アルカの村の外れには、守り神の竜が住んでいるという塔がある。そこへ育てた花で花冠を作ってお供えに行く。これがアルカの日課だ。何故そんな事をしているかと言うと、実はその竜は、アルカのお兄ちゃんだったりするからだ。
最終更新:2021-03-25 22:36:21
4319文字
会話率:48%
よってらっしゃい見てらっしゃい。
これから語るは、優しい老夫婦にまつわる不思議なお話。
ざっとさわりを申せばこれこの通り。
昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでおりました。
生活には困らないものの、子供ができなかった事だけを残
念に思っていた二人の元へ、ある日薄汚れた猫が迷い込んできます。
それから二人の暮らしは一変する事になるのでした。
続きは聞いてのお楽しみ。
さぁさ、どなた様もご自由に御覧なさいませ。
お代は見てのお帰りにございます。
いざ、はじまりはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 10:00:00
3358文字
会話率:8%
酒場で賭けポーカーに興じている胡散臭い男が、対戦相手を前に、一つ面白い話をしてやると切り出す。
カードを配りながら、不思議な話を語り出す男。
その内容は、かつてその街にいたという、有名な天才イカサマ師にまつわる話であった。
最終更新:2020-10-03 11:59:55
3487文字
会話率:0%
これは、とある国の、あったかもしれないし、なかったかもしれない──偉大な女王と偉大な王の、小さなお伽噺。
最終更新:2021-03-05 23:00:00
4367文字
会話率:36%
昔々、この国のお姫様がいました。
ですが、お姫様はお伽噺で言い伝えられていたとある【奇病】が生まれた時から患っていました。
直ぐに解読者(医者)に診てもらいますがこの奇病は
《生まれた日から限られた時間でしか生きられない》
…と【余命
宣告】を受けてしまいます。
それは首元に時計の紋章が刻まれている人にしか起こらない病気。
ここの国のお姫様であるがため、国民からの批難から遠ざけるため、母親と森の奥地で暮らすことに。
ですが、それもつかの間。
平穏に暮らしていたある時、突然【謎の組織】と名乗る集団たちにお姫様は狙われる対象に!?
逃げ回る中、とある1人の男性と出会いお姫様を連れて更に森の奥へと向かった先とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 23:47:56
567文字
会話率:0%
今は昔。竹取の翁というものありけり。彼は竹林で眩く輝くかぐや姫を見つけます。ひかり輝く『かぐや姫』とは何処から来た何者なのでしょうか?
文中、多く創作を含みます。
かぐやびと→輝く人→かぐや
などの部分も創作です。というか物語自
体がかぐや姫等のお伽噺をベースとした創作物ですあしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 13:42:28
5770文字
会話率:0%
突然ですが、今、私の手には毒林檎があります。
これは自己肯定感爆高美少女とツッコミ役苦労性魔法使いのラブのようなコメディ
最終更新:2021-02-03 20:00:00
5208文字
会話率:65%
昔々あるところに……
そんな風に始まるお伽噺(とぎばなし)のひとつ。
大陸の東、その最果てに居ると言う姫仙人。
確固たる願いを持つ者だけがたどり着くことが出来る場所で、幾千の夜を越え旅をして会う事が出来ればどんな願いも叶えてくれるという言い
伝えが人々に語り継がれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 02:20:22
9765文字
会話率:44%
あらすじなんてあるやらないやら
キーワード:
最終更新:2020-12-23 16:35:50
564文字
会話率:0%
森の近くにある小さな村の少年リース。
十歳を境に父の仕事を手伝うために森に行く事になり、そこで同じ年頃の少女エルミナに出会う。
その森は精霊に守られているというお伽噺があった。精霊がなぜその森を守っているのかは誰も知らない。
これは、勇者が
救いに来てくれる物語でもなく、英雄が彼女を迎えに来てくれる物語でも無い。行き場を失った精霊を救ったのは物語の端に出てくる様なただの村人の、それもたった二人の子供達だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 16:26:29
30727文字
会話率:29%
★毎週の土曜、日曜に更新致しますので、ぜひブクマ追加くださいね★
★テンプレ化作品ではなく、オリジナルです★
【完璧令嬢を装う悪役令嬢が死する】
王国三大貴族であるタロシア公爵家に生まれたリリスは当然に生まれつきの勝ち組であろ
う。
一生をかけても使い切れないほど莫大な資産を持つ父上がいて、かつて魔女と呼ばれるほど容姿を極めた母上がいた。当然のようにリリスも母上譲りの花を欺く絶世の美しさを継ぎ、どれほど困難であろうとも何事も必ずやり遂げる父上譲りの責任感を継いだ。
故に、また当たり前のように、リリスは王家学院では成績が始終誰も越えられないほどの頂まで至り、貴族社交界も意のままに支配し、況してや王族も越える圧倒的な領地管理力で「賢者」の称号も手に入れた。
間違いなく、リリスは世の中すべてを手にし、他の貴族はもちろん、王族であろうとも辿り着けない至高の存在となった。
リリスが、御伽噺のように美しく完璧に存在している。誰もが想像する幻想の女神として君臨している。
そんなはずだった。
なのに、そんな完璧無欠なリリスは、
自らの手で死罪を犯した。
確実に確実な証拠、
リリスが進んで口にした事実。
紛れもない謀殺。
謀殺失敗後、準太子妃である姉と継母の願いで死罪を免れたリリスは、
牢獄で絶望に自殺した。
ただ、死んだはずのリリスは、なんと二年前に死に戻ったらしい。
奇跡に授けられたこの二度目の人生は、祝福か、呪いか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 22:53:27
122345文字
会話率:28%
神々の戦により一度滅びた世界。
小さな農村で細々と暮らす青年カインは、今やお伽噺となってしまった神の剣の存在を信じていた。
ある日平和な村にモンスター出現の知らせが舞い込む。
討伐に派遣された傭兵との出会い、戦闘参加をきっかけ
にカインは旅立つ決意をする。
仲間と出会い、世界の謎を解き、神の剣を追い求める物語。
※タイトル後に『☆』は挿絵あり。
※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 20:26:42
86514文字
会話率:43%
むかしむかしのそのむかし。
とあるところに、ゆきのようにしろいはだと、こくだんのようにくろいかみ、ちのようにあかいくちびるをもつ、とてもうつくしくて、かわいいおひめさまがいました__________
これは、もしかしたらあったかも知れない
お伽噺のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-08 01:27:46
23669文字
会話率:28%
魔女の呪いで王子様がお姫様に?時が止まった王国の薔薇の塔に眠るお姫様を王子様の愛の力で目覚めさせるお伽噺にはまだまだ別の物語があったようです。
呪いで眠り続けるお姫様(王子様)と魔女。お尋ね者の元聖騎士隊長と女傭兵。漆黒の宮廷魔導士と
異世界から召喚された聖女。コンビネーションアタックで繰り広げられる愛と剣と魔法のファンタジー!(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 10:42:42
24611文字
会話率:58%
もう長い年月。その大陸は冬に幽閉されていた。
悠久の時間は人々の記憶から蒼天に輝く“■■”を奪い、深緑が溢れ花々が芽吹く“▲”をお伽噺に仕立て上げた。
降り頻る雪は山も森も川をも凍てつかせ、全てを平等に漂白し──”黒き雪”は永遠に
覚めぬ疫病を運んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 19:34:11
7787文字
会話率:19%
数十年前、この世界。地球、主に日本では魔法の存在が確認された。
地球の大気は徐々に魔力で満たされ魔法を扱う人間が増えていった。
空想的な物、絵本や童話、物語やお伽噺の中でしかない魔法という存在が現れたことで科学を現代技術としていたこの世
界を大きく変えた。
やがて呼応するように異世界の扉が開く。
その異世界もまた魔法の世界。
正確には魔法一色の異世界。
互いは和平をし時間をかけて様々な条約を結び魔法という存在とそれらを扱う者達を魔法使いと呼んだ。
そして今へと。
新たな世界の扉が開く折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 21:25:07
34044文字
会話率:49%
これは世界に満ちる光を視るプリズム。
プリズムを通した光を視るのは想像の海。
その光は、視る位置にも、視る角度によっても変わるもの。
遙か空に走る威光も、深き海に揺蕩う怠惰も、静かな雪と共に降り積もる静寂も、全ては貴方だけ
のもの。
せめて、せめて何時か降り来る夜の中にも数多の星々ともに満たされる輝きを。
夢見の狭間に紡がれるお伽噺に包まれて。
世界の断片とともにその意識とともに、夢を見る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 23:19:58
750文字
会話率:27%
7年前、魔物に捕らわれたはずの美しい娘が帰ってきた。
最終更新:2020-06-02 17:32:21
1799文字
会話率:18%
森に迷い込んだ少年は、何かに導かれる様に隠された地下への階段を下りていく。その先にあったのは大きな鳥籠で、中には少女が捕らえられていた。
自分を魔女だと言う少女は最後の魔力を使って、少年を此処へ導いたのだと言う。そして、少女には肉体はなく、
外へ自由に出歩く為に生身の身体が必要だった。
少女は少年に取り憑き、自由を手に入れた。初めは身体の所有権を奪われて不満だった少年であったが、少女の素性を知った時居たたまれない気持ちになる。少女の為に何か出来ないかと考えるのだが、お伽噺の様に上手くいかず少女と永遠の別れを告げる事に。
全ては本の中――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 21:03:22
20364文字
会話率:42%
地方の廃止寸前の競馬場での、運に見放された初老の男と、小学校二年生の子供との、絵本的お伽噺、ファンタジーな、心の暖かい人々の話し。
最終更新:2020-05-19 12:00:55
2611文字
会話率:16%
砂漠のお伽噺です。
それがいつの頃の事なのか、どこの砂漠の話なのか、それはわかりません。
そのオアシスには、美しい娘がおりました。
・・・・かなり、辛辣な物言いをする娘です。
砂漠の直中で、まさに『湯水の如く』水を使いまくる娘は、ある日、貧
しいオアシスで目を覚ましました。
【続・泉の娘】
その後、泉の娘は。。。。相変わらず辛辣な物言いだったのです。
【もうひとつありませんか?】
番外編。
取りこぼしの伏線回収ネタです。
のんびりほのぼの、平和な日常なのでございました。
◇2020/5/3 誤字報告ありがとうございました。(助かりますっ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 12:51:27
61084文字
会話率:23%
時代も場所もわからない、砂漠のどこかの貧しいオアシスの村。
水の無いオアシスで、一人の少女が母親の目を治すために清水が必要となり、少女の願いが奇跡を起こした。
少女の重ねた両手から清水が沸き上がった。
村人達は少女をその場に縛り付け、足元に
泉を作る。
少女は母親の目が治るのならば、それでもかまわなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-25 00:02:29
2786文字
会話率:4%