ダンジョン。
突如世界中に現れたそれは、人々に様々な恩恵をもたらした。
だが、その影では多くの命が、夢破れて散って逝った。
それでも彼らは危険を省みず、挑戦するのだ。
『探索師』として。
探索師を目指す青年・一輝は、自身
の目標と目的のために日夜ダンジョンへと足を運んでいた。
しかし、彼がダンジョンから与えられた能力は『調理』。携帯食料などが豊富な現代においては、なんの役にもたたないものであった。
戦闘にもダンジョンアタックにも役立たない一輝は、ダンジョンでも最弱のE級モンスターにさえやられてしまう始末。
そんな一輝を心配する者も少なからずはいた。
ある日の事。
いつものようにダンジョンでモンスターに追い回されていた一輝は、帰り道で謎の横穴を見つけてしまう。
何度地図と見比べてもそのような横穴の記載はなく、すなわち未踏の通路を発見してしまったのだ。
前人未踏。
その抗いきれない甘美な響きにつられた一輝は、横穴へと足を踏み入れてしまう。
だか、そこに待っていたのは金銀の財宝などではなく、一流探索師が束になっても敵わないと言われる、S級モンスターであった。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 09:50:38
47156文字
会話率:35%
瀬戸洋介は、奇行癖がある、ちょっと変わった男子高校生。
そんな彼の家の隣には、やっぱり奇行癖のある変わった幼馴染が居た。
名は、山岸遊子。名が体を表したのか、大変に遊び好きな彼女は、
幼い頃から遊び好きな性格を発揮して、隣の洋介の家
との間に
なんと、通路を開通させてしまう始末。
二人は変わり者同士、息があったのか、高校2年生の今に至るまで
気兼ねない遊び友達だった。
秋のある日、洋介は、遊子へ告白しようとする男子の後をひっそりと
尾行したのだが……
これは、奇行癖があって、少し素直じゃない彼と彼女の絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 12:46:25
9088文字
会話率:37%
傷ついたフクロウを助けた心優しい冒険者ウェズ。
他人の魂が見える『霊視』というスキルしか持たず、これといった才能もないウェズは、パーティー内で雑用係を務めていた。
パーティー内では落ちこぼれと罵られ、散々な扱いを受けつつも、一人では冒険者と
してやっていけないことを理解し、仲間からの罵声に耐える日々を送る。
ある日、新しく発見されたダンジョンに潜った一行は、まだ誰も見つけていない隠し通路を見つける。一気に最下層までたどり着き、お宝の山に興奮する一行だったが、宝を守る強力なモンスターに襲われ絶体絶命のピンチに陥った。
仲間に脅される形で囮になったウェズは、そのまま見捨てられ、モンスターの前に置き去りにされてしまう。
死を覚悟した彼を救ったのは、冥界から来た死神の少女イルカルラだった。
彼女に連れられ冥界にやってきたウェズは、自分に死神の才能があると知り、冥王から力を授かって死神代行となる。
罪人の魂は赤い。
赤い魂は地獄へ落ちる。
自分を裏切った彼らの魂が、赤く染まる光景を思い出したウェズ。
さて、お仕事を始めようか?
赤い罪人の魂を刈り取りにいくとしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 12:00:00
33766文字
会話率:43%
日本に突如出現した異世界との通路を巡り、熾烈な諜報戦が始まった。
主人公である新人警官・達也はひょんなことから外交交渉に訪れていた魔族の王女ポニャエッテリンデを逮捕してしまい、なぜかいきなり《内閣府・特務審議官》に抜擢されるのだが――。
オークやゴブリン、スライム、サキュバスといった定番の魔物に、勇者や魔王も登場する王道ファンタジーの世界。そこにSF要素や政治経済、スパイ戦争など、作者の好きなものをぶち込んでみました。
また、ツンデレ外務官僚、ガチムチ自衛官、メスガキ天才少女、そして絶滅した古き良きお母さんといったヒロイン達も登場します。お楽しみください。
※毎週月曜夜、更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 16:33:05
91980文字
会話率:59%
よくある乙女ゲームの悪役令嬢ではなく、クーデターを起こされて処刑される悪役皇女に生まれ変わってしまった。死にたくない私は、城の隠し通路を攻略します!逃げるために!!(連載版)
最終更新:2020-09-13 08:00:00
57181文字
会話率:62%
よくある乙女ゲームの悪役令嬢ではなく、クーデターを起こされて処刑される悪役皇女に生まれ変わってしまった。死にたくない私は、城の隠し通路を攻略します!逃げるために!!
最終更新:2020-07-05 17:29:26
2153文字
会話率:41%
イジメられっ子の僕が、絶対に生きて帰れないという噂の駅の地下道(連絡通路)に行ってこい、とイジメっ子たちに言われる。
僕オワタ……。
※「夏のホラー2020」参加作品。
※ホラーといっても『ホラーコメディ』なので、怖さはマイルドです。ご了
承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 06:00:00
5000文字
会話率:18%
明日、親父がむかし連れてきた裏日本のこの街にいって、「田沼さん」としか知らぬそのひとに逢い、何としても力になってもらわないことにはどうにもならないところまで、ケツに火がついてしまった。
あきれ顔とあきらめ顔の混ざった妻は、それ以上なにも
言わない。本当は、そんな|篤志家《とくしか》なんているわけない、おかしな詐欺に引っかかってるだけじゃないかと返したいのだ。
駅の長い地下通路を抜けて、地上に出た。「大川方面」の案内に沿っていったのだが、曲がりくねり、距離を測りかねるほど長く感じた。
フェーン現象というやつだろうか。東京を出たときとは較べものにならない暑さだ。日は大きく西に傾いて目指す大川の向こうにあるが、この陽射しを正面から浴びながら大通りを歩くことを考えると足がすくむ。タクシーやバスはおろか、連れを伴ったひとたちさえ見つからない。
小路というよりも、家並みの隙間が寄り集まって出来た路地が見えた。小さな鉢植えばかり並ぶ濃い緑の影が風に揺れ、そこだけが、アスファルト舗装の陽炎から遊離している。
「休業中」と書かれた銭湯の隣に、飲み客も相手にする食堂をみつけた。灯かりはなく引き戸はきっちり閉じられているが、仕込みの声とは違う客同士の高揚した声が漏れている。
- ガラリ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 08:55:54
10621文字
会話率:16%
病弱な水島 龍斗はある日の夜、家に侵入した強盗たちの一部を倒したが、病が原因で命を落としてしまう。龍斗は気付くと、洞窟の通路のような場所にいた―――――リザードマンの姿で。
龍斗は成り行きで助けた少女たちの仲間となり、共にダンジョンに挑むこ
とになる。
これはリザードマンに転生した少年とその仲間の冒険と成長の物語。
◆
結構早い段階で主人公は人化する予定です。
不定期更新です。
四つ目の話から一人称視点から三人称視点に変わります。
ブックマークや評価、感想があると嬉しいです。
誤字脱字などを見つけたら遠慮なく指摘してください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 16:33:37
14961文字
会話率:64%
高校生の美咲はいつも通学に利用している駅で、いままで気づかなかった地下通路を見かけ……。
朝起きたときにふと思いついた話です。「夏のホラー2020」にテーマ合うので参加することにしました。
最終更新:2020-07-10 18:35:28
986文字
会話率:0%
俺たちの住むルチアナ星にあいつらが出るようになって、もう三年が経つ。
正体不明、倒せているのかも不明、そもそも生きているのかも不明、目的も不明。
今日も複雑に区切られた通路を通り、警報が鳴る地域を避けて外に出る。
あいつらは、一体何なんだ。
※本作は2015年11月20日発行 電気通信大学SF-Z会会誌『霧の国40』に掲載した自作品に、微修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 19:01:54
7975文字
会話率:19%
白い通路を歩いている少年
最終更新:2020-06-16 00:05:59
240文字
会話率:0%
フレイン王国北部の地方城塞都市『ゲラール』に地下通路が見つかり、強大な災害級の魔獣が現れ町の存亡に係わる大事件となってしまう。
南部にある王都に知らせが届くと、国王グレゴリオス三世は王宮騎士団中最強と謳われる黒鳳騎士団に救援を命じた。
だが事件の発生からすでに1ヶ月が経とうとしていた……
その頃、ゲラールより南方の小規模な城塞都市『エルン』には冒険者ギルドでも稀有な才能を発揮するようになってきた2人の冒険者がいた。
第1章 2人の少女が冒険者になる物語
第2章 古代迷宮を護る魔獣の討伐
第3章 集まりつつある仲間
第4章 古代迷宮の探索
第5章 新たな装備とクラスチェンジ
第6章 強力な魔獣の出現
第7章 隣国への救援と世界の秘密
第8章 王都の騎士団と王侯貴族
第9章 諸侯の反乱と王の戦い
第10章 古代迷宮の踏破と災厄の迷宮の探索
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 12:00:00
1019014文字
会話率:42%
真夜中の商業施設、誰もいない通路でいつものように遊んでいると、怪異に巻き込まれた。
最終更新:2020-03-26 10:00:00
2360文字
会話率:0%
国家|霞〈かすみ〉に突如現れた謎の物体その正体は、異世界と繋がる通路だった…
現実とは異なる魔法の力を持つ世界との戦い
多視点で送るミリタリー物語つくりました。
最終更新:2020-03-04 17:16:18
3528文字
会話率:36%
『パースペクティブについて』
パースペクティブが破壊される時、それは詩による攻撃によってである。揺ぎ無い意思が、宇宙の遠方で、揺らぐ処に、パースペクティブは揺らいでいる。破壊された小説の後、詩人になるまでの通路が、所謂、パースペクティブだ
ったと実感するという、小説的文章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 06:24:20
271文字
会話率:15%
手野市には緊急交通路に指定されている道路がある。
最終更新:2020-02-28 00:00:00
290文字
会話率:0%
全世界に『門』が出現した。
『門』は3次元的にはありえない存在であり、そこには地下、ダンジョンへと続く通路があった。
水沢健司は、友人の伊吹吾郎、橋口清美とともに自宅に現れたダンジョンに潜り、その秘密の一端を見つけることができた。
『門』が出現した翌日、3人で集まりダンジョンの秘密をどう扱うかを相談していた。
「それで、お前さんらはダンジョンの秘密のことを、どうするつもりじゃ?」
「やっぱり、人に知られないよう隠すしかないのかしら?」
伊吹の質問に、清美も首をかしげながらつぶやく。
その二人に対して、水沢ははっきりと反論する。
「いえ、私は逆に積極的に開示すべきだと思います」
「でも、開示するといってもどうやってするつもりなの? 下手に発表すると大騒ぎになると思うけど……」
清美の質問にうなずきながら、水沢が答える。
「会社を作りましょう。ダンジョンを利用したサービスを提供するための会社です」
「なるほど、会社が出来てからなら、騒ぎになるのはむしろ望むところという訳か。なにしろ、無料で会社の宣伝をしてもらえる訳じゃからな」
この作品はアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 08:00:00
82648文字
会話率:62%
―エースはいつだって空にいる―
突如として出現した超空間通路から姿を見せた謎の存在ガレリアによって人々は地上を追われて空中大陸へ逃れていった。その侵攻に対抗すべく、ガレリアを唯一滅する事ができる《オルゴン》をその身に宿す《エフェクター》
と、オルゴンによって稼働する空戦機動兵器メタトロンを以って、ガレリアとの戦いを繰り広げていた。
現代日本からクラスメイトごと転移してきたロボオタクな高校生である長瀬リクは、エフェクターとしての素養は持ち合わせていなかったが、ひょんな事からメタトロンを超える超兵器エクスシアを目覚めさせ、ガレリアとの戦いに巻き込まれていく。
エフェクターを養成する教育機関アカデミーに所属するイーサン・バートレットは、訓練生ながら高い腕前を誇るエースでありながら規則違反と命令不服従の常習犯たるアカデミーきっての問題児。任務もガレリアもお構いなしに空を自在に飛び回る彼の前に。黒鋼の天使が舞い降りる。
二つの翼が交差して異界の空を切り裂く空戦ロマン異世界アクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 21:01:09
182305文字
会話率:54%
ラストダンジョンにはトラップが付きもの。
例えば、スイッチを押すと道ができる。石像を動かすと隠し通路が現れる、といった感じで。
だけど、勇者が訪れたラストダンジョンのトラップは普通じゃなかった。
ある時はなぞなぞ。ある時はこたつ。ある時は
実の母が……。
あり得ないトラップが勇者に襲いかかる。
勇者は見事トラップを破り、魔王が待つ部屋に辿り着けるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 18:42:18
19961文字
会話率:64%
目覚めたらそこは薄暗い通路で、いるのはスライムだけの静かな空間。何故俺がここにいるのか、それ以前に何をしていたのかすら覚えていない。
そんなとき頭の中に響く声。【鑑定眼を取得しました】と。
行きなりの事で思考が追い付かない。
考える暇すらな
く、次はステータスが目の前に現れる。
本当に意味がわからない。
取り敢えずステータス欄を見るとそこには最弱職の【農民】と強力なスキルや称号。
何故こんな現象が起きたのか?全く理解が出来ない。でも1つだけ判ることがある。
それは今の俺には強くなれるチャンスがあると……
最弱職の【農民】から槍術士最強の【槍聖】に成り上がり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 07:07:34
109176文字
会話率:33%