とあるゲームの50日もわたるβテスト期間、圧倒的自由度を謡うサバイバルアクションVRMMOでは、サーバーごとに全く異なる展開を見せた。
その中でもγ鯖は、頭抜けて治安が悪かった。他のサーバーがのんびりファンタジー一次生産体験や遺跡探検ゲーを
やってるなか、怒号が飛び交い、家屋は燃え上がり、各地で戦争ばかりを繰り返していた。誰が呼んだか魔境鯖。そのγ鯖の中でも圧倒的な悪名を轟かせたプレイヤーがいた。
それこそγ鯖を象徴するプレイヤー、通称『魔王』。
βテスト終了前、魔王はサーバー全てを巻き込む大戦争を引き起こし、遂には捕らえられた。
断頭台で彼は叫ぶ。『お前たちは腐ったみかんだ!』と。俺のせいじゃない、と。
しかしγ鯖がやり直すには魔王の処刑が不可避と言えた。誰もがそれを望んだ。
だが、魔王はなんとかそこから逃げ延びると、同志に宣戦布告した。
『ひとまずあばよーー-!!正式版でもよろしくナァ!アイルビーバ~~~~ック!!ウハハハハハ!!』
憎たらしい巨悪。滅ぼすべき諸悪の根源。正式版になってもその恨みは消えず、γ鯖の亡霊たちは『魔王』を追いかける………………
「ちょりーす、うちマジきゃわたんじゃね?」
彼がギャルに化けていることも知らずに
類は友を呼び、魔王を中心にNo2b鯖にキワモノ共が雁首揃える。
得てしてNo2b鯖は、γ鯖以上の魔境へと墜ちていく―――――――――
※諸注意
主人公はまごうことなきクズです。
スターシステムがすきなので他の作品の設定を一部流用してます。なので別シリーズをよんでると楽しい場面もあります。
誤字脱字が多いです。本当に申し訳ない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 12:30:30
82885文字
会話率:27%
公爵令嬢ルテナ・ウォードは婚約者のティード王子に“シャロン”というヒロインが現れたことで無様にも“婚約破棄”されてしまう。
ルテナへのざまぁはそれで終わらない。真実の愛に目覚めた王子の暴走は止まることなくルテナを断頭台にかけて処刑してしまう
。
そしてルテナの人生は繰り返す。
ルテナの人生は“未来日記”という魔道具で処刑されるたびに“ループ”を繰り返していた。
ループすること9回。魔道具によるループの制限は10回まで。
今回のループがラストチャンスだ。
これまで悪役令嬢らしくヒロイン“シャロン”を学園から追放しようとひどい仕打ちを行って失敗してきた。
これ以上失敗はできない。腹を割って話せる友人キャロルと導き出した答えはシャロンと仲良くなること。
仲良くなってシャロンを守るカッコいい悪役令嬢になることだった。
このルテナとシャロンと急接近が王子に思わぬ変化を生む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 19:28:09
13717文字
会話率:68%
ここに、この国で最悪最低の悪女と呼ばれた少女がいる。
齢は17。
断頭台の上にたち、多くの民から暴言を吐かれる。
飛んでくる小石の中で少女は優雅に微笑み、こう呟く。
「それでも、私は間違えていない」
最終更新:2022-04-19 23:00:00
11753文字
会話率:9%
国家反逆罪で捕らえられ、断頭台の露と消えた十六歳の少女――セレナティーナ・ジェーン・グレイシス。
首を落とされた直後、彼女は柔らかいベッドの上で目を覚ました。
セレナティーナを告発し、処刑台へ送ったアメリア・リリア・ホワイト。
そして、セレ
ナティーナの初恋相手だったハリソン・ノエル・クリフォードの娘――セレナ・クリフォードとして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 07:54:20
672文字
会話率:13%
奴隷には極悪な環境で調教をして、それを裏貴族達に売買をして領民からは多額な税を摂取をして領地を築き上げてきたアルシュール家。その一人娘であるオキナは何も知らずに暮らしていた。
しかし奴隷と領民の反乱によって殺された両親。一人娘のオキナは極悪
な令嬢として公開処刑されることが決まった。そして行われる裁きの日。その断頭台に振り下ろされるギロチンにオキナは抵抗も無く首が落とされた。しかしオキナが目が覚めたのは、処刑が行われる二年前の自分の姿であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 01:47:53
685文字
会話率:0%
私はかつてセプテントリオの妖精姫(ようせいひめ)、とあだ名されていたらしい。
未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代の残滓だ。
今の私をそんな典雅な名で呼ぶものはいないだろう
。
五年もの間ずっと泥の中を這いずり回って戦って、ようやく生還した私を待っていたのは、平和に浮かれる人々の空っぽの賛辞と、冷たい拒絶だった。
***
※アルファポリスで公開していた「卑怯で臆病な僕は血塗れの聖女を受け入れることができない~セプテントリオの妖精姫~」および続編「幸福とは死者の群れの中に生者を見出すこと」を加筆、修正したものです。
※登場人物の感情を描いた作品なので、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。戦車などについても作者は全くの無知なので、あり得ない勘違いなどがあれば教えていただけると幸いです。
※関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いた戦争体験がごちゃまぜに入っています。どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください。
※ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、関東軍に従軍した女性たちが八路軍に投降した後、さまざまな不幸な出来事がありました。これは八路軍の人々が酷いというより、戦場というものが持つ根源的な性質による悲劇だと思います。
母の従姉も直接的な被害には遭いませんでしたが複数の戦友が犠牲になったそうで、そのエピソードを参考に載せています。
そのため直截的な性描写は一切ありませんが、女性や子供への性暴力を含むあらゆる暴力をうかがわせるエピソードが複数あります。苦手な方はご自衛ください。
また、日本に限らず復員兵や軍属に対する差別で、戦場で傷ついた人々がさらに精神的に追い詰められた現実がありました。こちらの作品でも復員兵への差別が随所に現れているので、そういったものが苦手な方も回避された方が良いかもしれません。
※バッドエンドです。毎回のように惨たらしく人が死にます。流血や腐乱死体が毎回出てきます。
苦手な方は回避してください。
※今隣国で起きている出来事も、いつかは終息するでしょう。
その後残された人々の苦痛が少しでも和らげられるよう、世界が互いに思いやりあえますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 20:00:00
44839文字
会話率:12%
伯爵婦人のローズは身に覚えのない罪で投獄され、有罪となり、死刑が決まってしまう。なにもわからないまま断頭台に上がり、首を固定された時、時間が逆行し、半年前に戻った。
手がかりすら無い状態から、自分を守るためにローズは動きだす。これまで距離を
置いていた社交界や友人たち、夫や義理の息子、伯爵邸に勤めてくれる使用人たちと、これまでとは違った交流を持ちはじめた。そこから、今まで自分が気づかなかったことに気づきはじめ、新しい人生を歩み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 10:09:48
16419文字
会話率:32%
「おめでとうございます。あなた達は無事にハッピーエンドに辿り着きましたわ。」
これがこの国に不幸をまき散らした諸悪の根源、あの女の最後の言葉だ。
あの女は自分の気に入らないものを権力と財力にものを言わせて苛め抜きボロボロにした後に排除し
た。
病気で動けない父親に成り代わり領の政を恣にし、自己の欲望を叶える道具にした。
その権力を笠に着て逆らえない使用人に対して玩具遊びをする様に暴力を振るった。
領民の税を不当に多く徴収し、国に収める分と徴収した分の差分を自分の懐に収めた。
馬車の前に平民の子供が飛び出してきた時には御者に轢くように命令をし、それに逆らった御者をむち打ちにした上でクビにした。
王子の婚約者であるにも関わらず、夜の街に繰り出し男遊びに耽った。
あの女の悪事を上げていけばキリがない。
だから俺達はあの女を断頭台に送った。
だがあの女は何故最後に俺達を祝福したのだろう。
時は流れ、その真相を追った時辿り着いた驚愕の事実。
断罪されるべきは本当にあの女だったのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 07:13:25
6526文字
会話率:38%
迷宮『エルピス』には神秘と罪過と栄光が眠っている。
国家の覇権を賭けて、各国は騎士や高名な冒険者達を探索者として迷宮へと送り込む。
各国の傑物が誇りと使命を持って鎬を削る中、迷宮に眠る亡霊エレクは全く別の人間に目をつけていた。
属領の人
間として迫害され、死体集めとして迷宮に潜り続けていたシヴィリィ。
属領の人間に明日はなく、パンを買う金を稼ぎ続ける事しか出来ない。
亡霊エレクは、彼女の瞳を見つめて言った。
「シヴィリィお前、言葉は扱えるか? 字は読めるか? 数字の計算は? 人を騙す手管は? 全部生きるために必要な事だ。お前が俺に協力するなら――俺はお前に世界の動かし方を教えてやろう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 23:00:00
505003文字
会話率:29%
「道化よ。我が娘を笑顔にするのだ。失敗すれば、国外追放……いや、断頭台に並ぶ事となるぞ」
たいそう可憐な王女がおりました。名はサーシャといい、勉学に優れたとても大人しい娘で、将来を期待されていました。しかし、彼女が12の歳に不治の病にか
かってしまいました。病の発作は呼吸を止め、声を止め、果ては100回発作を起こせば死んでしまうというものです。
王は王女の病の進行を止めることが出来ませんでした。せめて、最期くらい笑顔で天国へ行って欲しいと思い、仕事を果たせなければ、追放どころか、処刑することを条件に道化を呼びました。
道化は、王女との対話を通して、王女の本当の望みを知るのでした。
道化は、いったいどのようにして彼女を救うのでしょうか。
身分も歳も越えた恋の前日譚。
心を広くして読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 22:01:32
3410文字
会話率:45%
ラノベが大好きな私は、日夜ネタ探しのため悪役令嬢もののゲームをやり込んでいた。ある日、私はテンプレ通り車にはねられて、私がやり込んだゲームの世界に転生する。そのゲームのストーリーはいたってシンプル。私は生まれてすぐに第一王子と婚約させられ
る。しかし第一王子はアメリーというヒロインと出会い恋に落ちる。邪魔な私は王子の命令であっさり首をはねられてめでたしめでたし。私が生き残るには、王子とアメリーが恋に落ちる前に、王子が私との婚約を破棄するか、私が積極的に王子とアメリーとの仲を取り持って、断頭台行きだけは勘弁してもらう以外に方法がない。そこで、私は男爵家の三男のグラントと同人誌を作るためと称して日々二人きりで、せっせと小説を書いている。私は、貴族社会ではとってもふしだらな行為をしている公爵令嬢なのに、王子は私との婚約を破棄してくれない。そう言えば王子は私にまったく関心がなかったよ。ヒロインを私の取り巻きがいじめている。マズいぞ私。私の断頭台行きを回避して、グラントと共に同人誌を作るのだ。ラノベが大好きな私の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 08:06:42
150104文字
会話率:63%
ある日女神様に、『あなたは本当は悪役令嬢だった』と告げられたエフィ。
自分の婚約者である王太子は、二年後に誕生する聖女と結ばれる。二人の愛の障害となった悪役令嬢のエフィは、断頭台に消える運命だった、と……。
衝撃を受けつつも、王子と聖女と国
が幸せになると聞き、エフィは運命を受け入れた。少し狂った運命を軌道修正するために、エフィは女神のアドバイスの元“悪役令嬢”を目指し始めるが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 16:29:41
18279文字
会話率:43%
ウィンブル王国の『聖女』と呼ばれる私、シャルロット・リュミエールは王国策略によって処刑されてしまった。
気付くと17歳の姿に戻っていた。
シャルロットは自分が処刑されたことを思い出し、腐りきった王国に愛想を尽かした。
そして死に戻っ
たことを天啓と受け取り、シャルロットは決意した。
「この腐りきった王国を元に戻して見せます!」
死んだことで過去に戻った聖女が腐りきった王国に革命を起こし、領民や国民から信頼されいずれは王女になる。
これは断頭台から始まる、真の聖女と呼ばれる革命の乙女の物語――……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 13:08:59
10551文字
会話率:51%
「ソフィア・フォン・フォールランドを処刑する」
無実の罪を着せられて処刑されることになった公爵令嬢のソフィアは断頭台に頭を乗せられながら、かつて自分を助けると言ってくれた隣国の頼りない王子のことを思い出した。助けを呼ぶその声は風にのって、遥
か遠方へと届いて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 18:32:03
8106文字
会話率:51%
世間知らずで傲慢な王女が庶民をバカにし過ぎて、庶民らが決起した。
革命の結果、王女は公開処刑と相成った。
王女は断頭台の中で女神になることを祈る。
最終更新:2021-09-28 15:10:58
11179文字
会話率:30%
努力は報われる。デスループを続ける悲劇の王妃が、幸福へと至るまでの物語。
王妃ミレニアは、十五歳で断頭台で処刑され再び六歳時に戻るという、死に戻り(デスループ)を繰り返していた。嫁ぎ先の隣国の王に邪険にされ、無実の罪に問われ、断罪されるのだ
。王との間には愛はなく、白い結婚だった。
そうして五回目の六歳に戻ったとき、彼女はふと思いつく。「何度結婚を嫌だといっても、それを放棄しようとしても駄目だった。他人は自分の思うようには動かない。けれど、自分ならば変えられるのでは?」と。
そしてミレニアが行動を変えたことによって、運命の歯車は過去四回のいずれとも違う方向へと回り出す。
義理の兄エドワルドや、宰相フィレス、聖騎士ルーク、そして彼女の夫となる運命の隣国の王太子カイン。彼らとの関係も、今までとは違うものになっていく。
努力は報われ、やがて彼女には奇跡の力が開花する。そして、その力を伸ばし人々のためにその力を使い、その結果聖女と認定されるに至る。
ミレニアは、周囲の男性たちに愛され、そして国民からの支持を得ていく。
そんな彼女が最後に選ぶ男性は誰か。
そしてなぜ彼女は死に戻りを繰り返しているのか?
これは愛憎渦巻く王家で、必死に生き延びようとするミレニアが、自分の手で運命を切り開いていく物語である。
本作はカクヨムで完結まで先行公開後、小説家になろうで公開しています。無断転載、翻訳等の一切を禁じます。©︎yocco2021折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 20:00:00
103953文字
会話率:32%
※改行ページ4分割の再編集版です。一気に一話ずつ読みたい方は既に完結済みの同作へ。
通り魔に首を刈られた主人公イミトは死後、秩序の女神の下で裁判を受けていた。
「アナタの罪は何ですか?」そう問われたイミトは、己を嗤《わら》う。
そんな
折、とある世界で発動された転生魔法に巻き込まれ、彼は女神と共に異世界へと転生を果たしてしまった。
深い森の中で途方に暮れる二人、更に何処の世界に飛ばされたのか見当の付いた女神に置き去りにされてイミトはとうとう独りに。死体転がる戦場跡の森を移動する最中に耳に届く聞きなれない言語が聞こえ、行く当てもないイミトは仕方なく声の下へと向かうと——。
そこで出会ったのは体を奪われ、首だけしか存在しないデュラハンのクレアであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 21:37:24
602209文字
会話率:49%
最後の記憶は、断頭台。落ちてくる刃の冷たさだった。
2度、この台に立った。
2度、その冷たさを味わった。
3度目。 私は選択する。
最終更新:2021-09-14 00:29:35
14703文字
会話率:31%
※凌辱を示唆する表現があります、ご注意ください。
『娼婦の娘は娼婦』
そう言われて、男爵令嬢マリアは第二王子に陵辱された。
その事件を皮切りに、多くの貴族令息たちに淫らに玩ばれ、彼らの婚約者や想いを寄せる令嬢たちからは憎まれ、蔑まれ、謀ら
れる。
王太子妃候補の公爵令嬢を暗殺しようとしたという冤罪で断罪されたマリアは、王太子の怒りを買い断頭台の露と消えた。
…はずだったが、目覚めたマリアは七歳の頃に戻っていた。
十三歳まで平穏に育ったマリアは、初恋の人だった王太子―――第一王子に自邸の庭で再会する。
どうせいつか不本意な相手に穢される躰なら想い人に純潔を捧げたいと思い、一夜の慰みにして欲しいと懇願したのだった。
※今回の短編にはざまぁはありません。
※実際の貴族社会に則した世界観ではありませんのでご注意ください。
※あくまでも架空の王政・架空の貴族社会です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 18:41:54
7299文字
会話率:23%
誰からも愛されなかった孤独な公爵令嬢が、断頭台で処刑され、生まれて初めて笑うまでの話。
※R15は念のため。
最終更新:2021-07-10 14:36:49
4233文字
会話率:9%