大陸の北の果て槐国(さいかちこく)
海と山に囲われ恵み多きその地は、平和を愛する国民と賢王の治世により、永く繁栄を謳歌していた。
槐国の奥深く山間に在る鶇村(つぐみむら)
そこでは村を救った男の伝説が語られていた。
伝説から数百
年の時を経てその村に一人の男が現れる。
男の名前はヒダッカ。
ヒダッカはフォス国で狩人をしていたが、この地へ迷いこんでしまった。
そして一人の少年と出会う。
少年の名前は峰司(ほうじ)
峰司は伝説の男の子孫だったが受け継いだ力を制御する事が出来ず、強すぎる力は峰司の命を縮めようとしていた。
しかしヒダッカの住むフォス国では力を使いこなす為に必要な精霊の守り(フローライト)があると言う。
ヒダッカと峰司はどこに在るかも分からないフォス国へと旅に出る。
二人の運命は今大きく動きだした!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 22:37:38
237791文字
会話率:49%
舞台は異世界。
宇宙から来た様々な星の生命体達「アーリエ」に侵略された場所だった。
突如転移した兄妹は魔物と人が共存し、暮らす世界にいた。
兄妹はその世界の真実を紐解いてゆき、己を知り、アーリエたちの親玉「ディザスター」たちを各個撃破すべ
く旅立つことになる。
幾つもの大陸や国で色々な出来事に巻き込まれたり、パーティメンバーの過去と向き合う事になる。
異世界転移した兄妹を待ち受けている結末とは、世界が迎える道とはーー
一章は中々世界観を理解しずらいのでゆるりと読んでいただければ幸いです!
別作品「どうやら私はとんでもない世界を創ってしまったようです」と同じ世界観です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 08:00:00
146519文字
会話率:58%
片田舎の村の、そのまたさらに山奥で、最強の剣士である父と、最強の魔術師である母と狩猟採集の生活をしながら、週に一日だけ学校に通うリック。
狂気とも言える環境に身を置き、世界最高峰の力を容赦なく繰り出す両親に対抗していくうちに、リックは
類い稀なる体力、魔力、そして特殊なマジックアイテムの作成能力と、気が付けば世界でもトップクラスの実力を身に付けていた。
村の学校の卒業も迫ったある日、幼馴染みの女の子が留学のために帝国の首都へと旅立つことに。
卒業後にこれといった予定もなかったリックは、護衛として同行を買って出て、兼ねてから興味のあった帝都へと旅に出る。
道中多少のトラブルを経て帝都に着いたリック達。そこには懐かしい出会い、新たな友人、自らの出生の秘密、そして激しい戦いが待っていた!
これは世界の在り方を正しく「解析」するものほど、その力を行使できる世界「フラスコ大陸」で、誰よりもその能力を高めた男の物語。
※アルファポリス様にも連載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 15:12:14
194413文字
会話率:37%
豊かな土地と温かい気候に恵まれたアムステル大陸中央部に位置する大国、ソリニフ。
ソリニフが大陸の全ての国を併合したのも今は昔、今となっては全盛期と比べ国土は半分になり、官僚の汚職と王位継承のいざこざによって衰退しつつある。
街にはそんな国
の住人から少しでも搾り取ろうと悪人が蔓延り、治安は悪化。今日の糧を得る為に殺人を行う者さえ現れる始末だった。
そんな都に一人の田舎者が行商に訪れた。本当にただの田舎者だった彼は、しかし他の者と違うところがあった。
優しい雰囲気の村に長く暮らしていたせいか、世間知らずで天然だったのである。
※勘違い要素マシマシでお送り致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 19:00:00
112700文字
会話率:34%
『開拓騎士団』
我は王
己が領土を追放されし無冠の王
我は騎士
姫を守り悪竜を狩る騎士
しかし、
我もまた一匹の龍
我を討つ騎士はいずこ?
我は待つ
己の領土を切り開きつつ
王都を逐われ、北の新領地に向かう政
変に敗れた新王の兄。
北の大地に新たな王土を開くのか、
兵馬を募り王都奪回を目論むのか、
第一話 海峡
第一話は、王兄の少年と、海峡に巣食う若き海竜と、海竜の妹と称する少女の物語。
王兄の目、竜の目、少女の目、視点の違う、それぞれの目に映るものは?
第二話 越冬
南の大陸から渡海し、廃城に立て籠っていた敗残兵が、キコナイン村を襲撃する。
村長の娘『モレヤ』は、一族を守ることができるのか?
敗残兵の後から北之島へ渡来した『魔道王』なる人物は敵か味方か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 21:40:23
314276文字
会話率:37%
様々な種族が存在するハイルランド大陸
百年前、種族同士による戦争が起き、後にそのことを種族戦争と名付けられた。
だが六英雄と呼ばれる者達によって、その戦いは終結し、世界は平穏に包まれた。
大陸の北方に位置する村にて鍛冶職人をしている青年アル
.ゲネディクトは王都へ行き、自分の工房を持つという夢を持ちつつ、村で鍛冶の手伝いをしながらのどかに暮らしていた。
あるとき、村にやってきた少女シルヴィとの出会いにより世界が徐々に異変に包まれていることを知る。
その異変を止めるべく、世界に再び平和を取り戻すことができるのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-12 21:01:28
27206文字
会話率:46%
剣と魔法の世界に存在する大陸アステラ。人と11種の獣人が支配するこの世界で、虐げられてきた魔族が反旗を翻す!
ヒト族3国家の一つ、アヴァルギア帝国外れの農村に暮らす青年エミルは、成り上がりを夢見て仲間たちと共に魔族討伐軍義勇兵へと志願す
る。しかしそれは、長く続く苦難の戦いの始まりだった…
多くの出会いと別れを繰り返しながら、エミルは人として・戦士として大きく成長し、やがては世界を変える戦いへと身を投じることとなる……
て感じの、ありきたりなお話です。多分に勢い任せで書き始めたので、3日坊主になる可能性も大!なわけですが、しばしお付き合いいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 09:22:53
42689文字
会話率:52%
遙か昔、イリオス大陸で邪悪な龍と邪神の連合軍がアーティファクトと呼ばれる兵器群を生み出した。その兵器は使い方1つで、街を焼き払い、地形を変え、海すら涸らすことが出来た。
そして後の世で邪龍大戦と伝えられる、聖なる神々と連合軍で争いが勃発し、
激しく争い、そして連合軍は敗れ去った。また彼らが作り出したアーティファクト群も滅ぼされたのであった。
その大戦より、多くの時間が経った頃。イリオス大陸の東の端、へんぴな村で過ごしていたルゥ少年は、好奇心から村の掟を破り、禁足地へと足を踏み入れた。
その禁足地の奥、ある洞穴の中に、伝承の中でしかいないはずの1匹のドラゴンと出会う。
「龍に、伝説の龍に会えたんだ!」
それがルゥと欲深なドラゴンとの出会い。そして少年とドラゴンは平穏な日々を過ごし、ドラゴンは洞窟から出られないことを知る。
そして少年は思う。
「ここから出してあげる!」と。
ルゥ少年の冒険が、へんぴな村から始まりを告げる。
第一部 「龍と出会いと魔法と無茶と」
第二部 coming soon...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-19 19:56:15
20230文字
会話率:48%
―魔人族、亜人族、新人類の三種族が小競り合いを続けるベルガンティ大陸。
その、新人類の王国の領土にある辺鄙な村のおちこぼれ農夫、クサルは今日も仕事をさぼっていた。
しかし、ある時王国からの急使によって、クサルの落ちこぼれ人生は動き出す。
※初投稿作品のためお手柔らかに願いします…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-19 21:27:38
2754文字
会話率:26%
グレゴリウス歴3月19日。イウロペア大陸の中央に位置する神山、パルテノン山。
白の賢者ジャクリーヌの創り出した仮想神域、パラディソα=ローレヌ、通称ロレーヌ村にて成人したて(15歳)の2人の魔女が旅立った。
その魔女は双子の姉妹、アー
ティチョーク・シュノンソーとスターアニス・シュノンソー。
メタ発言とお馬鹿さが定評のアーティ。
ツッコミ兼マッドさが売りのアニス。
方向性が540度も違う2人だけど、なんだかんだで15年連れ添ってきました。
外の世界のスイーツを堪能し、ショッピングすることを楽しみに上京紛いの旅立ちをした訳だが、世の中そんなに甘くない、訳ではない。
筆者の趣味全開で書きます。
少しでも気に入ったらポチッとお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 00:55:34
20870文字
会話率:42%
ここは東西二つの大陸によって構成される世界、ガルーセア。
古の二王の建国伝説の時代より約700年……世界は不穏な動きを見せていた。
その片鱗は、東の大陸の片田舎の村、アジ村にも及んでいる。
そんな中、アジ村を訪れた一人の旅人。
彼女の名は白
波。記憶喪失である。
彼女には不思議な『能力』があった。
「人から盗むのが盗賊なら、人から『借りる』のは借賊ってとこかな」
実直で普通な青年鉄男、底知れぬ幽霊少女リディア、謎に包まれた男ジャックを仲間に加え、失ったものを探す旅の先に、彼女はこの世の闇を見る。
どことなく少年漫画風味!長編異能力バトル!
その『能力』を武器に、今はただ、進め。
※不定期更新
お知らせなどTwitter https://mobile.twitter.com/syaku_zoku
※現在、第四、五、六章並行連載中。
基本的に順番に一話ずつ更新していきます
四、五章は割り込みで投稿するので新着には表示されません。
たまにチェックしてもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 17:31:43
170332文字
会話率:58%
ソロモンの72の魔法具。古の時代の魔術師ソロモンが作ったとされるその魔法具は、それ一つで国を滅ぼす程の強大な力を秘めていると言い伝えられている。
アフロディア帝国の魔法ギルドが所持していたその魔法具は、かつての大戦の際にその殆んどが散佚した
という。
大陸のあちこちに散らばった魔法具はその力に気付かれぬまま、骨董品として人の手を渡り歩いていったが、大きな戦が起こる度に歴史の表舞台に姿を現してきた。
大陸西方に位置するデュラハム連合国は、ある年春が来ても雪が降り続くという異常気象に見舞われる。連合国の北西にのキルヴィス王国も例外ではなく、寒さと食料不足により多くの死者を出していた。
王国辺境の山村に住む少年カイは、ある日食料を求めて踏み行った山の洞窟で黄金に輝くメダルを見つける。
そのメダルこそ、ソロモンの72の魔法具のひとつイヴァンのメダルであった。
意図せずしてソロモンの魔法具を手に入れたカイは、やがて魔法具を巡る争いに巻き込まれていく・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 00:28:35
22272文字
会話率:28%
グランディア大陸の北東部。
北の大帝国と中原の都市国家群の狭間にある小村の四男として生まれた少年【ヴァン】は自分の生きる道を探すために冒険者となる事を決意する。
既に村を出て隊商の護衛という地位を手にしていた兄に頼み込み、外の世界へ旅立ち
三ヶ月。
最寄りのギルドの本部がある自由交易都市【シャンドメリー】に無事にたどり着いた彼を出迎えるのは、予想していた物よりも、騒がしくも希望に溢れた、【半竜人】の彼女との出会いであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 06:00:00
36473文字
会話率:33%
「これは世界に点在する大陸の1つ、今ではイシュト大陸と呼ばれる場所での物語。
その大陸の南東に位置する小さな村は、突如現れた赤い竜の凶行によって壊滅した。
その時生き残った2人の子供は、彼らを助けてくれた行商人のもとで学び、成長し、旅に出る
。
これはそんな彼らと、彼らを取り巻く人達の、物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 14:01:56
553535文字
会話率:33%
魔力と魔物と知的生物に溢れたこの世界《オービス》
そのオービス最大の大陸の最南端にある人口わずか30人ちょっとの村で勇者が生まれた。
齢12歳にして剣を取り、勇者の名を冠したその少年の名は
クズリ・リューヤ
彼に望まれたのは力と富。
彼を勇者とし、それを認められれば辺境の地である彼の故郷クアモス村にはそれなりの援助が入る、ただそれだけの理由で彼は勇者にさせられたのだ。
勇者の名の下に平和のためにその身を時を犠牲にしなければならない。
それは事実上村の犠牲になれということだった。
それを言葉にしたのは幼馴染であり、神の言葉を聞けるとする巫女服ツインテ美少女
サザリ・サーシャ
サーシャはリューヤを慕い
リューヤはサーシャを信じる
その二人に待ち受けるは勇者としての
重圧
と
面倒臭い仕事
リューヤは無事に勇者として全うできるのか、
そしてリューヤのうちに秘めたる怒りはどうなるのか
「俺を勇者に仕立て上げたこの村を赦さない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 22:08:24
57877文字
会話率:60%
その世界には、森があった。
【黒の世界 ウッズワールド】。
広大な海の中に浮かぶ、巨大な森に覆われたたった一つの大陸。その中心には大陸を統べる大国の華やかなりし都があった。
その艶の都からからわずかしか外れていない有用な地域にも関わらず、古
より誰一人として決して足を踏み入れない黒の森。その場所は、太古の昔より人々を拒み続けてきた。人を寄せ付けぬ禁忌の場所として、そこは人の世界とは違う、人類を排除した独自の進化を遂げ続けていた。
そんな森のすぐそば、都とは正反対の巨大な森の北西に、辺境の小さな村が存在した。
そんな村はずれに住む年若い新米賢者。タルホ・グーニー。気難しく変人な彼には、家族はいない。親しくしてくれるのは、幼馴染みのナーシャただ一人。
それでも彼は幸せだった。誰にも邪魔されることもなく、禁忌の森の研究を、すぐそばで続けられる環境に感謝していた。
だが、状況は一変した。
ナーシャが死病に侵されたのだ。村を挙げて治療に力を注いだ。だが、状況は芳しくなく、次第に彼女は弱ってゆく。
タルホは、決意する。
命を懸けて、森の奥に立ち入ると。
禁忌の森の奥地にならば、この病に効く薬草が生えていることを、彼は本で読んで知っていたのだ。
誰が書いたかも知れないボロボロの本を信じて彼は、誰にも告げず村を立った。必ず、薬草を運んでくる。そう誓って。
薬草は村に届くのか。それは誰がどのように届けるのか。
これは、大きな世界の小さな小さな冒険の話。
世界の根幹にはきっと関わることのない、小さな命の旅の話だ。
そのはずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 01:48:44
35953文字
会話率:11%
世界の片隅、大陸の端っこにある国、カルトラ王国。
かつては剣や魔法で名声を得た者たちで栄華を誇ったこの王国も、
今ではすっかり平和となって、田畑が広がるのんびりとした国になっていた。
そんなカルトラ王国では近年、人々はある災厄に悩まされてい
た。
ドラゴンの襲来だ。
カルトラ王国の外れの海に浮かぶ、龍が住まう島、龍山島。
その龍山島に住まう伝説のドラゴンが、人里を襲うようになったのだ。
カルトラ王国のさらに辺境の漁村ルラル。
そこに住む青年ピートの冒険物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-28 23:24:17
64332文字
会話率:16%
世界の片隅、大陸の端っこにある国、カルトラ王国。
かつては剣や魔法で名声を得た者たちで栄華を誇ったこの王国も、
今ではすっかり平和となって、田畑が広がるのんびりとした国になっていた。
そんなカルトラ王国では近年、人々はある災厄に悩まされてい
た。
ドラゴンの襲来だ。
カルトラ王国の外れの海に浮かぶ、龍が住まう島、龍山島。
その龍山島に住まう伝説のドラゴンが、人里を襲うようになったのだ。
カルトラ王国のさらに辺境の漁村ルラル。
そこに住む青年ピートの冒険物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-28 20:48:13
56062文字
会話率:18%
とても大きい国が一つありました。その国には、多くの村々、多くの人々が住んでおり、とても豊かな国でした。
しかしその国にはある問題がありました。
なんと、国内には異種族がいたのです。
森の中の森妖精族(エルフ)、湖の人魚族(セーレーン)、山に
住む有翼族(ハーピー)などなど。
彼ら彼女らの居場所は、遠く離れた大陸の、多民族国家ドレースのみ。
はたして彼ら彼女らの運命は。
国に殺されてしまうのか。
それとも、救世主が現れて、彼ら彼女らを救うのか。
はたして
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-22 17:33:19
5217文字
会話率:49%
大陸を古くから支配していたロマノ王国ではその日、ある一枚の御触れが出された。その内容は、魔王打倒を掲げ王国から多額の支援を受けていた偽勇者一行の討伐依頼。
着々と勢力を広げる魔国を相手にするならまだしも、ただの人間である偽勇者一行を倒すこ
とぐらいは出来るのではないか。一生を遊んで暮らすことが出来るほどの褒賞金目当てに国中の若者達が旅立った。
しかし、騎士養成学校を次席で卒業しながらも、面倒な騎士の世界には入りたくないと故郷の山村で安穏とした日々を送っていたハルトには一切関係ないこと。村の外れに住み村民達と交流しない彼は、今日も今日とて森でのんびりと過ごしていた。
そんな彼の下へ訪れたのは幼馴染みのキルシェ。騎士養成学校を首席で卒業し騎士となった彼女は偽勇者一行討伐に派遣され、その仲間にハルトを求めたのだ。
嫌々ながらもなし崩し的に始まった旅。ヒーラーでありながら敵を前にすればバーサーカ-と化すシスター、露出多めながら生娘を自称する踊り子を道中で仲間に加え、ハルト達は偽勇者討伐へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-25 23:45:37
109868文字
会話率:42%
大陸の外れのある村の青年ウィルが魔王討伐へと向かわされた。その青年の父親のアレックスは昼間から酒を飲んだくれ、お世辞にも良い父親とはいえない人物だった。アレックスの友人のヘンリーも、医者という職業ではあるが、女関係にだらしがなく、煩悩のま
まに生きているような人物であった。もう一人の友人のドーンはというと、村外れに一人住み、人と関係を持たずに、自給自足の生活をいていたせいもあり、若干ズレた性格をしていた。
そんなおかしな四人の魔王討伐への旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-25 00:40:03
11038文字
会話率:37%