【60万1000PV突破感謝!】
『主よ。弐妃の攻略がつかえているので、今夜にでも壱姫であるエルナを抱いてくれんか?』
「…………は?」
『エルナと同等の魂力を持つ才女を、最低でも七人は娶らねばならんということだ』
「…………は?」
──
これは、決して、ハーレム系ラブコメではない。
これは、かつて《千怪万妖骸鬼ノ王》と呼ばれた久遠真刃の物語。
どんな美しい才女が目の前に現れようとも、真刃の求める魂は、遠き日にある。
だが、素性を隠しつつ、今代で引導師として生きるための必須条件として、七人の嫁が要るという。
これは、遠き時代より訪れた久遠真刃の引導師としての硬派な物語。
──決して、ハーレム系ラブコメではない。
一応、王道を意識した作品ですので楽しんでいただければ幸いです。
ただ、モブのみですが、寝取り描写がありますので、苦手な方はご注意お願いいたします。
□『マグネットマクロリンク』さま『小説家になろう』さま『ノベルアップ+』さま『アルファポリス』さまでも公開中です。
□2019/12/7に改題しました。
□2020/2/1に第1部にエピローグ0を追記しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 08:33:34
1424498文字
会話率:31%
ある日いきなり、私は幼女になっていた。
え?夢?これって夢だよね?!
パニックに陥っていた私の周りには、私を「お嬢様」と呼ぶイケメン達。
おまけに駆け付けてくれた『兄』と名乗る美少年まで現れてしまった。なんて眼福!
――夢なら覚めて…いや
、暫く覚めなくてもいいかな?
でも夢だと思っていたこの世界だけど、なんか雲行きが怪しくなってきました。
しかも色々聞いた話によれば、この世界は滅茶苦茶女性が少ないそうで、女は男をとっかえひっかえしてもOKらしい。しかも私、父親違いの兄弟が沢山いるらしい。
その兄弟のうちの一人である兄、オリヴァーは、更に衝撃的な事を私に話してきた。
曰く、兄であるオリヴァーは私の筆頭婚約者であるというのだ。
そしてその告白の衝撃も止まぬまま、もう一人紹介された兄であるクライヴとも婚約者となってしまった。
そんなこんなしているうちに、今度は知らない間に王子様方とのフラグも立っていしまったらしい。
彼らに気にいられたら、問答無用で王家に拉致監禁だと兄様達に告げられ、お茶会で趣味の悪い我儘令嬢演じたり…と、行く先々でトラブルとフラグにぶち当たる日々を、鼻血と目潰し攻撃に遭いなら、日々爆走しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 08:26:52
2403188文字
会話率:38%
保育士をしていた25歳。
マリカはある日気が付いたら異世界の子どもに転生していました。
その世界は魔王が勇者に倒されてから、誰もが不老不死を持っている「平和」で「幸福?」な世界。
ただし、子ども以外は。
子どもが幸せでない世界なんて我
慢できない。
異世界に転生した保育士は子どもだけが持つ「ギフト」を使い子ども達の未来と幸せの為に戦います。
住処はなんと魔王城。
目指せ、世界の環境整備。
誰もが望む不老不死を手に入れた世界は本当に幸せな世界なのか。
今のところは子どもとのスローライフほのぼの(?)系。
ですが少しずつ世界全てを敵にした子どもたちの逆襲が始まります。
1話に主人公のマリカイラストを入れました。
ハデな戦闘はもう少し後。
あまり主流のお話ではありませんが丁寧に描いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします、
一部、子どもの苦しむ姿や虐待の描写があるところもあります。R-15は今のところは念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 08:10:00
5579919文字
会話率:33%
日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の裏長屋に、香具師の元締め藤吉が住んでいた。藤吉には一人息子藤五郎がいた。藤五郎は幼い時に母を病で亡くした。母は亀甲屋の娘だった。藤五郎は父の商いを見ながら亀甲屋の祖母に可愛がられて育った。
その後、藤五郎の
父藤吉は幼い娘を連れた女を後妻にした。連れ娘は藤五郎より年下だった。藤五郎の父はこの連れ娘の行く末を思って養女にしなかったため、藤五郎はこの娘を義妹と呼んだことはなかった。
藤五郎の父が亡くなると、後妻は父の遺言に従って遺産を受けとり、娘をつれて藤五郎の元を去った。
その後、娘は吉次郎を生んで母になった。母は自分の素性をありのままに語り、吉次郎に、藤五郎は伯父のような存在だ、と話して聞かせた。
父が他界すると藤五郎は香具師の元締の跡目を継いだ。そして廻船問屋亀甲屋を継いだ。藤五郎は廻船問屋の商いをはじめた。藤五郎は日本橋田所町の廻船問屋亀甲屋の主で日本橋界隈の裏世界を牛耳る香具師の元締にのし上がった。
金しか興味が無かった藤五郎だが、吉次郎が新大坂町に廻船問屋吉田屋を開いたと挨拶に来ると、香具師の元締と亀甲屋の跡継ぎを気にしだした、そして、藤五郎の父藤吉の遠縁に当る押上村のお藤を養女にした。
藤五郎は阿片の抜け荷を働いた。そして、阿片を菓子折に偲ばせて江戸市中の大名屋敷へ商った。この事がバレそうになったので、阿片の売人、小舟町の山形屋吉右衛門と大八車引きの六助を殺害したため、鎌鼬に斬殺された。
その後、香具師の藤五郎の跡目争いで新大坂町の廻船問屋吉田屋吉次郎が名乗りを上げるが、あくどい商いと隅田村の百姓の世話人弥助斬殺の咎で処刑される。
その後香具師の藤五郎の跡目を狙って吉次郎一家の残党、福助一味が暗躍する。福助は刺客を雇って、藤五郎の養女、押上村のお藤一味が次々に斬殺するが、お藤一味の協力で福助一味は町方に捕縛される。福助は死罪、一味の香具師は島流しの沙汰が下った。福助一味に潜入していたお藤一味の香具師はお咎め無しになった。
その後。御上は、香具師世界の出来事を逐一報告することを条件に、日本橋の香具師の元締だった亡き藤五郎の跡目を、藤五郎の養女のお藤が継ぐことを認めた。
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最終更新:2024-11-22 08:00:00
37553文字
会話率:32%
夜盗『寝首かき一味』四人が料亭兼布佐を襲い、主の兼吉を斬殺して金子を奪い、一歳の娘由紀を拐かした。女房の布佐は深手を負ったが、神田佐久間町の町医者竹原松月に助けを求めた。
町医者竹原松月は円満寺の丈庵住職と共に、夜盗が布佐を口封じせぬよ
う、布佐を円満寺に匿い、事件を内々に北町奉行に知らせた。
北町奉行は布佐を下女として円満寺に匿わせ、その一方で手をまわし、事件当夜、祖父母の元に泊っていた十歳の子息の芳太郎に仇討ち許可証文を与え、将来料亭兼布佐の身代を継いで北町奉行所の密偵となるため、北町奉行人知れず裏から料亭兼布佐を仕切り、芳太郎に板前修業と武芸修業させた。
翌年。廻船問屋黒川屋に夜盗が入り、抜け荷の儲け三千両と、裏大福帳七冊が奪われた。黒川屋安兵衛は同業者の仕業だと探りをかけ大黒屋に潜入した。己の裏大福帳一冊を大黒屋の奥座敷で見つけた六冊は無かった。これは罠だと気づき己の正体の発覚を恐れ、裏大福帳をそのままにして黒川屋に逃げ帰った。その後、盗まれた黒川屋の裏大福帳一冊が北町奉行所に届けられ、黒川屋の抜け荷が発覚して黒川屋安兵衛は捕縛された。安兵衛は詮議で、黒川屋に入った夜盗について一部始終を語った。夜盗は間違いなく大黒屋清兵衛だが、物証がなかった。
事件から五年後。元服した芳太郎は板前修業と武芸修業を終え、料亭兼布佐の板前を続けながら北町奉行所の密偵として賭場に出入りして父を殺害した夜盗を探ったが夜盗が大黒屋である証は掴めなかった。手掛りは兼吉の女房の布佐が見た夜盗の一人の右胸にあった辰巳下がりの彫り物だけだ。与力の藤堂八郎は黒川屋に夜盗が入った事件を語り、大黒屋清兵衛を探らせた。
さらに五年後。御上の指示で、布佐は円満寺を出て高利貸しをはじめた。芳太郎は賭場に出入りして、昇り龍の龍芳と名乗り、無頼漢に探りをかけ、大工の又八と親しくなった。芳太郎は、頼まれれば何でもする始末屋、と己の生業を話した。又八は龍芳を信用した。
その二年後。北町奉行の指示で、藤堂八郎は布佐に芳太郎を会わせ、芳太郎は料亭兼布佐の事件の詳細を知る。その後、金貸しの利息を二倍にした布佐の家に、又八が夜盗に入ったが、布佐は、龍芳は始末を依頼している身内だと話し、又八から、大黒屋の番頭の三吉が語った夜盗の手口を聞きだし、藤堂八郎に伝えたが、番頭の三吉が夜盗である物証は無かった・・・。
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最終更新:2024-11-17 09:57:17
70562文字
会話率:37%
日本橋界隈に辻斬りが横行した。被害者は亡き藤五郎と縁の者たちだ。日本橋の香具師の縄張りは、吉次郎一家の残党、福助一味が握っている。
葉月(八月)。五人目の被害者がでた後、三人の刺客が何者かに刺殺された。町方も藤五郎一味も、辻斬りは縄張り
を拡げようとする、福助の仕業と推察されたが確証は無い。
福助一味に潜入している、藤五郎一味の香具師によれば、福助が刺客を雇って辻斬りをやらせていたと判明したが、潜入している香具師は福助から、用心棒を探せ、と命じられていただけで、刺客が何者かに刺殺されたため、福助が刺客に辻斬りを命じた確証はなかった。
潜入している香具師は新たに用心棒を雇うように命じられた。
これら、江戸の事件は、今は亡き藤五郎一味の香具師を通じて、逐一、隅田村のお藤に伝えられて、特使探索方の上司、勘定吟味役荻原重秀に伝えられていた。荻原重秀が『騒ぎを起こしてはならぬ』と指示を受けていた藤五郎一味の元締の又三郎は、これまでの事を、聞きこみに現れた町方に話すよう、仲間の香具師の元締たちにいいふくめた。
町方の聞きこみで、福助が刺客を雇おうとしていると知った特使探索方の唐十郎は、剣術指南の教え子、水戸徳川家下屋敷の留守居役後藤伊織と特使探索方の佐近とともに、刺客を請け負う振りをして福助に近づき、取り潰しになった吉田屋で福助から殺しの依頼を受けた。
福助が殺しの指示を口にしたとたん、吉田屋の外で待機していた与力の藤堂八郎率いる町方が吉田屋に踏みいって福助とその一味を捕縛した。
福助は死罪、一味の香具師は島流しの沙汰が下った。潜入していた香具師はお咎め無しになった。
その後。御上は、香具師世界の出来事を逐一報告することを条件に、日本橋の香具師の元締だった亡き藤五郎の跡目を、隅田村の仁藤屋のお藤が継ぐことを認めた。
唐十郎は両国橋西詰めの担い屋台を訪れた。
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最終更新:2024-06-24 13:42:27
26875文字
会話率:39%
一人の男が人としての幸福を得て、良い人生の終わりを迎えたと思ったら
昔、追放した悪徳貴族として目を覚ます。
どうして悪徳貴族の体に意識が乗り移っているのか、
原因を探しつつ、怪しまれないように悪徳貴族として生活をしなくてはいけない日々が始
まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 08:00:00
100331文字
会話率:53%
《神の祝福》によって人間は「死」というものが100歳になるまでない世界。傷も病も何もかもが修復され、他種族は絶滅し人間の独壇場である。そんな世界で主人公のサン・アイヴズは王都の騎士団に入る夢を抱いていた。年に一度開催されるアグスティア祭の大
会で準優勝以上を果たせば、王都の騎士団に入るチケットが手に入る。エレアに追いつくためにも、絶対に優勝しないと!!そんな思いで必死に戦い続ける。しかしそれは最後の幸せであり、絶望の始まりであった。
主人公視点で基本進んでいきます。グロい描写がかなりあるので、苦手な人はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:56:54
101687文字
会話率:55%
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのは
ハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:51:51
46761文字
会話率:56%
ある日、終電に乗り遅れたブラック企業勤務の三上克己は公園で寝ようと歩き出す。しかし、公園の目の前で疲労の為に倒れこみ、自分を助けようとした青年の姿を最後に、車のヘッドライトの中で意識を失う。ビルが乱立する場所にいたはずなのに、目を覚まして
みると大自然の中で寝ていた。
そこは様々な種族が共存している、不思議な世界だった。
平和な世界で今度こそ穏やかに過ごしたいと願うけれど、次々にアクシデントやハプニングに巻き込まれて?!
特に取柄もないブラック企業サラリーマンの異世界転移日常生活物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:39:27
1154101文字
会話率:56%
人々の生活を脅かした魔王は、四人の少年少女からなる魔王討伐パーティーによって見事討ち倒され、ウィシュタル王国には平和が訪れた…はずだった。
魔王討伐から一年、ウィシュタル王国は一つの問題に直面していた。それは、魔王討伐パーティーの英雄、ア
ーサー・ラングレットの反逆と逃亡。一見平和な王国で騎士になる夢破れた少年、トール・エインズは、立ちよった町である一人の青年と出会う。
この出会いが、運命の歯車を回し始めることとなり--。
反逆者となった英雄の、果たされなかった願いを叶えるための後日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:30:00
105605文字
会話率:40%
ちょっとワーカホリックな戦闘狂魔王、リウ・ノーテル。チート過ぎる孤独だった彼女が幸せを噛み締めたり不幸に見舞われたり初めて出来た配下達のために頑張ったり頑張り過ぎて止められたりするお話。困難は基本的にチートな魔王様がぶっ飛ばします。
最終更新:2024-11-22 07:28:38
2057595文字
会話率:52%
あるところに双子の少女がいた。
二人は水色の長い髪に金色の瞳。見た目はそっくりだったけど妹のユリアには神の祝福と呼ばれる不思議な力があった。
その力に見惚れた王子に見初められたユリアは上手くまるめこまれて連れてかれた。
姉のラナは夢で見た
泣きじゃくるユリアの姿に妹を取り戻すことを決意する。
ようやく城に忍び込めたラナはそこで変わり果てた妹の姿に驚愕し、国を出ようとユリアを連れ出す。
逃走中にとある旅芸人の人たちが隣の国に行くというので乗せてもらう。
ユリアが居なくなったことで、王子は怒り少女たちを追うことを決めた。
逃げる少女たちと追う王子たち。
王子はユリアの不思議な力を取り込んで王族の力を増やす算段だったのに逃げられてかなり苛立っていた。
一番疑わしいラナのところに行くが、とうの昔にもぬけの殻だったためにラナを指名手配するも目撃情報は全くと言っていい程得られなかった。
その最中に王子の妹の少女は崖から転落し大ケガをしたために城に戻るはめになった。
王子はなんとしてもラナに惨めな死をと躍起になって二人を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:05:56
251824文字
会話率:30%
その国には決して草花を生やしてはいけない土地があった。
そこの管理人の1人緑風はある日この国の姫をそこに案内しなければならなくなり、案内するとそこにはあってはいけない花が──
完結まで予約投稿済
最終更新:2023-01-24 00:00:00
7346文字
会話率:49%
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
そう言われて現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられたFランク錬金術師のカレン。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継い
だ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※アルファポリスにも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:00:00
107577文字
会話率:39%
締切に追われ、完璧を求めすぎた果てに、二十七歳で命を落とした映像クリエイター・紫京院英恵。
目覚めた先は、「祝福の雫」という不思議な力が宿る光の谷。今度の人生では、エマ・ヴァンローズという織り手として生きることに。
誰かの心を温める布
を織り、大地の恵みを育て、仲間たちと笑顔を分かち合う。
前世で見失った大切なものを、今度は一針一針、丁寧に紡いでいく──。
これは魂を癒す、心温まる転生ファンタジー物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 06:00:00
9819文字
会話率:43%
私が求めていた稀有なもの。数知れぬ男達に抱かれても得られなかったそれは、偶発のフライングボディアタックで骨折させた彼が持っていると分かり、聞き出した将来展望は私の宿命を変えてくれるかも知れないと望みを託すことを決めた。
クズな若い彼を年上
女の濃密な色仕掛けで易々と篭絡すると、過去の男達を全て切り捨て、結婚前提の同棲を彼の親族に了承させ、昼も夜も心底尽くして私なしでは生きられないまでにして囲い込む。
これは人であって人ならざる者の私が宿命に翻弄されながらも幸福に満たされるまでの話。
そして遠い将来、愛した彼に忠実な余り、狂気に至る物語の序章。
※この作品は、2019年12月31日から2020年5月29日に「小説家になろう」にて掲載を行った、同名タイトル(N2530FY)を加筆・修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 05:30:00
42154文字
会話率:32%
異世界タンファージに転生してきた僕、ブラックウィンドはチートなステータスと特殊なスキル”権能”を使って、世界中の女性を魅了しながら、圧倒的な力で100年近く続いた魔王軍との戦いをわずか1年で終わらせる。
そして、魔王討伐後、魔王城で仲
間のパーティたちと冒険の終わりを祝福していると、突如としてしょぼくれた黒スーツを着た男が目の前に現れる。
男は目にもとまらぬ早さで僕に近づいて素早く銃を取り出し、僕の額に突きつけると・・・?
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 05:00:00
294619文字
会話率:40%
先天的に加虐嗜好いわゆるサディズムを持つ高校生、百鬼零(ナキリレイ)は妹の百鬼結(ナキリユイ)の催眠技術によってその異常性欲を封印し、平温な日常を送っていた。だが幼少期に動物を殺す少女、××と出会い、また時を経て再会してしまったことで、彼の
日常は狂い始める。
ほのぼのとした優しい幼なじみの恋人、白雪セリカ(シラユキセリカ)と幸せな日常を送りたいと願う理性の自分。
全てを破壊し尽くし精神も肉体も何もかも全てを根こそぎ破滅させたいと願う本能の自分。
そして、突如として学園を襲撃し、殺人鬼を育成する為の『殺人カリキュラム』を実施すると宣言する快楽殺人鬼集団《赤い羊》。
《赤い羊》を束ね、7人の殺人鬼の頂点に立つ男、透(トオル)は、
「殺人鬼の、殺人鬼による、殺人鬼のための世界。僕はそれを、創造したい」と宣言し、殺人鬼として狂えば狂う程チカラを増していく《ジェネシス》というランク制の異能力を授け、生徒同士による殺し合いを強制する。
SSSランクから始まり、Fランクに終わる階級制の異能力。Fランクは殺されることしか出来ない最たる弱者で、SSSランクは全てを奪い尽くす最たる狂者。狂えば狂う程ランクが上がり、強者となることが出来る。だが……。
狂わなければ死。狂えば破滅。
究極の二者択一の中で、百鬼零が選択する”答え”とは?
そして新たなるSSS、西園寺要はデストルドーという闇を身に纏い、白雪セリカの前に立ちはだかる。
思い出せない記憶の僅かな残滓を頼りに、セリカはFランクの限界を超えることを決意する。
生きることは殺すこと。
血まみれの正義の果てに訪れるのは、幸福な死か希望という欲望か。
それは誰にも分からない。
不定期更新
第25回電撃一次落ち
第16回ガガガ一時落ち
読みはプラマイゼロです。
目次(暫定
第3章 黒へと至る少女【前】盛者必衰編
第12話 ゼロの帰還
第13話 バイオハザード計画
第14話 UN.オーエンの再来
第15話 破壊の創造者
第16話 正義という名の悪
幕間 『私』は赤ずきん
第4章 絶対零度編
第17話 天使たちの晩餐
第18話 チマミレノセイギ
第19話 どこにもない場所
第20話 骸骨といばら姫
第21話 セリカとゼロの世界
第22話 絶対零度
第23話 最後の選択肢
最終話 God of Genesis折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 02:16:23
789302文字
会話率:42%
11月のよく晴れた日、一人の男が支配と虐殺の果てに、銃殺刑となった、乾いた音とともに、長きに続いた絶望と憎悪の時代は終わりを告げた。
レッドロウ王国の東にある、小さなムーギ村では、収穫祭が行われていた。両親が亡くなってから、祖母と一緒
に暮らしていたベルゼは、今年で18歳になる友達とともに神父から祝福として、魔法のようなものを掛けられるが、直後に気絶してしまう。
目覚めると同時に、過去か前世か、経験していないはずの記憶が頭に土石流のように流れてくる、なにより、人格すら変わったのか、今までの私が塗りつぶされていくようだ。
ベットの上で激しい頭痛と動悸に冷や汗をかくベルゼを心配そうに見つめる祖母と異様なまでに冷静な神父、ベルゼは戸惑い、苦しみながらも神父に事情を説明すると、「君は転生者かもしれない」と告げられる。
転生者とは? 私に一体何があったんだ、自らの謎を解き明かす為に
神父に連れられ、王都に向かう。
この時はまだ誰一人、気付いていなかった、怪物が目覚めた事に
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 01:26:36
78118文字
会話率:83%
『これから一生懸命頑張って集めて、
その暁には——天に反旗を翻す』
天塚凛は高校一年二学期に学園都市にある蒼月学園に転入した。蒼月学園はエリートや芸能人、スポーツ選手や芸術家を多く抱えている学校。そこでは部活に入ることが義務付けられ
ており、クラスメイトである結月志保が部長を務める同好会「人助け部(仮)」に勧誘された。
当初は面倒だと嫌がるも、凛は生まれた時から人間が漏らす感情の残滓をひっそりと集めて貯蓄している。「人助け部(仮)」なら困っている人が舞い込んできて、依頼を解決した暁はたくさんの『感謝』と『幸福』が手に入ると踏み、入部を決意。
凛は人間として高校の青春を謳歌しながら、隙を見ては感情を回収し、感情が溜まった暁には「天へ反旗を翻す」ことを決意を秘めている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 01:12:59
80459文字
会話率:48%
何不自由なくと友達と平和な学校生活を送っていたブリレ。しかし、勇者と聖女が召喚されることが決定された時、国中がお祭り騒ぎになる中、彼女は酷く動揺した。
規則正しい鐘の音。ちりも積もらない大理石の廊下。他天から降り注ぐ暖かい太陽の光。すべてが
正しいこの国を祝福しているように思えた。───彼女以外を覗いて。
ブリレがいるグナーで帝国には、善があふれている。だが他者から与えられる善意は、ブリレに取っては塵芥そのもの。もう放っておいて。懇願する彼女に、勇者は言った言葉は。
勇者殺しの未来にまっているのは、絶望か、希望か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 00:31:52
38455文字
会話率:41%
実家の和菓子店を任されていた水沢和生は、ある日、不幸にも、自宅から店に出勤する途中で、高齢者ドライバーが引き起こした事故に巻き込まれてしまい、二十五歳の若さで死んでしまった!
魂となった彼は、戸惑いながらも不思議な場所へと導かれ、そこで
、謎の女性レムリアと出会う。そして、彼女から魂の転生について驚くべき話を聞かされた!
「魂はね、何度も生まれ変わるって聞いた事あるでしょ……」
そして、彼が、久しき昔、太古の時代に、地球と対の世界ガイアにおいて、エリアという名前の女性として生きていた事実が明かされた。
「僕の過去生っていう事? 僕自身の女性性?」
しかし、ガイア世界の社会は男性性の側面が優位になり過ぎてバランスを崩し、大きな戦争が起きた結果、多くの人間が死んでしまった。そして、今、そのガイアでは、過去のトラウマを引きずるように、人類は、再び同じ歴史を繰り返そうとしている!
「……もし、ガイアで大きな戦争が起きれば、地球でも同じようなことが起きるでしょう」
レムリアは、彼に、女神ガイアの最強加護”女神の祝福”の付与を条件に、異世界ガイアへの転生を促した。女神ガイアの加護 ”女神の祝福” はどんな魔法も努力次第で使用可能なチート能力だ。
「……あなたがエリアとして生きた記憶を自ら思い出すこと。それが、この転生の目的なのよ。……」
彼が、ガイア世界に転生し、エリアの記憶を思い出すことがガイア社会のバランスを取り戻すことになる。しかし、彼は、エリアとしての記憶を完全に忘れてしまっていた。それに、女神の祝福加護には一つの問題があった。女神ガイアは、古代に人類が受けたトラウマを自らの枷として背負い続けており、女神ガイアの顕現とされる女神の祝福加護を付与された者は、様々に形を変えた枷を背負うことになる。
「あなたの場合は、言わば、自由の制限ね。……」
かくして、水沢和生は、隷属の首輪を嵌めた奴隷少女、エリアに転生し、ガイアの女性達の救済と、エリアとして生きていた記憶を取りもどすため、眷属達を仲間に加えながら、女神ガイアの生まれ変わりとして、剣と魔法の異世界を無双? していく。――心のままに!
※毎週月・金更新予定
※今後、間接的な用語を用いたセルフプレジャー表現が含まれてまいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 00:00:00
600843文字
会話率:29%