオムニバス掌編集。
※他サイトに掲載した作品の完全版です。
最終更新:2009-05-30 01:01:31
3333文字
会話率:7%
聡子さんの指先からは、いつもオレンジの香りがした。ぼくと、聡子さんと、先生。甘酸っぱいオレンジケーキ、緑輝く庭。幼い頃から変わらなかった光景は、ゆっくりと移ろいゆこうとしていた――。ある少年の、ゆるやかな初恋の記憶。【『春・花小説企画』参加
作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-06 13:49:26
4044文字
会話率:28%
日々過ぎて行く日常の中で、頭の片隅にも残らず消えていくものもあれば、鮮明に覚えている記憶もある。私の中にある幼い頃の大切な記憶それは、大好きな香りと共にあるのだった。
最終更新:2009-04-06 13:12:46
4002文字
会話率:12%
ある日突然、死の予感を感じたら。その予感が気のせいとは思えないほど鮮明すぎるものだったら――――。あなたは大切な人への最後のコトバを、どんな風に伝えますか?伝えた人と、伝えられた人。その「最後のコトバ」にあった物語。
最終更新:2009-02-12 01:29:42
7697文字
会話率:23%
遠い記憶に捨てられた勿忘草の香りの思い出。離れた二人が再び出会うことはあるのか。ちょっとだけ寂しく、ちょっとだけ幸せな恋愛小説。
最終更新:2009-01-25 22:21:42
8097文字
会話率:18%
三崎千夏は、ビューティープリティーレモンティーな午後の香りを漂わせた気高く美しいオフィスレディ。千夏は大事な会議中に、美しい青年から名前を呼ばれる夢を見るのだが…?三崎千夏と溝口恵子の凹凹が織り成すハートフルコメディ。
最終更新:2009-01-17 14:03:15
2232文字
会話率:30%
由香は、韓国で、韓国人の男性に出会う。お互いに惹かれあってゆく二人の、恋の物語。
最終更新:2008-10-16 20:48:07
5217文字
会話率:22%
広い家の中には、長い廊下があった。あの廊下の向こうに行きたいと思いながら、彼女がそのラインを踏み越えてくるのをじっと待っていた。僕がそのラインを越えるのは、真夜中だけ。――――今はただ、引き出しの一つに詰まった手紙だけが、彼女の香りを残して
いる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-13 22:30:17
6674文字
会話率:32%