「すべての罪を許すので、すぐに戻って妻としておれに尽くすことを命じる」
それは、ミキ・クリスタルを追放したはずのラジェフ帝国の皇帝であり元夫からの一方的な復縁命令だった。
皇帝である夫に尽くし、ラジェフ帝国に尽くした正妃。彼女を蔑ろにし、目
に留まったレディにいれあげた国王は、ある日彼女からすべてを奪い、帝国から追放してしまう。しかし、彼女は幸運だった。彼女は隣接する小国の王子に拾われたからである。そして三年後、彼女は国王となった夫と双子の王子たちとともにしあわせな日々を送っていた。しかし、唐突に祖国から使者がやってきた。彼女に一方的で理不尽な命令を記した手紙を携えて……。
しかし、復讐劇はすでに始まっていたのである。
※ハッピーエンド確約。ざまぁは間接的。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:09:19
18898文字
会話率:18%
特殊な力を受け継いでいるといわれるアンダーソン公爵家の令嬢サエ・アンダーソンは、この日宮殿の階段の踊り場で皇帝であり夫であるネイサン・サッカリーから離縁を宣言される。アンダーソン家の女子は代々王家に嫁ぐことが決められており、彼女も例外ではな
かった。その為、幼少から厳しい妃教育に耐え、結婚したというのに、彼女は夫からいっさい顧みられなかった。それどころか、夫は彼女の実父の後妻の娘、つまり義姉と公然と浮気をしていた、そして、彼女と離縁後義姉と結婚するとも宣言する。しかも、彼女を隣国の国王に生贄に捧げるとも宣言した。だが、彼女は内心よろこんだ。やっと自由になれる。自由になれるのなら、生贄でもなんでもなるわ、と。が、その踊り場で事故が起こる。義姉が彼女を階段から落としたのだ。全身を強く打ち、気を失うサエ。気を失ったまま、彼女は隣国へと運ばれてしまう。隣国オーディントン国の国王に会うサエ。国王ヴィクター・ホワイトウェイはごつくて強面で、彼女に対して非情かつ無情だった。が、彼女はきく。感じる。「うわぁ、可愛い。こんなに可愛いレディがおれの妻になってくれるのか?」と。事故のショックで彼女は目覚めたのだ。「真実の声」を感じる特殊な力に。ヴィクターの言葉とは裏腹な彼の真実の声。そのお茶目で愛くるしい言葉の数々やまっすぐで真摯な想いに、サエもいつしかヴィクターに心を許すようになり……。というか、うまく扱うようになり……。一方、サエを離縁した皇帝と彼女の義姉は、破滅へと突き進み始める。
※全五十八話。ハッピーエンド確約。ゆるゆるでご都合主義な設定、ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 20:03:24
82097文字
会話率:28%
「おまえはただおれの子を産めばいい。側妃など、ただそれだけの存在だ。子を産むだけの道具を愛することなどない。だから、おれからの愛など期待するな」
その日、ささやかな領地から呼び戻された伯爵令嬢メイ・デュモンは、国王エミール・ガブリエルに宣言
された。彼女は、エミールにとって乳母子であり幼馴染である。
「そうなのね。承知したわ」
軽く了承するメイ。
「ちょちょちょ、いいのか? おまえ、こんな理不尽なことを許すのか?」
が、宣言した本人は慌てふためき始めて……。そして、宣言とはまったく異なり、エミールはメイに絡みまくり、くっつきまくってくるようになる。しかも、側妃を敵視してもおかしくない正妃まで、彼女の予想に反してやさしく接してくる。
なにこれ? どうなっているの?
メイの困惑は、やがて後悔と悲しみにかわっていく。
※結局はハッピーエンドです。ゆるゆる設定は、ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 21:17:11
16187文字
会話率:24%
公爵令嬢アリスター・シェルベルは国王と父である公爵に願い出た。
『学園では自由に過ごしたい』と。
アリスターは王太子レイドリックの婚約者だ。
レイドリックは彼女よりも一つ年上で既に王立学園に入学している。
どうやら彼は学園では奔放に振る舞っ
ている様子で……?
『まだ学生だから』と王子の紳士でない振る舞いを許すのならば、と。
アリスターは自身も淑女としては振る舞わない、自由に過ごしたいと願ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 12:00:00
473528文字
会話率:26%
僕ことジョニー杉本がヒマと時間と頭の知識の許す限り生み出してきた無数のキャラクター達。
何とかストーリーと舞台を用意できた奴らもいるけど、大半はアイディアノートの肥やしに……。
そんな僕の考えたキャラクター達を皆様に1日一体ずつご紹介してい
きましょう。
パチモン臭かったり、『パクリじゃねぇか?』と思ったりしても気にしないで下さい(笑)
※毎日昼12時に更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 12:00:00
357958文字
会話率:10%
曉太は結婚してから三年間、妻の文月が浮気をしていることに気づいた。相手は彼よりも遥かに優れた人物であり、妻の幸せのために身を引くべきだと感じた。
しかし、なぜ妻は後を追ってくるのか?そしてなぜ彼女は謝罪するのか?
浮気をした
妻を本当に許すことができるだろうか?
男主角:曉太(あきた)
女主角:文月(ふづき)
この作品は全19話で完結しています。毎日2話ずつ更新されます。前回と同様、すべてchatgpt翻訳です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 10:14:47
47872文字
会話率:38%
齢十五にして異世界から勇者候補を転移させる召喚士の仕事をしているキュリオ・グラッドは、召喚される異世界人に興味を持ち始めた。
だが、自分は下っ端だからなのか異世界人との対話を許さず、夢が叶う日はそう近くはなかった。
そんなある日、ベテラン
召喚士のシーグルが引退すると宣言した。シーグルは異世界人と対話できる人物の一人であり、そんなシーグルにキュリオはかわいがってもらっていた。
引退すると知った時、キュリオは咄嗟に異世界人のことを教えてと頼んでしまう。しかし、シーグルがそれを許すわけがなく。だが、冗談交じりに「異世界に行けば知ることができるかもしれないな」と言われ、キュリオはハッとする。
自分が異世界に行けばいいではないか、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 06:10:00
14567文字
会話率:43%
主人公、アーシャ・グランヴェールは悪魔だ。
魔界を住処とし、あるのどかな地の一軒家に、母のイグレイヌ・グランヴェールと二人で暮らしている。
彼は変哲ない、いつもと変わらぬある日に夢を見た。
そこには名も知らぬ、今にも力尽きそうな悪魔
がいた。
彼はアーシャを知っていて、そしてアーシャは彼を知っている。
だがそれは今ではない、遥か遠い未来の話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 04:28:18
1257文字
会話率:34%
凡人である主人公が、小さい頃に本で見た伝説の魔術師の様になりたいという夢を追いかけ続けるだけ。
でも主人公がやらかして道中でTSしちゃったりする。
「う、うわぁ!?なにこれ!?体に飛び付いてきた!?なっ!ちょっ!はなれてっ…よ!……っ
て、っえ?体の中に入っちゃ……った。あ、あれ。体が……っあ、あつい!!」
※TSします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 00:09:55
20921文字
会話率:31%
手を繋ごうか。いつまでもは無理だとしても。
最終更新:2021-08-06 00:50:23
1349文字
会話率:2%
社畜OLの日常をストーカーが彩るへんてこラブコメです。
皆はどんなに疲れてる時でもストーカーに気を許すなんてことしちゃダメだぞ☆
最終更新:2024-06-21 19:00:00
2033文字
会話率:34%
オレには親友がいる。
その親友はめっちゃいいヤツで、男女問わずみんなから慕われている人気者だ。
そんな人の親友でいられてとても光栄だと思う。
しかし、今まで親友を恋愛的な意味で好きになる人はおらず、親友自身が誰かを好きになることもなかっ
た。
なんてもったいないと思っていたのだが、ある日突然、そんな親友に好きな人ができたという。
どうやら聞く限りでは好きになった相手とやらは孝平に負けず劣らずいい人らしい。
そんな人相手であれば当然オレとしてはその初恋が成就するよう祈るのみ。
とはいえ普段から人に好かれている親友だ、オレはただ応援しているだけでいいだろう。
――そう思っていたのだが、やはり恋愛というものはすんなり上手くいくものではないようだ。
順調に仲を深めていた二人を邪魔せんとする怪しげな美人が現れる。
その美人はなんと相手方の親友で、オレの親友の存在を疎ましく思っているとのこと。
何やら譲れない理由があってのことらしいが……だからといって邪魔を許すわけにはいかない。
上等だ。
相手が美人だろうが関係ない、その邪魔を邪魔してやる。
心配しなくていいからな!
必ずその目論見は阻止するし、なんならオレの親友がどんなにいいヤツかってことを教え込んでやるから。
その恋、必ず成功させるんだぞ!
これは、親友の恋愛が成就するまで裏で奮闘する男とその周りのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 18:00:00
196429文字
会話率:50%
人間と魔族が敵対し領地を奪い合っている時代。
最初は魔族側が優位であったが人間側に多くの勇者が生まれ始めたことにより拮抗状態となり多くの年月が流れた…。
ある時、人間側に特別な勇者が生まれたことにより形勢は一気に人間側に傾き魔族は魔王城の前
まで進軍を許すこととなる。
これはそんな魔族側の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 12:00:00
14917文字
会話率:47%
ナナシ・ バンディット
かつて勇者に家族を殺された男、彼は勇者への復讐を決意した。
復讐のために勇者 フィーナ・アレクサンドと偽りの友情を築いたナナシだったが、次第にその友情は大きく、そして深くなっていく。
このままでは仇であ
るはずのフィーナを殺すことなど出来ないと判断したナナシは、まずフィーナの敵となることを目標とする。
『悪』の素質がある者を仲間にして、『正義』に救われなかった者を仲間にして、『勇者』を滅ぼしたい者を仲間にして、フィーナの敵になろうとした。
フィーナ率いる勇者のパーティ、勇者たちを支援していたアルメリアという国、アルメリア王国騎士団、アルメリア学園、そしてフィーナの所属していたギルドに至るまで。
それら全てを敵にしてもまだ、自分を敵でなく友だと考えるフィーナ。
そんなフィーナをやはり殺したいと思えないナナシ。
-----ナナシは決意する。
ならば自分がフィーナが殺さなければならない対象になると。
勇者が殺さなければならない相手、即ち『魔王』になると。
『魔王』になるためには、現在の『魔王』を殺し次の『魔王』になることを受け入れる、という条件があると知ったナナシは、紆余曲折を経て無事『魔王』を殺すことに成功し、『魔王』となった。
そしてフィーナとの決戦。
結局最後まで、フィーナはナナシを殺せなかった。
『勇者』として『魔王』を殺すことよりも、『フィーナ』として『ナナシ』を殺さないことを選んだ。
フィーナは死に際、『正義』でも『勇者』でもなく、ただナナシの『友』として「生きて」と言葉を遺す。
復讐のための人生などでなく、ナナシという1人の人間としての人生をナナシに歩ませるために、フィーナは自らの死を選んだ。
しかし、それでもナナシは『悪』だった。
フィーナの次に選ばれた『勇者』や『正義』を許すことのできないナナシは、やはりそれらを敵とした。
『魔王』は『正義』を滅ぼすべく、人間の世界を征服しようと目論む。
『悪』に救われ、『悪』として生きることを選んだナナシ。
この物語は『悪』に救われた少女が『魔王』を救う物語。
-------
この作品は前作、悪の勇者の異世界征服の続編になります!
よければそちらからお読みください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 06:00:00
10741文字
会話率:23%
世界を知らない少年は、探究心を片手に飛び出す。そこで見たもの、聞いたもの、手に入れたものを携え、少年はいつしか大きな舞台へと駆り立てられる。必然か、偶然か、運命なのか。それを人々は許すのか。「未知」という罪は、誰もさばくことはできない。
最終更新:2024-06-13 02:01:40
2482文字
会話率:50%
「悪意のない悪は許すべきだと思うから。」と言う春子。戸惑う夏美。
※いじめのシーンが出てきます。苦手な人は読まないでください!
最終更新:2024-06-11 19:00:00
2297文字
会話率:17%
私の名前はフラン・マルガレーテ・ロベールベルク。ローベルベルク公爵家の長女15歳だ。私は大金持ちなのに進退極まっていた。
***
裏切られた公爵令嬢フランは、ループ何回目で謀略に気づくのか。
フラれて全財産を婚約者に騙し取られた公爵令嬢フ
ラン・マルガレーテ・ロベールベルクは、財産を取り戻そうと送り込んだ試客と敵が恋に落ちてしまい、許すと伝えようとしたら、なぜか命を狙われてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 14:03:00
134609文字
会話率:27%
これを読む人にバトンを渡したいだけ。
ドロステ効果とは、一枚の絵の中にそれと全く同じ絵が、画質の許す限り永遠に続いている特殊な絵のもたらす効果のこと。オランダのドロステ・ココアというココア缶のパッケージが由来だそうだ。
キーワード:
最終更新:2024-05-23 19:33:09
40268文字
会話率:52%
婚約を解消された従姉妹が家へやって来た。
女王様のように振る舞う彼女とそれを許す祖母。
私、マーシャと兄のトーリィは同じ孫でも辛く当たられているというのに!
架空の国の、ちょっと昔のお話です。
最終更新:2024-05-21 22:42:21
16256文字
会話率:27%
彼に体を許す私の心の中は晴れてなんかない。
最終更新:2024-05-21 13:46:51
445文字
会話率:0%
前向きマインドを身につける「手帳」が出てきた。身の回りの全てに「感謝」する習慣をつけることで、前向きな人生を歩めるようにするというコンセプトのようだ。さて、「感謝」が良い習慣であることには賛成する。が、しかし、そうとばかりもいかない事象だっ
てあるよね…^^;?そういうときにも自分を許す、そういう自問自答、独り言です(^ ^)あくまでも作者の個人的感覚ですので、この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かりますm(_ _)m( ◠‿◠ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:39:22
1625文字
会話率:55%
タイムマシンを開発した旅行会社で働く主人公、山下成行(やましたなりゆき)の日々の苦悩と気付き。人を愛することを諦めた山下が、人を愛することを自分に許すまでの物語。
※古代マヤ文明を舞台にした『六の空』のスピンオフ作品ですが、単体でも楽しんで
いただけるように尽力しました。
[投稿予定]
毎日1話:時間未定
全13話 約38,000文字程度で完結予定
※ノベルデイズ様にも重複投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:24:11
36850文字
会話率:39%
小野塚奏多は隣人の野中葵に淡い恋心を抱く平凡なサラリーマン。しかしその気持ちをなかなか伝えられない日々を過ごしていた。一方で、美少女フィギュアに情熱を傾けてもいた奏多は、恋が実らずとも、このまま平凡で穏やかな毎日が続いていくのも悪くないと思
っていた。
そんなある日、彼方の前に美少年・陽羽(ひいろ)が現れ、自分は奏多に可愛がられている美少女フィギュアでそのお礼として、恋を実らせに来たキューピッドなのだと告げる。陽羽は葵との恋の成就を条件に奏多と一緒に住むことを要求する。初めは渋っていた奏多も、陽羽から現実離れした出来事を見せられ、また、葵との恋の成就は自分一人だけでは到底叶えられないことも分かっていたので、結局は同居することを許すことになる。
奏多が思いを寄せる葵は、実は人間ではなく、この世に未練のある幽霊であり、「恋を成就させた者と成仏すること」が目的であり、自分の存在を認知してくれた奏多を試すために近づいていた。同じく人間ではない陽羽に早々に正体を見抜かれ動揺する葵であったが、「恋人になるのかならないのかは奏多の自由だ」という陽羽の言葉を聞き、納得した彼女は奏多を振り向かせる努力を続ける。
恋のキューピッドである陽羽の力も借り、奏多と葵は着実に恋人の関係になっていった。
奏多は純粋に葵に恋をしていったが、葵は奏多を好きになればなるほど「未来を奪いたくない」という気持ちが現れ始め、本来の願いとは全く逆の気持ちに悩んでしまう。
ひょんな出来事から気まずくなっていた二人は、一度は「友達」に戻っていたが、そんな曖昧な関係に奏多は痺れを切らし、ついには葵に本当の気持ちをぶつけた。同時に、葵も奏多に自分の本当の正体、醜い願いを伝えてしまう。
葵の正体が幽霊だと知った奏多は、それでも葵の事が好きだと伝え、葵と共に現世を離れることを決意する。
奏多には内緒で葵と賭けをしていた陽羽は、誰にも気づかれない存在として、またフィギュアにも戻れない体となり、現世に留まっていた。
無事、恋人同士になれた二人は幸せな時を過ごしていたが、そんな中で葵は「最愛の人である奏多の未来を守っていくこと」が今の自分の本当の願いだと気づき、奏多に未来を生きて欲しいと伝え、強制的に現世に奏多を戻す。
そうして戻された現世で、ひとりぼっちになっていた陽羽と再会し、奏多は以前と変わらない生活を続けることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:10:49
62480文字
会話率:61%
目を覚ました西宮冴子は、自分がまったく知らない世界にいることに気づく。やがて彼女は、自分が生まれ変わったことに気づく。
しばらく探索した後、彼女は2つのことに気づく。もうひとつは、彼女がヴァンパイアに転生したこと。その前提から、彼は日光の
下に出ることも、地下牢に閉じ込められている状態から抜け出すこともできないことを知り、新しい人生が許す限り探検し、冒険するしかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 03:07:37
11233文字
会話率:3%