ある食糧生産コロニーの終わり
最終更新:2025-01-18 09:42:00
726文字
会話率:29%
楽園島……それは太平洋上に出来た新たな島。
海底火山の噴火によって生まれたその島はあらゆる可能性と未知を秘めていた。
なにせ、
噴火が治まって直ぐ、島には生態系が確立されていたこと。
島の動植物には新種の物が多く確認されたこと
。
世界中の科学者や研究者は注目した。
しかし島へ上陸した研究者達が生きて帰ることは無かった。
研究者たちが島中に常時撮影可能なカメラをセットしたとき島を霧が包んだのだ。
そして、
研究者たちは帰ってきた。
誰一人として口を開ける者はいなかったが。
そして共通して花を手にしていた。
その花から採取される蜜を体内へ取り込んだ者は島でのみ特別な力が使えた。
誰もがその力を欲しがったが島へ入る危険は冒せない。
結果、国は技術と知識を持ち、いなくなっても不利益の無い存在。
――凶悪犯罪者を送ったのだ。
彼らは新種の動植物と共存しながら殺し合いを始める。
これは犯罪者と凶暴な動植物による殺し合いに巻き込まれた、犯罪に巻き込まれ運の悪さで島へ送られてしまった俺の。
島の謎と生き残りを目指す物語。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 08:00:00
31468文字
会話率:26%
魔法の果実「ウメの実」の栽培が盛んなとある国「キシュー王国」。
この国は長年災厄に見舞われていた。
国を取り囲む山脈は日々地形を変える様になり、生態系は破壊され、見たこともない異形が人々の生活を脅かしていた。
青年「マット」は、異形を相手
に戦う何でも屋として、とある村を訪れる。
そこで、彼の今後の旅を変える出会いを迎える。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-31 09:40:08
11284文字
会話率:20%
グルーミア、どのようにして生まれどのようにして生きているのか分からずその生態系は謎に包まれている
現段階でわかっているのは無差別に人を襲い喰らうということと……通常の攻撃が一切通用しないということだけである
その脅威にさらされ、人類は大
幅に数を減らし、滅亡の危機に陥っていた
だが人類にも希望がある、神子と呼ばれる存在だ
数万人に一人という割合で生まれ、その者が加護を与えしもの––使徒と共にグルーミアと対抗する
故に神子は崇め讃えられ……傲慢と化す
これは一人の神子とその彼のもとに集まった使徒達の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:00:00
758418文字
会話率:41%
ここはジャングルだ……。そう、私は今、ジャングルの中にいる。私を取り巻く音のすべてが、ここに暮らす生き物たちの生命の営みだ。
圧倒的だ。飲み込まれそうになる。だが、私は冷静でいなければならない。
彼らと交流するためにまずすべきことは観
察だ。この異世界のような生態系を理解することが第一歩だ。
最初に目に留まったのは、薄暗がりで赤く光る大きな昆虫だった。尻に発光器があり、そこから強い赤い光を放っている。この昆虫は群れで暮らしているようだが……これはどういうことなのだろうか。一際輝く個体が他の個体に攻撃されている。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-23 11:00:00
1484文字
会話率:30%
西暦2060年 少子高齢化で国力衰退の一途を辿り、経済発展を諦め世界から忘れ去られた日本。ロストジェネレーション世代以降が高齢者の中心となり、あらゆる生活環境が激変した中、独自の文化と生態系が発達していった。
危機感を抱いた政府は、起死回
生のプロジェクトで高度職業人材を育成することによって、新たな日本の復活を目指していた。
セキ ニシヒトは地方に新設されたばかりの「超最先端高度職業人養成大学」に合格するも、入学式に見た光景に驚愕する。そこに学生は自分一人で、他はすべて女たち。しかも大学は、学生が集まらないため次年度より募集停止となり、何か著しい成果がなければ4年後には廃校になるという。
その名も「国立防衛隊附属魔法少女養成大学」・・・
「いや、ちょお待てや!どこにそんなアホな大学名が書いてあるねん?ほんで、そもそもオレなあ、男やで、ええんかそれで?どないなっとんねんココは!?」
しかしその後次々と明らかになる、大学に隠された驚愕の事実と真の目的。
セキは生き残ることができるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 22:40:45
30745文字
会話率:47%
時は西暦20xx年、世界に突如として現れた謎の巨大建造物。通称“タワー”の発生から約10年の年月が経過しようとしていた。誰が、何の目的で、どのようにして……全く分からないまま世界は“タワー”の中に踏み込んだ。その中は既存の物理法則では解析不
可能な“別世界”が拡がっていた。
タワーが発見された当初は国家が統制した軍が独占して探査を行っていたが、そこで発見されたアイテム……ありとあらゆる病や傷を瞬時に治癒させる通称“ポーション”、人類が未発見の元素で構成されたレアメタル通称“オリハルコン”、未知の生態系を持つ異形の“モンスター”等の情報が国家の統制から漏れた瞬間……全世界が熱狂し、あらゆる巨大企業がそれらを手に入れるべく各国政府に圧力をかけ、あらゆる思惑が絡み合った結果……タワーは“全人類の共通財産”として開放されるに至った。
たった10年で爆発的に増えた『探検者(エクスプローラー)』という一攫千金を目論む夢追い人達ががタワーに殺到した。しかしこの10年間に各国が管理する“タワー”には誰一人その最奥に辿りついた者はいなかった。今日、その一人が現れる迄は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 18:09:26
202221文字
会話率:55%
「天界の塔」それは西暦2050年長野県の諏訪湖の真ん中に突如として現れた縦穴形ダンジョン、全500階層からなっており中には巨大な空間が広る。また環境に適した未知の魔物や植物が階層ごとに生態系を築いている。人類が未だ1人だけしか攻略できていな
い太古から存在し続けるレジェンドダンジョン。
ハルノブ「よぉみんな!俺はハルノブ・ミナカタ考古学専攻の大学2年生だ!俺の憧れる曾祖父がが天界の塔を制覇してからもう200年!未だ人類は天界の塔の攻略に手こずってる。というのもあろうことか、あの爺ちゃんは天界の塔最上500階層の記録をまるまるどっかに隠しちゃったんだ!それに層を上がるごとに強くなる魔物の厄介さから各国も攻略は難航し、曾祖父以外は先進国のアメリカでさえ軍を投入して25階層までしか到達していない」
ハルノブ「だから俺が曾祖父の次に天界の塔を完全制覇してみせる!これは神代考古学者として俺が天界の塔を制覇するまでの物語!そして世界の真実を発掘する物語だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 14:15:52
202989文字
会話率:46%
ようこそ、ノヴォ・アスターテへ!
太陽系外縁入植惑星427号:ノヴォ・アスターテは新型マギ・セルによる天蓋膜型テラフォーミングが実施された入植惑星です。
古の豊穣女神の御名を冠したこの惑星は、人類発祥の惑星である地球に限り▲く近い自然
環境と豊富な生態系が構築され▽て、貴方にゲノミックな◎動とプリ×ティブな興奮◆約束します。
ノ●ォ・アスタ▼テの生活は貴■に素晴らしい体験と素○らし×幸福を数多◇もた△らっらららあししいしまッマッママズズズズズZUUZUZUU55555a555a5a555a0011010100110101 001011000011010
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・・
・・・
太陽系共通暦0289年。
七星連合宇宙軍外縁第8方面軍団第442任務艦隊より定時報告。
入植惑星427号:ノヴォ・アスターテの天蓋膜グレイ・グー化は本日も継続。
封鎖状況異常なし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 00:00:00
102774文字
会話率:24%
※アルファポリスとの重複投稿です。
モンスター、ファンタジー、学園、魔法、
モンスターがひしめく世界で学園生活
窓呼ばれている時空の狭間からモンスターがやってくる世界。
モンスター(外生生物)
.他種多様で人類にとは大体が敵対関係にあ
る。
.モンスターは生物を殺し、コアを体内に取り込むことで成長する。
.一定以上の経験と成長で進化する。
.進化すると能力が複数発現する。さらに、見た目も変わる。
.一部根付いて生態系の一部となって居る
.死ぬとコアを残して黒い砂になる。結構栄養ある。
コア
.モンスターのエネルギーの源
.肌に触れている時、素となったモンスターの能力を自分の体のように使える様になる
.相性があり、相性が悪いと弾かれることもある。
.漂白することで、他のコアのエネルギー源として使える。
.もう成長しない。
.※「コア」という通常とは違うコアのキャラクターが居ます
窓
.一度開くと外界と、原界を行き来出来る。
.突然現れる
.時間経過で小さくなり消滅する。
.黒い楕円型の球体
原生生物
.源界に元々いたであろう生物
.生物を殺すと体内のエネルギー(マナ)が増える。
.マナが増えると、体内のコアに、新しい能力を発現する。能力は、「身体能力強化」などの元々持っている力の延長の様なものでモンスターコアの様な能力は得られない。
人間
意図的にコアを利用している原生生物
ヒューマン プレーン
ドワーフ 力↑ 瞬発力↓ 筋骨隆々
エルフ 瞬発力↑ 力↓ 細身で少し耳が尖ってる
ピクシー マナ↑身体能力↓
魔族 身体の一部が他の生物と置き換わって
いるそのため他種多様(突然変異種)。
↑みんな同じくらいる。
能力
スキル 人間が体を酷使した後マナが行動をサポ
ートするようになる現象
E級コア 人間あるいは、それ程度のコア。
D級コア 一度進化したモンスターのコア。
C級コア 二回進化したモンスターのコア。
B級コア 三回進化したモンスターのコア。
A級コア 四回進化したモンスターのコア。
S級コア 五回以上進化したモンスターのコア。
.一人当たり五個のコアまで同時に使うことができる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 22:32:40
221987文字
会話率:41%
5年前、日本全土を揺るがす未曽有の大災害が人類を脅かした。その規模はあまりに甚大であり、日本国内の生態系を大きく塗り替えた。言葉では説明できないような広域に及ぶ地殻変動。常識を超えた無数の新生物。当然、日本国内はその対処に大きな損失を伴った
。ただ、日本政府の尽力によって日本はなんとか一命をとりとめた。そんな災害から5年の月日が流れた。幾重もの対策を重ね続け、日本は何とか災害前とも遜色がないほどまで復旧できた。ただ一部の者は知っている。それが苦し紛れの延命にすぎないと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 07:00:00
3788文字
会話率:18%
アメリカザリガニは日本の生態系を狂わせるため、2023年6月に『条件付特定外来生物』に指定されました。
ペットで飼育するのはよいですが、野外に逃がすことが禁止されました。
ただしアメリカザリガニは駆除した方が生態系にはよいです。
『調理して
食べる』というのも選択肢の一つかも。
しいな ここみ様主催『500文字小説企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 00:00:00
500文字
会話率:39%
天才シェフ天海大地は、史上最年少で三つ星という栄光を手に入れようとしていた。しかし、大病を患って味覚を失い、同時期に元同僚の内部リークにより炎上したレストランは閉店。
絶望の最中、味覚のない人生に意味がないと自ら命を絶った彼が目を覚ましたの
は、「神々が究極の美食を堪能するためだけに創り出した世界」だった。
この世界では、多種多様なモンスター(食材)たちが独自の生態系を築いており、料理人は「魔力」を利用して料理をする。
しかし、この世界における「人間」という種は、過去に神々に叛逆した罪よって「害獣」として忌み嫌われており、魔力を行使する器官の剥奪と料理という神聖な行為に携わることさえも絶対的な禁忌とされていた。
目が覚めた先でその世界の最高位の食材とされる《ハイエルフの心臓》を食べてしまったことで、謎のエルフの霊に取り憑かれてしまう。
人間という劣悪な種族が寄生した主だと知るとあからさまな嫌悪を見せるエルフの霊体だったが、次第に天海大地の体に隠された能力を認めていき——。
異世界の未開地で繰り広げられる、魔法とモンスター料理の頂点を目指す壮大なグルメ無双!天海大地の新たなる料理人生が、いま幕を開ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 18:35:26
5638文字
会話率:15%
木漏れ日が差し込む、花立ては自然を現す、蜂は生態系を創る。其れは作画の良いアニメの一幕の様に。
今日は祖父母の墓参りだった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
花は何故散るのか。
詩ではありません。
純粋に掃除した箇所が散った花で覆われると虚しくなるので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 09:48:12
567文字
会話率:0%
8月中旬に家族で帰省する小学5年生レイジ。
ある日、海水浴中に祖父が行方不明になる。後日妹は高熱を出して寝込む。いろんなことが起こり、混乱するレイジのまえにあらわれたのは青い肌のお姉さん。「海底の国には妹の治療薬がある」とレイジを半ば強引
に連れ去る。
海底の国オルテンシアまで行ったが、肝心の薬は材料不足だった。その間、オルテンシアを観光し3人の男たちと友達になる。その過程で、最新鋭の潜水艦スターゲイザーの存在に興味を持つ。見学するだけだったものが、手違いで乗り込んでしまう。その道中で不殺の精神であるオールハートの精神を学ぶ。海底探査では巨大タコの集団に襲われ、レイジは脱出装置から逃げ、生態系がデタラメの無人島に漂流してしまう。
その島から運よく救助されたが、地殻変動、巨大タコのホネ、無人島と多くの謎を残す海底探査となった。
しかし、薬の原材料はどうにか手に入った。
オルテンシアに帰ると街は半壊していた。盗賊の襲撃に遭い、未知の物質カイテニウムを奪われたとのこと。民衆の無念を晴らすために3人の男たちは立ち上がる。レイジも一晩悩むが、参加することを決める。
盗賊のアジトを見つけ、捕まえたが奥にはヒドーデスという科学者がいた。海底探査での謎はヒドーデスとつながっていた。彼の目的はカイテニウムで天変地異を起こし、地上の制圧だったが、オルテンシア側はオールハートの精神からこれを否定。
3人の内、戦闘が得意なサーディンが不殺で勝利する。
レイジたちは緊急時の自己判断を問われ、裁判にかけられるが、レイジと3人の想い合うところに、女王陛下は心を打たれ、条件付き無罪の判決を下す。いろいろあったが、レイジは多くのことを学び地上に帰ってきた。
妹は完治し、相変わらず祖父は行方不明だがレイジはなんとか気持ちの整理がついて物語は終わる。
小学5年生という多感な時期…。ひと夏でいろんな体験をしたレイジは、少年期から少しずつ離れていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 22:21:52
115055文字
会話率:42%
度重なる戦争により生態系が破壊されてしまった地球。
自然破壊により荒れた環境,激減する人口。
いつしか人は兵器として戦闘用アンドロイドを作るようになっていた。
終戦後,長い年月をかけ再生した自然とは裏腹に,人間社会は強い上下関係によって支
配されてしまい,少数の上層部の人々が技術が発達した生活環境の中で持ちうる権力を使い自由に過ごし,人口の大多数を占める下層部では荒れた環境の中でアンドロイドと共に過酷な労働や生活をしながら不自由な日々を送っていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 22:30:32
4562文字
会話率:40%
『この世界は未知と可能性で溢れている。各地に生息する【魔物】と出会うことは「世界」の一端を知ることに他ならない
──【深化生物学の祖】グレイ・J・コルピド
魔王討伐から500年。世界の掌握を目論む魔王は討たれ、平和が訪れた世の中の話。巨
大な悪も巨大な正義も無い世の中。
魔王が生み出し築き上げた生態系は崩壊し、魔物たちは各地に散らばり独自の生態系を築いて行った。
一気に市民権を得た「ギルド」は人々に害をなす魔物たちを討伐することが主な仕事となった。
一方で魔物たちの環境への適応も凄まじく、魔物の対応は後手に回っていた。
500年間の時の中で魔物たちは魔力によって異なる進化を遂げた。魔物より深く進化した生物として、彼らを「深化生物」と呼ぶようになった。
そして次第に魔物たちがときたま起こす甚大な被害をもたらす「深災」に目を瞑るようになった。
被害を最小限に抑えるべく、ギルドから精鋭が派遣されるが、効果的な対処法は未だ見つかっていなかった。
これは、1人の青年と1匹の竜のフィールドワークの記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 20:00:00
4803文字
会話率:28%
この物語は、神を自称する観測者が、惑星を観測し、その生態系と星の寿命について解説するものです。
最終更新:2024-08-30 04:27:37
1129文字
会話率:0%
世界には四つの大陸があり、それぞれの大陸において【シスエレメント】と呼ばれる巨大な魔鉱石が存在していた。
北の大陸には青のシスエレメント。
東には赤。
西には黄色。
そして、南には緑が。
世界は四つのシスエレメントによって均衡が
保たれており、それは数千年もの間、【世界の秩序】として言い伝えられ、世界に於ける「天理」として、人々の教えの中に守られ続けてきた。
かつていくつかの戦争があったが、それは大陸間戦争の記録として今日の文献に残っており、それぞれの国の領土を広げるために起こった“人間同士の戦い”であったと伝えられている。
北の大陸、コルリウス
東の大陸、イーフリート
西の大陸、グレートウォール
南の大陸、ディアボロス
それぞれがぞれぞれの大陸において独自の生態系を築き、四つのシスエレメントが持つ魔力の恩恵を受けながら、豊かな暮らしと裕福な歴史を送ってきた。
創始暦2101年。
人間たちは自らの住む大陸を守るべく、それぞれのシスエレメントの恩寵にまつわる“魔法軍事帝国”を築き上げてきた。
かつての大陸間戦争は、四つのシスエレメントを巡る戦いであった。
しかし未だ大陸を超えてシスエレメントの領域が侵された歴史はなく、四つの大陸に拠点を置く国々は平和を保ち続けられてきたと言える。
東の大陸、イーフリートの中心にある軍事国家、ガルバディアの傭兵養成学校は、優れた魔法生を育成するべく、「バトルロード」と呼ばれる独自の傭兵訓練システムを構築していた。
世は戦乱の時代だった。
イーフリートに隣接する大陸、ディアボロスを支配する“グラシアル聖国”が、各大陸への宣戦布告を実施したのだ。
彼らは独自の科学技術によって開発した『人工魔鉱石』という黒色のシスエレメントを生み出し、それを人間に埋め込むことで、“ブラックタール”と呼ばれる魔物を数多く製造していた。
ブラックタールは本来の人間の能力を大きく超える代わりに、理性を失い、異形の怪物へと変化することが明らかになっていた。
そして、最も特筆すべきは、ブラックタールはあらゆるシスエレメントを取り込むことができる“変異細胞”を持っているという点だった。
グラシアル聖国はこの特性を利用し、各大陸にある3つのシスエレメントを奪おうと、ブラックタールを“兵器”として送り込むことを画策するが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 13:10:14
28213文字
会話率:11%
スライムの群れを追放されたその日、主人公は自身が人間であった頃の記憶を取り戻す。
記憶と共に【ユニークスキル】も手に入れた主人公は、あっという間に〖進化〗を果たすが、そこで衝撃の事実を知る。
「もしかしてオレ、経験値モンスターって奴な
んじゃないか……?」
主人公の種族は破格の経験値を持つボーナスモンスターであった。
意気消沈する主人公はしかし、自分の卓抜した防御力に目を向ける。
「この防御力があれば同格の相手でも安全に倒せる……!」
大抵の攻撃を無効化できる防御力と、【ユニークスキル】による無類の成長速度。
それらが組み合わさり、主人公は異例の速さで生態系ピラミッドを駆け上がって行く。
これは狩られるために生まれたような魔獣が〖進化〗を繰り返して最強に上り詰める物語。
※カクヨム様でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 00:31:29
539609文字
会話率:29%