学生時代を共に過ごした南、春樹、蒼、そして星。高校卒業後、星と連絡が取れなくなる。
数年後地元に戻った彼は、病を患い車椅子に乗っていた。
徐々に記憶を失っていく星に、3人は過去と思い出を語る。しかしそこで明らかになったのは、それぞれに
見せた星の異なる顔だった。
これは海のみえる街で過ごす4人の、人生の物語。
*作品内に登場する人物、団体、病気は全てフィクションであり、架空のものです。
*カクヨム でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 14:22:05
1869文字
会話率:40%
人形の里に暮らす、ビスク・ドールのリオンとロック。ある日、リオンがどこか知らない場所の夢を見ました。リオンはその知らない場所へ帰らなくてはならないといいます。夢のことが気になり、ロックはリオンに、里長に聞いてみるように提案します。千年以上前
に、人形の里にきたという雛人形の里長は、里音が『人わずらい』にかかっていると告げます。人わずらいにかかった人形は、人間の世界の記憶が残ったままで、その記憶が夢を見せていると、里長は二人に説明しました。そして、人間の世界の記憶を取り戻したければ、人形の里の地下に流れる須磨の川から、船で里を去らなければならないと。リオンが大好きなロックは、行かないでと止めますが、リオンは――
人形たちの、記憶をたどるお話です。
※こちらは家紋 武範様主催の『夢幻企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 17:20:38
6979文字
会話率:67%
「…アンリ。俺、絶対立派になって、お金持ちになって帰ってくるよ。…待っててくれ。」
この何も無い村で一緒に育ってきた幼馴染は、そう言って私を強く抱き締めてから…馬車へと乗り込んだ。行かないでと言いたかったけど、泣きすぎて喉が引きつり声
が出なかった。
「私も…待っ…てる…から…!」
それでも絞り出すように言えば、彼は小さく笑って手を振り返してくれた。
走り出す馬車が村の出口を通り過ぎていく。森の木々に隠れて彼の空色の髪も見えなくなった。それでも私は手を振り続けた。彼が帰ってきますように、祈りを込めて。
祈りが彼に届くはずなんて、なかったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 19:00:00
25463文字
会話率:46%
毎日毎日色んな事が起きる。妹が上京するって言うのもまあその一つに過ぎないわけで……。
最終更新:2020-11-22 16:56:09
1826文字
会話率:38%
行かないでお兄ちゃん……待って……行かないで……。
走っても走ってもお兄ちゃんのところには追いつけない……何故ならお兄ちゃんはもう……。
兄を探してウィンドの探し出した答えとは……。
白髪騎士の過去が開幕!!。
最終更新:2020-11-21 15:28:12
3830文字
会話率:31%
行かないでお兄ちゃん……待って……行かないで……。
走っても走ってもお兄ちゃんのところには追いつけない……何故ならお兄ちゃんはもう……。
兄を探してウィンドの探し出した答えとは……。
白髪騎士の過去が開幕!!。
最終更新:2020-10-20 23:30:03
4130文字
会話率:33%
行かないでお兄ちゃん……待って……行かないで……。
走っても走ってもお兄ちゃんのところには追いつけない……何故ならお兄ちゃんはもう……。
兄を探してウィンドの探し出した答えとは……。
白髪騎士の過去が開幕!!。
最終更新:2020-09-21 20:05:28
4767文字
会話率:35%
私は毎年、毎年、毎年!春先と終戦記念日近くになると嫌になるくらい同じ夢を見る。
「行かないで中佐!」なんてドラマの中のようなセリフを口にして目が覚める。
今の時代、中佐なんて階級はない。あるとしても二佐だと突っ込んでみたりして。
夢を奪われ
てなりたいものにもなれず、流されるように生きてきた。
その夢の中の人に逢えたらいいのにって思ったのが運の尽き。
私の恋愛は山あり谷ありどころじゃなくなった。
大切なんだけれど、放りすててしまいたくなるほどの愛しい人は本当に笑わない。
それでも、私はこのくそったれが一番好きだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 17:33:37
97771文字
会話率:36%
この不景気がなんとかならないかと思い、バブル景気経験者がこうなればいいなぁ、という預言書みたいなものです。はい、信じる者は救われる。
最終更新:2020-08-07 14:46:32
10345文字
会話率:1%
あなたと私の青春が、どこかの世界で繋がったのなら、とても嬉しいです
最終更新:2020-06-19 23:26:14
229文字
会話率:0%
私、国津神ひろ子には4つ上の大学生の姉がいます。わけあって私が高校に入学し、彼女のアパートで二人暮らしを始めることになりました。
でもお姉ちゃんの様子が変なんです。実家にいたころはいつも自分の部屋に籠っていたのに、休日になるといつも外出す
るようになっていました。
大変喜ばしいです。
あの出来事が起こるまでは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 10:40:47
16760文字
会話率:69%
アメリカ東京に離れて遠恋中の樹君と千夏さん。いつまでこんな生活続くのか不安になる千夏さんでしたが?腹違いの妹の梨花ちゃんに過去の樹君について知らされて2人は合わないと否定されます。育ちの違う2人は一緒になれないのか悩む千夏ちゃんなのですが…
。
2020.03.14 魔法のiランド初出
2020.05.29 小説家になろう掲載
「ねぇ、わたしを選んでよ。わたしと生きて。そっちへ行かないで。わたしの知らない樹君にならないで。」
…本文より抜粋 by中條千夏 31歳折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 07:58:05
84475文字
会話率:66%
小説家になろうラジオの『集え!ポエムの園』のコーナーで、ポエムを書いてみたら!と判定して頂いたので、投稿してみようと思いました。
遠距離恋愛直前の、行かないでとも、とにかく文句も言えず、ふて腐れた女性の心境を詩にしました。
最終更新:2020-03-28 18:39:31
205文字
会話率:0%
騙されないで! これが本当のゴミスキルです。
コミュ障の純粋な少年がごみスキルを授かったので益々ごみ扱いされてました。~そんな少年がこの世界のゴミを処分してしまうまで~ ※斑馬は出てきません。
純粋な少年が逞しく生きて行く物語。
純粋故に
騙され、使われ、不遇に陥るのか。
純粋故に世間知らずで仕出かしても無関心なのか。
それは分からない。純粋なのだから。そんな事すらどうでもいいのかもしれない。純粋って怖いよね。それは接する人次第。
ゴミ少年が世界のごみを処理して生きて行けるのか? 本当のごみはお前達の方だ! なんて言えるといいのですが無理でしょう。それでも少年は生きてます。純粋に。
※愚作者からのお願い。
非常に先が読めそうな設定・展開だと思いますが、ネタバレにもなりかねませんので、どうかその辺の所は触れずに、温かい目でやり過ごして頂けると幸いです。
ちなみに、7話まではプロローグ的な話『起』、18話までは土台固め的な話『承』となります。
そこまでが長いですけど。そこからはサクッと行くのか行かないのか。恐らく行かないでしょう。
19話からは視点も若干変わりつつ『転』、そして『結』へと続くのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 12:00:00
101673文字
会話率:14%
六年の長い春が過ぎ、同棲しているアパートから出る二人。
彼は栄転でロサンゼルスへ。
彼女は日本に残る。
二人とも「行かないで」「一緒に行こう」と言えない。冷え切った関係。
それに終止符が打たれる。
この季節のように、二人は寒い寒い冬となるの
だ。
※これは遥彼方さまの「冬のあしあと」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 08:13:04
2678文字
会話率:35%
いつも通りの日常はある猫との出会いから一変する――。
魔王との邂逅。予想だにしない人物との出会い。そして猫の可愛らしさ……。
「俺、こんな所で何してんだろ……」
自分は何の為にこの世界に呼ばれ、何の為に生きるのか。
過酷な世界
で答えを求め旅をする。もちろん、相棒の猫も一緒に。
「ちょ! 俺を置いて行かないで! 死んじゃうから! カヤ! カヤーッ!!!」
これから語られるのは、猫と共に死んでしまった主人公が、その猫と共に異世界に飛ばされてしまったお話で――
「うぉ! やめ! カヤッ! 助けっ! あぁぁっ!!」
「……にゃん?」
笑いと涙とちょっぴりほろ苦さが混ざる物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 07:00:00
612229文字
会話率:55%
無能と呼ばれる聖女には、見えない力があった。
獣と呼ばれた男には、見えない傷があった。
二人が出会う時、一人は目覚め、一人は逃げた。
「どうして逃げるの?行かないで行かないで」
「いや、怖いし」
「僕はこんなにあなたが好きなのに」
「う
ん、それ違うから、執着ってやつ?」
これは獣が人間(男)の心を取り戻して、彼に追いかけ回される聖女が、逃げまくっている内に自分の忘れていた傷を獣に癒されちゃう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 19:00:00
76243文字
会話率:46%
私、及川実里はざっくりと言うと、「勇者を助ける仲間の一人として異世界に呼ばれましたが、デブスが原因で捨てられて、しかも元の世界へ帰れません」な身の上になりました。
そこへ定食屋兼宿屋のウェスタンなおじさま拾っていただき、お手伝いをしながら帰
れるその日を心待ちにして過ごしている日々です。
「国の危機を救ったら帰れる」というのですが、私を放りなげた勇者のやろー共は、なかなか討伐に行かないで城で遊んでいるようです。
そのうち、そんな勇者達を見限った転移者達が城から出てきちゃって勝手に修業に行ったりしてました。
ちょっと腰を据えてやつらと話し合う必要あるんじゃね?
という「誰が勇者だ?」的な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 20:00:00
59821文字
会話率:38%
真夏の午後の昼下がり。
私は、ベッドの中で微睡みながら、彼の姿を追い求めている。
”行かないで! 夏樹……!!”
その時、突然、部屋の中に響いてきた音楽は……。
最終更新:2018-08-04 17:24:19
709文字
会話率:4%
疲れきってどこかへ行かないで
最終更新:2018-08-01 09:46:44
236文字
会話率:0%
ごめんなさい。4月29日に削除後、再掲載です。詳しくは一話の前書きと、もっと詳しくは活動報告に記載しました。
高校生の荒走空那《あらばしりくうな》は最近、三つ年下の義理の妹、砂月《さつき》の奇行に頭を悩ませていた。
まあ、それはそれと
して……実は今週末、幼馴染で恋人の大霧雪乃《おおきりゆきの》との甘いデートが待っているのだ! それもなんと、夜景の綺麗なホテルでディナーなのである! しかもしかも、食事の後は休める部屋まで用意してるとか……そそそ、それってぇ!?
彼は、大いに期待に胸を膨らませるのだった。
しかし、デート当日の朝である。
玄関で砂月が、目を潤ませて空那に抱きつく。
「ねえ、行かないでぇ……」
「ちょ、ちょっと……砂月さん? 離していただけませんか?」
砂月の唇が、ゆっくりと近づく。
「おにいちゃん……行っちゃ、やだよぉ。なんでもするから、今日は家にいて……?」
「いやあのね。俺達、一応は義理とは言え兄妹だし……その、これ以上はいけ……むぐっ」
唇と唇が重なり、静寂の中、二人の息遣いだけが聞こえた。
と、その時、不意に玄関がガチャリと開く。
そこには険しい顔をした雪乃が立っていた。その背後では空が怪しく曇り、雷がゴロゴロと不穏な音を立てている。
空那の目が驚愕で見開かれる。しかし、弁解しようにも口は塞がれ、言葉にならない。んーんーと呻く空那。
雪乃は唇を重ねる砂月を指差し、声も高らかに吠えた。
「そこまでよ! 魔王シェライゴス! 一度ならず二度までも、よくもこの私の恋人を!」
砂月が、ぷはぁと唇を離し、哄笑してそれに答える。いつのまにやらその肩には漆黒のマントがひるがえり、頭にはグロテスクで巨大な角が乗っかっていた。
「ふはははははは! よくぞ我が城へ来たと言っておこう、勇者アルカっ!」
火花を上げる少女二人に囲まれて、空那は呆然とその顔を交互に見比べる。
なんと、彼の妹は前世で魔王、幼馴染は勇者をやっていたと言う!
そして空那自身はと言うと……知将!? しかも女だっただとぉ! なんじゃ、そら!
そんな中で知り合った先輩は驚愕の人物で、さらには町全体を巻き込む大事件に発展して……?
第7回集英社ライトノベル大賞後期に入選したので、小説家になろうも始めてみました→結果でました。金賞でした!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 18:18:05
128628文字
会話率:24%
それは、よくある勇者物語のはずだった。
異世界勇者として長きにわたり戦い、そして戦争は終わった。
そして召喚されたその日、その時間に帰還する事になった。
武具もお金も、そして鍛え上げた男の身体も持ち帰れない。
おみやげは思い出
と、そして記念にと望んだスキル『精霊使い』ただそれだけ。
さあ帰ろう地球へ!家族の元へ!
だけど。
「イヤァァァ、オイて行かないで!!」
子猫のように懐いていた、猫族の少女が半狂乱で乱入。
どうしても引き離せないままに転移が発動。
なんとか無事に転移は成功したが、異人種の彼女を地球に連れてきてしまった。
そればかりか。
「なんかニオイがするよ?」
「そんな馬鹿な……なんで日本に」
帰還したはずの日常、地球は。
すでに──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 12:00:00
184246文字
会話率:40%