「ラルド、あの剣を抜けなかった者に用はない。君にはすぐにパーティから立ち去ってもらう」
「その通りだとも! 雑魚は消えろ、あとは俺に任せるんだな! ヒャッハァ!」
伝説の剣と呼ばれるスキルが内包された剣が存在する世界。
ラルドは冒険者
を志し、有名なパーティに見習いとして加入していた。
しかし、ラルドは伝説の剣を抜くことができず、
戦闘においてパーティの足手まといだと追放されてしまったのだった。
ラルドは最後の記念にと近くの遺跡を探索することにするのだが、
なんと、偶然見つけた隠し部屋から、しゃべる剣ガネットと出会い、合成魔術を伝授される。
それは失われた時代の魔術で、伝説の剣を生み出すことができるというものだった。
しかも、有名パーティの訓練を真面目にこなしていたラルドは戦闘能力も一級品だったのだ。
そうして冒険者として活動をし始めた彼は、各地を旅しながら、
破格の威力を誇る自作の剣を生み出し、どんどん有名になっていく。
ついには人類未踏の遺跡に到達したラルドは最高の冒険者の座へと登り詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 14:01:09
146166文字
会話率:31%
アンナ・クロックルは、男爵家の生まれだが、両親や姉弟には何故か疎まれている。
応援してくれる幼馴染みや親代わりの家政婦がいるから、寂しくないけど、日々、自力で生きていけるように努力をしてる。「みんなの為に生き贄って何ですか?」 ある日、理不
尽な家族から逃げだしたところに出会いがあって、それが大陸への第一歩の冒険の始まりになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 18:40:28
80053文字
会話率:47%
臣籍降下した皇族の身分は代々落ちてゆく。元王・源経基の子・満仲はそのままでは貴族になれる立場ではない。
二十歳を過ぎて職にも就けない満仲。母の実家からは他家の家臣となるよう勧められが、何としても貴族に上りたいと強く思っていた。
満仲は
母の実家を出て、父に従って父の赴任先である武蔵に付いて行く。介(すけ)として武蔵に赴任していた父が、或る夜、私邸に駆け込んで来て、武蔵権守(むさしのごんのかみ)・興世王(おきよおう)が平将門と謀って謀叛を起こし攻めて来ると告げる。報告の為と称して、都に逃げる。
都に戻り、朝廷に謀叛を訴え出るが、謀叛の事実は無く、後に、全て経基の思い込みと判明し、お上を謀ったとして経基は牢に入れられてしまう。
満仲は、父と付き合いの有った公家達を訪ねて、解き放ちに力を貸して欲しいと頼むが、力になってくれる者は居なかった。
ところがその後、将門が実際に謀叛に走った為、経基は解き放たれたばかりでなく、称されて貴族に列する。満仲の願いを冷たくあしらった公家達が白々しく祝に訪れる。
父が貴族の端くれになったくらいでは、子の満仲が貴族になる事は出来ない。満仲は汚れ仕事をし、財を稼ぎ、郎等(ろうとう)を増やして、都随一の(つわもの)へと成長して行く。
そんな満仲に二十六歳の若さで参議と成っている一世源氏の源高明(みなもとのたかあきら)から、「同じ源氏として力を貸して欲しい」と声を掛けられる。
将来、更に高位に上るであろう高明の側近に成れるかも知れないと考え、満仲は高明の為に働く決心をする。だが、稼がなければならない為従者には成れず、高明派の兵(つわもの)として働くが、一方で摂関家の公家達の舘にも泥梨していた。
或る時、藤原秀郷の嫡男・藤原の千晴が大勢の郎等を引き連れて上洛し、高明の従者となった。
満仲とは立場が違い、下野藤原氏(しもつけふじわらし)の援助の許、無償奉仕を続ける千晴に、高明の寵愛は移って行く。
自分は使い捨てにされると感じた満仲は、藤原摂関家と高明を両睨みし、摂関家の結束に走り回る。そして、遂に高明を裏切る決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 13:18:50
50313文字
会話率:40%
上は王という身分を有する者から、下は地方国司、土豪、運輸業者に至るまで、盗賊を働く者が多数あり、高級貴族は賄賂と収奪で栄華を謳歌し、下級貴族は搾取に明け暮れ、その財を高級貴族に貢いで出世を図ろうとする。
平安という名とは裏腹に、これほ
ど人心が荒廃していた時代が他にあるだろうか。そこにはもはや、現在の目から見る善悪などは存在しなくなっていた。自ら自分の身を守らなければ、誰も助けてくれない。正に自力救済の世界である。
藤原秀郷の落とし種、六郎千方は、相模の山中で自家の荷駄の列を襲おうと待ち構えていた15人の男達を逆に急襲し、皆殺しにしてしまう。
男達の正体は、武蔵権守・源満仲の弟・満季の郎党と手の者達だった。
源満仲は、都では、千方の長兄・千晴と勢力を2分する下級軍事貴族。共に源高明を私君と仰ぐ兵(つわもの)である。
話は一旦、千方らの少年時代に飛ぶ。兄千常に連れて行かれた下野の山郷。千方の父秀郷とは何者か? そして、この山郷の秘密が明らかになって行く。
平将門の乱での将門と秀郷、アテルイの血を引く蝦夷の郷長・祖真紀、その息子で、将門の最期に深く関わりを持つ古能代らのエピソードが錯綜しながら物語は進んで行く。
そして、古能代の義弟であり、後の奥州藤原氏に繋がる安倍氏の祖、安倍忠頼は何を目指しているのか?
伊賀の青山に伝わる、四鬼を操る伝説の悪の将軍とこの物語の主人公との関係は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 12:47:03
730448文字
会話率:46%
裏路地で破落戸に囲まれ、特にピンチでもない状況で前世の記憶が戻った私。恋愛小説『黒薔薇をあなたに捧ぐ』の悪役令嬢レオンティーヌだった。ヒロインを襲わせるはずの悪漢に絡まれた私は、自力で解決を試みた。だって、悪役令嬢を助けてくれるヒーローは登
場しないもの。シモン侯爵家の一風変わった育られ方をした私は、貴族令嬢とは思えない戦いを繰り広げる。
物語の展開を回避すべく、攻略対象との婚約を解消しようとしたけれど……彼は私にご執心。美しい顔と甘い囁きで私を口説いて来る。
待って! この小説って、ヤンデレ攻略対象ばかりが出てくるお話じゃない?! 逃げられずに結婚まで押し切られたレオンティーヌは、溶けるほど溺愛される。物語はどうなっちゃうの? シナリオと強制力、仕事しなさいよ!!
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/11/19……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:34:48
75719文字
会話率:44%
膨大な魔力と知識ありのチートだけど、転生先がツノはないよね?
異世界転生、胸躍らせる夢の展開のはず。しかし目の前で繰り広げられる勇者vs魔王の激戦に、僕は飽きていた。だって王の頭上で、魔力を供給するだけのツノが僕だ。魔王が強いからツノがあ
るのではなく、ツノである僕がいるから彼が最強だった。
ずっと動けない。声は誰にも聞こえない。膨大な魔力も知識チートも披露できぬまま、魔王の頭上で朽ちるのか。諦めかけていた。
勇者の聖剣が僕を折るまでは……!
動けなかったツノは、折れたことで新たな仲間と出会う。チート無双はできないが、ツノなりに幸せを掴めるのか!? いつか自力で動ける日を夢見て、僕は彼と手を組んだ。
※基本ほのぼの、時々残酷表現あり(予告なし)
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 20:00:00
104953文字
会話率:46%
異世界から10数年ぶりに現代日本に帰還した斎藤幹也。しかし、事故死したと思われていた彼に金があるはずもなく、その日その日を何とか生きていた。
しかし彼には生来から一つの能力があった!それを活用して、なんとかお知り合いになった女性のヒモになら
ず、お天道様に恥じない生活を送る生活物語!
日本に居た頃から既に能力が使えたという事は、故郷が必ずしも科学だけの世界ではないと思い至るべきだった。
注・私、福郎が、他に書いた作品の色々が混ざっておりますし、人物も登場したりします。苦手な方はご注意ください。
この作品は「カクヨム」様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 11:29:04
292955文字
会話率:54%
これは自力で勝ち取った人類最強クラスの力で活躍するも、望む無双が中々達成出来ない主人公の、コメディとバトルが織り成す物語。
無双したい系 転生者、アイザック。だが彼は商人の息子。強チート皆無、才能まで平均以下。極めつけは生まれや才能のみな
らず、周囲の状況・仲間・敵・タイミング等、あらゆるものが彼の望む無双を阻む。
「畜生、これが運命ってやつなのかよ……。だが負けねぇぞ、絶対に無双を成し遂げてやるッ! 折角こんなファンタジー世界に生まれ変わったんだからな!」
アイザック・フェイロン(五歳)の冒険はこれからだ!
初期チート無双や、ストレス皆無のお手軽最強にちょっと疲れた方に送ります。どうぞ合間にごゆるりと。
勿論、手に汗握るバトルを見たい方や、逆境に対する足掻きを見たい方にも。
※主人公の定義では違うけど、「それ無双じゃね?」という内容もあります。逆に言えば、主人公的な活躍は多々あるのでご安心(?)ください。
・一話3000~4000文字程度。
・幼少期編(主人公強化編)は十五話構成。
・戦闘シーンは八話から。中途半端な強化で死線を潜る中盤が、閑話を除いた十話から。十五話で強化完了。
・旅立つまでは、時間飛ばしたり駆け足気味な描写もあり。
・幼少期は基本ソロ行動なので、ネタ台詞も多め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 22:34:03
664119文字
会話率:28%
女神の気紛れで一人の男が死亡した。だが、この男―樋口圭吾は普通では無かった
女神の企みを看破した樋口は女神を殺害して異世界へと自力で転生するのだった…
これは元の世界で【刻界の魔人】と呼ばれた【魔術師(メイガス)】の物語
私、銀闘狼の第二
作目です。相変わらずクトゥルフ要素をほんのり盛り込んでいるので宜しくお願い致します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 10:00:00
451199文字
会話率:46%
九江 卿人(ここのえ けいと)は大学受験に受かるもなぜか希望した覚えの無い地方のキャンパスに飛ばされる。開き直って頑張るが、奮闘むなしく落ちぶれる。
携帯端末も財布も無くした卿人は自棄になって自力で帰ろうとするが山中で餓死してしまう。
意
識を取り戻すとそこは異空間。
そこで出会った謎の発光生物は卿人に告げる。
「ボクはバッドエンドが嫌いなんだ」
半ば強制的に中世世界に飛ばされた卿人はどうなるのか?
特殊能力「才能」と「精神防御」をメインに異世界で頑張る青年を描いたものがたり。
好感度が最初からMAX振り切れた幼馴染みと繰り広げる冒険活劇です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 12:00:00
532148文字
会話率:37%
ゲーム・アニメ等々大好きな中学生の男の子!
友人を庇って異世界転生?!周りを見渡すと知らないものばかりの物に興味津々!それに、神の力によってスキルを使用できるようになっている!さっそく、スキルを使おうとすると
『お題をクリアしてください
』
という文字が表れスキルが使えない?!?!
他のスキルを使おうとしてもさっきの文が出てくるだけ。
僕…全部のスキルを開放するのに全部のお題をクリアしなくちゃいけないの?
【火の玉︙下級魔法レベル1】と書かれたスキルを使うためにお題を見てみると
『お題︙火を自力で起こしてください』
どうしてこうなったの!!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 12:55:14
1328文字
会話率:60%
リシェルは闇属性のスキルを神から与えられた伯爵令嬢。
幼い時に教会で受ける、スキル覚醒の儀式でそれが与えられた日が、不遇の始まりだった。
「光の真逆のスキルは、不幸を呼ぶ、隔離しろ」
そう言われて、地下牢のような陰気臭い部屋に押し込め
られた。
以来、十余年、まともに太陽の光を浴びていない。
十二歳になったとき、妹のカミーナが光属性のスキルに覚醒した。
おかげで、伯爵家の者はみんな、妹を大事にし始めた。
十六歳になった時、兄の知人が彼女を見にやってきた。
どうやら一目惚れらしく、その場で結婚を申し込まれた。
そして、三年。
いまに至る。
どうにか幸せになれそうかな、と思っていた矢先。
夫の目は、光り輝く少女に成長した実妹カミーナに向いたらしい。
‥‥‥いきなり離縁の宣告書とともに、わずかな荷物だけで放り出されてしまった。
どうやって生きたものか。
とりあえず、地下牢に閉じめられてから今までずっと受けていた、闇魔法の使い方を教える通信講座の先生を訪ねようと、リシェルは思い立つ。
リシェルは先生から「闇魔法は負のエネルギーを使うけれど、それを病人から奪うこともできるんだよ」と教えられる。
それは回復の力ばかりを与えて治療する光の魔法と違い、根本的な病魔を克服させることもできた。
やがてリシェルは、墨色の治療師、と呼ばれ噂になっていく。
一方、わがままで自分勝手な妹のカミーナに愛想が尽きた、元夫が彼女の噂を聞きつけて復縁をせまる。
「は? あなたなど無用です。消えてください」
リシェルは自力で生きれる強くたくましい女性へと成長し、それを撃退するのだった。
ご都合主義が含まれています。
大幅改稿の為、再投稿です。
よろしくお願いします。
他の投稿サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 12:01:50
115615文字
会話率:38%
吸血鬼に転生した主人公。
しかし生まれた家は貴族なれど、母は側室の一人で待遇はお世辞にもいいとは言えない。
母共々ボロ屋敷に隔離され、このままではいつか捨てられるのは明白。
今は継承権があるのでかろうじて生活出来ているが、いずれ家は本妻の子
が継ぐだろう。
それはそれでどうでもいいが、とにかく捨てられた時に自力で生きられるよう準備だけはしなくてはいけない。
幸いこの世界にはダンジョンというものがあり、そこに潜るシーカーという仕事がある。
ならば目指すはダンジョン制覇。
ダンジョンに潜り、稼ぎ、強くなり、仲間を増やしてまた潜る。
何の目的もなく、ただ生きる為だけに生きてつまらなく死んだ前世を思い、メルセデス・グリューネヴァルトは強く想う。
「二度目だからこそ。悔いなく生き、そして笑って死ねる。そんな人生を送りたい」
これは欠けた月が満月となり、その生涯を笑って終えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 20:00:00
586438文字
会話率:18%
突然足元が光り、気付けば知らない場所にいた。どうやらここは異世界で、わたしは聖女であるクラスメイトの召喚に巻き込まれたようで……。しかもオマケだからか扱いも適当だった。こんな国、信用出来ない。「大丈夫か」「……こうてい?」「皇帝陛下の弟とい
う意味だ」皇弟殿下の婚約者として、わたしは帝国に行く。自分は巻き込まれ系脇役だと思っていたわたしが実は巻き込まれじゃなかったお話。自力で乗り切れちゃう主人公なのでヒーローの活躍少ないです。ストック切れるまで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 01:05:57
217732文字
会話率:30%
怪盗ジュエリーロジャー。
俺は本来なら自力で金銀財宝を取ってくるモンだが、今日はそうは行かないらしい。
まあ、古い知り合いのためだ。人肌脱いでやる。
最終更新:2022-10-06 08:00:00
9211文字
会話率:62%
突如、訳もわからずゲーム世界に転移させられた青年リュウキ。ゲームでは勇者は存在するが今いる街は魔王軍によって滅ぼされてしまう。勇者がいないなら自力でどうにかするしかない。だがリュウキは戦闘スキルを持ち合わせてない。あるのは商人としての才能だ
け。どうにか悲惨な未来を回避しようとする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 20:01:42
108371文字
会話率:54%
退屈な日々を紛らわすため、ペットを飼うことにした。
名前はエル。綺麗な瞳を持つ雄で、とてもかわいい。それにとても甘えたがりだ。
懐きにくいからと売れ残っていた子だけど、見た目が気に入ったからこの子にした。
玄関の鍵を自力で開けたり、部屋や温
室を荒らしたりと好奇心が旺盛な子でいつも手を焼かされているけど、甘えられるとつい許してしまう。
今も私の首を甘噛みして、構って欲しがっている。
かわいいエル。エルが望むならなんでもあげるよ。
銀の食器、故郷の料理、黒い革の首輪。
今度は何を贈ろうか楽しみで仕方ない。
ずっとずっと、一緒に暮らしつづけようね。
永遠に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 20:08:54
74239文字
会話率:15%
主人公アイ・ランルーシアは、自分で選んだ人生を歩んでいると疑ったことなどなかった。
5年前、11歳の春、王都の祭で第一王子を見るまでは。
アイは思い出してしまった。
この世界が乙女ゲーム"黄昏のエフフォーリア&quo
t;の世界で、隣にいる女の子は、そのゲームのヒロインであること。
自分はヒロインにとって、とても便利で、ヒロインの選んだ相手によって結婚相手も決められる運命にあること。
ヒロインのための人生を歩まざるを得なくなる、最強、いや、最凶の、ヒロインの親友に生まれ変わってしまったことを。
自分の人生は自分で決めたい、自由になりたい。
そのためにアイは、自力で攻略不可能と言われた、しかも2周目以降にしか出てこない、つまりヒロインにとっても自分にとっても結婚対象になり得ない隠しキャラに、取引を持ちかける。
運命なんてこの手で変えてみせるー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 08:00:00
814文字
会話率:20%
突如として異世界へ召喚された山田太郎。
王は言う魔王を倒して欲しいと。
そしてなんやかんや有り、たった1人で魔王を倒し、自力で自分の元いた世界へ帰ることに成功した。
そしてそれは山田太郎の不思議な日常の始まりを告げるものだった。
最終更新:2022-09-28 03:20:45
4070文字
会話率:34%
母親に裁縫を教わっていることを幼馴染でクラスメートでもある洋介にからかわれた健太は返事に詰まる。それを見たクラスの副委員長の池崎美和子の「裁縫ができるなんてカッコいい。」と言う言葉に救われる。
裁縫を教わっていることを知った八重は、「パッチ
ワークを習いたい。」と頼まれる。
次の土曜日、八重はやってきて一緒に母親からボタン付けを習う。そして日曜日にはパッチワークを始める。僕は手持無沙汰なのでもう一度小袋を自力で作ることにする。
今回はボタン付けとスナップ付けの説明を入れました。そして八重の存在を使って、パッチワークの基本中の基本の考え方も説明することにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 18:48:23
22614文字
会話率:56%
大きな戦争があった。大国であった2か国で繰り広げられた大戦は、夥しいほどの屍を生み、確実に荒廃への道を辿ってしまった。
劣勢に追い込まれ窮地の続いていたその国は、戦争によって生み出される兵士の犠牲を補う形で、錬金術師を登用して「ホムンクルス
」を作り、それらを兵士化させて戦力投入していった。
戦場で戦うための兵士、ただその目的のために造られそれ以外の術をもたない戦闘人形。
ある一人の錬金術師がその目的のために幾つもの戦闘人形を作り続けていたのだが、ある時そのうちの幾つかに、感情を持つ人形が生まれてきてしまった。
“感情があってはよい兵士にはなれない”と、感情持ちの戦闘人形は容赦なく切り捨てられる。
だが、ホムンクルスから感情が生まれたことが決して偶然ではないと考えた若い一人の錬金術師は、そのうちの一人の少女を自力で育てることを決心。
戦わせることを避けられない中でも、戦闘人形がやがて人間らしく生きるようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 23:03:48
43976文字
会話率:47%
壊れていく世界で少年は赤い光を目にした。
それは人の目を盗み取り、傀儡にするかのような魅惑的な石だった。
少年は石を手に取るのと同時にそれの異質さに肌が撫でられた感覚をおぼえる。そして、深層部の上澄みかのような漠然とした感覚が浮き上がり、
理解する。
この赤い石がこの世のものでないことを、
異世界のものであるということを。
初投稿です!誤字脱字はあると思います、言い回しや表現もわかりにくい部分が出てくると思いますが、何卒ご容赦を。その都度、直していこうと思います。
設定としてはありきたりな異世界ものですw
他の作品とは棲み分けができるよう工夫はするつもりですが…
一言で言うなれば、
自力で異世界に行く!これぐらいですw
箸休め程度に読んで頂ければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 10:13:24
212251文字
会話率:34%