都内の高校に通う少年、森川千尋。
入学して半年が経とうとしていた六月のこと、夏休みという長期休暇を前に親友・高崎健吾と荒波立つことなく変哲もない学校生活を過ごしていた。
だが、そんな呑気な日常とは別に世間を賑わすある『通り魔事件』が頻繁に
起こっていた――。
そして、その犯人でありながら、妖艶で美しい千尋の前の席にいるクラスメイト・十六女 杏子との出会いが、千尋の過去、現在、そして性的趣向を狂わせていく――。
十代の性的倒錯を描くバイオレンス青春小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 21:00:00
73689文字
会話率:26%
性的倒錯、異常性癖、サイコパス、そんな風に表現される人間たちにも、れっきとした個性がある。
身体的な異常を持つものも同じように、患者というひとくくりにされて良いものではない。
精神的、肉体的にいかなる異常性があろうとも、本来はそれを個性とし
て認め、尊ぶべきである。
では何故それが容認されないか。
また、そうして全人類分け隔てなく関わることの出来る世界を、良しとせず忌み嫌うような人間がいるか。
それは、自分たちと違う面を持つ人間を理解できない者がいるからである。自分の知っている世界の範疇を超えた者を「異常」とみなして排除しようとする。
そんな周囲の風当たりにも負けず、自分自身を貫く人間はかくも美しい。
たとえそれが禁忌であろうとも。
むしろ、異常が故に異常なほどに異常な自分に真っ直ぐに生きる者は、背徳感を孕んでより一層燦然と輝くのだ。
そんな美しい人生を送ろうとする、一人の女性の話。
そんな美しい人間に恋をした、一人の男性の話。
二人は、異常な芸術家であった。
とある特別支援学級にて行われた絵画教室から、物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-08 03:24:09
7208文字
会話率:31%
紀元二千七百年代半ば、鬱屈とした風紀振肅社會。
世界大戰の勝者、樞軸國の想う理想社會は色褪せ、憂う。
儚く脆い微妙な均衡に雁字搦めな大日本帝國に、否、世界に、僅かな緊張が走る。
――件の“少女”が解き放たれたのだ。
第三帝國の優生學・神
祕學、伊帝の敎會等は彼女の存在を畏れ、大東亞に放逐した。
滅ぶべき鮮血の女帝は運命の悪戯で救世主たる少年と出會う。
少年と少女は、その奇妙な關係を築き、彼等を排除しようと蠢く闇の組織達との夢幻戰爭に飲み込まれる。
特異點爆發の齎した異能と異端、異形なる輩。
暴走した科學と技術、遺傳子、傳承が織り成す背徳のゴシックバトルが今、始まる。
少年少女は、果たして何を思うのか?
常闇に怯えた少年は今、獣となり、少女の聖杯を滿たす。
少し未来のアダムとイヴの物語、呪われた逸話、語る者無き散逸した傳説、虛數世界の經典登場
シンフォニック・ゴシックパンク・ミステリー!純血の復讐傳奇、爆現折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 07:13:33
58833文字
会話率:19%
作詞です。前向き後ろ向き。
キーワード:
最終更新:2018-04-14 23:11:19
615文字
会話率:0%
平凡なOLである山田理子は、入居しているマンション隣人の騒音に悩まされていた。
快適な睡眠時間を確保するため、防音対策をしている時に、誤って壁に穴を開けてしまう。その日の夜、穴から聞こえてきたのは、隣人とは違う声だった...
壁の穴から始ま
る魔王様との異世界交流。
山田理子は快適な睡眠を確保し、平穏な生活を送れるのか。
寝室と異世界を行ったり来たりして、魔王様に溺愛されながら、本人が知らぬ間に色々と巻き込まれていく話。
*時折、残酷・卑猥で下品な表現が混ざります。苦手な方はご注意ください。
*12/27本編完結しました。時々、小話を更新予定。シリーズで別視点の話もあります。
*ムーンライトノベルズで、3章ラストのR18話『私を捕らえた魔王様の倒錯した愛が重い』を連載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 00:00:00
228961文字
会話率:30%
暗い過去を背負った「僕」は、何かにつけて少年時代の思い出を想起しては暗澹たる思いに沈む日々を送っていた。
大学進学をきっかけに上京し、彼女を作り、その彼女が自分の大切な人に似ている為、彼の倒錯はいよいよ深みに嵌って行く。
「伊豆なんて
いんじゃない?」の彼女の言葉が僕の過去にピリオドを打つ結果になろうとは、この時二人は予想だにしていなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-08 01:07:50
10728文字
会話率:43%
倒錯する青年の心を描いた作品となります。
※過去作で、他サイトさまで書いていたものです。
最終更新:2017-11-06 16:46:26
1115文字
会話率:5%
倒錯的な思春期のイノセントによる狂気
最終更新:2017-10-31 20:51:20
707文字
会話率:0%
性的暴力の嵐が吹き荒れる闇の世界に立ち向かう人造半陰陽と、人ならざる賢者「虫」の物語。「人類進化の空白・ミッシングリンクを埋めたのは我々知的パラシートゥスだ」と、うそぶく光り輝く寄生虫・煌紫は、自分が寄生してたスーパーモデル神領遊の消滅を避
ける為に、その弟・海を利用する。だが姉の復讐を誓った海の行動の為に、事態は思わぬ方向へ転がっていく。海と煌紫の抜き差しならない腐れ縁コンビが紡ぐ、否が応でもなブロマンス小説、ここに登場。
※ アルファポリスにて同時連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-01 07:05:53
229326文字
会話率:31%
倒錯 〈名詞〉 1.逆さになること、ひっくり返ること。 2.社会規範的から外れた嗜好、又は行動。
最終更新:2017-09-07 17:51:34
16176文字
会話率:18%
家族を殺された女子中学生 卯城美咲希は心を病み、自殺願望を抱えていた。 そんな彼女の前に食人嗜好者《カニバリズム》の青年が現れる。 そして、ひょんなことから青年は彼女の復讐に手を貸すこととなり—— ちょっぴりグロくて、ちょっぴり甘く、時々ア
クションそんなサイコホラーラブコメ。
※この作品はフィクションです。実在の人物・事件・団体には一切関係はありません。
※この作品には残酷な描写と軽い性的描写が含まれています。苦手な方はお気をつけください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 23:04:59
94641文字
会話率:64%
舞台は東京湾上の人工島に建設された日本最大のテーマパークです。夢も希望も抱けずに姑息に社会を生き抜いて六十歳の定年を迎えた男が、一生に一度だけ輝いてみたいと願い、キャストに応募し採用された。翻弄されながらも純愛と欲望に目覚めていく姿を主人
公(殿岡朝夫)として描いた。
勤務場所はパーキングエリア。鬱屈したこれまでの人生を引きずりながら、高齢の新人として畏縮する殿岡は、サブリードの本郷や、親分肌の猪熊、浮気癖の林田、父親のいない明子、不良上がりの妙子らに支えられながら職場に馴染んでいく。
頬に傷のある新人の朝倉桃子との不思議な出会いが、殿岡を純愛に目覚めさせて煌めいていく。仕事の窮地を救った事件をきっかけに、彼女も殿岡を慕うようになる。
性悪な美貌のキャストに翻弄され裏切られる一方で、朝倉桃子との絆と思慕は深まっていくのだが彼女の頬の傷には秘密が………。
晴天の日、東京湾沖合に大地震が発生して大揺れの人工島に事件が起こり、朝倉桃子の秘密が明かされるのだが、倒錯した真実の苦しみを………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 08:12:40
132830文字
会話率:44%
「まさか、これも夢なの?」 夏休みに裏野市の祖母宅に帰省した遼は、従姉の石野秋代の入院を知る。秋代はジェットコースターの走行音の幻聴に苦しんでいるという。遼は秋代がかつて勤めていた裏野ドリームランドへ向かう。閉園から二年が経過したド
リームランドには、元従業員の堤が警備員として出向いていた。 「もしかしたらーー」 秋代の近況を知るにつれ、ジェットコースターにまつわる「キョウコさん」の謎が浮かび上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 06:39:20
9628文字
会話率:55%
僕は、誰かに記憶を伝えるため、白い紙に記録する。
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※クロール対策(無視して下さい): 天安門事件/天安门事件折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 22:00:00
413文字
会話率:0%
僕の彼女の天瀬川月子さんは、一見クールなお嬢様風の変な女の子だ。
丁寧な言葉づかいで何事もはっきり言い切る。
思慮深いと思ったら突拍子もないことを言い出す。
身持ちは異常に固く、手を握るのはグレー、口づけはNG、婚前交渉など以ての外。
そん
な彼女がふと『肉体的な接触』を提案してきた日から、天瀬川さんは徐々に僕の心と体を侵略してきた。
※カップルがイチャイチャするだけの、物語性の薄いラブコメ短編集です。
基本的に1話毎に完結する予定です。
直接的性描写は意図的に排除していますが、倒錯的な触れ合いがテーマなので人によっては嫌悪感があるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 22:41:25
46085文字
会話率:31%
ブランコってファンタジーとか恋愛じゃなく、ホラーだと当方は思っています。
最終更新:2017-01-02 18:43:06
984文字
会話率:50%
先生、わたし。すごいひみつを知ってるんです――。
小学五年生西野美香の作文を呼んだ内田は、突如日常から切り離されることになる。
最終更新:2017-01-01 02:37:08
12241文字
会話率:17%
ある所にいた、普段は潔癖を気取る人間が、自らが不愉快と思う人間を演じて、他人を見下し罵って、倒錯的な愉悦の笑みを浮かべているシーンの文章記録
キーワード:
最終更新:2016-12-17 18:19:26
3659文字
会話率:30%
ふとした事から鬼の少女たちの恨みを買った接朗は、手の込んだ筋書きで徹底的にいじめられる。いや、少女たちは接郎をいたぶって殺そうとしている。しかし接郎は、少女たちの棘が実は彼女自身に対して刺さっているのだと気がつく。
最終更新:2016-09-14 12:08:17
38071文字
会話率:84%
基本、一話完結の数奇な恋愛譚です
最終更新:2016-09-12 12:55:03
216文字
会話率:0%