西暦20XX年。何の前触れもなく、地球の物理法則は大きく変容した。
それまで何事もなく秩序正しく動いていた世の中が唐突に────
ヤンキーたちが夕日をバックにタイマンを張り、パンチ一発でお互いに何メートルも吹っ飛ばしあいながら最後
にマブダチになり……
幼稚園の送迎バスを怪人や戦闘員がジャックしては変身ヒーローや戦隊ヒーローに成敗され……
マスコットキャラに唆された年端も行かない少女が魔法少女や変身ヒロインとなって、異世界からの侵略者と熱くリリカルな感じのバトルを繰り広げ……
町工場兼研究所を営むマッドな博士が孫を巻き込んで、巨大ロボットで地下勢力や宇宙からの侵略者を迎撃し……
ろくでもない理由で地球に降りてきた宇宙怪獣と巨大ヒーローとの戦いでちょくちょく町が破壊され……
それまで普通に店舗やインフラとして機能していた建物が突然ダンジョンとなってモンスターを吐き出し、ダンジョンエクスプローラーなる存在によって攻略され……
名探偵と怪盗が様々な施設に甚大な被害を出しながら謎の組織相手に大立ち回りを繰り広げ……
刑事と犯人が八時四十五分ごろに崖の上に立ち……
団地妻が酒屋のサブちゃんと禁断の愛を育む……
そんな世界にシームレスに変容したのだ。
これは、そんな世界で主人公の一人に抜擢された少年の、激動の一年間のプロローグである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 07:00:00
5099文字
会話率:21%
『女vs男! 男女は分かり合えないのだろうか? バトルの果てで何が!』
24世紀、200年前の衝撃的なファーストコンタクトで男性が地上から居なくなってしまった。
突如、ミュウ大尉の元に緊急任務が下った。
宇宙から謎の物体が地上に落下したと
いうのだ。
その調査に向かったミュウに何が起きるのか?
そこで初めて出会う物とは?
大型多目的万能人型メカ バトル・トレーサー
D-1 アールマティ
体長約10メートル。
人型メカの第四世代の機体で、それ以前は四肢付きの重機デザインであったが、アールマティは人型を意識したデザインになっている。
現時点でこの一機しか運用されていない。
顔のほとんどがセンサーで半透明な金属で保護している。
胴体は可動エネルギーシステムと四肢のメインサーボ、反重力システムも内装。
両腕には武器がつけられるハードポイント付き。
脚部は小型エネルギーシステムとショックアブソーバー、走りやすさと起き上がりやすさを兼ねた補助アーム付きで足が長くなっている。
背中には横に伸びたウェポンラックがあり、四ヶ所パイロンがある。
コックピットはお尻にキャノピーのない戦闘機の機種のような物がくっついていて、乗り降りのとき上下する。
人型の理由は謎の知的宇宙異生物ドーンと対抗するために造られたためだ。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 01:30:00
10183文字
会話率:20%
子供のころの衝撃的な体験から、幽体離脱して過去を見る事ができるようになった道明寺安須樹。
世話になっている探偵社の所長と一緒に、豪華客船での仕事に入る。
そこで出会った幼馴染の小倉華乃子と、船内でおきた事件の解決をするが、この船には更
に重大な秘密が隠されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 00:30:00
85968文字
会話率:28%
202X年6月上旬、群馬県渋川に100メートルクラスの巨大な生物が出現した。
怪獣は歩行しながら、地上のあらゆるものを破壊し、南下を続ける。
突如として現れた巨大生物に、人々は「怪獣」と呼び、恐怖している。
政府はどのように対処するのだろう
か。人々はこの災厄にどのような行動をとるのだろうか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 08:20:41
19677文字
会話率:26%
ある王国に民に愛された聖花姫と呼ばれる王女がいた。
慈愛に満ち溢れた絶大な美貌を持つ姫はリリアーナと言う。兄王子と共に育ったからなのか、男の子のように活発な女の子である。
趣味は変装。特技は逃走。
少しばかり変わった姫様である。
一方、隣国の大帝国を治める皇帝は、2㍍の長身に筋肉質な体格を持ち、近隣諸国も恐れをなす、百戦百勝の無敗の最強の皇帝マクシミリアンがいた。
男性に絶大な人気があるが、女性や子供には恐れられている。
無表情のせいなのか……
この体格のせいなのか……
長い前髪が不気味なのだろうか……
27年生きてきて一度もモテたことなどなく、恋愛というものに触れたことはない。
そんな二人が出会うきっかけとなったのは戦だった。
王国に現れた怪しい男にそそのかされたリリアーナの父王は、隣国に前触れもなく戦を仕掛けた。
リリアーナは国を守りたい一心で……
マクシミリアンは無駄な戦をしたくない一心で……
それぞれが立ち上がり戦回避に向けて動き出す。
マクシミリアンはリリアーナに出会い、恋を知り、愛を学んでいく。
愛するリリアーナを甘々に溺愛していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 09:15:24
56825文字
会話率:13%
『断絶』により世界が一変してから幾年月。
トレジャーハンターであるミレイ=鈴乃瀬は、出所の怪しい情報によりある遺跡を訪れる。
隠し扉の奥で見つけたカプセルで眠っていたのは、『断絶』以前を知るであろう世界で唯一の青年だった。
そこへ十メートル
超の人型ロボットであるグレイブギアを駆り、砂賊が襲撃をかけてきて――
(「ノベルアップ+」でも投稿しています)
縦スクロールマンガ原作大賞 メカ・ロボット篇への参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 19:00:00
8675文字
会話率:32%
《ケモノ》と呼ばれる、人食いの怪物が跋扈する時代。
対抗手段は作られた存在である《巫女》と《槍持ち》だけだった。高価な巫女は感情を与えられず、護衛役の槍持ちは使い捨てのように命を落としていく。
それが当たり前の世界。
槍持ちの少年《ユウス
ケ》は、そんな世界で必死に生きていた。
ある時、ユウスケの配属されていた装甲列車がトラブルで停車してしまう。その隙に大量のケモノに襲われ、ユウスケ以外の槍持ちや巫女のほとんどが食い尽くされてしまった。
辛うじて生き残ったユウスケは、逃げ込んだ貨物室で巫女の少女「リホ」と出会う。
だが
「うん。結局は私も巫女だから。祈りを保存するのに適していたってだけだよ。なんなら、不良品」
彼女は、そんな自虐めいた言葉を告げた。
貨物室にはもうひとつ、金属で作られた巨人が鎮座していた。
《機人》
その2メートルを超える威容の名称だ。
それは、二人をこの絶望の状況から救う切り札だった。
これまで動くことのなかった機人は、ユウスケを操縦者として受け入れる。
そしてユウスケは、リホを救うため、機人を駆りケモノの集団を蹂躙した。
「優しくって私を助けてくれるから、あなたは優助」
彼女からもらったその名が、少年の心に火を灯す。
これは、使い捨ての少年であったユウスケが、不良品の少女と金属の巨人と出会うことで、未来を変える物語。
作者:日諸 畔(ひもろ ほとり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 18:54:56
122904文字
会話率:38%
――あなたのために杉(仮)を伐る。新婚伯爵の別居婚、標高差1000メートル
散々結婚を先延ばしにされた挙句、ついに婚約破棄された男爵家の令嬢・ヘルミーナはとうに行き遅れ。
厳格な父親は家の恥さらしだと、彼女を老貴族の後妻として嫁がせよ
うと画策していた。
老貴族の名を聞き、前世の日本人としての記憶がぼんやりとあったヘルミーナは確信する。
ここは乙女系領地運営シミュレーションゲーム『黒薔薇姫のシュトラーセ』エンディング終了直後の世界で、彼女はこの後夫の不正に巻き込まれて没落するのだと。
抗う彼女の窮地を偶然救ってくれたのは、病のせいで顔をくまなく覆った貴族、「お花畑伯爵」ウィルヘルム。
瘴気漂う領地のせいで滅多に領外に出ないとあって、長らく独身だった。
ウィルヘルムが事情でお飾り妻を必要としていると知ったヘルミーナは、彼に結婚と領地運営の手助けを申し出る。
たとえ彼が「二週目フリーモード以降選択可能な、高難易度領地持ちPC」であろうとも。
しかし手助けしようにもコミュニケーションはままならない。
瘴気を徹底的に避けるため、彼は森林限界の上に建てた別邸で一年の大半を過ごしているのだった。
「あなたの暮らす屋敷からは大よそ1000メートルといったところですね。……標高で、ですが」
1000メートルの別居婚を提案されたヘルミーナは、花粉に似た瘴気をまき散らす森を前に決意する。
登山をして会いに行き、政治的パートナーとして距離を詰めることを。
でなければ、また実家に戻されてしまうだろう。
もう後がないヘルミーナは、伯爵とともに領地を繁栄させることができるのか……?
この話はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 09:22:26
194053文字
会話率:35%
「コマンダー。立てこもりだ。事もあろうに、場所は北新地だ。『北新地ビル放火殺人事件』が起ったビルから100メートルほどだ。」
「『北新地ビル放火殺人事件』と言うと、ヤケクソになった犯人、被疑者が『京都のアニメ製作会社の事件』の模倣犯やろうっ
て言われた事件ですな。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 08:53:13
4609文字
会話率:17%
サーヤこと佐々木紗彩は、勤務先に向かっている電車に乗っていたはずがなぜか気づいたら森の中にいた。
田舎出身だったため食料を集めれるかと思った彼女だが、なぜか図鑑では見たことのない植物ばかりで途方に暮れてしまう。
そんな彼女を保護したの
は、森の中に入ってしまった魔物を追ってきた二人の獣人だった。
だが平均身長がメートルを普通に超える世界において、成人女性の平均もいっていないサーヤは訳ありの幼女と勘違いされてしまう。
なんとか自分が人間の成人女性であることを伝えようとするサーヤだが、言葉が通じず、さらにはこの世界には人間という存在がいない世界であることを知ってしまう。
獣人・魔族・精霊・竜人(ドラゴン)しかいない世界でたった一人の人間となったサーヤは、少子化がかなり進み子供がかなり珍しい存在となってしまった世界で周りからとても可愛がられ愛されるのであった。
いろいろな獣人たちをモフモフしたり、他の種族に関わったりなどしながら、元の世界に戻ろうとするサーヤはどうなるのだろうか?
そして、なぜ彼女は異世界に行ってしまったのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 07:00:00
510702文字
会話率:25%
20XX年。私たちの街は…………宇宙からの侵略者に攻撃を受けていた。
空から降ってきた五メートル近くある人型のソレは、生物を見つければ動物でも人間でも関係ない。
手づかみで袋詰めにしていき、袋が満タンになったらそれを持って空に帰っ
ていく。
一体なんのためにそんなことをするのか、なぜ人間だけを狙うのか、わからない。
私たちはそんな奴らをその外見から〝ハーピィー〟と呼んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:10:13
12455文字
会話率:43%
全長九メートルの千手観音の磨崖仏を祀る群馬県の大本寺でふたつの「足跡のない殺人」が発生した。ひとり目は、ぬかるみの中で絞殺され、六条の溝が掘られており、それはまるで「千手観音」を彷彿とさせる外見だった。ふたり目は「空洞の大銀杏」の中に体を折
りたたまれて、体育座りの状態で、収納されていた。この謎に挑むのは、名探偵羽黒祐介、鬼警部根来、天正院大学の民俗学教授胡麻博士の三人だった。名探偵羽黒祐介シリーズの短編本格ミステリ小説。(約十話一週間以内に完結予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 17:28:23
32553文字
会話率:48%
――折上和也は不良だ。
ケンカが日常茶飯事の、連戦連勝負け知らずの最強ヤンキー。
その強さはまさしく‟おりがみつき”だ。
そんな彼が出会ったのは、一匹のポメラニアンだった。
――余は第三十五代目の魔王にして“氷炎の黒狼”、メル・クゥ・
マルコシアス。お主、余の従者となってはくれまいか。
黒毛の小さなポメラニアンの正体は、異世界ガルセイアにて、勇者に殺された元魔王だった。
勇者に封印される直前、魂だけは転生することに成功した彼女、メルコは今こそ魔王の座に返り咲かんとし、その協力を和也に申し込んだ。
「人類最強の勇者VS地元最強の不良か……悪くねえな!」
和也はメルコの頼みを承諾し、契約を交わした。
こうして、一人と一匹は打倒勇者を目標に掲げ、共に異世界へと旅立った。
――瞬間、高度四千メートルからパラシュート無しのスカイダイビングが始まるのだった……!
魔王から授かった力、『握力EX』を駆使して和也は異世界の魔獣や魔族たちを掌握する!
破天荒極まる異世界喧嘩活劇、ここに開幕――!
■キャラ紹介 (本編更新に合わせて増える予定)
折上和也 … 主人公。不良。趣味は動物図鑑を読むこと。
メルコ … 元魔王でポメラニアン。特技はおやつ当て。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 12:00:00
35373文字
会話率:47%
今から200年以上前、突如として人類の前に人喰いの獣が出現した。狼を素体として複数の動物を掛け合わせたような外見から”キメラ”と呼ばれるその獣は、10メートルを超す巨体と驚異的な再生能力を持ち、たちまち人類は絶滅の危機に直面する。生き残った
人類は地上を捨て去り、遥か空に浮かぶ天空の大地ヲハニアに逃げ込むことに成功した。
キメラの存在しない領域を獲得し200年の歴史を刻んだ天空の大地ヲハニアにて、”宝玉”と呼ばれる大きな芋虫の肥育場で働く少年がいる。彼の名前はユルト。母の手伝いで働いているが、こんな虫を育てたところで何の役に立つのか。その仕事に疑問を抱きながらも使命を全うするユルトの前に白いキメラが出現する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 19:00:00
41709文字
会話率:27%
「今日は星が降る夜になるでしょう」
2000年にあると科学者が予言してから112年と8ヶ月。直径60キロメートルのヘールボップ彗星が地球に衝突する時が今日の夜に迫っていた。結婚直前に相手の浮気に気づいた若い女。幼馴染みに想いを伝えられずにい
る男子中学生。夫に若くて先立たれた老婦人。それぞれがそれぞれの思いを抱えて、地球最後の夜を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 23:44:44
6343文字
会話率:36%
旦那様は身長2メートル越えのゴリマッチョ。眼光鋭く、額から頬には刀傷が残る超強面。泣く子も黙るトレーディア王国騎士団の騎士団長だ。
一方、聖女の能力を持つ奥様は、小柄で華奢。ふわふわとした砂糖菓子みたいなとっても可愛い女の子(※見た目に反し
て中身はけっこう行動的)。
そして奥様には皆に内緒の秘密があって…?
そんな凸凹夫婦がおくる、離婚の申し出から始まる分かりやすい溺愛のお話。
ふたりが本物の夫婦になるまでのまさに出来レースです*^^*♪
ムーンライトノベルズ掲載作の大人描写を抑えたものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 19:23:44
39985文字
会話率:37%
道を歩いていると、地面に二メートルほどの穴が開いているのを見つけた。傍には両足が歪に千切れた男が転がっている。
最終更新:2024-04-28 20:00:00
562文字
会話率:0%
海に沈んだ世界で、二人は恋をする
最終更新:2024-04-12 19:20:40
5978文字
会話率:4%
これは死ぬな。
帰宅後突然の異世界。しっかり老いを感じる綾取友里恵50歳はせめて転生にしてくれと目を閉じた。
死にたくはないけれど、その確率が高すぎて悟りが啓きそう。しかし異世界に来たのならせめて死ぬ前にファンタジー拝んでからにしようと足を
進めたその先で、出会ったのはちょっと遠い魔王様。
そんな魔王様との距離は10メートル。遠い。声がギリギリ届く距離。
死の臭いが濃厚なこの世界で、驚きの弱さだと告げられたその体に持っていたのは生活魔法。前菜のような基本的な魔法だろうと思っていたが、生活魔法は使ってみるとまさかの神対応。
この物語は掃除したり料理したり貯金したり、戦ってみたりやらかしてみたりやっぱり掃除してみたり。神対応の生活魔法を使って一定の距離を置く魔王様と、シビアでファンタジーな日常の中で距離を埋める、ハラハラしない純愛物語。
◆の付いている回にはラストに挿絵が入っております。挿絵はいらないよ、と言う方はお手数ですが[表示調整]から表示のチェック外しをお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 12:47:01
2120678文字
会話率:33%
秒速五センチメートル
最終更新:2024-04-11 01:34:07
546文字
会話率:0%