魔王討伐を成し遂げた勇者バン・ブローニングは、王より王女との結婚を迫られた。
その様子を辛そうな面持ちで見守る勇者の仲間の少年ツムギ。
仲間の優しさに触れながらも、勇者の幸せを考えて、大好きな勇者に迷惑が掛からないように城から逃げ出してしま
うツムギの運命は…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 07:00:00
5329文字
会話率:35%
【荒筋】
魔王! 魔王だと!? そんなものは貴様たちが何とかすればよいだろう!
よくもそんな下らぬことで我々を召喚などしてくれたな!
恥を知れ!!
それよりも貴様! 貴様たちは分かっているのか?
今この瞬間にも、貴様たちが無遠慮に荒らす
大地のどこかで、貴重なハーブやスパイスが種としての絶滅の危機に瀕し、あるいは失われようとしているのだぞ!?
クミン、コリアンダー、ターメリック、クローブ、カルダモン、オールスパイス、レッドペッパー、ブラックペッパー、シナモン、フェヌグリーク……。
どれか一つでも失われてしまえばスパイスカレーは作れないのだぞ。
タイム、セージ、ローズマリー、パセリ、ローリエ、セロリ、玉ねぎ、ニンジン……
ブイヨンを取るのに必要なハーブや野菜が一つでも欠ければ、美しい欧風カレーは生み出せぬのだぞ。
大麦、小麦にライムギ。米。トウモロコシ。その他雑穀類全て。
よもや適当な管理をして品種が滅茶苦茶に入り混じってはおらぬだろうな!? 人類が英知をかけて改良してきた素晴らしい品種の数々。それぞれに特徴のある穀物を適当に植え適当に育てれば、その美しくも特徴ある味わいが混じり合い、その違いがすべて台無しになるのだぞ!
貴様らは下らぬ争いの足元で踏みにじってきた植物たちの叫び声が聞こえぬのか!
見よ!
この世界を作った神だか女神だかは無頓着に地球産の植物の種を世界にばらまいたから、あちこちに葛がはびこり木々は枯れ、野原をオオキンケイギクが埋め尽くし、河川敷をアレチウリが覆い隠している。
奴ら特定外来種が栄華を誇るその陰で、食を彩る素晴らしい草木が次々に失われているではないか!
魔王などにかかずらっている暇などない!
そんなものは貴様たちで何とかしろ!
オレはスパイスやハーブを守るのだ!
彼らを保護し、食の文化を守るのだ!
オレは、
オレは……!
オレはカレーが食いたいのだ!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 12:00:00
183338文字
会話率:16%
平原の真ん中に位置する交通の要地となる都市。ロスハイム。
少年と少女はそこにあった富裕な商人の子どもでした。
少年はギュンター商会のクルト。少女はファーレンハイト商会のデリア。
二人はロスハイムギルドで出会い、数々の厳しい試練を乗り越えて、
成長し、そして不器用な恋を育んでいきます。
全五章のうち、一・三・五章はクルトの、二・四章はデリアの視点で物語は語られます。
また、この作品は同じ作者が発表済の「ロスハイムシリーズ」の改稿版になります。
ご承知おき下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 10:54:10
107022文字
会話率:45%
この作品はフィクションです。現実世界に存在するあらゆる団体とは無関係です。
カクヨムで書いてたラブコメです。
最終更新:2022-02-27 21:16:02
60414文字
会話率:36%
この作品は他のサイトでも公開しています。
公募ガイドの小説でもどうぞ「名前」に投稿した作品に、加筆訂正を行った作品です。
最終更新:2022-01-27 11:33:04
1719文字
会話率:0%
環境汚染により荒廃した世界で複数の企業が一般市民を統治を行っていた。
しかし、利益を求める企業による抑圧が長く続き、ついに市民たちは各地で蜂起。武装組織『LiF』を組織。
企業連合vs『LiF』の戦争が開始された。企業連合は『FG(フレーム
ギア)』と呼ばれる有人人型兵器を投入するも、『LiF』の市街地ゲリラ戦に苦戦。複数の機体が鹵獲される。しかし『LiF』も企業連合側に決定的な手がないなど、戦争は泥沼化していく。
そんな戦争に嫌気がさした両陣営の人々は、中立組織≪ディ・ミリーズ≫を組織する。
だが、戦争の早期決着を考えた上層部によって機密武装部隊『フレスベルグ』を結成。
武力による戦争を早期終結するために、武力を行使する矛盾を有しながらも、戦場へと歩を進めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 20:05:42
1130文字
会話率:0%
『空を飛びたい』
あの時、たしかに君はそう言っていたよね。
僕と君の間に語られる、小さな一つ恋の物語。そして、僕しか知らない、小さな一つ君の物語。
最終更新:2021-11-15 07:10:34
4632文字
会話率:30%
いじめられっ子のツムギくんのたった一人の友達は世界最強のドラゴンでした。
最終更新:2021-11-09 20:47:58
8397文字
会話率:29%
5人の主人公が交差する未来。
平凡な高校に通う、平凡な陽キャ高校生ファクト。優秀な親の十四光でのびのびテキトウに育ってきた彼は、ニューロスアンドロイドと、ベガに所属する少女ムギとブロンドお姉さんチコとの出会いにより一変する。
アンドロイドに
人類と同等の人権はあるのか。人間はどこに向かうのか。その答えを私たちは得ることができるのか。私たちは何者なのか。
界観は疑似近未来の地球です。実際の世界やその動向とは全く関係がありません。完全なフィクションです。
「小説家になろう」にも掲載予定です。
※誤字脱字が多いです。申し訳ないです…。数日にかけて修正します(すみません)
文体が統一されていないところがあります。お許しください( ノД`)
ゆったり気長に更新していきます。緩い設定もありますが、そこも温かい目(&生温かい目)で見守っていただけたらと思います。
「カクヨム」でも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 19:01:49
291908文字
会話率:43%
魔術学園に通うツムギは、同じグループのレアスという女の子にとても困っていた。話しかけても、お願いをしても、いつも無関心。同じグループのナオとカホもレアスにイラつくばかり。そんなある日の授業中、とても大きな魔術が起きてから、ツムギの周りに不
思議な出来事が増えていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-10-01 13:00:00
121076文字
会話率:62%
高校生になった、コムギこと穂波麦子は、青春を謳歌する中で、とんでもない秘密を知ってしまう。
秘密を守るため、そして自分自身を守るため、彼女は「スパイになる」という選択をする。
そんな彼女のコードネームは、breadと言うらしい。
最終更新:2021-09-19 10:00:00
2084文字
会話率:5%
子供の頃、私は猫を飼っていました。
その子はとても狩りが上手でした。
過去形なのは、もう亡くなってしまったから。
でもね、ずっと私のことを見守ってくれているんですって……。
最終更新:2021-09-11 18:47:28
1855文字
会話率:12%
僕は先天性脊髄損傷で物心付いた頃から車椅子生活をしている
両親との仲は険悪だ
僕は22歳の時に家を出た
今まで何一つ自分でやってこなかった僕はヘルパーを利用した
そして、やって来た老婆のヘルパーがミズ マカリスターだった
そんな折
、世界はコロナウィルスに席巻されカオスと化していた
少しでも消費を促そうと僕の住む自治体がプレミアムギフトカードを販売したのだが…
カクヨム掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 03:54:03
3818文字
会話率:12%
ある日主人公立花海人は地球場で初の魔法の火の玉を出すことに成功した。だが魔力枯渇により体は動かず、火の玉は家中に燃え広がり母親共々燃え死んだ。死んだはずの立花海人は支配者と出会い魔王を倒せば母親を生き返らしてやると言う条件に異世界へ旅立つ。
これは地球初の魔法使いが母親を生き返らせるべく頑張るお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 00:14:05
1967文字
会話率:46%
ノイギレール王国に伯爵令嬢として転生した主人公・ベルティは、二十五歳という年齢で婚約破棄を突き付けられてしまう。もう行き遅れて手遅れな年齢で捨てられたことに怒ったベルティは、やけくそで家出をし、そのまま森で迷子になり行き倒れる。
行き倒
れたところを助けてくれたのは、森の中に和食を提供する料理店の店主・ツムギだった。
彼の料理の腕と久しぶりの和食に感動するベルディだったが、ツムギのあまりにもひどい人見知りっぷりに店の経営が心配に。
行き倒れを助けてもらったお礼に、この店で働き、店の営業を手伝うことにするベルティ。
店の営業を手伝いつつ、ツムギの料理にがっつり胃袋を掴まれてしまったベルティは、次第にツムギのことが気になるようになっていき……。
転生先で伯爵令嬢からウエイトレスにジョブチェンジ! 恋愛&グルメストーリー。
【この作品は『アルファポリス』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 08:11:39
15931文字
会話率:23%
無数に広がる世界を管理する世界『ティラ・ミコノス』
そこには様々な世界の神様が集まり、神々は願いを叶えることで信仰心を集め、自分の存在を維持し、成長させていた。
そんな世界で、信仰心を集めもせずニート生活を送っていたリンは、元人間であるツ
ムギに残り三ヶ月で自分を維持するだけの信仰心が足りなくなってしまうことを知らされる。果たしてリンは無事に信仰心を集めることができるのか!?
□□□
雑談して、遊んでくれて、相談にも乗ってくれる、友達みたいな神様がいたらいいなと思って書きました。今のところはショートストーリーをいくつも重ねていくような形で連載していこうと思っています(作者が非常に飽き性なので笑)。
未だ一度も定期的に更新することが出来てない作者ですので、超不定期更新になるかと思います! それでも良いという方、ちょこっと覗いてみようかなという方、ぜひぜひお楽しみください~
(他の作品より取っ掛りやすいので、ぐーたらしながら更新する可能性は高いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 19:00:00
14934文字
会話率:64%
人間はいつでもモラトリアム。少年とも青年とも、大人とも子どもともつかない中で揺れながら、様々な人と出会う。それは、糸を紡ぐような時の流れ。それぞれが紡いだ糸を、誰かと共に織り上げ、綺麗な布にする。そのための、それぞれの、序章の物語。
最終更新:2021-04-23 13:45:19
894文字
会話率:48%
魔法を使って強くなりたいツムギのお話。
最終更新:2021-03-31 22:21:52
4706文字
会話率:44%
主人公のツムギは元パートナーの全ての記憶を記憶した"ICE"と呼ばれるものを手に入れた。
終わりかけのような世界でちょっとだけ続くような追憶のおはなし
最終更新:2021-03-30 22:54:23
1009文字
会話率:0%
背に翼をもつ種族、空族ウリッジ。
彼らは、森とともに生き、山の手助けをして暮らしていた。
その村に生まれた双子のフレアとルウア。
弟のルウアは、親友のダレンと、キレアと翼で遊びまわる日々。
男たちは、神域とされる禁断の山に、15歳の成人の
儀を終えないと入れない。
もうすぐ、ルウアは12歳になるというある日。
山に魅了されるルウアは、禁をおかして神域の山に入ってしまう。
そこでは、今まであった山が消えるという事態が起こっていた。
数十年前にも、山が動き、そのとき山を鎮めるため、自ら生贄となったツムギ(シャーマン)。
なぜ、男しか山へ入れぬのか、ツムギ最高峰であったミゼルと
時代を交差して、ルウアが分け入る深閑。
出生に秘密をもつルウアと、翼をもつ空族とともに、今、彼と山の運命が動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 08:00:00
119335文字
会話率:23%