彼女が神様に「彼との思い出を消して」と願い、神様はその願いを叶えた。僕は思い出と共に彼女への淡い思いを失い、彼女は思い出を失ったが僕への好意が残った。
数年後。僕が叔父さんの家に泊まると、叔父さんに貰ってくれと言われて、従姉である彼女を持ち
帰った。
夫婦となり互いに好意を持つが、その理由は失われた思い出の中にある。日々の暮らしの中で子供の頃の出来事を思い出しながら相手を好きになっていく。
思い出を取り戻すまでを描く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 22:00:00
31077文字
会話率:56%
いつか子育てをするあなたへ、いや、僕へ。
最終更新:2020-04-16 11:23:43
3442文字
会話率:0%
『夢の国は廃墟の国となり、人々の笑顔は僕への軽蔑と化した。』
幻の果物“スイート莉栖華”を口にしてしまった龍雅。その先には沢山の出会いと、沢山の失い、大きな喜びと、大きな悲しみが待ち受けていた――――。
最終更新:2020-03-09 16:40:49
1524文字
会話率:30%
八日郎(https://mypage.syosetu.com/1258222/)さんと一緒に
三題噺交換会をしました。
僕へのお題は、
・爪先
・写真集
・入道雲
です。
ぜひ、お読みください。
最終更新:2020-03-04 18:00:00
2705文字
会話率:48%
何もない君へ、何か失った僕へ
最終更新:2020-01-13 15:07:01
203文字
会話率:0%
拝啓 未来の僕へ。
これは僕と、僕の彼女と、僕の彼氏の話である。
最終更新:2019-12-16 22:00:00
4551文字
会話率:22%
勉学に励む学生でありゲイである「僕」こと「琴野」は、鬱々とした日常を打破するためにある計画を立てる。それは、衝動的に選択した人間を自らが決めた方法で「処刑」するというものだった。果たして彼が幸福になる時は来るのだろうか。
最終更新:2019-11-14 21:41:30
39220文字
会話率:72%
世界の様々な技術の発展。それは同時に様々な現代病を引き起こした。
自らの心に閉じこもり、目覚めぬ眠りについてしまう“ナイトメア症候群”。
20世紀後半に全世界の子供達を襲ったこの奇病はその後の世界に深い爪痕を刻んでいた。
約3年にも渡
る深き眠りから目覚めた少年、咲夜有希(さくやゆうき)は学校付近で起きた謎の殺人事件を探る中でナイトメア症候群の本当の意味を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 12:00:00
1947文字
会話率:22%
ある男の声に導かれて僕は骨董屋で1個の石を買った。男はそれをプリズムと呼び、時間と空間を飛翔する窓だと言った。僕はそのプリズムを通って、徳川幕府十一代将軍家斉へと転移する。
将軍の一日に当惑しながらも、勝手に宿敵と定めた老中筆頭松平定信へ
の敵愾心で一人盛り上がる。無論、大奥の存在も大きい。
松平定信といえば寛政の改革だ。倹約の厳しい取り締まりが庶民の暮らしにも影響した。特に戯作や浮世絵を出版していた版元と呼ばれる業界は目の敵にされていた。小姓の武部と御庭番の神津を味方に得て、僕は江戸市民の視察にお忍びで出かける。蔦屋などから刺激を受けて、倹約ではなく経済の立て直しを思いついた僕は、勘定奉行と北町奉行も自陣への取り込みに成功する。そして、まず庶民の苦情を知らせるべく、江戸城の公開花見を企画して庶民を城内に引き込み、定信に生の庶民の声を聞かせたのだ。だが、敵もさる者。政策は手続き本位を盾に、僕の思惑は頓挫してしまった。しかも、命を狙われ、危うく一命を取り留めた僕は、また一計を案じて、公式には死亡したこととし、一方で城内での宴会を企画する。僕の存命を知らない定信が宴会の中止に乗り込んで来たところで、僕が登場して、定信の謀略はあっけなく幕切れ。
僕の味方であった筈の武部は定信の間者で、その報告で僕が城外にあって狙われたと知った。しかし、武部の誠実さを信じる僕は彼を疑いきれず、処分を保留する。定信を失脚させ、目的を果たした僕は蔦屋と酒を酌み交わし、ほろ酔いで店を出たところで一発の銃弾が僕を襲った。それを身を挺して庇ってくれたのは武部だった。彼は銃弾に斃れ、僕への手紙を残した。それで事の真相は知るのだが、スッキリしない。
経済政策も上手く行かず、結局は元の浪費武士を抱えた江戸社会のままだ。僕は疲れて元の自分へと戻って行くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 00:00:00
86966文字
会話率:58%
僕は1年前に田舎から上京してきた。その1年間は仕事だけに没頭して友達も恋人もおらず、仕事仲間とも仕事以外ではあまりうまくいっていなかった。
じゃあ、今年のクリスマスは自分へ何かしようか。たまにイベントに参加するのも悪くない……と思う
これは聖夜と呼ばれる日に最後まで仕事をしてい人たちに贈る、小さな幸せのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 21:04:43
4071文字
会話率:55%
【迷宮都市】で冒険者として生きるレオ=アルブスは迷宮の中に存在する魔物をパーティーと共に倒し、生計を立てていた。
"七星輪廻"
レオがリーダーを務めるこの七人パーティーは、レオを除いて全員が何百年に一度と呼ばれ
る天才だった。
若手最強と呼ばれるこのパーティーメンバーは一癖も二癖もある変人ばかり。
そして何より、何かと理由を付けてレオを『よいしょ』する。
「凄い!」「流石です!」だけで済めば良いが、パーティーメンバーの度を越えた『よいしょ』にレオは日々悩まされることになる。
「アァン!?テメェ、レオくんに対して図が高ェんだよ!死にてぇのか?死にテェよなぁ!?ほら、謝れよ!レオくんと同じ空気吸ってごめんなさいって地べたに頭擦り付けて必死に謝れよ!!……あ、レオくんはそこで見ているだけでいいからね…?何も心配しないで、全部私がやるから!」
レオが絡むと性格が豹変する幼なじみの『勇者』。
「レオちゃんは呼吸が出来て偉いわね~」
レオの全ての行動を肯定し、甘やかし、褒め称える姉の『回復職』。
「それで金等級?レオならお前に影すら踏ませないぞ……?」
レオを世界最強と疑わない自称ライバルの『盾役』。
「ボクは裏方でいい。君が後世に残す英雄譚で、英雄を支えた一人になるのがボクの夢なんだ」
レオを英雄と呼び、心酔し、レオの行動全てを本に書き記し、後世に残そうとする『支援職』。
「神を愚弄する気かッ!!!彼ほどの人格者はこの世に存在しない!!誰にでも優しく、平等で、慈悲深い。君たちは理解しているのか!?君たちが目の前にしているのは生き神だぞ!!」
レオを神と崇め、深く信仰するパーティーで一番闇の深い『弓士』。
「私はレオ様に助けて頂きました。私が望むのはレオ様の幸せ唯一つ。貴方の快適な人生のためなら私は身を粉にして働きましょう。どうかお座り下さい、私が着替えさせますので」
おはようからおやすみまでレオを生活をサポートする『サポーター』。
望むのはノーストレス。胃薬を片手にレオは今日もパーティーメンバーの『よいしょ』に悩まされる。
レオは平穏な日々を手に入れることは出来るのか。
はたまた、胃に穴があくのが先か……。
怒涛のドタバタ冒険コメディ─────開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 00:00:13
123344文字
会話率:32%
生きることの難しさ 大人になった僕は それでも生きている
キーワード:
最終更新:2019-06-23 07:33:01
225文字
会話率:0%
吸血鬼たちの祖にして頂点。
最強の吸血姫レインフェリア・ブラッド。
数千年の眠りから彼女が目覚めたとき、一族の吸血鬼たちはすべて滅んでいた。
『人間によって滅ぼされた』
一族滅亡の原因をそう判断したレインフェリアは、全人類への復讐
を決意する。
全人類を自らの下僕へと貶め、家畜同然の存在として未来永劫に飼い殺す――と。
――だが、まだ彼女は気付いていない。
吸血鬼たちが滅亡した本当の理由に。
そして、自らがポンコツ気質だということに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 18:43:43
24070文字
会話率:45%
少年だった男性のお話です。
最終更新:2019-05-21 00:41:39
1495文字
会話率:20%
主人公の僕は、25年前に恋人である雪子を突然に亡くす。
うつ状態にあった雪子は、僕との約束を待ちきれずに家の外に出て交通事故にあってしまったのです。
雪子の死を受け入れられない僕は、その原因を、約束の時間に遅れる残業を命じた同じ会社の怜子に
あるのだと思いこむようにした。
そして怜子への復讐を考えたのです。
その方法は、怜子に絶望の苦しみを与えることだった。
その絶望とは、愛する人から裏切られること。
そして、愛する人がいなくなってしまうこと。
怜子が僕を愛するように仕向けて、そして、怜子を裏切る。
それが復讐だった。
しかし、怜子に愛されるには、怜子を愛さなければいけない。
怜子は勘の鋭い女性だからだ。
詰まりは、怜子に愛されるために、怜子を愛することが必要だった。
怜子に復讐をするために、怜子を愛する。
やがて、僕と怜子は結婚をして、茉莉子という娘もできた。
幸せな家族だ。
僕は完全に怜子を心から愛していた。
しかし、復讐を実行に移さなければいけない。
でなければ、雪子が可哀想だ。
でも、怜子を愛してしまっている僕は、怜子に復讐をする必要があるのだろうか。
今目の前に、愛する怜子と、幸せな家庭がある。
悩みつつも僕は、怜子の前から姿を消す。
そして、復讐を実行に移した。
読まれることのない怜子への手紙をパソコンのデスクトップに残して。
残された怜子は、届くことのない僕への気持ちを独り言のようにつぶやく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 12:50:03
64639文字
会話率:19%
2月。
僕の幼馴染——桜坂立花が死んだ。
前に進もうとしている彼女の想いを蔑ろにして、ふたりの関係を有耶無耶にし続けてきた僕への報いだろう。
僕はただ運命に流される事が怖かった。
ふたりの関係の変化を恐れていた。
それだけだったのに……
。
彼女が死んだ日、僕の世界から色が消えた。
どこまで行っても世界に色はなく、影と光だけで世界は成っていた。
冬の空気は、凍てつくように寒く、僕の精神も凍らせた。
そんな僕に色をくれたのは、歌うように笑う少女——佐藤奏だった。
彼女は、いつも笑っていて、いつも優しくて、いつも甘い。
立花の死を未だに受け入れられない僕の全てを許してくれた。
僕は彼女を求めていた。
僕は彼女に惹かれていた。
彼女となら、この先に待ち構えている膨大な時間も、茫々とした世界も、歩んでいけると思った。
そう思ったはずなのに……。
※なるべく毎日投稿していきます。18時頃を目途に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-24 18:00:00
128479文字
会話率:26%
高校1年生樋口日向と福田明莉の青春ラブストーリー
最終更新:2019-04-07 17:37:25
1349文字
会話率:34%
タイムカプセル、それは未来からの手紙
ノベルデイズ様にて行われている超短編コンテストのテーマ「ラストレター」で執筆した作品です
最終更新:2019-03-03 23:40:04
2786文字
会話率:20%
いつもと同じ日常をすごしていた僕は、あるひとつの出来事を境に死を意識する。それからの僕と周りの関係は日常とかけ離れていくのであった
最終更新:2019-01-20 00:11:31
367文字
会話率:37%
僕はスローライフを送るため異世界にスライムとして転生させてもらう。僕のことを召喚した少女は白髪の可愛い美少女だった。これはスローライフを送るのに幸先のいいスタートかと思いきや、実はこの女の子随分変わった女の子で、具体的にいうとサイコパスっぽ
いやばいやつだった。
なぜか僕を召喚したこの少女はヤンデレ化して僕への異常な偏愛を押し付けてくる。
早くも僕の異世界での目的はスローライフからサイコパス少女から逃げることに様変わりする。とにかく早く逃げなければ僕の身が持たない!逃げないと!
天使からちょっとだけ”おまけ”の能力をもらった僕が異世界で生き抜く話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 16:19:20
7846文字
会話率:45%