スチームパンク巨編!『水、土、日、祝』更新!
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった。
都市国家、帝都。世界で最も蒸気機関が普及したこの国は〈蒸気都市〉とも呼ばれ、多大なる発展と発達を遂げていた。
いまその帝都に一人の女
が降り立つ。
蒸気機関の普及せぬ東の地よりこの帝都へ赴任を果たしたのは南海楓。
帝都に支部を置く組織の実務員である彼女は後輩の教導のため、帝都へ初めて足を踏み入れたのであった。
初めての帝都となれば、見るもの、聞くもの、経験するもの、楓にとってはなにもかもが新鮮で、その煤煙のすさまじさにすら驚きと目まいを覚えてしまう。
そんな彼女は目もくらむような都会の落とし穴にはまったく気付かない。こうした華やかな都市には日常的に犯罪がつきものだという落とし穴に。
赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一味、犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。いやな予感を覚えながらも話しかけようとする楓は、いきなり連中に襲いかかられてしまう。
そしてその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。
いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。
東部市の人目のつかぬ通りにて、浮浪者が連れ去られているのだという。だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。
犯行の陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほら見えるという。
となれば看過していられないのが帝都探偵協会所属の探偵、わけても坂下探偵とその仲間たちであった。路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。
坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。
すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。
それは一人の男の焦りからはじまった。
彼女はただ巻き込まれただけなのだ。
むろん、帝都では事件に巻き込まれるなど日常的であるかもしれない。
もっとも外国人の彼女にはそれが通用しない。
◆諸注意◆
*本作は蒸奇都市倶楽部が発行する同人誌からの転載です。
*転載は著作権者が行っています。権利上の問題はございません。
*本作は小説投稿サイト『カクヨム』にも同日程で掲載されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 09:00:00
280781文字
会話率:32%
異世界転生ものです。
最終更新:2020-09-21 03:13:24
1617文字
会話率:0%
毎日憎しみを糧に根暗に“生きて”きた、そんなあたしを、あいつは笑って助けてくれたんだよね。
止まった時間を再び動かしてくれたあいつ……鈴本凪とあたしが出会ったことから物語は始まったんだ。
最終更新:2020-09-03 20:15:37
124233文字
会話率:60%
何処かでの日常風景。
霊が見れる子供と、何も出来ない女の話。
※冒頭に虐待描写があり、ご注意下さい。
最終更新:2020-08-22 03:18:10
680文字
会話率:18%
私は、住んでいる家の維持管理をして、給料をもらっている身分。
家主である気功の先生の隆さんから、知り合いのスーパーで人手が足りないから行ってやってくれ、と頼まれる。
そこで働き始めるのだが、強欲なオーナーにこき使われ、辞めようと思いな
がらも、つい通ってしまうという日々が続く。
そのスーパーは、五年前に食中毒事件を起こし、責任を感じた店長と総菜係は、自殺していた。親切な二人は、霊だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 22:18:18
52044文字
会話率:21%
オアシス。それは心を慰め、安らぎをもたらしてくれる存在の比喩的表現。
私的かつ具体的にはおっぱい。
孤独な地縛霊は今日もせっせと可憐な乙女にえっちな被害をもたらす仕掛けを作成し、設置し、人里離れた森の奥にある廃屋のエロトラップダンジョン化を
進める。いつの日か自分好みの美少女が無防備に廃屋内に足を踏み入れた末に罠にかかり、あられもない恰好を披露してくれる事を夢見て。
そしてついに待ち人は訪れる。ガードはゆるゆるで、おっぱいがたゆんたゆんな黒髪美少女。あー、ダメダメえっち過ぎます。あのおっぱいをスルーとか無理でしょ。今日この時のために長年に渡って作り続けてきたえっちなトラップたちが牙をむく!
死んじゃいましたけど異世界には渡りませんし、神様にも会ってませんし、チートももらってませんし、ステータスやアイテムボックスなんかもありません。え? じゃあ、何があるんですか? 何もないじゃないですか!
いいえ、大丈夫です。おっぱいがあります。
そんな微笑ましいちょいエロたいまにーんなコメディとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 21:05:15
102214文字
会話率:26%
いじめが原因で自殺をしてしまった少女
三谷秋音(みたに あきね)
神様から、自殺をしたのなら、その場所で本当の愛を見つけるまで成仏出来ないと言われてしまう。
そんな秋音の元に、幽霊が見えるという不思議な先輩が。
地縛霊となった秋音と、幽霊の
見える不思議な先輩のほのぼのとしたスクールラブ(?)ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 15:48:51
21189文字
会話率:63%
殺人事件×日常の謎、もしくは非日常×日常ミステリー。
【7.17~第2章『銭湯の地縛霊が、成仏してくれない』を更新』】
資産家が自宅の浴槽で無残に切りつけられた状態で死んでいた――。金城麗楽(うらら)は捜査本部の一員として犯人を追うさなか
、被害者である資産家の幽霊に取り憑かれてしまう。スローライフを愛し、幽霊と話せる双子の弟・金城遊(ゆとり)の協力を得て、事件の真相を突き止めようとするものの、「犯人だれ?」で終わりのはずが“被害者さん”は一筋縄ではいかず!? ※エブリスタにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 14:07:12
63572文字
会話率:46%
先祖代々の霊能者である菅野梨央。
強大な霊能力を持つ母親の修行を受け、地縛霊を成仏させる術を習得した。
女子高生であるため、今のところ週末にのみとなるが……。
今日も新たな地縛霊を天に還すことになる。
最終更新:2020-07-11 07:41:48
4795文字
会話率:23%
あかずの踏切とか。
何かしらの原因があるのではないかと。
踏み切りでの、誰かしらの呟きです。
最終更新:2020-07-10 01:00:00
572文字
会話率:17%
毎日のちょっとした待ち時間に読める短いお話。
ランダムに生成した2キャラで構成してますのでジャンルは様々。キャラも様々。と思っていましたが最近は普通に思いついた短編も書いたりしているのでその限りではないです。
短編の集まりなんでタグ
やらキーワードは全部盛りで申し訳ない。そしてどうせなら色々応募してしまえ、と言う節操のなさでございます。
これだけあれば何か気に入る話があるかもしれないですよ。ちなみに作者のオススメは
「地縛霊と教師の話」
「死んだ女性と女悪魔さんの話」
「新入部員と怪しい部長の話」
「文芸部の先輩と後輩の話」
「毒キノコを食べたかもしれない話」
「オノマトペの話」
「彼女と蜉蝣の話」
辺りですかね。ここら辺は自信があるやつなので是非読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 10:12:45
76997文字
会話率:33%
僕はある廃屋で目を覚ました。前後の記憶は定かではない。
そんな僕の元に、ある一人の少女が現れる。
彼女は人間関係に疲れていた。
僕はそんな彼女を見て、幽霊らしい感情が現れる。僕は孤独を恐れていた。
だから何より、仲間が欲しい。
彼女を幽霊に
したい。
日が暮れると僕はそんなことばかり考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 18:53:34
13469文字
会話率:29%
僕は毎日とある無人駅のベンチに座って電車や空を眺めていた。
そんな日常の中、とある少年が無人駅のホームに居座るようになる。
僕はその少年の様子から彼は”地縛霊”なのではないかと思い始める。
でもそれを知ったところで僕は何をする訳でも無い。何
も出来ないからだ。
これは立夏を迎えた5月中旬、無人駅のホームで起きた少し不思議で悲しい物語。
幽霊は誰にも見えないし誰にも言葉は届かない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 20:13:00
9269文字
会話率:17%
異常なまでに“普通”であろうとする中学二年生、遊佐奏太。彼はある日、仲間内での賭けに敗れ、罰ゲームとして、「図書室の地縛霊」と呼ばれる根暗少女、秋月文乃に告白する事になってしまう。
「お友達からなら……」という文乃の言葉により、成立するは
ずがないと高を括った告白はまさかの成功。遊佐には彼女(仮)ができてしまい、仲間達からは文化祭までの三週間、しっかりと文乃と付き合う事を義務付けられてしまう。
図書室での勉強会、放課後の寄り道、休日の遊園地デート……嘘から始まった繋がりの中で、遊佐は徐々に文乃の魅力に気がつき、文乃と一緒にいる事に安寧を覚え始める。しかし、それと同時に、文乃に嘘の告白をした罪悪感に押しつぶされそうになり、葛藤してしまう。
悩んだ末、遊佐は文乃に真実を伝え、関係を一から構築し直す決意をする。しかし、遊佐の文乃に対するその姿を、真っ直ぐな姿勢を仲間達は良く思っておらず…………
カクヨム様でも連載しています!よければそちらもどうぞ!→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054900539809折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 12:00:00
67990文字
会話率:23%
王宮舞踏会で華々しく社交界デビューを果たした伯爵令嬢アリーズ。未来の王太子妃として彼女の人生は約束されていたはずなのに半年後、彼女の立場は一転していた。許婚である王太子の掌返した様な態度にショックを受け思い出したくもない前世を思い出す。四
年後、その自分の前世の死に係わりのあったエドバルトに出会い「彼らにリベンジしないか?」と、復讐を持ちかけられたことから彼女の未来は変わってゆく。
※※※※※※この作品の著作権は朝日奈呈にあります。無断転載は許可しておりません※※※※※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 17:45:13
114493文字
会話率:57%
心臓発作で死んだ中年男は、地縛霊になって何千年もさ迷った。
しかしそんな最悪な日々は突然終わった。
ロングソード……ありふれたファンタジー世界御用達の武器となった男は青年グープと歩んでいくことを余儀なくされた。
単なる初心者向きの武器でしか
ないロングソードと化した男は若き戦士と共に何を切り開くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 13:11:23
116754文字
会話率:37%
受験終わり、春の予感。第一志望の公立に受かって、部活の友達と遊んで帰ってきた。そこまでは覚えている。
そのあと、覚えているのは視覚的に覚えているのは”赤”。
その”赤”は体が沈むような感覚を俺に与えたのは間違いなかった。
赤はただ深く、人に
怖さを与えるような黒い赤、明るく人に安らぎを与えるような夕焼けのような赤のグラデーションのような景色なのを覚えている。
しかし、自分の名前は憶えていても、一つ問題があった。
受験が終わる前の記憶が消えた。
大学生になって一人暮らしを始めたのは四月。
なにもない。普通の男の男子大学生の部屋にバイトから帰った夏のある日。
部屋には透けた女の子が居座っていた。
感情の表現の仕方も忘れた女の子と感情を取り戻そうと試みる。
つながる偶然的運命と必然的運命。
どっちが君はきれいだって言ったんだっけか。もう忘れたよ。そんなこと。
ねぇ、何で君がそんな顔しているの?
頼むからだれか俺に教えてくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 00:10:28
1939文字
会話率:35%
私の仕事を紹介します。
最終更新:2020-05-11 11:53:56
654文字
会話率:7%
「一行怪談集」のその113を元にしたショートホラー。
地縛霊のいる部屋に引っ越した僕。ある日目に止まったのは、あるオークションサイトだった。
この作品はエブリスタ、ノベルアップ+でも公開しています。
最終更新:2020-04-22 12:01:18
2118文字
会話率:5%
山田肇は平凡な男子大学生。しかし、彼の彼女の鈴音さんはすごい人。どうすごいかは、読んでのお楽しみ!
最終更新:2020-04-01 19:16:15
7503文字
会話率:36%
事故で死んだ幼馴染、慎吾(シンゴ)。彼は地縛霊として、もう1度この世に生を与えられた。友達のこと、将来のこと、慎吾のこと。悩む真子(マコ)の前に突き付けられる現実。苦悩を抱える二人の30日間の物語。
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最終更新:2020-03-23 23:41:55
5317文字
会話率:53%