香月 彩音(こうづき あやね)と双子の弟、香月 祥護(こうづき しょうご)。
ごく平凡に高校生活を送っていた二人がある日突然、住んでいる所とは異なる世界に引き込まれる。
そこは昼だけの世界と、夜だけの世界に別れた奇妙な世界。
彩音は夜の世界
の王・氷蓮(ひれん)に引き込まれ「この世界を救って欲しい」と請われた。
彩音に続き祥護も引き込まれ、氷蓮(ひれん)の願いを断った彩音は、祥護を理不尽に奪われる。
祥護を助ける術がない彩音は、氷蓮と敵対する昼の世界の王・皓緋(こうひ)の元へ身を寄せることに。
彩音と皓緋の利害が一致し、共に氷蓮に戦いを挑む事を誓う。
だがそれはこの世界の理を壊し、戦いに関係のない人達を傷つけて行くということ。
彩音は悩み、戸惑うが、それでも祥護を取り戻すためなら、荊棘の道をも歩いてみせると決意する。
それでまた、二人で一緒に生きることが出来ると信じて―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:25:03
330523文字
会話率:36%
大陸東部を中心に広大な版図を持つアグランド帝国。
数多く居る貴族の中でもそれなりの地位に居るレスタール辺境伯領の次期当主として生まれた俺、フォーディルトは贔屓目に言っても結構恵まれていると思う。
厳格な身分制度のある帝国で、しかも跡取
り。
貴族の子女が通うことを義務づけられている帝都の学院でもそれなりの成績を上げているし、腕っ節も一目置かれている。
なのに、だ。
何故かモテない。
学院と、最低限の職務を終えて辺境伯領に帰るまでにどうしても結婚相手を探さなきゃならないんだが、今では名乗る前に女の子たちに距離を置かれてしまう始末。
確かにレスタール辺境伯領は帝都から遠く離れたド田舎で、口さがない連中から山猿などと呼ばれているが、条件は決して悪くないはず。
それに俺自身だって、そりゃあ都会的な美男子ってわけじゃないがそれほど悪くない、はず。……少し、ほんの少しばかり背が低いのはあるが。
そんなわけで、これは俺が理想のお嫁さんを見つけるまでの道のりを辿った物語である。
まぁ、その途上で成り行きからドラゴンと戦う羽目になったり、帝国で勃発した内乱をなんとかしたりして無駄に有名になってしまったけど、初志貫徹!
優しくて穏やかで可愛らしいお嫁さんを迎えるために奮闘する。
この作品はカクヨム、アルファポリス、エブリスタでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:09:34
238745文字
会話率:27%
私の名前は桜下瑠衣。地方大学に通う3年生。小学校高学年の時に両親を事故で亡くし、それからはおじさんのところに居候。特に仲の良い友達もなく、孤独に生きてきた。大学生になって一人暮らしを始めた。誰の目も気にしなくていい、快適な一人暮らし。雑誌で
見た一人キャンプや一人山登りにはまる。
ある日出かけた山で大きな穴を発見。近づいてみると何かに引っ張られるように穴に落ちてしまった。目が覚めて周りを見ると穴に落ちたと思ったけど、落ちた場所は穴ではなかった。途方に暮れてどうしようかと思っていると後ろから声をかけられた。振り向くとそこにいたのは宙に浮かぶ小さな人。
彼女は精霊だと言う。私と契約をして、その国の結界を張る仕事を一緒にして欲しいと言う。そんな名前も知らないような国のために危険な旅に出るなんて…でもこんなところに一人でいても生きていけないだろう。私はその精霊を信じて一緒に暮らし始める。
結界を張るには他の精霊に選ばれた4人と一緒に行うらしい。初めは乗り気ではなかったけど、何かに導かれるように私はその4人と出会い、一緒に結界を張る旅に出る。
ローファンタジー、仲間との絆、そして恋。主人公ルイの新しい冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:00:00
248074文字
会話率:64%
もてないし、多少の女性恐怖症で女性に声を掛けられない「駄目男子」の物語。
実力よりも「運」のお蔭でハッピーになる、なって欲しい男の話。
最終更新:2025-07-21 14:00:00
1054075文字
会話率:19%
むかし、むかし、あるところには魔王が住んでいました。
魔王は悪い魔物たちを従えて、人間の住む村に悪さをするようになります。
村人は困り果て、なんとか魔王を退治できないかと考えますが
悪い魔物たちはとても強く、人々は家で震えている事し
か出来ません。
みんなが毎日怯えながら暮らしてた時、ある村に男の子が生まれました。
男の子はすくすくと育ち、魔王退治の旅にでかけます。
山を超え、川を渡り、旅を続けるうちに七人の仲間ができました。
そして男の子は七人の仲間と一緒に魔王を退治します。
喜んだ多くの村の人たちは、男の子に言います。
「国を作って王様になって欲しい」
男の子は快く引き受け、七人の仲間たちと協力して幸せな国を造りました。
めでたしめでたし。
このお話は、魔王が討伐され、勇者という存在がお伽噺として子供たちに語られるようになるほど時が過ぎた、ある国の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:14:02
126530文字
会話率:14%
吉祥頑頭は、娘のシノノメに、第286回L1不可視天体監視連絡会に出席するよう頼まれた。吉祥家からの直接アクセスでは屋敷のセキュリティにすべてはねられてしまう。頑頭は昔の伝手で、外部の接続拠点を借り、バーチャル会議に臨む。
会議はアレシボ
茶会の主催、茶会メンバーは第1世代デザイナーズチルドレンである。会議の最中に割り込んだ優多の父、セドリックは、頑頭に自宅に来るように手話で伝える。
優多の自宅にて、初めて対面を果たしたセドリックと頑頭。セドリックは、頑頭にPTAの副会長になってほしいとお願いする。会長は僕がやるから、と言うセドリックに推され、頑頭は申し出を受け入れる。それで副会長は何をするのかと尋ねると、子供たちのピクニックを一緒に見守って欲しい、と言われる。行き先は? と重ねて尋ねる頑頭に、優多の父は、L1に係留している小天体、ヒスパニオラが行き先であることを告げた。
L1不可視天体監視連絡会での失態に憤る、アレシボ茶会のメンバーの一人、シオーネ・セベレは、F16ファイティングファルコンを駆り、月見台への侵入を試みる。心理障壁をかろうじて突破したステイだったが、亜空間防壁には手も足も出ず、その入り口で停滞するしかなかった。
見かねたベルンシュタイン教授は、亜空間走路を通ってステイを救出する。ヒスパニオラへの中継拠点である月見台には、亜空間走路を使いこなすしか、到達する方法が無い。ベルンシュタイン教授に教えを乞うも、「自分でやれ」と、アレシボ茶会のメンバーは突き放される。窮したアレシボ茶会は、メンバーの一人、アイジュマル・バイラモフの制止を無視して、量子コンピューター、キュービット1Mの計算パワーを利用して、亜空間走路の荒波に出ようと決意する。
月が天頂にかかる夜、電離層がもっとも薄くなる時間帯、キュービット1Mは、ヒスパニオラの拡張イジングモデル計算機、オールインワンにメッセージを送っていた。オールインワンの返事は「オイラのことは心配すんな」だった。それは、地球に縛られるキュービット1Mに対する、オールインワンのせめてもの優しさだったかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 11:32:54
34008文字
会話率:66%
マッハポイントは宇宙を回す不動点。
マッハシステムはマッハポイントを中心に宇宙を回転させるシステムだ。
キミも宇宙を回してみるかい?
或る日の早朝、窓から投げ入れられたメッセージは、お父さんからの緊急救助要請だった。ユータはすぐさ
まお母さんにおはようの挨拶をすると、パピヨン種の愛犬トッペンとともにお父さんの救出に向かった。
気分よくスタートしたにもかかわらず、ベルンシュタイン教授にちょっかいを出され困惑するユータ。もともとちょっぴり苦手なおじいさんなのだが…。適当にはぐらかしたユータは、いきなり亜空間走路に飛び込むといくつかの連接点を飛び歩き、終点をめざす。
亜空間走路再構成の途中で、ユータはイインチョーのお父さんに会う。ちょうどいいや、と思ったのか。ユータはイインチョーのお父さんに今日は学校を休むことを告げ、トッペンとともにアユタヤ秘密基地へと向かうのだった。
アユタヤ基地の心理バリアを難なく突破したユータは、シンタグマメソドロジーの一角でデザイナーズチルドレンのひとりベッコウと出会う。ベッコウとバディーのヨウム、コイントスは、シンタグマメソドロジーから「外へ」連れ出して欲しいとユータに請う。ベッコウの願いを承諾したユータは、無事、お父さん、ベッコウと一緒に帰宅した。
ベッコウは誕生パーティで、ユータの謎の幼なじみシノノメと出会う。シノノメが言うには、明日からベッコウはシノノメ、ユータと一緒の小学校に行くのだそうだ。
ベッコウとシノノメとユータ、共に学び舎を共にする子どもたちは、将来、マッハシステムを駆動する宇宙の不動点へと到達できるのだろうか。
ま、最初の紹介はここまでかな?
あらすじも随時更新するから、時々チェックしてね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 18:00:00
58814文字
会話率:57%
現代に生きる陰陽師の家系――峡部家に生まれた長男、聖は転生者である。
「有名人となって誰かに自分の存在を覚えておいて欲しい」
そんな願いを抱き転生した彼は、子供にしかできない霊力増強法で着実に強くなる。
持て余した時間で霊力を鍛え、幼い
うちから陰陽術を学び、誰よりも早くプロフェッショナルの道を駆けあがる。
ちょっと俗っぽい願いもあるけれど、2度目の人生を謳歌する1人の男の転生譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 07:00:00
795596文字
会話率:28%
コウは会社の研修という名の仕事を終え、彼女の部屋へと直帰する。
やさぐれた気持ちを癒やして欲しいと。
最終更新:2025-07-21 06:14:49
2502文字
会話率:32%
突如頭に響いた「助けて欲しい」との声。その声に生返事をしたのが、男の運の尽きだったのだろう。
気を失い、再び目が覚めたのは見ず知らずの場所だった。
そこはフェンダリム帝国の辺境に造られた、様々な政策を試す実験都市ホロウスティア。そのスラムに
ある廃教会の中だった。
何故か女性の身体となった男は、生き抜くためにクローゼットの中に有った修道服を着る。
「神は言っています。今回のお供え物はお肉が良いです……と」
生きる為には手段を問わない彼女は、今日も存在しない神の威光を借りるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 06:00:00
724669文字
会話率:30%
高校2年生になる吉野 桜には親友と呼べる者がいなかった。学年がかわるたびにそのクラスでほどほどに仲のいい友達を作り、来年度には挨拶を交わす程度の仲になる。クラスが変わると一緒に遊んでいた子も、見えない溝でも出来たかのように以前までの関係を
保てない。中学時代も終わり、高校に入ってからも相変わらず親友を持つことはできなかった。そんな彼女が親友を欲しがることは、いたって普通のことであった。2年生の一学期の始まり、始業式。その帰り道でハルというひとりの人間にあった。彼女はこう言う。
「親友が欲しい? ふん、そんなこと言ってもまるで全然、無意味なんだよ。そんなのただの独占欲が強いだけじゃん。淋しいけど自分でできないから甘えてるだけ。――私がなってやるよ。」
汚れた手でハルはサクラを掴んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 04:30:59
75902文字
会話率:44%
「もう誰も……死なないでくださいっ……!人間……生きるのです、生き延びてくださいませぇぇぇ!!」
死神シエルの夢は――「有給休暇を取る」こと。
だが、担当区域は高齢化の進む田舎の集落。
大福で窒息、おばあちゃんの熱中症、心霊スポット突撃配信
者、さらには祟り神まで!?
これは、“休むために全力で働く”死神ちゃんのドタバタ奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:42:42
6509文字
会話率:17%
10年前、異世界からやってきた謎のゆるキャラ生命体ダンポンによってダンジョン生み出され、ダンジョンが日常の中に入り込んだ日本。
高校生の壱野泰良は友だちに誘われて大阪梅田駅のダンジョンに行く
しかし、そこは大勢の人で溢れていて、まともに魔
物を倒すことができるような状況ではなかった。
手に入ったのはわずかな経験値と、何が入っているか、どうやったら空くかわからないD缶という缶詰のみ。
家に帰って自分専用のダンジョンが欲しいと思っていたら、突然D缶が開いた。
中に入っていたのはスキルを覚えることができる飴玉。
泰良はその飴玉でスキルを覚え、最強のダンジョン探索者になるべくダンジョンに潜っていく。
※ダンジョン配信要素は3章からの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:17:25
1122586文字
会話率:35%
異世界の王様に召喚され勇者の力を得た仁は、その日のうちに城から逃亡し、元の世界に探す方法を探した。
そして五年が経ったある日、ダンジョンの最奥でなんでも願いを叶えることができる魔神、アイナと出会う。
「故郷に戻りたい!」
「む、無理で
すよ! 異世界に転移させる力なんんてありません! 王様になるとかそういう願いじゃダメなんですか?」
「王様になる程度か……ゲームの魔王でも世界の半分はくれるっていうのに……まぁ、そのくらいしか叶えられないのならば、元の世界に戻るのは無理ってことだな」
「できます! 世界の半分をご主人様に捧げます!」
そんな頼んでもいない願いの結果、仁は世界の半分を手に入れてしまったのだった。
ただし、魔王の座を乗っ取るという形で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 01:35:43
147954文字
会話率:38%
元気にニートしていた羊平は、暇つぶしでハッキングをしていると怪しげなファイルを発見する。
そして気付けば異世界への転移をすることになったのだった。
特に目的もなく転移に同意したのだったが、とある目標が出来て…。
「そうだ、奴隷ハーレム作ろ
う」
煩悩まみれの男が異世界でフラフラする物語。
・向いている方
少しずつ成長していくのが好きな人
地味めな戦闘描写が好きな方
ステータスやスキルは強さの要素の1つにすぎないというのが好きな方
テンプレよりは少しハードな異世界が好きな方
仲間がぽんぽん増えすぎないで欲しい方
根無し草に憧れる方(?)
※注意※
山なし落ちなしでダラダラ続いていきます。物語の完結を目指してません。
物語の進行はひじょーーーにゆったりです。成長もゆっくり。俺tueeee成分は控えめ。
最初は金に追われています。力を付けると段々気まぐれに旅しはじめます。
ラブラブだけど一応奴隷とかではなく、金で買うガチの奴隷です。
本作は、ミドナで同時連載しているものをマイルドにしたものです。アレなシーンはもともとオマケ程度なので、内容にほとんど変更はありません。若い方とアレなシーンがジャマだ!という方はこちらでどうぞ。
週1(土曜0時)を目安に更新中。まったりいきましょう。
※「カクヨム」さんと「アルファポリス」さんにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:00:00
2250018文字
会話率:46%
どうも〜。
みんな本の神ウリフィドお兄さんだよぉ~。
みんなは、お兄さんって呼んでねぇ~。
え?そんなことはどうでもいい?
ま、まぁ、そんなこと言わずに…。
あ、ちょ、その武器はなにかな?やめて?お兄さん本は書けても戦いは
…。
ーーーあ、はい。ちゃんとやります…。
さて、今回の物語は、なんと下界と天界の実話を元につくりあげた力作さんだ!どこら辺が力作だって?それはね~、な、なんと!僕もと(ゴツンッ!)
えー、こほん。
では改めて、これは、とある事件により常識以外の記憶をなくした一人の少女が持ち前の才能と運で何とか生きていくという、結構無茶苦茶な物語だ。
え?前振りの割にあらすじが短いって?
仕方ない、なら特別に、この本のポイントを教えてあげよう。
実はこの本、少し細工がされていてね?内容をよーく聞けば、序盤から多くの秘密が分かるようになっている。そこら辺もよーく聞きながら、楽しんで欲しいと思う。
それでは始めよう。
これは、天界を揺るがした、とある少女の英雄譚だ。
⚠︎注意
1.この物語にはだいぶ無理のある世界感や、百合要素が多く存在します。このようなものが苦手という方は、ご遠慮下さい。
2.本作品はAI挿絵(AIイラスト)を用いておりますが、あくまでイメージのイラストであり、物語の登場人物とは大きく異なる場合がございます。AI作品が苦手な方や、そのような齟齬が許容できない方はご遠慮下さい。
3.この物語は、全てフィクションです。現実には全く関係のないものですので、ご承知おきください。
執筆初心ではありますが、初心者なりに精一杯物語を描いて参ります。誤字や内容の齟齬など、多くの問題が予想されますが、どうか温かい目で見守っていただけますよう、お願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 23:29:35
255671文字
会話率:44%
~幽霊?悪霊?化け物退治?? 特に何もしていません。ちょっと触ったぐらいです~
山で祖母と二人暮らしをしていた十六歳の少女、ササハ。ある日祖母が「人が消える」と噂される町に出かけ行方不明となる。
祖母を探すため村を出たササハだったが、夜の
山で寝衣に裸足な謎の青年に出会ったり、町では化け物に襲われたと言う男に遭遇したりする。
行方不明事件に化け物騒動。いつしかササハもその渦中へと――――
「行くの止めたら?」
「正直やめて欲しい」
「やめません!」
そんな特別よく視える少女の、無自覚救済ストーリー。
※※※不定期更新/IF版の一章22話までは同じ内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:35:54
607687文字
会話率:52%
公爵令嬢のアイリスは、婚約者の第二皇子、ウィリアムとの結婚披露パーティーで婚約破棄を言い渡される、はずだった。事前にその情報を得ていたアイリスは、パーティーの場でウィリアムが妹のリリーと浮気をしていることを暴露し、自ら婚約破棄を申し出た。
そもそもウィリアムの浮気はアイリスの計画だった。バカで自己中のウィリアムとの婚約に不服だったアイリスは、婚約者の座を狙っていた妹のリリーを利用して、ウィリアムに浮気をさせたのだった。
アイリスは浮気を暴露するだけでなく、以前からアイリスを慕っていたという貴族男性がその場でプロポーズをし、新たな婚約者となって颯爽と会場を去って行く計画を立てる。ギルドに婚約者役を探して欲しいと依頼をしたところ、ギルドマスターのヒースが自ら志願し、偽の婚約者になる契約を交わした。
婚約披露パーティーではアイリスの思惑通りに運び、ヒースとそのまま会場を後にしようとした時、ヒースは自分は昔王宮を追放された第3王妃の息子、ヒースベルク・ハインリッヒだと語る。王妃から身分が低いという理由で蔑まされ追放されてから、幼い自分をひとりで育てていた母は体を壊して亡くなった、全て王族のせいだと非難して会場を後にする。何も聞かされていなかったアイリスが詰めよると、ヒースは第三皇子として王位継承権を取り戻し、国王の首をとって自ら国王となり、復讐を果たすという。婚約者役はこれでおわりにするとアイリスが言うが、契約書に小さくヒースの計画が終るまで契約を続けることと書いてある。
こんなの詐欺よ! 王妃なんて絶対にならないんだから! ヒースの復讐劇に巻き込まれ、想像もしていない上に、望んでもいない王妃への道に足を踏み入れてしまったアイリス。王妃になる未来は回避できるのか?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:56:31
12004文字
会話率:70%
行進した先で迷い歩いて見た異国の世界。
「娘を見つけて欲しい」
異国の王からの救援要請から旅が始まる!
おてんば空挺隊員の瑠香とストッパー役になりきれない魔法使いのティナ、スーパーマイペース獣人のニコにオカン属性もどきの妖精ウルム、だいぶ意
味深訳ありの忍。
山と谷はあるかわからないけど癖強すぎパーティによるドタバタ探検記!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:18:30
95850文字
会話率:35%
とある日の授業中――。
俺達クラスのみんなは突然、異世界に召喚をされてしまう。
目の前には魔王を倒して欲しいと懇願する金髪の美少女。そしてテンプレ通り全員に授けられるチート能力。
これは、まさにお約束の王道展開。
よっしゃ、これで勝つる!
俺は異世界でチートハーレム勇者に成るぞ!
……と期待したのだが、なんと俺に授けられた能力は『コンビニ』だった。
ええっ、コンビニ!? 何それどういう事なの?
そう。俺の能力は24時間営業で、おにぎりやペットボトルを販売するあのコンビニだ。異世界でコンビニを開いて一体どうしろって言うんだよ……。
この物語は外れ能力を与えられ、みんなからも笑い者にされて、街から追放までされてしまったコンビニの勇者の俺が……。魔王を倒して、異世界でざまぁをしながら成り上がっていく物語だぜ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 20:36:50
3025303文字
会話率:24%
※1/31に序盤を改訂しました。詳しい事は活動報告をご覧ください。
少年の名はジェイナス=昴=アーマガルド、十六歳。
ピチピチの転生者にして、隣国とバチバチやりあっている辺境華族の長男坊だ。
このまま剣戟と爆炎だけが友達の灰色の青春
を邁進する事になるかと思っていたら……なんと、敵国の姫が! 宰相の孫娘が! 幼馴染の大商会の娘も! 許嫁としてやってきた!?
どうしてこうなった? 一体何が起こっている? モテ期が来るなら予告ぐらいしておいて欲しい!
しかし、彼女達は何やら訳アリで……。
突然大物許嫁が押し寄せてきた彼の運命や如何に!
剣と魔動と婚活の快刀乱麻ファンタジー、風騎委員は蠢く悪を影で斬る!
突然大物許嫁が押し寄せてきた彼の運命や如何に!
剣と魔動と婚活の快刀乱麻ファンタジー、風騎委員は蠢く悪を影で斬る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 20:11:50
841906文字
会話率:37%
生まれ変わっても自分はモブだろう。
そんな男が死後生まれ変わった先は頭の中に勇者と魔王が住み着く赤ん坊だった。しかも生後数か月で捨てられ、廃墟の中の公園で途方に暮れる主人公。
なんとか生き残る手段を見つけるが、居候の片割れ(勇者)か
らは常に『品行方正』であることを強要され、もう片割れ(魔王)は常に『体を寄越せ』と脅迫してくる日々。
どうにかこうにか生活環境を整えた主人公は喧嘩の絶えない二人にサブカル文化を布教もとい洗脳――教育した結果、
勇者(くっころ系美女)「ょぅι゛ょ こそ至高。ただし魔王、お前はダメだ」
魔王(ロリババア系メスガキ)「究極はおねえさんに決まってるのじゃ。ただし勇者、テメーは除く」
一般人(女顔の主人公)「やっちまったぜ☆」
別ベクトルでやばくなった。
勇者&魔王&主人公「「「グッズ欲しい、円盤欲しい、推しにスパチャしたい」」」
けれど意外と仲良くなっていた。
これは現代ダンジョン系ゲーム(プレイ済み)の世界で、ゲーム本編にも登場する勇者と魔王の脳を焼いてしまい、キャラ崩壊という名の原作ブレイクを起こしてしまった主人公が世界崩壊(バッド)エンドを回避するため、女装させられたり百合営業させられたり、推し活したりしつつ奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:04:13
82974文字
会話率:38%
『創造』の二つ名を持つ新人魔女のセラ。彼女は未知の探究と、自身だけが持つ創造魔法を磨き上げるために異世界を旅する。
そんなセラに仲間の魔女から依頼が入る。それはとある荷物を妖精の森に暮らす魔女に運んで欲しいという頼みだ。
セラは怠け者
な魔導書と、小さな助手を連れて妖精の森を訪れるのであった。
この作品は叙述トリックを意識した作品です。――ただ、物語に大きく影響を与える要素ではありません。
ぜひ感想等で予想や騙されたなどのコメントを頂ければ、作者のモチベーションとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 20:15:54
24874文字
会話率:58%