現実世界をテーマにした話ですが、現実とは逸れたものも登場します。
「其方の願いをかなえてやろう」
突如凛花の前に現れた不吉の象徴の黒猫、クロ。
しかしクロは幸運を運ぶ黒猫だったようで、凛花に幸せが次々と訪れる。
そんなクロには、辛い過去が
あるようで―――。
感動恋愛物語‥‥‥の予定ですが、作者の文章力が皆無なので、あまり感動しないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-20 14:01:45
3168文字
会話率:31%
アルベロヴェッタ王国の王都にある大豪邸。そこの主は、傷物となってしまった元侯爵令嬢のマリアローザである。
王太子の婚約者だった彼女はその立場を追われ、さぞや辛い思いをして――…
「あぁ!傷物人生、最高‼もう窮屈な王妃やら奥様やらなんて生き
方、真っ平ごめんだわ。一生分の資金はあるし、後は好きなだけ怠惰に生活してやる!!」
……は、いなかった。
もう何もやりたくない。マリアローザは、早くも第二の人生として隠居生活を謳歌する気満々だ。
さて、今日はどうやってダラダラと過ごそうか?時間を無駄に消費するなんて、何という贅沢!!
そんな時である。
「……ッマリアローザ様‼お願いします、お助けください!!」
「……………………。」
なぜか彼女のもとを尋ねて来る、人、人、人……
のんびりと隠居生活を楽しみたいはずのマリアローザは、今日もまた厄介事を引き受ける。
※5話以降は不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 14:00:00
117886文字
会話率:47%
私の名はアイシア・ルーフェリア伯爵令嬢。
前世では裕福では無かったが社畜でもなく、それなりに生きていた。
世に溢れる異世界転生の様な、読者が同情して涙する様な辛い人生でも無かったし、よく覚えてないけど悲惨な死に方も多分していない。
今世だ
って虐げられてもいなければ孤立もしていない。
前世も今世も、とりあえずダラダラ、最低限の仕事で暮らしていきたい。
そんな私の今世の話……はどうなるのか、私も作者もまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 11:29:33
7512文字
会話率:23%
本編『無彩色の狩人』の外伝です。
息抜きのためだったり、伏線回収のための作品だったりといろいろです。
それぞれ短編となっており、あとづけにて史実に含まれるか含まれないか等の設定も載せています。
最終更新:2025-06-20 11:00:00
80065文字
会話率:27%
モンスターハンターワイルズのストーリーを踏襲した二次創作です
最終更新:2025-03-28 11:00:00
7768文字
会話率:38%
暗い暗い雨雲が運んでくるのは、奇跡の滴。黄金の一滴。竜の目から流れて落ちて、たどり着くのは龍の卵。
これはドラゴンの物語。全ての祖である竜とは似て異なる、龍のお話。
そして、ある少女と出会うことから物語は始まる。
最終更新:2018-10-29 11:00:00
62381文字
会話率:52%
初めに以下の点に注意
ゲーム的要素、レベルやステータスなどはバトル漫画的要素はかなり排除してあります。
仲間は途中離脱する者もいます。
主人公は才能は有りますが成長速度は遅めです。チート要素は極力排除しています。学園要素はありません。
ルビ大好きマンなのでマシマシです。
更新は朝八時ですが、仕事の合間に執筆しているので更新ペースは安定していません。最低でも週に一話と考えています。
一話2000文字程度ですので、他の作品読むついでにでも読んでもらえれば幸いです。
ある日全校集会に参加しているときに学友と共に別の世界の強制召喚に巻き込まれてしまった。
神様に出会うでもなく、気が付けば学年も違う五二人だけがまるっきり見知らぬ農村に出現する。樹《いつき》以外は会話も成立せず辛うじて農村の外延部で一夜を明かすことを強いられる。
いつの間にか一組の男女が消え四五人に減った次の夜に惨劇は起こる。
数多くのゴブリンの襲来により村人はおろか殺し合いなどしたことのない僕らは必死の抵抗もむなしく無残に殺されてしまう。
運よく通りかかった聖職者によって蘇生された僕らが動けるくらいには回復するまで付き添ってくれたその聖職者さんが旅立った後にもう一度惨劇が起こる。
2度目の蘇生から回復し元の世界に帰れる機会を蹴ってこの異世界で不自由ない生活を求めていく…………。
話の終着点は決まっていますが、そこへ至るまでの道のりは複数のプランがあって書きながら決めていく予定です。
第一章までは平凡な主人公が異世界に適応するための下準備編のような感じですので爽快感はないかと思います。
作品の骨子は複数のTRPGをごちゃまぜにして使っています。
誤字脱字報告、文法が間違ってる等でも構いませんので感想をいただけると励みになります。
こんな駄文で宜しければお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 07:10:00
1513193文字
会話率:32%
神話の時代の2柱の神は死に瀕して来世での再会を選び転生する。
一人の元男神がある世界に強制召喚に巻き込まれたところから事態は動き出す。
降り立った地は徐々にではあるが崩壊の兆しがあった。別の平行世界への脱出も出来きず原因を究明しようと思い
つつもいまいち危機感がない主人公。
再会を約束した元女神さんとの再会を果たし暫くはブラブラしつつ気が付けば大きな選択を迫られる。
基本は主人公視点。
会話中心で若干説明文くさいところもあるかもです。
元神様で劣化してます。主人公(魔法戦士)、ヒロイン(魔法使い)人類の範疇を越えてる人で成長成分は少なめです。奥の手は秘匿中。
主人公の強さは人類の枠は超えてますが、ゲーム的要素を廃しているので極端に強いわけではありません。
どれほど強くても短剣の一刺しで死ぬときは死にます。
魔法>剣の世界なので魔法成分は多め。
仕事の隙間時間で執筆してるので不定期更新。
ヒロインズの好感度は作中の段階ではやや高め。
メインヒロイン以外の落としどころはまだ未定。
貨幣以外の単位は見慣れたものに置き換えます。
過去に様々な世界から異邦人が来て文化的侵略がそれなりに進んでいます。
都市部と辺境の文明レベルにかなりの差があります。
現在更新作業と停止しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-10 08:50:47
216639文字
会話率:40%
身に覚えのない罪で婚約破棄を迫られ、結婚指輪を嵌めるはずだった薬指を切断されてしまったアクトバッド・ホープフロムルイン・リベリオン。(悪役令嬢)彼女はレイダウンレイル男爵の元に嫁ぐことになった。
レイダウンレイル男爵は貴族達の間で『血塗れ
卿』と呼ばれている恐ろしい人物だそうで、アクトバッドは辛い思いをする覚悟を決めていたのだが、出迎えたのは一人の不思議なメイドだった。
そのメイド曰く、『血塗れ卿』は全くもって噂通りの人物ではないようで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 01:14:00
42714文字
会話率:51%
現実世界で死んだはずの《主人公》勇人が目を覚ましたら見知らぬ土地にいた。そこでは魔物は出るわ魔法は出るわで更にあの時死んだはずの《ヒロイン》二階堂天の存在も。
天国にでも来たのか?と思ったが痛みは本物。しかも二階堂の瞳は妖艶に光り輝きそのオ
ーラはまるで⋯。
果たして、2人無事に異世界から帰還することが出来るのか!?
※長編の投稿は初めてとなります。
励みになりますので、なにかコメントを頂けると幸いです。(辛口コメントも大歓迎ですっ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 23:48:42
120735文字
会話率:30%
俺の名前は袴田恭。通称『ダヤン』と呼ばれている。一年前のある日、水溜りを歩いていたら、なぜか異世界に転移してしまった。右も左も分からない異世界で、なんとか情報を得て、知識を総動員し、ファンタジー世界を生きていこうと決めたが、ラノベなんかのテ
ンプレにある、転生者や転移者に与えられる特別なスキルというものを、俺は一切持っていなかった。それからというもの、冒険者の荷物持ちとして働き、日々生き抜いてきた。ある夜、あまりに辛いことが起きた俺に、運命を司る女神様が、スキルと加護を与えてくれた。俺の保有スキルは『双六』。一見地味だが、意外に使えるスキルだった。女神様の使いと話したり、従魔の願いを聞き入れたり、剣と対話したり、いろいろ忙しい日々が続いて、なかなか双六の発動条件をクリアできないでいる。今のところ、いい目が出たりしてはいるが、これもどうなることやら…。そして、俺の絶好の楽しみ、食レポなんかもあって、周りはより賑やかだ。いつか行きたいと願った地に、果たして辿りつくことができるのだろうか?神のみぞ知る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 20:28:19
26166文字
会話率:34%
寿命で亡くなった筈の私は気がつくと異世界に転生していた
新たな仲間との出会いに生まれてまもないのに襲い来る数々の試練
初めて訪れる村から始まる私の─────
────────────俺の新たな人生の物語
作品投稿頻度は未定です。ゆる
く書いていくつもりなのでよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 18:55:11
17614文字
会話率:35%
平民の母を持つ皇女・クララベル。
使用人として生きてきた彼女だったが、蛮族との戦に勝利した辺境伯・ウィラードに下賜されることになった。
……だが、クララベルは五歳の時に思い出していた。
自分は家族に恵まれずに死んだ日本人で、ここはウィラード
を主人公にした小説の世界だと。
そして自分は、父である皇帝の差し金でウィラードの弱みを握る為に殺され、小説冒頭で死体として登場するのだと。
「大丈夫。何回も、シミュレーションしてきたわ……絶対に、生き残る。そして本当に、辺境伯に嫁ぐわよ!」
※※※
死にかけて、辛い前世と殺されることを思い出した主人公が、生き延びて幸せになろうとする話。
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 23:21:44
11395文字
会話率:38%
両親を事故で亡くし、伯父一家に引き取られた恵は周りから嫌われ、疎まれていた。人気者の従妹が、恵を離さないことで嫉妬されてきたからだ。
「私をいるって言ってくれるのは、優菜ちゃんだけ……でも、ずっとこうだと……辛いなぁ」
そんな恵は突然、
異世界に召喚される。今度こそ必要とされるかと思ったが話を聞いて貰えず、ただ聖女であることだけを押し付けられる。
「必要とはされてる……いや、でもそれは聖女だからで……いや、でも聖女じゃ無かったらただの女子高生だし……私なんて、必要じゃないよね……」
「甘ちゃんだなぁ。必要とされたかったら、言葉や態度で示してみろよ?」
そんな恵の前に、敵対している筈の魔王が現れる。
※※※
ずっと踏みつけられていた恵が、魔王に気に入られて幸せになる話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 20:00:38
25084文字
会話率:47%
損な性格のだと自負している主人公のタナカは不況の煽りを受けて妻子がいる同僚の代わりに退職することになる。実家に戻るにも兄夫婦が同居しているため戻り辛く息苦しさを感じ迷いながらたどり着いた廃アパートで一晩過ごすことにすると、そこには既にもう一
人の住人のカズがいた。孤独な二人が廃アパートの一室でお互いの仲を深めていく最中に過去に起こった強盗殺人の犯人が潜伏していると不穏な噂が流れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 23:00:36
26434文字
会話率:58%
感情を感じにくい主人公、イカシスは前世では急に誰かに襲われ、殴られ、刺された。だがあまりにも主人公は感情を感じにくいため、痛いかろうがどうでもいい。辛かろうがどうでもいい。別に死んだってどうでもいい。そんな奴なので抵抗も一切せず、自分がなぜ
刺されているかということに対して疑問すら持たなかった。目標もやりたいことも何もない。そんな主人公が唯一感じた感情が感情を感じてみたいというものだった。そんな矛盾している主人公は感情を感じるために行動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 20:37:41
16733文字
会話率:63%
高倉千紗は、急死した父親の借金返済のために広告代理店でフリーターをしながら、露出のきわどいコスプレで三味線を弾くというマニアックな動画で稼いでいた。
会社では苦手なイケメン上司・井村聖に言い寄られたせいで、
彼に恋する肉食系女子からいびられ
て、辛い日々を過ごしていた。
オタクで人間関係が苦手な千紗は、
ネットだけの付き合いの顔も知らないファン・田吾作を心の支えとしていた。
そんなある日、千紗はネットストーカー事件に巻き込まれ、田吾作に助けを求めるが、そこに現れたのはなぜか井村だった。
リアルとネットで交錯する恋心。オタク女子の苦難と栄光(?)の青春ラブストーリー
他サイトに載せているものの全年齢版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 05:44:03
10442文字
会話率:36%
色んな不幸が自分にふりかかっても諦めちゃう主人公が成長していくお話です。
前世で辛い経験ばかりだったカメリアは、侯爵令嬢となった今世もどうせ自分は人に理解されることはないと諦めていた。転生した時点で既に家族からは嫌われているみたいで今世も諦
め気味なのに、不遇な人を見ると放っておけなくてつい助けちゃう。キツい顔立ちや無表情のせいでその優しさが理解されないことも多いが、その中でも心強い味方を得ていき、その人たちに助けられ心の傷を癒し、幸せに暮らせるようになっていく。
当方連載初めてなので、至らぬところがあっても優しく見守っていただけると嬉しいです。もしかしたら鬱展開が出てくるかもしれませんが、主人公ちゃんは私が責任を持って幸せにするので安心してお読みください!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:45:06
3404文字
会話率:40%
人族で最も古い歴史を持ちながら、過去の反乱により領土を3つの大国に奪われ、辛うじて存続しているトボルソ王国の第一王女ブリジアが、8歳にして魔王の地下後宮に入内するところから物語は始まります。
魔王は寿命を持たないため、後継ぎの心配はあり
ませんが、一人で支配するには広すぎる世界を自分の子どもたちに統治させるため、多くの妃がいます。
地下後宮の規則として、子を成せない者との夜伽は禁止されています。
トボルソ王国は、まだ子を産めないブリジアを守るため、美しい生娘8人を侍女として一緒に送り込みます。
後宮の妃たちと魔王、勇者を交え、幼いブリジアが生き残るために奮闘する物語です。
※中国のドラマの後宮ものにはまった挙句、書き始めた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:30:56
255969文字
会話率:46%
春、桜が舞う4月。高校二年生の臼木崚雅(うすき・りょうが)は、平凡すぎる自分を自認する「普通」の少年。親友のアニメオタク・辛康太(かのと・こうた)とともに、いつも通りの教室でだらけた日々を送っていた。
そんなある日、担任の山田先生が連れてき
たのは、まるでアニメのヒロインのような転校生・納戸瑠璃(なんど・るり)。キラキラと輝く青髪とサファイアのような瞳を持つ彼女は、教室の空気を一変させ、崚雅の隣の席に座ることになる。
康太は「青髪ヒロインは負けフラグ」と独自の「データベース」で盛り上がるが、崚雅はそんな話を適当に流しつつ、瑠璃のミステリアスな雰囲気に少しずつ引き込まれる。昼休み、瑠璃がふいに話しかけてきたことで、彼女の落ち着いた微笑みとどこか掴みどころのない存在感に、崚雅の「普通」の日常が揺らぎ始める。放課後、桜の花びらに囲まれた瑠璃の姿を見た崚雅は、彼女に何か秘密があるのではないかと感じる。
翌日、瑠璃から話しかけられたことで、崚雅の平凡な高校生活は予想外の展開へ。転校生・瑠璃を中心に、友情、恋、そして彼女が隠す「何か」が絡み合い、崚雅の「普通」は少しずつ色づいていく。これは、日常と非日常が交錯する、青春と謎の物語の始まりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:30:08
27149文字
会話率:52%
特に目立たない普通の毎日を過ごす普通の女子大生、水卜紗雪。
紗雪には普通じゃないものが2つあった。
1つはどこからか聞こえる「声」。
人ではないものの声がふとした瞬間紗雪にだけ聞こえている。その内容は様々でいい内容もあれば、悪意に満ちていて
聞こえるのが辛いものまで多種多様だった。
そして、もう1つは・・・ 紗雪が「今」を生きるのは2回目以上のはずだ。
時折勘違いとか、既視感(デジャブ)と言うには正確過ぎる事が何度となくある。
何かが起きた時にふと「ああ、次はコレが起きるな」と言うのが確定した事実として認識されるのだ。
そして、それは外れた事がない。更に分岐が2~3ある場合があるのだ。そして、このパターンなら次はコレだと想定できる。
けれども、今が何回目なのか、なにが理由で繰り返しているのかはサッパリ分からない。
そんな平凡なようで不安定、けれども何事もなく平和に生きてきた紗雪の生活は美しすぎる美女と美少女と出会った事で一変する。
※陰陽術もどきのオリジナル呪術あり
※作者はハピエン厨なので基本最後はハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 18:59:09
73897文字
会話率:42%
解離性同一性障害(DID)――もう一人の人格を持つ僕。
彼は僕を守ってくれた。
僕の知らない間に、辛いことも、危険も、全部代わりに受け止めてくれた。
でも、僕は彼を恐れ、拒み、忘れようとした。
数年後、彼の本当の姿を知ったとき、
僕が
感じたのは……後悔と、深い感謝だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 11:19:56
1865文字
会話率:10%
ある日ポストから手紙が覗いていた。それは、十年後に死ぬ親友からの手紙であった。はて、十年ごとはどういうことかと、登校の道を歩き、人生の道を歩く。天才の幼馴染と凡才の主人公による、SFラブコメディ(?)。
文豪作品に影響を受けているため、
比較的文章が長く、読み辛く思います。がんばってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 01:21:16
9943文字
会話率:44%
梅雨の美しさを知っているだろうか。私は知らない、否、知らなかったというべきか。2025年今分の梅雨は、もう終わりとニュースで取り上げられたらしい。その時分の頃、私はようやく、梅雨を知った気がした。それを、ただ共有したく思って、これを書いた。
もしよければ、感動を共有したく、読んでみて欲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 19:01:03
3172文字
会話率:34%
『ルナガディア王国の光、夜空を照らす“月”は、特別な存在となるであろう』
主人公、セレネフォス=三日月は『月の加護を受ける奇跡の子』だと、密かに期待され育つ。その理由は生後二日目に起こった髪色の変化、そして微弱の魔力を発動させ右手の
甲に月の紋章がうっすらと光り現れたことにあった。
月日は流れ――三日月が五歳の誕生日を迎える前日の夜に起きた、ある事件。狙われたのは、人並みならぬ力(能力・魔力)を持って生まれた三日月であった。その事件がきっかけで彼女は心に大きなトラウマを抱え、一部の記憶を失くしてしまう。
どこから情報が漏れたのかと、身の危険を感じた周囲の者たち。ともかく今は三日月の未来を守ることが先決であると考え、月の加護を受けた彼女はこれまで以上に固い護りが張られ、その存在は静かに隠されたのだった。
事件後は、記憶が欠けてしまっていることも影響しているのか、極度の人見知りと魔力コントロールが上手くできなくなった幼い彼女。ただでさえ大人顔負けの魔力を持つ三日月の力は扱えないと彼女自身も危ない。
そこで技術が安定するまでは……と、上級魔法士である母により魔力制限魔法をかけてもらうことを、余儀なくされた。
それから平穏な暮らしを送っていた彼女であったが、九年が経ち、十四歳となったある日。三日月はあの辛い思いをした心を再び夢に見てしまい、苦しめられる。『欠けた記憶(トラウマ)』がうっすら、少しづつ、自分の中に蘇っているのではないか、それがどんなものなのか、という不安と恐怖心。それ以上に、自身の内から湧き上がる、大きな何かを感じていた。
「このままじゃいけない」
誰からも知らされていないはずの宿命を自ら悟ったかのように、無意識に行動し始めた彼女は、過去の記憶(トラウマ)を思い出すために、その苦しみへあえて向き合うことを決意。まずは魔力をコントロール出来るように頑張ろうと王国随一の魔法科のある学園へと入学した。
そこで経験するたくさんの人との、出会い……そして、別れ。
心と力の成長を感じながら、大切な仲間との時間で手に入れた思い出を胸に。この物語は、変えられないそれぞれの宿命に今、力を合わせて立ち向かっていくお話です。
※すべての表現において完全オリジナルです。
※以前、投稿していた作品を加筆修正後、再投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:00:25
141291文字
会話率:39%