結婚式当日、朝比奈北斗は花嫁に逃げられた。そんな彼と同じ日に同じ結婚式場で、夕凪美波も花婿に逃げられていた。偶然にもお互いのパートナーに逃げられた北斗と美波は、実は高校の頃に付き合っていた元恋人同士だった。
最終更新:2022-03-22 12:00:00
4101文字
会話率:33%
5月11日、この日は親衛隊長(勇者)の19回目の誕生日。
将来、王の花婿になる?彼は国をあげて祝われるが、当の本人はあまり乗り気ではなかった。
最終更新:2022-02-23 09:08:55
3229文字
会話率:60%
一七七〇年五月十四日、コンピエーニュの森にて。
アントワネットは自分の夫となる少年をすぐに見つけた。それは道行きに女官長から「ベルサイユ人らしからぬ王太子」と聞いていたからだった。
ずらりと整列した青年貴族は、みな派手な格好をしていた
。
白い髪粉をふりかけた鬘《かつら》、大げさな飾りのついた帽子、白粉を塗りたくった化粧。その誰もが軽薄な笑いを浮かべている。その中に、静かな眼差しがひとつ。
金糸でふちどられた青の上着をさらりと着こなし、アントワネットを無表情で見つめる少年がいた。彼は髪粉もかけず化粧もしていなかった。
花嫁と花婿の目が合ったことに気付いて、ルイ十五世は機嫌良くこう言った。
「王太子、王太子妃に挨拶を」
アントワネットも女官長に促され、歩みをすすめる。アントワネットは目をまるくした。
────マリー・アントワネットとルイ・オーギュストの出逢いとはじまりの物語。
★この作品はカクヨムにも掲載しています。(R15と残酷な表現ありは保険として入れました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 20:00:00
9670文字
会話率:31%
サントムーン王国は血族実力主義相続の国である。長子オズワルドは10歳になり、伴侶選びのガーデンパーティーに臨んでいた。
しかし彼には、5歳で出会った愛しい少女がいたのである。それは粗暴な北国にある氷雪城の次期城主ジーナであった。
何故かジー
ナは求婚を断り続けるが……
雪と氷の異世界ラブコメディ、誰も不幸になりません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 17:15:56
6848文字
会話率:46%
政略結婚の名のもとに、
大陸最強の国、グランバニアに一人の花嫁が嫁ぐ。
しかし花嫁は男!
花婿であるクラウド王子は男と結婚するくらいなら死んだ方がマシだと頑なに拒むのだが、
初夜の夜、クラウドの下半身がうっかり反応してしまったから、さあ、大
変!
「お前は冥界の門を潜っちまうのか???」
クラウドの運命やいかに???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 14:00:00
49142文字
会話率:26%
夏の夜。神域とされる山の頂で、あやかし・烏天狗の「烏」は、親族の祝言に招かれていた。
が、少し様子がおかしい。
到着早々ふんだんに酒が振る舞われ、なかには絡んでくる輩も。
あわや、酔客と喧嘩になりかけたとき。
「失礼。ここに我が同胞、一
の杜(もり)の総領息子どのはおらぬか」
黒翼の羽ばたきも涼やかに、会場に舞い降りた兄貴分から尋ねられ──
問題があったのは、人の子の花嫁と烏天狗の花婿だった。
どさくさ紛れに烏に託された、重大な頼みごととは?
*(1)~(6)までの全六部分を三日間で投稿・完結します。計一万一千字ちょっとです。よろしくお願いします。
*この作品は香月よう子さま主催「夏の夜の恋物語企画」に参加しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 02:43:59
12060文字
会話率:33%
第一皇女シオンは妹を跡継ぎにしたい皇帝の策略で都を追い出され、貧しい暮らしをしていた。
それから八年後、男を侍らせ気ままに暮らしていた妹が後宮から失踪、シオンは後宮入りを命じられる。そこで彼女を待っていたのは、三年間妹に虐げられ続けてきた
男たちだった。
後宮に暮らす五人の花婿たちは、シオンを拒絶したり、己の野心の為に利用しようとする。シオンは誰とも契らず後宮から出ることを試みるが、幽閉された六人目の花婿、オリアスと出会う。
残酷な本性を隠しながらシオンに接し、後宮脱出に協力するオリアスだが、他の花婿たちがシオンを構い始めたことで心穏やかではなくなり……
男女逆転後宮で花婿を侍らすことになった女の子と
一番選んじゃいけない花婿の話です。
※大体2話区切り、毎週木曜日(前編)と金曜日(後編)更新します。
※追記 多忙につき24,25日分は休みます
※Reproduction is prohibited.
※禁止私自转载、加工
※무단 전재・ 무단 번역 전재・ 무단 정리・ 무단 동영상 화는 모두 금지입니다折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 17:52:32
14843文字
会話率:29%
困窮する伯爵家の令嬢、ルドベキアの元に破格の条件の婚姻話が舞い込んだ。お相手のランドルフは名門伯爵家の跡取り息子で、権力・地位・名誉・金・容姿・周囲からの愛、全てを兼ね備える男だったが……7年前から全く意識のない状態で眠るように過ごしていた
。
実家に援助があるならとルドベキアは覚悟の上で結婚式を挙げたのだが、翌朝ランドルフの目覚めてしまう。二人は波乱の新婚生活をスタートさせるが、うまくいくのか!? という超ハピエン・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 15:23:34
117906文字
会話率:24%
ハイデマリー王女は、結婚式で花婿に国をのっとられてしまう。その結婚式に参列していた国賓である隣国のディートフリート王太子に助けられる。ディートフリートはハイデマリーに一目ぼれしたのだが、ハイデマリーは国を取り戻すために恋する余裕などない。二
人は追手から逃れて砂漠に向かう。そこは、300年以上前にほろんだ王国の遺跡があると言われているところだった。
遺跡の秘密に触れ、二人が心を通わせていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 00:00:00
40338文字
会話率:20%
座右の銘・他力本願の中途半端男、《三船公平》は、やっとの思いでできた彼女を親友に横取りされ、ヤケ酒した挙句、トラックに轢かれて死んだ。しかし、そんな公平の脳内に誰かが語りかける。『あなたは一匹の魔族を倒すための勇者として生まれ変わります』
公平が転生したのは、人間と魔族が血で血を洗う抗争を繰り広げる世界、《ディスバニア》だった。公平はディスバニアで、人間と魔族の中間である存在《セーミス》となり、《フェア・スリーシップ》の名を与えられた。フェアに提示された使命は、ディスバニア最強の魔皇帝《ギルヴァール・ゼン・デスタン》を討伐し、ディスバニアに平和をもたらすことだった。
他力本願で逃げ腰なフェアの前に、魔皇帝ギルヴァールの娘《魔皇帝令嬢・トワキル》が現れる。圧倒的な力を持つトワキルの前になす術もないフェアだったが、トワキルの最強魔法を耐え切ったことで、彼女と一つの契約を交わすこととなる。それは、『トワキルと結婚し、生涯を添い遂げること』だった。
クソザコ勇者と最強魔皇帝令嬢の冒険が、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 14:49:37
36612文字
会話率:65%
「二人とも結婚おめでと~」
二人を祝福する声。鳴り響く祝意を込めた音。きっと、多くの女性が一度は夢見るであろう純白のドレスに身を包んだ花嫁とこれからの生活に不安と期待を膨らませ、着慣れないタキシードを着た花婿の姿。二人の感情は今までで
一番わかりやすく外にあふれ出している。周りで祝福している私にも伝わってくる。それでも、そこには二人だけの世界があって、そこには入り込むことが出来ない。どれだけ仲が良くても、信頼していてもそこに入る扉の鍵は私は持っていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 10:54:58
229文字
会話率:50%
ある理由で道場を破門されたリナと魔法学校を追放されたソフィア、二人は冒険者としてコンビを組むこととなる、そんな二人が破門と追放という処分を解かれるための条件は何と【花婿を連れて来い】というモノであった、二人で冒険者として仕事をこなしながら階
級上げと花婿探しに必死になる、時には協力し合い、時にはいがみ合いながら友情を深めていき色々な問題に立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 08:38:31
141679文字
会話率:33%
大魔王は困惑していた。男として育てた孫娘の花嫁姿に。
王妃は混乱していた。姫として送り出した王子の花婿姿に。
邪な企ては崩れた。残るのは絶望とざまぁの嵐のみ……。
最終更新:2020-12-27 20:44:46
1000文字
会話率:48%
王家の血を引く不死身のエリザベートは、外国の王子と結婚するため架空の王女になりすます。
そんな彼女を待ち受けていたのは、双子の兄(王子)と入れ替わった弟(公爵令息)だった。
不死身、ゆえに無敵のなりすまし花嫁と、規格外な妻に振り回される入
れ替わり花婿の、不穏な初夜から始まる結婚生活。
※念のためR15にしています。若干の下ネタ表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 13:14:33
16918文字
会話率:38%
花婿に逃げられた花嫁が、初恋の人となんとか結婚しようと頑張る話。
最終更新:2020-10-12 06:00:00
6660文字
会話率:43%
花婿に逃げられた花嫁が初恋の人と再会する話。
最終更新:2020-09-22 20:00:00
6088文字
会話率:22%
平民だけれど裕福な家庭で育ったシャンディアナ・フォルト(通称シャンティ)は、あり得ないことに結婚式当日に花婿に逃げられてしまった。
それだけでも青天の霹靂なのだが、今度はイケメン軍人(ギルフォード・ディラス)に連れ去られ……偽装夫婦を演じ
る羽目になってしまったのだ。
信じられないことに、彼もまた結婚式当日に花嫁に逃げられてしまったということで。
少しの同情と、かなりの脅迫から始まったこの偽装結婚の日々は、思っていたような淡々とした日々ではなく、ドタバタとドキドキの連続。
そしてシャンティの心の中にはある想いが芽生えて……。
※★があるお話は主人公以外の視点でのお話となります。
※アルファポリス様で掲載していたものを加筆修正して、投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 07:00:00
155268文字
会話率:28%
思いもよらず若くして女公爵となったマリオン・スクライバーは、荘厳な婚礼の場で花婿を別の女にかっさらわれた。彼女は領地にひっこんで嘆き暮らしている……ということになっている、一応。傷心(笑)の女公爵とその城を訪れた人々のにぎやかな秋。
(過去
に一度掲載したものを、タイトル変更、加筆修正して再掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 21:04:49
114545文字
会話率:45%
ベルーガが花婿募集をする話。
【ノベロニア・マンスリーテーマ2020年6月テーマ『六月の花嫁』】
※ノベルデイズでも公開しています。
最終更新:2020-06-13 00:00:00
2212文字
会話率:53%
1編あたり30秒ほどで読める文章量になっています。
R15としているのは、殺人事件などを扱っているので、念のためです。
第0話、第1話も公開しています。事前に読んでいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
空の魔王ルデルに座《く
ら》とされてしまった孕石泰地は、
シェビエツァ王国での初任務を無難に(?)終了することができた。
しかし、その代償として魔王サマの「花婿」として
シェビエツァ王国第一王子であるゲアハルト(実は王女ゲアリンデ)を
日本へ亡命させる羽目に陥り、泰地の頭痛はさらに深刻さを増す。
波乱はこれだけに留まらない。
親睦会での不可解な時間。
転校生として現れたゲアリンデ。
芸能界デビューを余儀なくされた魔王サマと泰地とゲアハルト。
そして、公安ウン課から与えられた次なる任務……
現代に生まれた魔王サマに振り回される不運な少年の受難だらけの物語は続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 19:00:00
104090文字
会話率:37%
先方から望まれた結婚だった。だけど、その結婚式の当日、土砂降りの雨のなか傘もささずに花婿を見つめている女性がいた。夫にとっての自分は、家を盛り立てる為のただの道具? それとも運命の恋の障害物?壊れそうな明子の心に傘を差しかけてくれたのは、浮
いた噂の絶えないあの人だった。(物語の始まりは1976(昭和51)年です) 自サイト『風花亭』より、手直しをしながら転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-20 14:33:35
538598文字
会話率:48%