背に翼をもつ種族、空族ウリッジ。
彼らは、森とともに生き、山の手助けをして暮らしていた。
その村に生まれた双子のフレアとルウア。
弟のルウアは、親友のダレンと、キレアと翼で遊びまわる日々。
男たちは、神域とされる禁断の山に、15歳の成人の
儀を終えないと入れない。
もうすぐ、ルウアは12歳になるというある日。
山に魅了されるルウアは、禁をおかして神域の山に入ってしまう。
そこでは、今まであった山が消えるという事態が起こっていた。
数十年前にも、山が動き、そのとき山を鎮めるため、自ら生贄となったツムギ(シャーマン)。
なぜ、男しか山へ入れぬのか、ツムギ最高峰であったミゼルと
時代を交差して、ルウアが分け入る深閑。
出生に秘密をもつルウアと、翼をもつ空族とともに、今、彼と山の運命が動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 08:00:00
119335文字
会話率:23%
女神様の間違えで死んでしまった山ノ神祐樹。お詫びにチートを一つ貰うがパッとしない能力。
チートに頼りながらも異世界生活を冒険していく物語です。
結構タイムリーなネタやパクリネタをふんだんに使っているのでそのことを承知したうえで読んでいただけ
ると幸いです。それに加えてキャラクターがかなりのメタ発言を繰り返しますのでそこも注意して読んでいただければより幸いです。
月・水・金曜日の12時に投稿(予定)です
11月の3日は休ませてもらいます。申し訳ございません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 12:00:00
565292文字
会話率:98%
大学生の鼓朗(つつみ・あきら)は、抜刀室賀流という居合い剣術の達人であったが、筋肉が硬直して死に至るという不治の病に冒され、山梨県の田舎町に療養に来ていた。
そこで世話になっている屋敷の兄妹の家庭教師となり、朗は最期の日を迎えるまでを懸
命に生きようとしていた。
一方、町にはかつて三十年に一度『山ノ神』を名乗る怪物が生け贄を攫っていた風習があり、今年がその年にあたっていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-21 13:17:05
52559文字
会話率:20%