ゲルダは不幸だった。
伯爵令嬢として生まれたが母を亡くし、七歳になったばかりのゲルダを守る筈の父は母が死んでまもなく、愛人とその娘を引き取った。そして、彼女を使用人としてこき使った。
しかしそれがマシだと知ったのは、ゲルダが十五歳になる年の
『天祐の儀』の時だった。成人の年に、神から与えられるギフトを教えて貰うのだけれど。
「あなたのギフトは『キノコ』です」
「…………え?」
『聞いたことのない』加護を家族ははずれギフトとみなし、家の役に立たないから森番になって引きこもれと言われて、家を追い出されて森番になれと言われて、捨てられるように一人、置いていかれる。
空腹と絶望で、ゲルダはその場で気絶――しそうになった瞬間、前世の、そしてこの世界に『生まれ変わる時』女神とした会話を思い出す。
※※※
理不尽にこき使われてきた主人公が、最恐の守護者に溺愛されて幸せになる話です。
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 17:42:44
24128文字
会話率:46%
私、弓上奈々とたまたま居合わせた川田遊希とで学校からの帰り道、とあるおばあちゃんのお手伝いをした。そしたら実はそのおばあちゃんは魔法使いで、お礼として一つ願い事をかなえてくれるという。
折角なので私は大好きなゲームの世界に入って遊んでみ
たい、粗いうことで物語の世界へ入れるようにしてもらった。私の大好きなゲーム、七色の橋に行くことにしたのだ。そしたら川田遊希もついてくると言い出して。仕方ないから二人で行くことにした。
ゲームの世界に入ってレッツエンジョイってしたかったのに、思いのほか入ったゲームの世界はなかなか大変で……。しかも誰かさんのせいで帰れなくなっちゃうし……。
無事ストーリークリアをして元の世界に帰るのを目指す、そんな私たちのお話。
<二度目のリメイクです>
<三度目の正直とも言う>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 21:00:00
38004文字
会話率:49%
目が覚めると俺は見知らぬ空間にいた。
最初こそはめんどくさく思っていたものの、そこはなんでも手に入る素晴らしい空間だった。
3000文字程度の短編です。ホラー処女作です。
最終更新:2020-08-28 01:45:01
3260文字
会話率:20%
私は大月高校に通う吸血鬼の夜黒明。友達の渚ちゃんとお出かけしてたらナンパにあっちゃって……。でもそれをきっかけに私たちの距離がちょっと変わっちゃって……。
『吸血鬼様は今日も不機嫌』 のキャラを用いた作者による二次創作みたいなものです
。夜黒さんと、渚の二人のイチャイチャを書きたい。本編読んでなくてもキャラがなんとなく分かるようにしてるのでこれだけでも読めるかなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 02:55:16
4859文字
会話率:44%
私、モルブティーナ・アト・ウィタルは魔法学園2年生を二度繰り返している。今回で三度目だ。時の守護者と名乗る白い男に代償をを支払い、また死ぬ1年前に戻ってきた。今度こそ死なずに一年先の未来を拝みたい。その目的のため、さっそく私を二度にわたっ
て殺した怪物『ショルトゴス』を調べることにした。そんな時、私は忍び込んだ禁書室で腕にナイフを突き立て血を流す男子生徒、ウィリアム・カールハタンを目撃する。どう見ても自殺現場でしかない状況に慄きつつも、気を失ったウィリアムの手当をする。その行動が己の運命を大きく変えたことを知らずに──
「オレの仲間になって、オレを殺してください」
「睡眠薬の飲みすぎかな、今とんでもない幻聴が」
「幻聴ではありません。なお、了承以外の言葉は遺言になります。返答は慎重になさった方がよろしいかと」
「勧誘が物騒すぎる」
これは、時を繰り返す魔薬ジャンキーと、のちに魔王となる自殺志願者が面白おかしく学園生活をおくる話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 18:30:56
10958文字
会話率:53%
20XX年、たけのこ派ときのこ派はお互いの存亡をかけて戦いを繰り広げた。
最終更新:2023-02-22 00:47:44
1595文字
会話率:53%
自宅アパートで晩飯を作っていたはずだった俺は、気がつくと見たこともないようなでっかいキノコとかが生えている怪しい森の中に横たわっていた。
事態を飲み込めずにパニックになりかけた、その時。
見るからに『神』といった風貌の老人が突如として目の
前に現れると、数枚の紙が挟まれたクリアファイルとボールペンを手渡してくる。
老人は「今日中に中身に目を通しておくように」と言い残すと、次の瞬間にはもう姿をくらませていた。
慌ててクリアファイルの中身を確認すると二枚の羊皮紙が入っており、そのうちの一枚を熟読した俺は、ようやくにして自身の置かれている状況を把握するに至る。
「まさか……ここは異世界?」
いずれにせよこの場に留まっていても仕方がないのは間違いないので、この世界の住人にあって助力を求めるべく森の中をさまよい歩いた。
そうして一時間もした頃、ふいに背後から声を掛けられ振り向いた俺は言葉を失い、そのまま立ち尽くす。
俺に話し掛けてきたのは物語の中でよく見るような、テンプレートな容姿をしたエルフの少女だった。
そして俺は二秒後にはもう、そのエルフの少女に恋をしていた。
なぜならば、彼女がメッチャどストライクな容姿をしていたから。
「あの、あなたは誰? ここで何をしているの?」
「俺は――」
青年はなぜこの世界に転移したのか?
そこに隠された真実とは?
恋の行方は?
果たして森に生えていたでっかいキノコは食えるのか?
人間の青年とエルフの少女が織りなす冒険活劇が今、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 21:21:10
2962文字
会話率:83%
一年の大半が雨の街。そんな場所に住む人達の暮らしとは。
最終更新:2023-02-01 10:00:00
2206文字
会話率:2%
股間にキノコが生えてきた。そんなお話。まんまですねぇ。
最終更新:2023-02-01 10:00:00
1468文字
会話率:24%
※コミカライズ1巻発売記念番外編更新します
いきなり異世界に来て、行き倒れる前に行き倒れられたスミレは、特に使命や能力があるわけでもなく、強大な敵に立ち向かうこともなく初心者向けの街の冒険者ギルドで働いている。謎の男に懐かれ、冒険者の卵た
ちに懐かれ、異世界の動植物とたわむれながらのんびり暮らすスミレの明日はどっちだ――
※カドカワBOOKS様から「行き倒れもできないこんな異世界じゃ とくにポイズンしない日常編」が書籍化しました
※2巻「迷子の迷子の子竜ちゃん編」は「竜の牙編」を元に書き上げたオリジナルストーリーになりますよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 23:53:03
2061372文字
会話率:48%
八人の兄を持つ、名家|喜熨斗《きのと》家の長女にして末っ子志桜里《しおり》は、家族と近しい人しか知らない秘密を持っている。
それは彼女の特異体質? にかかわる秘密で……。
現代社会をベースにしていますが、作品独自の設定が多く出てきます
ので、ご理解の上でお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:00:00
17263文字
会話率:21%
世界は一度キノコ戦争によって荒廃した。しかし人の手で生み出された異形の生物ビッグヘッドにより世界は再生される。そこでは様々な人物の群像劇が繰り広げられていた。死の恐怖から亜人と化した人間に、現実を認めず人間狩りを行う者もいる。自分たちはな
ぜ生き残ったのか、そしてなぜ自分たちはの地獄のような苦行の道を歩まねばならないのか。自問自答しながら彼らは新しい歴史を紡ぐのであった……。
第一部は世界が崩壊した直前に中華帝国の士官候補生の龍英雄《ロン インシオン》の物語。彼はノヤギの亜人に変貌して自分の村に戻った。大人たちは全員死亡しており、子供たちは亜人に変化して生き残っていた。英雄は大人たちの死骸を解体して食料として保存することに決めた。
一方で妻子を亡くした日本人、毬林満村《まりばやし みつむら》は生き残った人間を集め、死にかけた人間を次々と殺害していった。英雄たちの村を襲撃し、生きる苦行から解放させようとしたのだ。
しかし失敗して負傷し、英雄もろとも火薬を使って自爆した。
自我を持ったビッグヘッド、大頭《ダトウ》は子供たちを引き連れ、生き延びる決意を固めた。
第二部は英雄の孫で、ノヤギの亜人である金剛《ジンガン》が主役だ。英雄の孫ということで周囲にうるさく言われて辟易していた。唯一の安らぎは人間の遊女女巫との逢瀬である。ところが町には人間と動物が合体した人造人間《メタニカル アニマル》が出現した。これは世界を滅ぼしたアメリカ人チャールズ・モンローの仕業なのだ。モンローは自身が発明した金属細胞により、人造人間となった。生き残った亜人たちをおもちゃにして楽しむ算段なのだ。
金剛の父親である超人《チャオレン》はモンローに翻弄され、金剛は父親と殺しあう羽目になった。策略で相談役となった王大頭《ワンダトウ》は殺されるも、新しく復活することができた。
第三部の主人公は、金剛の孫で黒いノヤギの羅漢《ラカン》。彼は自分の力を押さえられず、囚人が収容される採掘場で閉じこもっていた。祖父の金剛は彼を憂い、広い世界へ旅立つよう命じたのである。
中華帝国から遥かヨーロッパへと旅立つ羅漢たち。途中でモンローの部下であるスプーキー・キッズたちの襲撃を受けた。さらにモンローにはクローンがおり、それぞれの思惑で動いていたのだ。
この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 08:00:00
554463文字
会話率:36%
キノコ戦争によって世界が崩壊して200年以上の月日が経った。邪悪なビッグヘッド、エビルヘッドを崇拝する教団にひとりの司祭がいる。そいつの名前はイコル。筋肉ムキムキの小男だ。彼はボディービルのポージングを取ることで鼻毛と耳毛を自在に操れる。
その力でエビルヘッドの偽物を退治しに行くのだ。痛快冒険活劇の幕開けである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 18:00:00
100057文字
会話率:34%
キノコ戦争によって荒廃した世界。かつてロシアと呼ばれた国は不死王国と名を変えていた。
そこにひとりの旅人が現れる。その名も渡り鳥のベラだ。彼女はクラシックギターを片手に数百年の時を生きる吸血鬼女王である。そんな彼女は行きずりの母子を助けるこ
とになったのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-02 17:00:00
11688文字
会話率:21%
2036年、主人公海斗が街中で突如意識を失い目を覚ますと不思議な空間で、謎の女性に私を探してと、頼まれる。海斗は女性を探し出すと約束し、目を覚ますとそこに元の世界の面影は無かった。
最終更新:2022-12-07 00:45:00
953文字
会話率:21%
ただの独り言の話です。
最終更新:2022-12-05 12:57:29
571文字
会話率:5%
突如記憶喪失の状態で、大きなキノコの上で目覚めた兎人族。ラパン。
孤児院で生まれながらも持ち前の明るさで乗り越えていく羊人族。メープル。
それぞれ二人は後に勇者と呼ばれ、勇気の兎と正義の羊と呼ばれるようになる。
このお話は、二人の主人
公がどのような希望と仲間を持ち。成長していくかを書く、王道小説に成りそこねたなにかである!
(因みにW主人公と銘打ってはいますが、もうひとりの主人公が登場するのは相当後です…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 16:05:47
63725文字
会話率:58%
キノコ山脈...タケノコの村里。これは古くから伝わる戦い。
2つの街は「キノコ山脈」と「タケノコの村里」を好んでいた。そしてその2つはよくどちらの方が美味しいのかという議論を交わされていた。どちらもチョコたっぷりのお菓子であり比べられない
ほど美味しい。だからこそどちらが良いのか争うのだー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 21:26:09
1474文字
会話率:61%
レッドの冒険記録、究極のキノコを探しに暗い夜に山に行くことに…そこに現れたのは?!
最終更新:2022-10-30 12:00:34
390文字
会話率:0%
雨ばっかりの森で一人で暮らしていたルディア。
ある日イタチのような不思議な生き物キューと一緒にキノコ採りへ出かけたら、
川辺で泥だらけで倒れている男を発見する。
背中には毒矢。完全に訳アリの男。
自分の身の安全を考えるならこのまま見捨てるべ
きだが…
これは不思議な力を持つ明るく食いしん坊なルディアと、
流れ着いた異国の青年の、
追って追われて進んでいく、泣いたり笑ったりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 19:01:22
511475文字
会話率:41%
若くして重い心臓の病気で倒れ、意識を失い目覚めるとそこは見知らぬ世界。
そして気付いた。
『 キ ノ コ に な っ て る 』
急なことに戸惑う主人公だったが、自身に起きてる事とそれまでの記憶を整理して、今までの生活に何の魅力もなかったこ
とに気づいた主人公は決意する。
生き抜く。何かに寄生してでも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 22:57:42
4202文字
会話率:14%
キノコは塩漬けにすれば何でも食べられるという怪しい話。
以上が粗筋、以下はほぼ後書き。
戦後の食糧難の時代もあってか、亡き祖母やその周辺に住む人々は実際にそうしていたらしい。
父曰く、キノコにあたって周辺住民が死んだという話は聞いたことが無
いという。
キノコで汁をする時は、茄子も汁の具にしていた。
茄子とキノコを一緒に食べるとあたらない、という眉唾説。
父は基本、香茸しか採らない。
怪しいキノコは食べないに限る。
母が作る香茸汁に入れる具材は香茸と茄子だけ。
香茸汁は美味で香りが良いけれど、黒い色をした醤油汁、魔女の作る汁のよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 12:53:13
200文字
会話率:0%
最強ニンジャの弟子アルザの趣味は忍薬作り。忍仕事より人を癒す方を好む彼はニンジャ上層部にハメられ、冤罪によりギルドを追放されてしまう。仕方なくダンジョン街に行くもニンジャの肩書きが使えず就職難。最終手段でソロ採取で食い繋ごうと思ったら、幸運
なことにダンジョンは第一階層から素材天国だった。
足元の苔も、雑多なキノコも小さな花も全部調合素材。薬にすれば高級回復薬なのに、冒険者たちはこれらに気づかないどころか、街で買った萎びた薬草で小さく回復している。さてはこれ、ニンジャの自分しか知らないから取り放題では?
薬師になる事を決意したアルザは採取の途中、モンスターの囮にされたハーフエルフの少女を助けることになる。お客さん第一号だとニンジャ印の薬を処方してみると傷は治るも「んほおおおお気持ちいいいのおおおおお!!」と副作用が強すぎた。ダメかなと思いきや、クセになってしまった少女は捨てられた自分を売人として雇ってほしいとせがむのだがーー
癒せば快楽、戦えば無双。活殺自在、最強ニンジャの脱ニン薬局経営、いざいざ尋常にグランドオープン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 13:55:03
128805文字
会話率:44%
自然公園内で子供が一人キノコ採りをしていたので、少し気になって声をかけたことから話がとんでもない方向に進んでしまった いちサラリーマンの戸惑い。
最終更新:2022-10-12 02:52:49
4076文字
会話率:89%
異世界に転送されるが、何の力も得ずに日々を生き抜くだけで精一杯の毎日。
そんな時、あやしげな女が声を掛けてくる。
「あなたの力を貸してくれと」
10話程度。チート的な話ではありません
最終更新:2022-10-05 19:00:00
20071文字
会話率:50%
茸で酔っ払う話
この作品は「note, カクヨム」にも掲載しています
最終更新:2022-10-02 15:25:49
5437文字
会話率:2%