あるところに、幼い頃に両親を亡くし、天涯孤独の少女がいた。彼女は義母から『シンデレラ』と呼ばれ蔑まれ、冷たい扱いを受けている。
そんなシンデレラの心を繋ぎ止めているのは、童話の「シンデレラ」である。童話の中で報われる彼女を見て、自分もいつか
救われると信じている。
ある日、王国の王子が妃を選ぶためのパーティを開くことになった。義母と義姉たちは華やかなドレスで着飾ってパーティへ向かったが、シンデレラは雑用を押し付けられ、一人取り残されてしまった。
それからシンデレラは魔法使いか誰かが助けに来てくれることを祈っていた。しかし深夜12時を告げる鐘が鳴り、シンデレラは失意に沈む。
そんな時、シンデレラの背後に影が落ちる。彼女の前に現れたのは———。
(週一更新を目指しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 12:11:34
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会話率:57%