長野 圭介は人生に絶望し線路に飛び込み、投身自殺を試みる。
そんな決意の瞬間。謎の少女にふと声をかけられた____。
最終更新:2018-12-21 05:17:36
194104文字
会話率:15%
時はバブル全盛期。
ある者は残業も何のそので働き、ある者は漁るように土地を買い、ある者は子供に株券を買い与え、とにかく世間は溢れる金に舞い上がっていた。
蘆崎悠紀夫は葬儀社に勤めているが、自社の極端な利益主義に辟易していた。
そんな折、彼は仕事帰りのバスでうたた寝をしてしまう。
ふと目を覚まし、慌ててバスを降りたその先は……
この世界とは違った世界で繰り広げられる、葬儀屋と女要心棒の悲しくも温かい物語。
ここに、開式致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 05:57:56
1055文字
会話率:18%
妹は死んだ。
ただそこら辺に転がっている石ころと同じようにぬくもりのない姿になって死んだ。どうして死んだのか、よくわかっている。目の前で天をかけてきたドラゴンに胸を貫かれたからだ。だが、死んでほしいなどとはやはりひとかけらも思ってなどいない
。しかし現実として目の前にある冷たさは象徴するのだ。
妹は死んだ。
これは確かなことだ。銀行に行けばそこにいるだけで信頼され金を貸し付けることが可能な男が言うのだから間違いない。きっと彼を葬儀屋に連れて行くだけで誰かの死にかかるお金を後払いでいいと言われるような男だ。実際そのとおり死んだ。
妹は死んだ。
誰に取り繕ってもこの亡骸を見たら必ず信じるだろう。胸にぽっかりと大きくあいた穴が言葉の必要性を否定している。プールに沈めたならきっと紅い海の完成だ。乾かして空に投げたなら世界の空気をサビはてた赤い大地のかんせいだ。
これは紛れもない確かなことだから何度でも書き残そう。
“妹は死んだ。”
「……おに―、……ちゃん…。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今目の前にいるのは妹の皮をかぶったドラゴンだ。
たまたま書き始めた作品です。
終わり方は決まっています。
月一ぐらいで更新できていけたらと思っています。
感想や批評、悪態など何でもウェルカムです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 23:55:23
3717文字
会話率:30%
ある日、葬儀社に社員として、アンドロイドのマキがやってくる。
世話係をまかされた社員アサミは、大のロボット嫌いだが、徐々にマキの誠実さに惹かれていく。
丁寧に仕事をこなすマキは、ある日、「ヒトの自死の理由がわからない」と話し、それを理解する
ために思い切った行動に出る。
もしアンドロイドが葬儀屋になったら?
ロボットが理解できないものは「天国」でも「魂」でもなく、「あのこと」だった。
「文フリ短編小説賞3」参加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 17:49:02
13496文字
会話率:47%
とある国の外れにある霧深い街。
そこには“魔女の営む葬儀屋”があるという。
その葬儀屋は“特別な者しか入ることができない”、“葬儀を行う対象は死者のみ”だという。
そうして今日も葬儀屋の扉は叩かれる。
彼らを必要とする者によって―――。
最終更新:2018-06-10 15:27:32
19236文字
会話率:50%
とある村にあるサビれた葬儀屋が、お客を呼び込むために『エコ』を目指そうという話になり・・・
今回は落語調で書いてみました。
最終更新:2018-04-01 14:39:22
1887文字
会話率:98%
葬儀…それは日常と非日常の境目…
誰にでも必ず訪れる『死』という日常を、非日常へ切り離す為に執り行われる儀式……
そんな儀式を取り仕切るのが『葬儀屋』という仕事。
この物語は不思議な力を持つ葬儀屋の青年と、感情をどこかに忘れてきて
しまった少女、そして彼らを取り巻く少し変わった面々が織りなす、非日常の物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 22:00:00
8988文字
会話率:55%
クロム・クロナには、ささやかな『死に願望』がある。
どんなシチュエーションでも方法でもいい、とにかくとびっきりの「美少女」に殺されたいのだ。
国の英雄である二十二人の「アルカナ」に支えられるリュクセンブール王国。
不運を嘆く少年クロム・ク
ロナが出会ったのは、理想的な美少女だが毒舌のル・ルー。
富裕層を相手にする葬儀屋「鳩の血社」の代表ル・ルーの元で働き始めたクロムは、多くのアルカナと出会う中で自身に流れるアルカナの血について知ることになる。
死にぞこないのクロムと死に神のル・ルーが織りなす、少し笑えるダークファンタジー。
※一部倫理的に不快に感じられる内容を含んでいますのでご注意ください。
本作はGA文庫大賞&電撃小説大賞に投稿して最終落ち&二次落ちを改稿(改題)したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-08 20:00:00
114176文字
会話率:41%
「夏木礼次郎」はリア充である。
彼女アリ。部活では全国大会入賞。可愛い妹だっている。
現実世界でこれ以上望むべくもない順風満帆な人生を送っていた彼は、ひょんなことから絶命。
異世界に転生することに。
現実世界で高スペックだった自分な
ら、異世界転生とか余裕じゃねぇ? とブッコいていた彼だったが、いざ飛び込んでみるとその世界は現在絶賛〝就職難〟中。
冒険者の職はないといわれてしまう。
もし、いま紹介できる職業があるとすれば……と紹介されたその仕事は、「葬儀屋」だった。
人であれ、怪物であれ、国境、民族、種族、すべての死者に、手を差し伸べる彼らは「逆十字死星団」と名乗っていた……。
「いやでもさ……異世界転生してまで葬儀屋って……なくないか?」
ガン萎えしている礼次郎の明日はどっちだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 21:27:32
12783文字
会話率:43%
『死』という当たり前に存在しているものが価値を失った世界。
その事で割を食った職の男の話である。
初短編です。
感想が頂けれたらうれしいです。
最終更新:2017-11-19 20:33:05
4409文字
会話率:9%
生命を維持する為なら天国だ。
そんな思いを日々感じながら倉庫の葬儀屋は死者の為に演奏をする。
最終更新:2017-10-29 15:58:03
26121文字
会話率:32%
ダンジョンに倒れる死体は、1日経てば蘇生不能になる。
例え蘇生を施したとしても、その死体は8割程度の確率で灰となる。
そのような環境でもダンジョンの死体を回収し、無償で蘇生を施す少女がいた。
彼女の名前はリコッタ・リースレット。
そんな意味
深で無意味な行動を続ける彼女に与えられた称号は――葬儀屋(アンダーテイカー)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 01:32:55
14507文字
会話率:28%
病気で亡くなった母の、その後残された遺族の話です。
最終更新:2017-05-29 15:32:17
1892文字
会話率:48%
生まれながらに左手で触れた相手の記憶を奪う力を持たされた恋夜は、
幼い日に不慮の出来事で母親の記憶を奪いつくし、母親を殺してしまった。
想い出だけではなく、長い時間触れれば細胞の記憶さえも奪ってしまう。
呪われた力を忌嫌いながらも、記憶を奪
わなければ生きてはいけない。
化け狐に拾われた彼は葬儀屋となり、死人から記憶を奪う事でそれなりの平穏な生活を手にしていた。だが、そんな彼には秘密があるそれは裏の『葬儀屋』としての顔。
そんなある日、彼は一人の両方の葬儀屋として老人の葬儀を担当する事に、
偏屈な老人の葬式の参列者は一人だけ、彼の孫娘の一二三いろは
葬儀を通じて彼は彼女の優しさに触れて、彼女に好感を持つ。
そして葬儀が終わった夜。イロハは不思議な声に導かれ、裏山へと立ち入る。
そして手にした箱。
開けようとする彼女を昼間とは別人の形相で止めに入る恋夜だったが、不慮の事故で箱を開いてしまう。その直後、彼女の体はアステリアと名乗る古代の超文明の女王に乗っ取られてしまう。
魔法が当たり前にあったかつての世界、自らの手で滅びの道を歩んだ古代種。
恋夜の裏の顔、それは古代種から彼らの器とされる人たちを助け、古代種の魂を葬る事。だが、この時現れたアステリアはいつもと違う。
恋夜の力でも消し去ることが出来ず、力を失いならもイロハの中にとどまり続けた。
そして強大なアステリアの力は何も知らないイロハが手にすることになった。
そしてイロハを守る為、恋夜はイロハと共に魔法学園都市へ、
そこで彼女と同じく、魔女を宿す仲間たちに出会う。
何とかアステリアを消し去る方法を考えながらも、この学園での生活に馴染んでいく中、一人の幼い容姿をした少女が恋夜に好意を抱く。
彼女は侑季。内向的なはずの彼女の、積極的なアプローチに、恋夜は戸惑いを見せる。
そんな中、謎の武力集団が不慮の事故から恋夜達を狙う。
心の隙を突かれ、絶体絶命の危機にあった恋夜を救ったのは、全てを受け入れ、力に目覚め、大人の姿に急成長した侑季の姿だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 17:00:00
114649文字
会話率:61%
27歳童貞の主人公はしがないサラリーマン。キモオタで卑屈でへタレで小心者だが葬儀屋に勤める彼はある頃から「回復魔法や治療魔術が欲しい、そうすれば死が原因で悲んでいる人々を事前に救えるのではないか…」と子供染みた、しかし真っ直ぐ過ぎる願望を抱
く。それは死という物を間近で見る機会が多かったからかもしれない。そしてある日、偶然立ち寄った公園で転んで擦り傷を負い、泣きべそをかいていた少女に声を掛ける。善意からハンカチと絆創膏を渡す彼だがこれは事案発生扱いになってしまうのでは、と内心で怯える。しかし少女はそれに感謝し、彼に銀色のビー玉のような物をお礼として差し出して来たのだった…。
そして後に彼は得る、人々が到達し得なかった回復魔法と呼ばれる力を…。
但し、彼が生まれ育った世界ではなく、その系統の魔法の使い手が「神話級の伝説」と謳われる世界で…。
※2017/3/11 追記。ブックマーク100件突破致しました。長く投稿の区間を空けてしまい申し訳御座いません。今年はぽつぽつと投稿して行きたいと思っております。また、こんな作品では有りますがご覧頂いてる全ての皆様に御礼申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-14 00:00:00
122561文字
会話率:54%
葵色の死神テュールのお話です。
彼女は神族というとても特殊な立場で、今日も死で世界を満たし続けています。
といっても本人は何もしていませんが()
最終更新:2017-01-22 10:14:35
3960文字
会話率:20%
冒険者の街で酒場を営む女の話。
葬儀屋のお話の別視点みたいなそうでないようなお話です。
最終更新:2017-01-21 17:14:23
3072文字
会話率:16%
冒険者の街で葬儀屋を営む青年のお話です
葬儀はしません()
残酷…というか戦闘シーン等で若干飛び散ったりしてますので苦手な方はお気をつけください。
最終更新:2017-01-20 21:20:31
6016文字
会話率:20%
時は西暦2043年。人類初の宇宙エレベーターが完成された。
日々、死者を太陽へと送る葬儀屋の青年『黒埜宙』
父の死により莫大な財産を手にした少女『青野光』
錯綜する二つの人生。
そして、人類史上最悪のテロが二人に数奇な運命をもたらす。
最終更新:2017-01-04 17:20:07
5408文字
会話率:12%
『気づくことができなかった秘愛を、時の反対側で知る――』
1.『花弔封月(かちょうふうげつ)』 『冬』
葬儀屋の娘・黄坂千月(こうさか ちづき)には秘密があった。それは記憶が一日しか維持できないことだ。
彼女は前日の日記を
頼りながら仕事をこなしていく。不都合なこともあるが現状を受け入れ懸命に生きている。彼女には救い出さなければならない人物がいるからだ――。
2.『月運花馮(げつうんかふう)』 『春』
花屋に務めている緑纏凪(ろくまと なぎ)は季節とは違う花を挿していた。春には秋の花を、秋には春の花をだ。
大切な人の時を巻き戻すため、彼は今日も季節を逆転させる――。
3.『花弔封影(かちょうふうえい)』 『夏』
黄坂千月の妹・黄坂千鶴(こうさか ちづる)は姉に対して疑問を感じていた。事故の後から彼女には光と影のように二つの性格があるように見えるのだ。
千鶴は熟考を重ねた結果、千月に気持ちを打ち明ける。すると彼女は頷き信じられない事実を告白した――。
4.『風花紲月(ふうかせつげつ)』 『秋』
納棺師・未橙雪奈(みだい ゆきな)は元ピアニストだ。彼女は悲しみの余りピアノが弾けなくなったため今の仕事を選んだ。
斎場で千月と出会った雪奈は封印していたはずの『月の光』を演奏する。
自分の傷よりも彼女の傷の方が深いと感じてしまったからだ――。
5.『花纏月千(かてんげっち)』 『冬』
時計技師・阿紫花志遠(あしばな しおん)は恋人である千月を助けるためにある作戦を考えた。
作戦名は『ゲッカビジン』。天にある月を地上にある花と入れ替えることが目的だ。
作戦を遂行するために彼は今日も時計を修理する――。
五人の季節が終わると同時に物語は終焉を迎える。
そして全てが『逆』になっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 21:46:59
198317文字
会話率:54%
葬儀屋シリウスは年中寝不足である。それはなぜか?湧き出る死体が彼の睡眠時間を削るからである。読んでくれたらうれしいです
最終更新:2016-09-17 03:24:27
2280文字
会話率:47%
国立魔法学園は名前の通り普通の学校とは違う。
主に軍事利用その他に研究職などの人材を
輩出するため、魔力を持った若者を育てるために
初等部から大学まである国家機関だ。
この学園に新しい先生が配属された。
その先生と生徒達の出会いから、学園に
色々な
事が起こり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-20 00:07:01
7800文字
会話率:37%