50年前にガルシア国によって滅ぼされ、現在はガルシア国の中で最も低い地位に落とされているミンスター地区には、50年前の戦争の記憶を風化させないために毎年行われている"運動会"がある。
地区の住民全員が東軍と西軍に分かれて
戦う模擬戦争には必ず"銀狼"と"媛"が定められ、双方が"殺され"ればその軍の敗北が決まる。今年、西軍の"媛"に選ばれたのは15歳の少女、シャティアーナ。同じく"銀狼"に選ばれたギルファスは、葛藤を覚える。自分が選ばれたのは実力だろうか。それとも、シャティアーナの許嫁だから、だろうか――。
グスタフは東軍の副将に抜擢された。16歳の少年が副将に指名されるのは前代未聞のことだ。彼に淡い恋心を抱く西軍媛隊隊員アイミネアは、東軍のただなかに取り残されて途方に暮れる。アイミネアが"戦死"しても大勢に影響はない。でも、グスタフの前でおめおめと"戦死"するわけにはいかない。
鉢巻を取られたら"戦死"。"死者"が悔し紛れのヤジを飛ばす"戦場"で、自らの力量に悩む若者とお腹を空かせて逃げ回る少女の、三日間の"運動会"の物語。
『魔女の遍歴』と同じ世界観ですが、単独でお読みいただけます。
※蛙は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 05:00:00
307245文字
会話率:32%
冒険家シェスタは、と化した王国で一人の少女を拾う。
その少女は灰のような白い髪をして、ただ一人王国に取り残されていた。
彼女は取り残された少女に魔法を教え、彼女を魔王に育て上げる。
主人公が魔王を育てる、異質な作品。
最後に彼女は、何になる
のか…最後までお確かめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 16:09:21
35588文字
会話率:42%
日に日に五感が衰える少女と、そんな彼女を「お嬢」と呼び寄り添う青年。
少しずつ世界から取り残されていく彼女と、そんな彼女の側を決して離れない彼。
彼は一体何を思っているのか。
彼女は一体何を感じているのか。
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世界観がきっちりしてません。
異世界恋愛、とはしてますが異世界感が少ないです。
ここからネタバレになりますが
主人公途中から視覚や聴覚、触覚などの感覚がなくなっていきます。
それでも純愛です。深愛です。
愛物語ほど激しくないですが、穏やかな愛情が流れています。
一応言っておきますが声フェチではありません。多分。
ゆっくりと落ち着いて読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 18:00:00
2586文字
会話率:24%
生き馬の目を抜く広告代理店業界で鍛えたマーケティング&プランニング能力を武器に、
元中年課長が信頼するパートナーと協力しながら異世界の市場を席巻していく、異色の異世界マーケティングファンタジー!
日本最大の広告代理店「電博通信」に努めるサ
ラリーマン、伊藤太一(42歳)。
新卒入社5年でCM大賞と流行語大賞を獲得した余勢を駆って、社内最速記録で花形部署「企画1課」の課長に抜擢されるが、
社内政治に巻き込まれ半年で地味部署「企画2課」へ異動、以来万年課長だ。
たまたま帰宅タイミングが被った同期入社のOL東雲文乃と、乗ろうとしたエレベーターで異世界に召喚されてしまう。
しかし呼び出された先では、呼び出した張本人が早々に戦線離脱、
何処とも分からない世界の出口も無い建物に取り残されてしまう。
二人は持ち前の分析能力と行動力を総動員し、まずは建物からの脱出を図るのであった・・・
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主人公はプランナーなので、分析・考察成分多め。
しばらくは、商売3:分析・考察3:バトル2:コミュニケーション1.5:恋愛0.5くらいの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 20:11:01
550749文字
会話率:44%
生き物が皆滅びた世界にたった1人取り残されてしまった主人公メリューナ
そんなメリューナは寂しさを紛らわせるために、新たな家族''ロボット達''を作り出していく…
しかし、いくらロボットを作り出しても心の奥底にある寂しさは消えない…
そんな寂
しがりの主人公メリューナが知らなかった世界を知るまでの物語…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 15:54:41
1405文字
会話率:33%
恋愛という世界から取り残されていた隆仁(たかひと)は、誰が見ても美少女だと評するであろう結莉(ゆり)からいきなり告白される。
とは言え、好感度どころか会話すらしたことのない二人。隆仁が抱いた訝しさは、明確に形となって現れる。
財布
を忘れたと平気で嘘を付く、プレゼントのおねだりに薄っぺらい土下座、やたら医者である隆仁の両親の話をしたがる……。結莉は、正に寄生系女の子だったのである。
あからさまな物目当ての美少女。その美貌にものを言わせて、要求を通してこようとする。典型的な地雷であり、関係を切るのが無難なのだろう。
しかし、隆仁は諦めきれなかった。
『性格以外は、むしろ好印象なんだけどな……。どうしたら、本心で見てくれるんだろう……』
仮初めの状態で付き合いが続いても、未来はない。歪んだ性格を正すことは出来ないのか。本気で惚れ落としてしまう方法はないだろうか、と。
残念な美少女と、一風変わった考えの持ち主である隆仁。果たして、彼女を寄生から脱却されることはできるのだろうか……。
※ハーメルンにも同一作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 15:36:04
121589文字
会話率:28%
あるところに、幼い頃に両親を亡くし、天涯孤独の少女がいた。彼女は義母から『シンデレラ』と呼ばれ蔑まれ、冷たい扱いを受けている。
そんなシンデレラの心を繋ぎ止めているのは、童話の「シンデレラ」である。童話の中で報われる彼女を見て、自分もいつか
救われると信じている。
ある日、王国の王子が妃を選ぶためのパーティを開くことになった。義母と義姉たちは華やかなドレスで着飾ってパーティへ向かったが、シンデレラは雑用を押し付けられ、一人取り残されてしまった。
それからシンデレラは魔法使いか誰かが助けに来てくれることを祈っていた。しかし深夜12時を告げる鐘が鳴り、シンデレラは失意に沈む。
そんな時、シンデレラの背後に影が落ちる。彼女の前に現れたのは———。
(週一更新を目指しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 12:11:34
96039文字
会話率:57%
例の青い鳥が使えずぼーっとしてたら降りてきた文章です。
もしかしたらすでに分流が生まれて、私は取り残されてしまったのかもしれない。
キーワード:
最終更新:2023-07-03 03:00:00
1659文字
会話率:65%
ある日、私は雨の天気と晴れの天気を二つに分ける雨の境界線を目の当たりにした。
雨が降るこの場所の一歩先には明るく晴れた世界が広がっている。
私はその一歩を踏みだした。
後日、私は雨星という男の子と出会った。
彼はいった。あの日、私は雨
の境界線を越えてしまったと。
それて雨星はこの世界に取り残されてしまったという。
彼が元いた世界に帰るためには、私がもう一度雨の境界線を見つける必要がある。
私は何度も山に登った。
だけど雨の境界線は見つからなかった。
そんな折、悪天候の前触れとされる乳房雲を見かける。
大きな嵐が来ると予感した私は急いで山を登った。
※時系列が飛ぶので最初に月を入れてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 20:06:01
9241文字
会話率:28%
死を望んでいたはずの彼が直面したリアルな死は、あまりにも残酷だった。
残されたわたしたちは気持ちのやり場はなく、ハッピーエンドなんてこない。
彼だけを取り残して進んでいく世界。
明けない夜はないというけれど。
止まない雨はないというけれど。
取り残しているのはわたしたちのはずなのに、取り残されている。
ただ彼の言葉だけを支えに、今も生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 08:00:07
45454文字
会話率:16%
ビジネス街『神野宮(かみのみや)市』には時代から孤立した廃墟が取り残されている。廃墟には「取り壊し工事の作業員が全員行方不明になった」など多くの噂がある。
そんな 「入った者に不幸がおきる」本物の心霊スポットに一人の少女『北村(
きたむら) 瑠奈(るな)』が自らの命を絶つ為に訪れる。死にたい訳では無いがこれ以上生きる事は耐えられない。
「自ら命を絶つのは嫌だ、誰かに終わりにして欲しい」
その願いが通じたのか瑠奈の人生は終わりを迎える。そして新たな人生が始まる。始まってしまう。もう耐えられない…今度はどこ…また始まるの…?
「だれか…わたしを…みつけて」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 23:03:16
18348文字
会話率:34%
主人公竹久水琴は高校生であったが親から期待されていないという現実を背負っていた。今まで友人関係は良好だったものの、あるたった一人の友人吉田によって全てが崩れ去った。日々強いストレスを背負っていたある日、一度に不幸が重なってしまった。
ゲーマ
ーの水琴は好きだったゲームをつまらなく感じてしまう。それがひと押しとなり水琴は吉田と縁を切ろうと覚悟を決めた。
次の日、意気揚々と出たにも関わらずそこはいつもとは違う暗い空洞の景色が広がっていた。
理解する間もないままその場にいた冒険者達に助けを求められる。しかし水琴はなんの力も持ち合わせていなかった。
勝手に転移させられた上にハズレ呼ばわりされ、この場に一人取り残されてしまった水琴。犠牲を一人置けば他のものは助かるという置き言葉と共に。
四体の巨人像。蔓延る数多の魔物。
自分だけ、どうしてと水琴は理不尽を叫んだ。殺された水琴が目を覚ますと暗い空洞の世界にいたままだった。
ーー繰り返される死が水琴に訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 23:48:25
153257文字
会話率:59%
多くの謎が潜むダンジョン。冒険者達は財宝や真実を求めて今日もそこに潜る。
一流の冒険者であるクロウドはひょんなことからダンジョンの地下深くに取り残されてしまった。
頼れる仲間はいない。食料はない。生きて帰れる気がしない!
仕方ないの
でたまたま出会った記憶喪失の少女と限界ギリギリのサバイバルします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 22:21:17
180083文字
会話率:41%
生きる気も死ぬ気もない
だから見向きもされない
キーワード:
最終更新:2023-02-28 23:46:39
229文字
会話率:0%
十五歳になると一人に一つずつ、特別なアイテムを神様から貰える『神授の儀』に参加したロイド・アンデールに授けられたものは能力も使い方も謎に包まれ、今まで誰一人として使いこなせたものはいない――悪い意味で計測不能という『不明』ランクの『漆黒の
板』だった。
過去の大賢者が使用していたためランクでは測りきれない、という良い意味での『不明』ランクである『大賢者の魔導書』を授かった幼馴染のアミリーとの差に絶望したロイドは、昔から思い描いていた『アミリーと一緒に冒険者になる』という夢も諦めざるを得なくなってしまう。
それから三年後――。
ロイドはCランクパーティーの荷物持ち兼雑用係という、底辺冒険者として生きていた。
儀式のときに言われていた通り、『漆黒の板』は何の役にも立たないゴミアイテムのままで変わらず、『不明』という言葉はいつの間にかロイドを指す蔑称として定着してしまい、誰からも軽んじられる日々。
そんなうだつの上がらない無為な日々を送るロイドに転機が訪れることになる。
ある日、所属するパーティーが身の丈に合わない依頼に軽い気持ちで挑戦するもののあえなく失敗、ロイドは逃げる時間を稼ぐ囮として一人その場に取り残されてしまう。
目の前に迫る、遥か格上のモンスター。ロイドが絶望に沈んだその時――
奇跡的に条件を満たした『漆黒の板』が遂に力を取り戻した。
『漆黒の板《タブレット》』に住む『IDE《アイディ》』の言われるがまま『プログラミング』を実行すると、ロイドは遥か格上のAランクモンスターを一撃で倒してしまう。
ついに明らかになった『不明』の力。
この時を境に、ロイドの人生は一変していくことになる。
神授の儀式のときに聞こえた、あの言葉。
『まあもし万が一、俺様を『起動』出来たなら――
そん時は俺様がお前を『最強』にしてやるからよ』
その約束を果たさんと、運命の歯車は急速に回り始めるのだった――!
異世界成り上がり冒険譚と、ほんのちょっとプログラミングの基礎も分かるようになる(かもしれない)一粒で二度美味しい痛快ストーリー!
※カクヨムでも連載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 18:25:26
855文字
会話率:6%
魔女と呼ばれる者がいた。
しかし、時代の進みに合わせ魔女達は取り残されていった。
そんな魔女を根絶するため、ある取り決めが全世界に広まる。
それが魔女狩りである。
そんな私も魔女狩りに合うこととなるが……。
最終更新:2023-01-08 21:20:59
1234文字
会話率:25%
新作VRSNSゲーム〝ルクソール・オンライン〟をインストールした主人公、稲葉アール。クソゲーとの呼び声が高かったが、暇潰しにログインしてみた。すると、ログインした人々が、ログアウト出来ず、SNS内に取り残されてしまう。インフォメーションには
〝ゲーム内でダイになるとプレーヤー自身の肉体も死ぬ〟と書かれていた。プレーヤー達は脱出を模索すべく、フィールドを散り散りに去って行った。アールは、取り敢えず、生き死にの懸からない〝スーパーサッカー〟というゲームをプレーする。アールは、同じくスーパーサッカーをプレーしていた人達とギルドを組む。クリアすれば、ログアウト出来るかと思ったが、無理だった。仲間の1人は「もしかしたら、ダイになれば、ログアウト出来るかも。死んでくる」と言って、ガンシューティングゲームに入り、自分の頭を撃つ。しかし、本当に死んでしまった。アール達は生きてログアウトするために、このデスゲームを試行錯誤をする。アールには何故かチート能力が備わっており、秘密を抱えているようだ。
(エブリスタ、セルバンテス、カクヨムにもUP)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 20:23:45
102245文字
会話率:73%
剣と魔法と魔科学が発展した世界『エンベンタリア』。その世界に突如として現れた怪物『獣魔』は、人類が誇る勇者や英雄ですら敵わないほどに強大な存在だった。
だが、人類は劣勢の中で対獣魔用人型兵器〝魔骸騎士ヴァルフェル〟を完成させ、遂には『
獣魔』への逆襲を果たすまでに。
そして来たる最終決戦……その戦場に、とある一人の若き騎士がいた。
彼の名はレコ=ミルーイ。
故郷に妻と子をもつ心優しい青年である彼は騎士としてはどこか気弱で頼りなげであったが、初陣の激戦の中で成長を遂げ、騎士としてのお勤めを立派に果たした……はずだった。
なんたることか、『獣魔』との最終決戦後、レコは思がけないハプニングにより戦場に取り残されてしまったのだ。
戦場で立ち尽くすレコであったが、そんな彼の目に不審なコンテナが映る。
警戒して近づくレコが見たもの……それは何故かコンテナに詰められた幼女だった。
しかも、いかなる理由かコンテナに引き籠ってなかなか出てこない。
それどころか中から壁を蹴るし、人前に姿を見せようともしない。
コンテナも背中に溶接してしまったからもはや一蓮托生だ。
なので仕方なく、謎の少女を旅のお供にして祖国を目指すレコ。
しかし、その道行きには常にトラブルと謎が待ち構えていて──!?
戦闘用人型兵器となったに青年と謎の〝箱入り少女〟が織り成す異世界ハートフルミリタリーアクション冒険劇、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 12:00:00
103465文字
会話率:28%
首を|刎《は》ねられると世界から存在が抹消される世界で、冒険者として迷宮に潜り続けていたノエルのパーティは巨大な骸骨のモンスターとエンカウント後、全滅の憂き目に遭う。戦闘中に使ってはいけない瞬間移動呪文を唱える事で命拾いしたが、その代償はあ
まりにも大き過ぎた。
一人、街に帰還したノエルは絶望に打ちひしがれるが、そこでエルフの弓使いルナと屈強な歴戦のパーティの協力を得て、迷宮に取り残されているであろう最愛の女性ロマの救出に立ち上がる。
……しかし、この先に待ち受ける残酷な現実を彼はまだ知らない。
※北欧神話をベースに、ウィザードリィの様な世界観をイメージして書きました。
※この小説はNoraノベルスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 10:15:32
4559文字
会話率:55%
主人公はジョン。14歳の少年だ。彼の両親は仕事でニッポンという国に赴任してしまい、今ではジョンだけが家に取り残されていた。
広い家は少年のジョン一人が住むには持て余してしまい、更にその広さが孤独を悪化させ、ジョンは誰かの存在を欲しがっていた
。
しかし、そんなジョンに二人のルームメイトが住み始めた。そして今日、新しいルームメイトがジョンの家へと届けられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 08:00:00
2310文字
会話率:54%