ある日、いつもの日課で深夜に黒ずくめで街を徘徊していた『闇野深時』楽しい厨二病&不審者ライフを送っていた深時だったが一つだけいつも通りではないことが起こった。
十字路の死角から出てきた車に跳ねらてしまったのだ。
無残な死。恐らく誰もが彼に同
情するだろう、徘徊していた理由さえバレなければ――。
そして無残にも跳ね飛ばされた深時が最後に残した言葉は、
「異世界だったら――」
そんな最後の最後まで厨二病を貫き通した闇野深時を偶々観察していた神ヴィスクにより死後の運命が一変する!?
「なるほど、面白い人間だ。連れてこい」
不幸な死から始まる異世界ファンタジーここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 18:00:00
61210文字
会話率:63%
「……誰だよお前は」
雷鳴が轟く豪雨の中、日が沈み人気の無い閑静な路地に、目の下までフードを被った全身黒ずくめの男が進路を塞ぐように立っていた。
その男は何かを片手に持ちこちらを向いて無言で笑みを浮かべていた。明らかな危険を感じつ
つも、そのあまりに不気味な光景にしばらく俺はこの場を動けずにいた。
すると男は少しずつこちらへ片手に持っているなにかを向けながら歩き始めた。
(……おい、なんだよ勘弁してくれよ‼︎)
あまりの恐怖に声が出ない、身体が動かない。少しずつ後ずさりするのが精一杯だった。
相手はどんどん近づいてくる。助けを呼ぼうにもこの雨の中では確実に聞こえないだろう。走って逃げるしか無い。だが身体がいうことを聞かない。
(……殺される!!)
死を目の前に感じた時身体が動いた。すぐさま相手に背を向け走り出す。
だが既に遅かった。俺の身体が動き始めると同時に相手は早足になり俺をめがけて獲物を見るような目で向かってきていた。
そして次の瞬間、左胸部に鋭い痛みが突き刺さる。
(俺……死ぬのか?こんなとこで、こんな見ず知らずの奴に刺されて……)
背後からひと突き、みるみるうちに血が溢れていく。
普段テレビで見る通り魔のニュース。いつも無関心で見ていた。自分が遭遇するわけがない、全く無関係の出来事。
それが今自分の身に降りかかりなんとなく後悔するような、そんな気持ちになった。
段々と遠のいていく意識。走馬灯のようなもの
はなく、考えられたのはそのことだけだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 12:34:04
12626文字
会話率:48%
大陸一小さな国、華(か)陵(りょう)国(こく)で穏やかに暮らしていた琳夕。ささやかな暮らしに幸せを感じていたある日。突如同盟国であった松按(しょうあん)国(こく)に攻められ、武力を持たない華陵国は抵抗する間もなく支配下に置かれてしまう。王家
に連なる者は処刑され、華陵国は植民国にされてしまうが、その戦渦の中国を救うために秘密裏に逃がされた人物がいた。それが琳夕。林夕は王族であることを隠すために朱鈴と名を改め、助けを求めもう一つの同盟国である樹俚(きりの)国(にく)を目指すが、樹俚国に向かう途中で逃げ出した事を敵兵に知られてしまう。敵兵に囲まれながらも必死に逃げて小船に乗ることができたものの、朱鈴は大怪我を負ってしまい出血多量のために小船の中で意識を手放してしまう。小船は波に流されていくが幸運にもある港に辿り着き、助けてもらうことができた。助けてもらった人物の屋敷では黒ずくめの男に襲われ、殺されそうになるも、助けが入り事無きを得る。助けに来てくれたのは朱鈴を助けた青年、陣炎(じんえん)であった。彼は大国、扇(せん)桜(おう)国(こく)を束ねる龍家(りゅうけ)の後継者で朱鈴が華陵国の者だと知った上で助け、朱鈴を助けた礼として華陵国との貿易を求めてきた。華陵国が既に植民国にされたことを知らない陣炎に朱鈴は心苦しいながらも偽りを告げることにする。だが、朱鈴の言葉だけでは信用できない陣炎は側近に華陵国内の情勢を探らせにやる。偽りを告げてしまった朱鈴は陣炎達に本当の事が知られる前にと屋敷を逃げ出す。しかし、街に出たところでまた黒ずくめの男に会い、攫われかけるがまたも陣炎に助けられる。出たばかりの屋敷に戻りそこで戻ってきていた側近から華陵国に攻め込んで来たのが本当は樹俚国であった事を知る。同盟国へ助けを求めに行けなくなった朱鈴がこれからのことで迷うと陣炎は身の振り方が決まるまで屋敷に留まればいいと言ってくれ、その言葉に甘えることにする。これからの事を悩んでいたある日の夜、朱鈴の部屋に一枚の紙が舞い込む。紙に書いてある内容を読んだ朱鈴は罠かもしれないと思いつつも急いで指定された場所に向かう。そこで待ちうけていたのは…。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-09-26 00:00:00
67577文字
会話率:48%
オレは新生児ゴブリン、名前はまだない。双子の兄と洞穴で遊んでいると、黒ずくめの女が、怪しげな光を発するのを目撃した。
光を見るのに夢中になっていたオレは、その後襲い来る衝撃を予見出来なかった。オレはその女に爆撃をかまされ、目か覚めたらひとり
ぼっちになっていた。
一人になっても脅威は続く!住むとこなしのホームレス!人生はいつも危険!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 23:52:07
5801文字
会話率:0%
「俺は怪物だ。剣を振る以外、知らん」
賢者の水とまで呼ばれた技術、ナノマシン。魔物、魔王、勇者といった存在が生きる国、リアフィース帝国。
かつては勇者として選ばれた青年、オウカ。
戦いと殺しを楽しむ戦闘狂でありながら、道に迷う、いつま
でも子供のような行動を起こすなど、未熟な精神の持ち主である。
彼は勇者として使命を与えられる。人々に崇められ、支援され、魔王を討伐する運命を背負って世間に発表された勇者である。戦いと殺しを楽しむオウカにとっては、魔王討伐が楽しみで仕方がなかった。
だが、勇者として辿る運命を知らなかったオウカは、自国の王女に勇者としての立場を奪われてしまう。
彼は勇者としての立場を失い、リアフィース帝国の指名手配犯として三年の月日を過ごす。
自らの正体を知りながら、『殺し』に対して楽しさを覚えていた彼の目の前に、運命の少女が現れる――
*この作品は某大賞で二次選考落ちになった作品をWeb用に読みやすくしたものです。
「ブログ(https://sakkamezasu.com/)」でもマルチ公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 16:00:00
88943文字
会話率:49%
様々な都市伝説、妖怪、霊、そんなものが大の苦手な女子高生、洞谷 依子がある時から出会してしまうようになる。
その度謎の黒ずくめの男が現れて……
口裂け女の口をもとに戻す!?
鬼を豆のプールに叩き落とす!?
地縛霊が巣食う廃墟を
更地にする!?
そんな事してもいいの!?
そんな事をするホラー風コメディ小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 03:01:20
3613文字
会話率:50%
英雄とも呼ばれる、ディアナという女性について書かれた小説を読んだごく普通の男智草ハルヤ。そしてその日出会った黒ずくめの謎の人物ガルマ。
何かを予感したハルヤは、一体何に巻き込まれるのか
最終更新:2018-07-25 19:47:45
1644文字
会話率:42%
11月のある日、16歳の待山信夫が入水自殺をしようと試みたが、黒ずくめのウェイテリーという自称転生者の導き手がそれを止める。そして、次には白い光の中から見習い騎士のフレイルが川に落っこち、しかもその2人はこの世界の人間じゃなくて……そんな信
夫と別世界の人が送る、普通の日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 21:51:44
81649文字
会話率:62%
幼い頃に助けた鴉(からす)におもちゃの指輪をあげた雛(ひな)。
そんな雛の前に突然現れた黒ずくめの謎の男性。
「お前が16歳になったら俺の嫁にしてやる」
ーってなんの罰ゲームだ!私はキラキラ王子様に憧れたのに、
見た目魔王じゃないの!
絶対にお嫁さんになりたくない少女と、そんな少女に一目惚れした鴉さんのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-30 16:42:40
515文字
会話率:11%
須磨保太郎(スマ・ヤスタロウ)は気がつくと狭い和室の中で黒ずくめの男とこたつに入り相対して居た。
男曰く、「あなたは人助けをして死んだので、特別な力と共に転生することになりました」。
どんな力が欲しいのかとの問いに、間髪入れずに返した
答えは「じゃ、スマホで」。
魔力で動く「異世界スマホ」を手に新たな世界を闊歩する保太郎は、godgleMAPや神pedia、はたまた様々な魔法アプリを駆使して大活躍。双子姉妹や自称密偵の猫獣人、さては貴族令嬢に戦乙女を巻き込んでの冒険行。
チート過ぎるアイテム「異世界スマホ」を手放せない!
「けっして、魔力を切らさないで下さいね……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 08:00:00
35694文字
会話率:20%
大好きな持ち主にすてられてしまったぬいぐるみ。
ごみ置き場で途方に暮れていたところ、黒ずくめの男が目の前に立った。
「復讐したくはないかい」
最終更新:2017-12-26 14:23:21
5601文字
会話率:37%
ほとりぼっちで過ごす学校生活に、漠然とした悩みを抱えていた僕は、夜の闇に駆け出す。
道中で殺人犯に出会うのだが、それは他ならぬ自分自身だった……
最終更新:2017-11-08 20:35:14
1024文字
会話率:53%
大変イケメンな王様と超絶美人な王妃様の間に生まれた王子は、産まれたばかりの赤子を見たことがなかった父の醜いという一言でうさぎに変えられてしまう。
物心がついた頃、自分が普通の人間の子供とは違うことを知ったうさぎの王子様は逃げ出した森の中で全
身黒ずくめの魔女と出会い恋に落ちる。
いつか連載シリーズです。
短編用に細かい設定を端折っていますのでわかりにくいところもあるかとは思いますが、よろしければお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 00:59:56
7179文字
会話率:38%
俺は、惨敗続きの就職活動に疲れていた。八月の空の下、精神的に追い詰められた俺の前に現れた、黒ずくめの少女。それは、中学生の頃から俺の前に時々現れる幻覚だ。しかし今日、彼女の言葉を聞くうちに、決して幻覚ではないように思えてきた。一体この少女
の正体は何なのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 07:03:05
6944文字
会話率:37%
借金返済のために親に臓器をヤのつく職業の方々へ売られた高校生の三嶋快斗は臓器を買った黒ずくめの方々から逃げている際、誤って窓ガラスに頭から突っ込んでしまう。しかし窓ガラスを突き破ることは無く、なんと窓ガラスを通って別世界へと入り込んでしまっ
た。
全てが反転した世界、『鏡の世界』の中、快斗は騎士の甲冑を身にまとい、長剣を振るう少女と巨大な機関銃を乱射する男が戦っているのを目撃し___!?
鏡の裏側。そこには人の想いの力、『イマジン』が集まり、一つの世界を形作っている。
鏡の世界へと踏み入ることが出来た人間はイマジンを身に纏うことでイドの奥底に眠る真実の自分の姿へと『変身』する力を手に入れる。
騎士、悪魔、ロボット、武器、ヒーロー、獣、様々な姿へと変身する人間達。彼らが鏡の世界で日夜繰り広げているゲーム、『アイディアル・ウォー』。変身した人間、『プレイヤー』を倒すことでスコアを獲得し、そのスコアに応じて報酬である金を獲得する。 スコアを重ねた報酬の額は、それこそ大抵の夢を叶えてしまえる程に膨れ上がる。
プレイヤーの敗北は死を意味する。イマジンを使い果たしたプレイヤーは変身が解け、鏡の中で消滅する。
主催者不明のデスゲーム。しかしそれでも、プレイヤー達は殺し合いをやめない。それは金のため、願いのため、誰かを守るため、誰かを救うため、誰かへの…復讐のため。
三嶋快斗は自身の自由を取り戻すためにアイディアル・ウォーへの参加を決意する。
鏡の世界で繰り広げられる戦い。
現実世界の苦難と共にある日常。
二つの世界で待ち受ける出会いと別れが、少年を成長させる。
「だから、僕はまず僕自身を守れるヒーローになる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 15:29:15
1494文字
会話率:16%
勇者――。その言葉を聞いた瞬間、君は一体何を想像しただろうか?
剣と盾を手にした、RPGでのお馴染みの姿。魔王を斃すことのできる、神に選ばれし唯一の存在。
北海道の高校生である望月星も、そんな勇者に未だに憧れるネットゲーマーの一人だ
った。ある日学校からの帰宅途中、星は謎の黒ずくめの男たちによって車で連れ去られてしまう。日本のとある無人島の研究施設で彼を待っていたのは、初の完全没入型VRインターフェース《サイバーリング》とVRMMORPG《ラスト・アルカディア(LA)》を開発した、天才ゲームプログラマー神岡真その本人だった。
神岡は無慈悲にも、LAの一般公開された表向きの世界ではなくデスゲームと化した裏の世界のゲームクリアを目指すよう、星に宣告する。研究所に集められた全国のLAのトッププレイヤーたちとともに星は聖剣を担う勇者としてゲーム完全攻略を目指すが、彼はまだ知らなかった。
この醜い世界に於いての、勇者であるという本当の意味を――。
※ この作品は 『カクヨム』でも掲載しております。
また本作品に出てくる内容は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
あまりにも人気が出ない場合、エタる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-22 17:24:53
3291文字
会話率:14%
主人公(少年)、城田イブキは自分にとっては暗い日常を送っていた。小学生の頃のイブキはクラスの中で一番、明るい子供だった。その頃から、不思議な夢を時々見ていた。イブキは中学生となり、最初は明るく友達想いだった。ある日、友が多数の同じ学生に殴ら
れているところを見て、友を助ける為に、奴らに立ち向かったが、返り討ちにあった。奴らは去って行き、友はイブキに何も言わずに去って行った。一週間後、イブキは怪我が回復し、学校へと行く。しかし、イブキは厳しい現実を見る。友はあの時の奴らと何故か仲良くなっていた。奴らはイブキを見るなり、からかいを越えたイジメになっていた。何とか中学校を卒業し、高校生へとなるが、イブキは心を閉ざし、友達を作らなかった。イブキはイジメを目にしても見て見ぬ振りをする日々。そんな中、父親と母親の仲は悪くなり、離婚してしまう。父親に引き取られた。高校二年生のイブキは退学し、アルバイトをして生活をやりくりしていた。一方で父親は夜遅くに帰ってくるなり、酒を飲むばかりだった。そんな父親が嫌いなイブキは、父親が帰ってくる前に、アルバイトを終えて、顔を合わせないずに自分の部屋で眠っていた。
そんなある日、アルバイトから帰ってみると、いつも通り、父親は居らずだが、変な空気がしていた。すると、テーブルの上に書き置きを見たイブキは内容に驚く。イブキは家を飛び出し、街中を走りまわった後、公園へと入る。ブランコへと乗ったイブキは、今までの事を振り返っていると、黒ずくめの男と出会う。そこから始まる物語。
イブキは突然と異世界へと移転し、少女との出会いから新たな人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-18 12:39:56
18617文字
会話率:40%
主人公の亜門ダンが今もっともハマっているのは、オンラインRPG【ANOTHER WORLD──アナザ―ワールド──】。バイト帰りにコンビニ弁当を買いゲームに没頭する毎日。同じバイト先で働くリアル女神の黒科メルに淡い恋心を抱くが、そんなもの
は妄想の中の話でしかない。
ある夜、いつものように部屋でアナザ―ワールドに浸っていると突然のチャイムが。現れたのは黒ずくめの服装の小柄な紳士。彼は自らをバランと名乗り、亡くなった父の執事であり、父の遺産相続の手続きのために来たと言う。亜門ダンが相続するのは、亡き父が所有していた全ての財産、お屋敷と領土それと家財一式。白銀の髪の美女に手を牽かれ、亜門ダンは聞いたこともないロックランドへと旅立つ。しかし、そこはヨーロッパでも中東でもなかった。
旧『魔界物語~遺産相続したら魔界で爵位まで継承しちゃった件~』を大幅にリメイクした新バージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 06:16:24
159987文字
会話率:43%
自称進学校の学年主席・晃一には、人には言えない秘密がある。彼の目には、人ならざる者達が映り込む……。
学校祭準備期間、晃一は一人の男に声をかけられる。全身黒ずくめの妖しい男は自らを神と名乗り、晃一に力を貸してほしいと頼む。自身すら知らな
かった事実と、妖しい男の正体とは? そして、学校祭当日――。
※某文芸部の部誌に掲載した作品に少し手を加えたものになります。前作を読んでいただいているとより楽しめると思いますが、この作品からでも大丈夫な内容となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-04 18:49:41
23388文字
会話率:47%
逃げに逃げて逃げ続け、雨宮は上野駅に到着した深夜バスから降りた。
家もなかった。金もなかった。下手な自尊心と行き場のない諦念だけが膨らんで、胸の内側から彼を苛んでいた。
そんな彼の世界を切り裂いたのは、一振りの軍刀であった。黒ずくめ
のセーラー服を着た少女であった。
少女は言う。この世には四十七の使徒がいる。そいつらを全て殲滅すれば、晴れてこの世は幸せに満ち満ち、遍く誰もが幸福に生きていけるのだと。
これは終わらない物語。
どこまでもどこまでも、二人の道は死ぬまで続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-29 03:50:31
30703文字
会話率:27%