森林調査員・山根喬は、新たに配属された地区の調査をしていた。山根は、火を吐く小さな生き物に導かれて山頂へと辿り着く。沖合にある「御通護津さま」のお社を眺めると、その付近で海面が盛り上がってきた。
最終更新:2022-05-31 20:08:53
4098文字
会話率:34%
エドウィン辺境伯には3人の息子がいた。
彼は高齢のために引退を考えており、3人の息子にエドウィン家の財産を分与する事となった。
長男アドルフには爵位と領地、次男ランドルには王都の土地の一部領地、そして三男ロッソには・・・
「山を与える」
寝
耳に水の不平等な内容に抗議するが、まずは気位の高い父親が頭を深々と下げてきた。代々エドウィン家は聖地である「山」の管理を任されており、先代の大叔父が高齢のため亡くなりそれを務める人間がいなかった。それがロッソに山を託された理由であった。
そしてロッソにも断りにくい理由があった。実は婚約者に二股をかけられて、より良い条件の方に乗り換えられて酷くフラれてしまったのだ。ロッソは傷心のまま仕事をクビになり、故郷に帰ってずっと引きこもっていた。何も仕事をしていない負目があり、お人好しのロッソは父の泣き落としに屈してしまったのだ。
こうしてロッソはエドウィン領にある手付かずの大自然に一人挑む事となった。ロッソに付き従う者もなく一人寂しく現地に向かう。幼い頃に一度訪れた事のある「山」は変わらず大自然なままだったが、そこで不思議な出来事が起こる。
聖地である山頂の社で「山」の所有を主張する謎の少女コノハナと出会ったのだ。
手付かずの大自然の中で出会った謎の少女と傷心の貴族の三男、なぜか二人の不思議な同居生活が始まってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 19:00:00
22131文字
会話率:56%
自分のことしか考えられず
自分の考えが世の中の全て
そんな男が山を歩けば
最終更新:2022-05-07 15:18:40
344文字
会話率:0%
壮大なスペクタル! 登山家、クルキの冒険活劇。
最終更新:2022-03-30 13:46:38
772文字
会話率:13%
人生を放棄し、託した少年、終わったのに、地獄は全部。
最終更新:2022-03-08 22:37:23
952文字
会話率:6%
深夜、山頂の広場に二人。僕は君が何をするつもりなのかを知りながら、止める手立てを持たない。君はどうしたいのだろうか。僕はどうしたいのだろうか。
最終更新:2022-02-26 15:11:27
1855文字
会話率:7%
体は大人の女性。スライムと思い込んでいるスラりんと名乗る痛い女性。ぴょんぴょんとうさぎ跳びで動き決して立たない。なぜ立たないかは不明。スラりんが慕う蛇、ママりんと呼ばれている。
スラりんには弟が居て名前はシュア。魔法を使えて天使の羽が
生えていて天使族と言う種族である。スラりんとはいつも喧嘩をして蛇をステファニー様と呼んでいる。
シュアと蛇は各地の街のギルドで依頼をこなしており、名前はギルドに関わる者なら知っておる。そのお金で旅を続けている。
今回もギルドで山頂にある建物を根城にしている盗賊の討伐依頼を受けている。そんな中、いつも街に置いていたスラりんも一緒にと蛇が言ったのである。シュアは反対したが蛇に押されて盗賊の居る山に向かったのである。スラりんは喜んでいた。
スライムと思い込むスラりんに付いているシュアと蛇。お互いに思う所があり、思いを叶える為に家族をやっている。
共通しているのはスラりんが立つかである。スラりんが立つかで彼たちは、そして世界が変わる。スライムか人間なのか。果たして
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 19:50:17
37714文字
会話率:53%
平成に明るみに出た受験偏向教育の弊害の裏話を勝手に想像して作りました。
最終更新:2022-01-31 08:28:27
4839文字
会話率:54%
竜神族と宇宙人の混血の末裔『宇宙人エーコ』は是有珠に見いだされ地球へ転移させられ事業を通じて徳を積むこととなった。早速『社長』となったエーコは純粋な地球人にして器用極まりない男『田子作』を副社長に任命することで奴隷化に成功する。初仕事はパワ
ースポットへの登山。山頂の2万年以上前からあるとされる巨石を目指して二人だけの登山が始まった。しかしその巨石には計り知れない秘密があるのだった。地球だけでなく宇宙全体を巻き込む大事件へ発展する中、果たしてエーコと田子作はどうやって解決するのか?!今回も最後の一行まで見逃せないお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 15:26:34
62477文字
会話率:37%
惑星に建築物を立てていった。
最終更新:2021-09-08 14:21:12
273文字
会話率:0%
大きな河に肥沃な土地、そこには黄金色に光る穀物が広がる。
それを眼下に収める高く険しい山があった。
麓には様々な実や果物を実らせる木々や植物と、多くの動物が生活を営んでいる。
山からの水はやがて大河へと続き、その地に住む者たちへ大地の恵み
を授け、敬われた。
その山は時には火を吹き、人々は神の怒りと称し恐れた。
人々は、その高く険しいその山の山頂に神がいる『神体山』と呼ぶ。
神体山の付近に住む者達は、山の中腹に岩を加工した祭壇を作り、そこに食物を、衣服を、書物を、時には貴重な宝石を捧げ祈る。
〜神体山の山頂付近〜
そこには大きな大きな洞窟があり、巨大な生物が住んでいた。
その生物には翼があり、長々とした尾があり、鋭利な牙と爪があり、堅固な鱗があった。そう、ドラゴンである。
そのドラゴンは永い永い時間を、その山で過ごしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 01:00:00
65325文字
会話率:54%
山に登りたい。
夏山登山サイコー!
でも日帰りでお願いします。
そんな気持ちをただ込めました。
最終更新:2021-07-25 10:49:14
567文字
会話率:0%
入院するお母さんのために、絵を描いていた僕は、弟にその絵を破かれたことに腹を立てた。それをお父さんに怒られた。
「なんでいっつも僕ばっかり!お父さんのばか!」
怒りをぶつけ、その心のままに靴を履くと、月明かりの空の下へ僕は飛び出した。
真っ暗な空の下の方に浮かぶ丸い月は、走り続ける僕の背中を照らしていた。
家出をした僕は、満月の空の下、先生と出会う。
あなたの願い事は何ですか?
この小説は、『【自殺予防短編小説】僕は山を登り、山頂で壁を殴る。』のアンサー編になります。
*登場人物、設定全て無関係です。単独の物語になっています。
今、筆者の出来る限りの答えを詰め込みました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 18:00:00
18924文字
会話率:25%
[なろう作品の読者を妄想してみた短編第七弾。]
『僕が山に登るのは、何年振りだろうか。
かつては、二十キロ以上の荷物を背負い、何日もかけて縦走をしていたというのに、今の僕はペットボトル二本と少しのおやつと念のための雨ガッパと絆創膏が少
し入っただけの小さなリュックで登れる山に緊張している。 』
彼は山に登り、何故、壁を殴ろうとしているのか……。
*こちらの作品は、幸田遥様作品の『【新社会人応援エッセイ】〜ストレスを効率的に発散するための、正しい『壁』の殴り方〜』の二次創作になりますが、ほぼ一次創作内容の短編です。単独でも読める短編になっております。
*この作品は「N5147GX」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 12:00:00
8410文字
会話率:4%
無人の山頂にも足跡はある
そして他にも
キーワード:
最終更新:2021-07-17 23:00:00
202文字
会話率:0%
初めて見たのはいつだったか
キーワード:
最終更新:2020-10-11 23:00:00
221文字
会話率:0%
艮宮山には魔王がいる。その魔王は、今にもこの世を終わらせようとしていた……。
根暗デブでアイドルオタクの藤林千影。長年の引きこもり人生に幕を下ろそうと一念発起し高校デビューするも、ヤンキーの襲撃に遭い、登校初日にしてあっけなく出鼻を挫かれ
る。何もかも嫌になった千影は自殺しようとベルトに首を掛けたその時、突然、彼の目の前に忍者が現れたのだった。
その忍者は、忍者部に所属している同じ高校の先輩のようであった。千影は忍者に無理やり部室へ連れて行かれると、いきなり「忍者になれ」と言われる。しかし、千影は訳あって忍者がトラウマ級に大嫌いだった。どうしても忍者になりたくなかったが、忍者部の部室に大ファンのアイドルの超お宝写真集が置いてあるのを発見してしまった千影は、それが欲しいためだけに忍者部へ入部する。しかし、そこはただの部活ではなかった……。
忍者部に入ったデブの千影は、修行という名のダイエットから始まり、徐々に忍者ワールドへ引きずり込まれていく。
忍者の知られざる真実を知るにつれ、後戻りできなくなった千影は本物の忍びとなり、忍びの本業である潜入と諜報活動を開始。その潜入先とは、何と、千影の自殺するきっかけを作ったヤンキーグループであった。
忍びが目指すのは、魔王がいる艮宮山の山頂に向かい、魔王を倒すというもの。しかし、艮宮山へ入山するためには、麓に張られた堅固な魔障壁を突破しなければならない。魔障壁を突破するには一億人分の覇気が必要。忍びだけでは覇気が足りず突破することが難しい。そこで忍びたちが目を付けたのは、そこら中にのさばるヤンキーたちであった。常に勝気で喧嘩腰のヤンキーには人並み以上の強大な覇気がある。そんなヤンキーたちをかき集め、ヤンキーたちと共に艮宮山へ向かえば魔障壁を突破できるかもしれない。
プロの忍びとなった千影に与えられた忍務は、自らヤンキーに扮し、ヤンキーグループに潜入、ヤンキーの親玉を説得して、ヤンキー集団と共に艮宮山の魔王退治へ向かうというものであった。
果たして、千影は無事、ヤンキーの親玉を説得して艮宮山の魔王退治に行くことができるのか??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 21:10:39
269745文字
会話率:26%
”終了点”とは、山岳登攀において、このルートはここまでで十分価値があると人が判断した「ルートが終わる場所」の事だ。それは例えば尾根の途中、二本足で立てるようになった場所であったり、必ずしも山頂とは限らない。
人生の黄昏を迎え冬の山頂に広
がる雪原を訪れた山岳カメラマンの男。頂上の一角にある避難小屋をその時期に使う者は他にいないはずだった。しかし吹雪の夜、古めかしい恰好をした登山者が小屋を訪れるーー。
文明と隔絶された山の上で出会う人々と男の交流を描く山岳小編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 03:31:41
38023文字
会話率:53%
初登頂の後、山頂か下山途中に体力の消耗か事故で死んでしまい、次第に腐って骸骨は強い風に吹き飛ばされたとか、無事下山して名もない僧侶として里の小さな村で生涯を終えたとか言ってもらった方がいいのだろう。だって、それが自分たちの凡庸な一生の延長上
のお話だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 08:23:55
2819文字
会話率:4%
モチベの問題で最近失踪してましたが、今日何気なく見てみると暖かいコメントを沢山頂いていました。これから一週間ごとにと行きたいところなのですが、やはり書き溜めが欲しいため、またしばらく開けさせていただきたいと思います。できるだけ早く再開できる
ように頑張りますので、応援のほどよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 02:38:56
2495文字
会話率:44%
変わり者の自殺志願者の話
最終更新:2020-10-31 19:27:17
1972文字
会話率:15%
呪われた姉を救うために霊草を求め、霊峰に登ったキャロル。しかし霊峰の山頂にあったのは霊草ではなくブロッコリーだった。マッチョな四肢を持つブロッコリーは記憶を失くしているらしい。記憶を失くして目的がないからとブロッコリーはキャロルの旅に同行す
ることを決める。キャロルの姉を救うため、呪いを払う二人の旅が始まった。
完結まで書き溜めしてます。なので毎日投稿です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 19:00:00
84369文字
会話率:44%
山奥の木々をかき分けて進んだ果てに、ハトイ(山頂の奇人たち)と呼ばれる人たちが暮らしていた。
ハトイは子を産み終えると30歳までに年老いて死んでしまう。16歳になるまでにパートナーを見つけなければならないのだが、ハトイの少女ノンノは年に一
回ハトイを訪れる吟遊詩人(ジーン)に無謀な恋をしていた。
ノンノが16歳になる年に現れたジーンは、旅にハトイの少女を連れて行く考えを示す。ノンノはジーンについて行くため、旅のお供に立候補する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 19:00:16
7550文字
会話率:42%