田舎の貧乏男爵家に生まれ、忌み嫌われていた主人公、レモラは悲惨な人生の末、双子の姉に追い詰められ、死ぬこととなった。
しかし次に目を覚ましたそこは、過去レモラをモルモットとして人体実験を繰り返した地獄の研究所。そこでレモラは彼女の大切な人と
再会する。
これは死の間際に見る夢か、それとも過去に戻ったのか、分からないけれど、レモラは決意した。
ー今度こそ、貴方を幸せにしてみせるー
これは悲惨な人生の末死んでしまった少女が、今度こそ、周りの人々と共に幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 23:05:43
28113文字
会話率:33%
ミラー兄弟はそろって合衆国空軍に勤め、兄リアムは戦闘機パイロット、その弟マシューは機体の整備技師だった。マシューはエンジニアとして充分な能力を発揮し、兄は導入がはじまって久しい無人戦闘機にも引けを取らない力量と体力、精神力の持ち主だった。
だがある日、リアムは模擬空戦の事故により瀕死の重傷を負い、亡くなってしまう。
一方で国防省は、とある極秘裏の実験計画を進めるために、亡くなったリアムの脳を、制御システムの一部として無人戦闘機に組み込むのだった。しかし、記憶処理されたはずのリアムの脳は自我を取り戻し、事実を知った彼はこの計画を世間に暴露するべく、行動を起こすのだった。
※後味の悪いラストですので、そういったジャンルが嫌いな方はご遠慮ください。
※〈カクヨム〉にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 23:00:00
27731文字
会話率:63%
「僕は王、異国の王だ。僕が君たちを、残らず生かし尽くしてやる」
完結から三か月――本編 https://ncode.syosetu.com/n3447fx/ から最強勇者がスピンアウト。
あるときは味方として共闘し、あるときはノヴェルやジ
ャックたちと敵対したあの男が主人公です。
七勇者・真実のセブンスシグマは、シドニア一世として平和に王座に就いていた。
書類仕事に飽き飽きしていた彼は、ある日ブリタからの使いの口車に乗って、蛮族浄化を目的とした征東戦線に加担する。
勇者としての能力『都市』を使ってゴンドワナ族に圧倒的勝利を手にしたシドニアだったが、大陸全土を巻き込む陰謀に巻き込まれてゆく。
彼の前に立ちはだかるのは退役したかつての七勇者・明晰のアサム。
"どんな小さな可能性も実現する希望" vs "最も起きうることしか起こさない絶望"の戦いが始まる。
***
本編は人体実験の意味でかなり規則正しい更新を心がけておりましたが、外伝である本作の更新はかなり不定期になると思います。
気長にお付き合いください。
全10エピソード、文庫本一冊程度の分量になる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 13:39:06
45744文字
会話率:32%
大学生の雪菜(せつな)は、友達に誘われ新宿に映画を見に行くことになる。その日知り合った、同じ大学の涼(りょう)に心惹かれるのも束の間、雪菜は映画館で大きな地震に見舞われる。なんとか逃げ延びた直後、新宿各地で人間が発火し爆発する事件が多発する
。
その後、事件はある企業の人体実験が原因の事故だったことが判明し、雪菜はその影響を受けて人ならざるものの能力を得ていたことが分かる。その能力とは、周囲の熱や運動エネルギーを奪い自分の生命維持に利用するというもので、無意識に多くの人の命を奪ってしまう雪菜。涼だけは雪菜の傍にいても無事なようで、彼女の為に奮闘する。
やがて大きくなる犠牲者の数と、罪悪感。人々は雪菜を恐れ、排除されることを願う。これ以上自分が存在し続けることは許されないという状況の中、雪菜が下した決断とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 17:50:16
87808文字
会話率:61%
普通の大学生、波野はアルバイト先で怪しげな人体実験に巻き込まれる。監禁、度重なる異常な指令、次々と消息を絶つ同僚、初めて会うのに異様に献身的に尽くしてくれる不思議な美少女――――そして命の危機と共に目覚めたチカラ。そのチカラは「魔法」と呼
ばれた。
人体実験の目的とは? 波野を慕う美少女の正体とは? 人類の記憶から消された「三年前の一日」の秘密とは?
なんも覚えてないけどたぶん昔世界を救った波野と奇人変人魔法使いの群れが織りなす、謎が謎を呼ぶ現代ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 20:00:00
164828文字
会話率:29%
2060年、人類は空前絶後の生存の危機に遭った。2040年から、地球温暖化で酷い気候変動が起きているせいで各国は資源を奪うために戦争を発動した。色んな問題が重なり、世界の人口は30何億人減ることになった。しかも、劣悪な環境で生まれた若者た
ちは性欲と繁殖力が非常に低い。
人間の絶滅を防ぐため、主要国は「人択計画」を行うと決意した。遺伝子組換えと人工生殖の技術で劣悪な環境でも生存できる優秀な新人類を創ろうと考えている。計画の第一段階は、遺伝子が優秀な若者を選んで彼たちを好きなだけ交尾させる。そして彼たちが自然に繁殖する場合のデータを集めて、人間の繁殖力と遺伝子の仕組みを操るキーポイントを探す。
日本で「人択計画」の初めての参加者は、大学生である七人の女性と三人の男性だ。彼たちの任務は「異性に求愛」ということだ。毎日貴族のような生活を送り、頑張って勉強しながら、全力で遊んでいる。卒業後、高級官吏になり出世できる。被験者の生活は幸せだ…表面的には。でも、もし異性と充分に交尾できなければ、残酷な人体実験を受けて改造されることになる。被験者たちは生存のために自身の性欲を増強できるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 11:00:00
25301文字
会話率:59%
とある小さな森の奥、冴えない錬金術師シュヴァルと、奴隷の少女アナスタシアが住んでいた。だが、実はアナスタシアは異世界から召喚されたおっさんで、シュヴァルに頼み身体を作り替え、最高の美少女を目指す事を望んだ脱法美少女だった。
シュヴァルの行
為は「人体実験」と勘違いされ、二人自身も気付かぬまま、大いなる運命の渦に飲み込まれていく。これは、善良な才無し錬金術師が「悪魔の天才錬金術師」と呼ばれ、魔改造美少女おっさんが「究極の聖女」となっていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 22:14:45
215112文字
会話率:51%
真っ白な世界で自分が何を探しているのかもわからない。ひたすら歩くしかない。
そこは罪悪感が作り出す世界。
黒くなってしまったなら心も脳も綺麗な白にしてしまいましょう。悪いモノは善いモノに作り替えましょう。"悪"を消
すための努力は惜しまれません。
しかし、人を作り替えてしまうのは"善い"のでしょうか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 21:20:05
1408文字
会話率:100%
第一章 人と獣は交われない
ある村で奇妙な事件が起きた。それは、狼に似た獣に村の人々が次々と殺害されていく、というものだった。その村の伝説にある怪物の伝承があった。目撃者は怪物の容姿を事細かに説明した。
牛のような巨体、尖った鼻、胴体
は太く剛毛で覆われている体。前身は赤みがかった毛に覆われており、背中には黒いぶち模様があったという。
そして、その伝説から数百年後に、伝承を模したような類似の事件が再び繰り返されるのだった。その怪物事件に二人の刑事が挑む。
第二章 名前のない獣たちは……
『人と獣は交われない』で現れた、犯人の過去。ある街で規則性の見られない、無差別殺人事件が起きていた。メディアはこぞって、事件を取り立て、面白おかしくはやし立てた。首の頸動脈を切断する犯行スタイルから人々は、『ジャック・ザ・リッパーの再来』と名付けた。
殺人鬼を追う刑事、犯行を繰り返す怪物、裏路地を拠点にスリで生計を立てるストリートチルドレン。三視点で描かれる、名前のない獣たちの物語。
終章 人に焦がれた獣のソナタ……
殺人鬼と刑事の物語はこれにて終わる。
殺人鬼は刑事にある頼みごとをした。
刑事は忌み嫌っていたはずだった、殺人鬼の頼みを交換条件で聞くことにする。
そして、成長したストリートチルドレンたちも、昔の過ちと向き合うときがきた。
昔からの因縁、因果が絡み、そして今まとまり、終わりへと動き出す――
この作品は、フィクションです。実在の登場人物、団体とは一切関係ありません。
この作品は『カクヨム』でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 21:00:00
881806文字
会話率:36%
伯爵令嬢のマリュアンゼは、剣術大会で婚約者を負かした事で婚約破棄をされてしまう。
嘆く母を尻目に、婚約者であるジェラシルへの未練は一切無いマリュアンゼは、今日も熱心に母の言付け通りに淑女教育を受けていた。
そんな中、友人から頼まれた人体実験
を引き受けてくれないかと気軽に妹を売る兄の依頼を受ける事になり────
※ 注意
この物語は、最後は読み手のご想像にお任せする作りになっております。NGな方はプラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 10:00:00
18852文字
会話率:29%
※相当残酷、過激な描写があります。ご注意ください。また、微妙に兄妹恋愛が含まれます。
帝国軍によって故郷を燃やされ、母親を殺された兄妹、トールとセラだったが帝国の人体実験を受け、事故により人間をやめる。復讐するため、帝国を滅ぼそうと帝都に
乗り込むが、、、?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 16:19:06
34244文字
会話率:63%
あたしエクレア・フリッシュ16歳。超貧乏。ひぇぇー誰か助けてくださーい。
最終更新:2020-12-13 15:04:26
9152文字
会話率:35%
気がつくと犬になっていた――
5千万年に一度の膨大な数の流星が地球に降り注いだ。
分析屋として働くレイトは星空を見上げ望みを口にする。
『野良犬のように自由でお金と時間と輝かしい未来が欲しいっ!』
この、強欲な願いは偶然がいくえにも連
なり、大きな代償と引き換えに叶えられた――
そして、異世界で軍の人体実験に捲き込まれたレイトはそれぞれ固有能力を持つ13体の魔獣の内の一匹で光る犬型の魔獣となってしまう。
そんな光る犬が歩んでゆく愛と勇気の物語。
【毎日更新】最近人気出てきたー。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 14:08:00
103851文字
会話率:32%
多額の借金を抱え、妻にも家族にも見限られた男は住む場所もなくして、ただ惨めに生きていた。だが偶然再会した友人によって転機が訪れる。
それはとある人体実験に参加して欲しいというもので――。
兵器への改造。裏切り。大切なものの危機。
堕ちると
ころまで堕ちた一人の男の物語は、そうして様々な想いが交差する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 23:46:43
5598文字
会話率:22%
『血の病』によって余命幾ばくも無い男、石嶺士道は正体不明の科学者から家族の生活費の保証と引き替えに人体実験を受ける。実験成功後、士道が目を覚まし外に出たらそこは実験中に核戦争が起こり、そこから千年経った荒廃した世界だった。彼は脳内のバイオナ
ビゲータシステムのレイと共に人生を謳歌する。後に知るが実験は病の治療ではなく生体兵器への改造だった。
ロストテクノロジーと魔道が同居し、内乱中の日本で彼はどのような選択肢をとるのだろうか。全ては過去に出来なかった「幸せな生活」を求めて彼は動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 23:51:36
81609文字
会話率:56%
シングルファザーとして子育てをしながらもロックバンドをやり続た男の平成と言う時代30年間の生き様。就職、転職、結婚、貧乏、病気、逮捕、離婚、起業。自身の人生と体を使った人体実験の記録。
最終更新:2020-11-16 21:44:07
2658文字
会話率:0%
ショートショートです。地球の侵略を目論み、円盤型の宇宙船が地球の調査をしていた。地球人の体の調査の為、人体実験をする事になったのだが、トラブルが起こった。トラブルの中、人体実験に選ばれた適任者とは…
最終更新:2020-11-04 11:07:29
1613文字
会話率:45%
アナタの飲んでいるコーラは実力の2分の1しか発揮できていないのです……。
最終更新:2020-10-26 17:00:00
1621文字
会話率:26%
名前の無い少年はラグナ教を名乗る白服の集団に拉致され、『魂改造手術』というものを受ける。
手術を受けてしばらく経ったある日、教団の行う人体実験のような非情な行為を許せなくなった少年は、ラグナ教の本部を破壊して外の世界に逃げ出した。
空腹で行
き倒れた少年を救ったのはリリアという名の少女だった。彼女は少年にレイという名前をつけ、少年とリリアは一緒に暮らすことになる。
が、ラグナ教から逃げ出した上に、教団の施設までぶっ壊した少年のことを教団が許すはずもなく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 20:00:00
804文字
会話率:45%
膨大な力と共に不老になった亜人の双子、戦争で活躍して人生絶好調のはずが……
戦争が終わり、あらぬ疑いをかけられ国の地下牢に閉じ込められて何百年に渡り人体実験を繰り返された
そのうち弟は心を病み人を殺すのに何も感じなくなり、兄は弟以外に心を硬
く閉ざした
これは世界から受け入れられず、生を諦めた双子の死に場所探しの旅
〈注意〉
この小説には以下の要素を含みますので苦手な方、理解のない方は読まないようにお願いいたします
・軽度の同性愛表現
・そこまでではないですがグロテスクな描写
・ヤンデレ表現折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 18:16:58
10896文字
会話率:65%
それは、とある雨の日だった。
建物の瓦礫の中で、少女はそこに佇んでいた。
おそらく10代前半の少女は、慈悲の欠片もない冷たい雨が全身に打ち付ける中、ただひとつの思いを胸に抱いていた。
_____生きたい
雨に濡れたせいで、意識も思考
も朧気だが、それだけは確かに胸の内に秘めていた。
だが、体が限界だ、というように、少女は倒れ込んだ、その瞬間だった。
少女の躰を、優しく暖かい炎が包んだのだ。
少女を焼くためではなく、温める為の、紅い炎。
少女は顔を上げた。そこには、先程までは居なかった、白髪に赤のメッシュが入った、全体的に白い青年がいた。
青年はゆっくりと、口を開いた。
「生きたい?」
それは単純な問いかけだった。けれど少女には、救いに思えた。
少女はしっかりと頷いた。
すると、青年はふわりと笑った。楽しそうに、嬉しそうに。
「じゃあ、助けてあげる」
その言葉を聞いた瞬間、少女は安心して、意識を暗闇に沈めた。温かい炎に身を委ねて。
これが後に「巽八尋」と名付けられる少女と、彼女の運命を大きく変えることになる「明神白夜」の出逢いである。
初めまして、十ヶ原雪月です。
初投稿です。よろしくお願いします。
投稿は毎週日曜日の午後6時以降となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 21:05:40
10907文字
会話率:35%