こことは違う世界シャルヴィ・ダーヴォ。
魔王の出現で、平和は薄氷の上の仮初となった。
そんな世界で冒険者としてその日暮らしを続けているヴァル。魔物退治に明け暮れるも、魔王を倒す野望はいつしか蜃気楼のように曖昧なものとなっていた。
そんな彼女
の前に、突然一人の男が現れた。男は魔王を倒すために異世界から転移してきたという。
得体の知れない男に翻弄されながらも、ヴァルは己の存在と世界の平和を掛けた戦いに身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 07:50:29
114310文字
会話率:51%
銘尾 友朗 様主催「夏の光企画」参加作品です。
夢を叶えた夏の貴婦人に待ち受ける落とし穴。
夏の蜃気楼はただ先を行くのみ。
最終更新:2020-08-31 05:40:27
487文字
会話率:12%
高校二年の夏休み。
久保田さやはクラスメイトの岡本君の家の前の公園の大樹によりかかり、彼の家の全景を眺めていた。すると、コンビニ帰りの彼にたまたま見つかって、部屋へと誘われる。さやの唇を軽く奪ったりするくせに、他の女の子ともつきあいのある彼
。
そんな彼にさやは惹かれている。夏休み最後の日のデートで、遂にさやは……。
本作は、銘尾友朗さま主催「夏の光企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 18:27:52
5386文字
会話率:20%
いつの日か戯れていたあの夏の光は……。
本作は、銘尾友朗さま主催「夏の光企画」参加作品です。
本作は、拙作詩集「四季の恋」より抜粋したアンソロジーです。
最終更新:2020-08-05 18:04:00
583文字
会話率:72%
茹だるような暑さが身を焦がす夏の日。
私は父と母を殺害した。
大した罪悪感も湧くことはなく、悲しみさえ感じることはなかった。
私は父と母を風呂場まで連れていくと、いつものように身支度をし、手慣れた手つきで解体の作業を始めた。
私がこんなにも
狂っているのは、この毒親のせいだとつくづく思っている。
そんなサイコキラーな私の人生最後の一日のお話を描いた作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 00:07:27
5730文字
会話率:6%
幼い日の夏の炎天下は、私のおじさんに蜃気楼を見せたようです。
最終更新:2020-08-05 04:54:11
2178文字
会話率:34%
駅の形を模して漂う、蜃気楼のような場所がある。
人を化かして運び去る貉駅という。
貉駅を追って行脚する私は、そこで老人と青年の2人組に出会い、言葉を交わす。
最終更新:2020-07-30 01:35:30
1704文字
会話率:29%
名も無き少年は今日も必死に生き延びる。
最終更新:2020-07-14 09:43:21
1046文字
会話率:11%
東に扶桑の巨木があって、西に若木の大樹がある世界。
西の地には崑崙と呼ばれる西王母の支配する楽園があった。
しかし、その崑崙に福地、西王母の祝福をうけた飛び地が存在することは、あまり知られていない。扶桑と若木の中間点に魔桑樹と呼ばれる
巨樹があり、その頂上に東市という街があった。
これが崑崙福地のひとつである。
この東市の一角、月夜之町三丁目別名幻商店街に奇漫亭と呼ばれるパブがあった。
奇怪、変態、不可解の、人やものが集う怪しい酒場奇漫亭。
そこの女主人ヒデちゃんと、謎の傍観者を自負するあたしの、とても奇妙な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 18:34:09
54103文字
会話率:41%
自分以外は、どうでもいい。
そんな主人公が地球ではないどこかに大学の知り合い達と転移されてしまう。
転移された世界で生きるためには、モンスターを狩り強くなるしかないそんな弱肉強食の世界だった。この世界で主人公はどんな選択をしてどうなっていく
のか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 01:17:20
3427文字
会話率:25%
砂漠の泉に向かう二人の冒険者。
どうせ蜃気楼だと、高をくくるジェイクと、遺跡が隠されていると言って憚らないルビィ。
いまいちやる気が感じられない彼と、夢見がちな彼女が行き着く先に、待ち構えていたものとは?
二人は果たして、無事エンディン
グまで辿り着くことはできるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 17:16:44
12374文字
会話率:32%
9年ぶりに地元へ戻った嶋本涼太郎は、幼なじみで元恋人の森下碧と再会をする。
過去のこと、もう終わった事と頭では思っていても、心では未だに碧を思う気持ちに蓋をする涼太郎。
今や社長夫人となった碧と、しがない会社員の自分
碧の選択が間違っ
ていない事は一目瞭然であった。
ただの幼なじみとして接する2人。
それでも一見幸せそうに過ごす碧の心に潜む闇に気がついた涼太郎であったが、気付かないふりをする。
関わってはいけない相手
新しい会社で、高校の同級生であった莉乃と再会した涼太郎は、莉乃の付き合うようになる。
碧への気持ちを蓋する為に莉乃と交際する自分を莉乃は分かっていた。
莉乃と結婚して穏やかな人生を過ごすのもいいかもしれない
そんな風に前向きに思っていた矢先に事件は起きた。
静かな町を揺るがす事件。
そしてそれが涼太郎と碧と莉乃の人生を狂わせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 00:00:00
7786文字
会話率:33%
不要不急の外出が出来なくなったことでなかなか会えない恋人同士の想いを5・7・5の俳句で表現してみた。
最終更新:2020-04-17 10:57:05
200文字
会話率:29%
幼いころから小説の執筆を趣味とする少女、村雲唯(むらくも ゆい)は、かつて事故で脳を大きく損傷し休学を挟んで一つ下の学年へと編入した藤沢蜃気楼(ふじさわ しんきろう)というけったいな名前の女子生徒とちょっとしたきっかけから急接近することに
なった。
しかし、その蜃気楼にはある特徴があった――もしくは、あるはずのものが、なかった。彼女の脳は事故の際に受けたダメージにより、言語機能をはじめ、意識創出に関わる様々な機構が破壊されてしまっていたのだ。にもかかわらず、彼女は事故以前と同じく自然にしゃべり、笑い、恋愛まで行っていた。意識を持たないままで。
外面からは意識ある人間と全く区別のつかない、しかし意識を持たない生き物。蜃気楼は、言わば哲学的ゾンビだった。
意識無き者との恋愛は成立するのか。無意識を愛し、無意識に愛されるとはどういうことなのか。唯は、意識と無意識と恋の関係性の問題に直面することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 00:04:18
19455文字
会話率:33%
仕事のできる上司と新入社員の部下の話
キーワード:
最終更新:2020-04-13 15:34:16
3180文字
会話率:96%
田舎の卓球部を舞台にしたおもしろい話。
舞台は富山の県立高校・漁湊高等学校。地区内でも屈指の進学校―とはいえ、全国的には特別偏差値が高いわけでもない“進学校の最底辺”と呼ばれている。
大学受験だけではなく部活動においても同様で、目立った
成績を残している部活はいなかった。
中でも卓球部は部員数が少ない小規模な部活でだったが、それでもトラブルのない和やかな日常を楽しんでいた。
しかし一年生部員・村椿了の入部により、少しづつ部の歯車は狂って行く。
彼は熱血漢でありながら人目を見て話すことも満足に出来ないシャイな性格の少年。
非常識で悪辣な言動や思想を好むが、根っこは誰よりも常識的で優しい感性の持ち主で。
大のスポーツ好きでありながら余りにも恵まれていない運動能力。
人目を気にする繊細な性分にも関わらず人の気持ちや場の空気を一切読み取れない鈍感さ。
痩せっぽちな小さい体躯の中で相反する性質をいくつも併せ持ってしまった人格破綻者だった。
精一杯の間違った努力で部内をかきまわす村椿のせいで人間関係はどんどん悪くなってゆき、幽霊部員も増えてゆく。
しかし村椿が自らの失敗でおかしくなった卓球部を立て直そうと奮起する中で部員達もそれぞれ成長し、メンバーの間で新たな絆が生まれる。
次第に放送部やコンピューター部、応援部やダンス同好会の面々を巻き込みながら卓球部は揺れ動く。
そして彼らは、遠い昔に漁湊高校の野球部が成し遂げたという伝説の偉業【蜃気楼旋風】を高校卓球界に巻き起こす――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 15:29:57
70026文字
会話率:44%
幻の満州国 あるいは石原莞爾の見た蜃気楼?legend of empire あるいは幻の満州帝国 legend of manchuria empire
キーワード:
最終更新:2020-01-14 14:25:58
3047文字
会話率:9%
社会人3年目の優樹(ゆうき)は、礼奈(れいな)を忘れられずにいる。そうして過ごしているうち、優樹は菜々(なな)という女の子に出会う。優樹は驚き、困惑し、緊張する。なぜなら彼女は……。
現実と幻の狭間で、奇跡など起きない恋物語。
最終更新:2019-09-24 07:52:19
51190文字
会話率:32%
元特殊部隊のミッチェルとウィレムはある暗殺作戦のために南米の半島国家、エルバルデに向かうが、、、
最終更新:2019-09-16 09:07:11
22561文字
会話率:4%
雨の降る夜が明けた。僕は始発に乗って遠くへ行く。
最終更新:2019-08-25 00:55:22
9685文字
会話率:73%
「……ボクとセカイを救ってみない?」 何の取柄もない陰キャラはある日公園で出会った鬼と名乗る少女と見紛う美少年によって夢に見ていた異界へと歩を進めていき、成長していく。日
常系民俗ファンタジー、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 18:26:46
11838文字
会話率:29%