自暴自棄になった底辺魔法使いの少年は、穴に杖を捨てる。
すると穴から女神様がでてきて、こう言うのだ。
「あなたが落としたのは、この金の杖ですか?」
「ちがいます」
「では、この銀の杖ですか?」
「ちがいます」
「では、落としたのは、こ
の木の杖ですね?」
「……ちがいます」
少年はヒネクレていた。
――落としたのではない。捨てたのだ!
「……ひねくれ者のあなたには、この穴を差し上げましょう」
少年がもらったのは、なんでも呑み込んでしまう魔法の穴。
勇者だって魔王だって、穴へ吸い込んでいく。
「ケッ、底辺が――」
「てい!」
少年が手をかざすと、勇者が穴に落ちていった。
「よく来たな、人間ど――」
「てい!」
エラそうにしていた魔王も穴に落ちていった。
「よくぞ魔王を倒した! 王として礼を言――」
「てい!」
ついでに王も落としてみる。
少年の快進撃はとどまることを知らない。
次は一体なにを落とすのだろうか。
※カクヨムからの転載になります。
【題名】魔王を入れてみた〜底辺冒険者は極悪空間スキルで穴無双する〜 [旧題]穴があったから入れてみた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:34:56
128984文字
会話率:24%
この世界では15歳でひとつスキルを得る。
【勇者】として優秀なスキルを得た親友ロイドと、とある役割を与えられた俺は仲間を集めて旅に出る。
しかし、パーティーから突然追い出されてしまった俺は賢者を訪ね、助言を得る。
「おまえはまだ若い、見
聞を広めるために学校に入りなさい。資金は冒険者をやりながら集めるといいだろう…」
勇者パーティーを離れ、授かったスキルを活用してたらいつの間にか魔王と呼ばれるようになり……
戻ってこいと言われても、もう遅い。
俺は俺で幸せを掴んでやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 15:45:13
22796文字
会話率:26%
底辺冒険者アルス。
ある日、突然目覚めたスキルで、これまでの人生が一変する。
最終更新:2023-04-28 15:00:00
18493文字
会話率:33%
ダンジョン、モンスター、そしてそれらを攻略する冒険者の存在が当たり前になった世界。
妹のため、底辺冒険者として日銭を稼いでいた少年「望月真」は仲間に見捨てられ、ダンジョン内に置き去りにされてしまう。死を覚悟したその時、頭の中に声が響いた
。
「お主を救ってやろうぞ。
我と契約し、クール系メスガキ美少女になるならばっ」
神と名乗る人物からの提案を真は意味も分からず了承し、かくして「月宮マコ」としての人生を始めることになる。
「ここは私が引き受けるので、ざこのあなたは下がって治療でもしてたらどうですか?」
あああああ、怪我人を気遣っただけで何でこうなるんじゃっ。
ー-妙なキャラ付けと共に。
※勘違いコメディーです。
※主人公は理不尽な神様にソロ活動やメスガキキャラを強制されたり、美少女(メスガキ)たちにストーカーされたりします。
※わからせ(R-18)展開はなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 12:00:00
116380文字
会話率:28%
ふと気が付くと異世界で孤児に転生していた。え、12だから孤児院から出ていけ? 一文無しで? お上の方針だから冒険者になって迷宮にもぐれ? OKちょっとハードだがなろうお約束のあれだな? よし、冒険者登録だ……って不遇職の盗賊!? しかも恩恵
が微妙!? パーティー追放どころかそもそもパーティー組んでもらえません! チートなにそれ美味しいの?
これはある底辺冒険者が頑張ってそこそこ成り上が……れるといいなぁという物語になる予定である。
作者初投稿につき文章の稚拙さ及びストーリーのアレさ加減はお察し、基本妄想の垂れ流しの自己満足です。しかも見切り発車。なお、主人公の一人語りの口調が安定していないのは仕様です。気に入らない方はそっと閉じて記憶から抹消してください。
作者サラリーマンにつき更新ペースは残業時間に反比例します。休日に頑張ってストック作りたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 08:00:00
200214文字
会話率:25%
十五歳になると一人に一つずつ、特別なアイテムを神様から貰える『神授の儀』に参加したロイド・アンデールに授けられたものは能力も使い方も謎に包まれ、今まで誰一人として使いこなせたものはいない――悪い意味で計測不能という『不明』ランクの『漆黒の
板』だった。
過去の大賢者が使用していたためランクでは測りきれない、という良い意味での『不明』ランクである『大賢者の魔導書』を授かった幼馴染のアミリーとの差に絶望したロイドは、昔から思い描いていた『アミリーと一緒に冒険者になる』という夢も諦めざるを得なくなってしまう。
それから三年後――。
ロイドはCランクパーティーの荷物持ち兼雑用係という、底辺冒険者として生きていた。
儀式のときに言われていた通り、『漆黒の板』は何の役にも立たないゴミアイテムのままで変わらず、『不明』という言葉はいつの間にかロイドを指す蔑称として定着してしまい、誰からも軽んじられる日々。
そんなうだつの上がらない無為な日々を送るロイドに転機が訪れることになる。
ある日、所属するパーティーが身の丈に合わない依頼に軽い気持ちで挑戦するもののあえなく失敗、ロイドは逃げる時間を稼ぐ囮として一人その場に取り残されてしまう。
目の前に迫る、遥か格上のモンスター。ロイドが絶望に沈んだその時――
奇跡的に条件を満たした『漆黒の板』が遂に力を取り戻した。
『漆黒の板《タブレット》』に住む『IDE《アイディ》』の言われるがまま『プログラミング』を実行すると、ロイドは遥か格上のAランクモンスターを一撃で倒してしまう。
ついに明らかになった『不明』の力。
この時を境に、ロイドの人生は一変していくことになる。
神授の儀式のときに聞こえた、あの言葉。
『まあもし万が一、俺様を『起動』出来たなら――
そん時は俺様がお前を『最強』にしてやるからよ』
その約束を果たさんと、運命の歯車は急速に回り始めるのだった――!
異世界成り上がり冒険譚と、ほんのちょっとプログラミングの基礎も分かるようになる(かもしれない)一粒で二度美味しい痛快ストーリー!
※カクヨムでも連載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 18:25:26
855文字
会話率:6%
ルッツは男爵家の次男坊だが幼い頃から不運の日々を送った結果、現在は底辺冒険者としてギリギリの生活をしている。ある日、応援で新人パーティーに入りダンジョンに行ったがそこで迷子になってしまい彷徨った先で女神に出会う。女神はルッツに運命を決めるコ
インを与える。そこから彼の人生は徐々にだが良い方向へ向かう事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 20:30:34
4324文字
会話率:38%
かつて魔王を倒し『救世の大賢者』と称えられたアドゥルはその後忽然と表舞台からその姿を消した。そんな彼もおっさんとなり今はうだつのあがらないDランクの底辺冒険者として日銭を稼ぎながら気楽に暮らしていた。 そんな中での魔王が復活。 各国の集ま
りである『大陸会議』はおっさんに白羽の矢を立てるが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 06:00:00
36170文字
会話率:29%
【15万字ストック済み】 無能な限界中年≪斉藤一切≫は、幼少期の成功体験が抜けきれず、未だに中二病をこじらせていた。
そんな時、派遣切れのタイミングで『自分に隠された異能』を探す旅に出た。そうして立ち寄った遺跡で水晶ドクロを拾い、あまりに
も興奮し過ぎて遺構の井戸に落ちてしまう。気が付くと魔法が使える異世界に転生していた。
右も左も分からないハードモードな世界だが、遺跡を巡ることで魔法とスキルの核心に触れ、底辺冒険者から一気に覚醒する。しかし、その過程で世界に迫りくる危機を察知し、当初は生き残るため、そして楽しい人生を送ることを目標としていた心境にも変化が訪れる。
無自覚無双で成り上がる、独身男の痛快サクセス・ストーリー。
※『残酷な描写あり』タグは念のため。カクヨム様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 21:12:35
354114文字
会話率:28%
『無能』と馬鹿にされ、誰からもパーティを組んでもらえず、ぼっちで活動しているFランク冒険者ゼノ。
彼のユニークスキルは【アイテム収納(極小)】という役立たずスキルだった。それでも諦めずにダンジョン探索を続け、こつこつとレベルを上げ続けてき
たゼノ。
ある日、彼はダンジョン内で『スキル進化の間』という部屋を見つける。
その部屋の効果で、彼のスキルはEXスキル【アイテム交換所】へと劇的な進化を遂げた!
スキル【アイテム交換所】とは、モンスターを倒すと得られる『魔石』の数に応じて、超強力なアイテムと交換できるというもの。
たとえ弱くても、コツコツと魔石を集めていけば、いずれは最強装備が手に入るのだ。
さらに強い攻撃アイテムを得られれば、それで強力モンスターを倒して大量の魔石を入手→その魔石でもっと強い攻撃アイテムを手に入れ、もっと強いモンスターを……という無限ループ強化も可能!
もう最底辺のぼっち冒険者生活はおしまいだ。
これからは気の合う仲間とともに、最強アイテムをそろえまくり、あらゆるダンジョンを踏破する――そう、世界最強のSランク冒険者パーティを目指して。
最底辺から最上級まで一気に駆け上がる、ゼノの冒険が今始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 09:08:44
91170文字
会話率:37%
『HJ文庫様から書籍化決定しました
書籍版ではエ◯シーン大量追加します!!』
『発売日は2020年10月1日予定です!!』
かつて最強の魔王と称された男が居た――彼の名はジーク。
これは、彼が好敵手である勇者ミアと戦いを繰り広げて
から、五百年後の物語。
底辺冒険者のアルは仲間を庇った結果、現代勇者に呪いの剣を装備させられてしまう。
しかし、実はその剣――アルに前世のすべての力と、すべての記憶を取り戻させる専用装備だった。
「そうだ、俺はジーク。勇者ミアの末裔との最高の戦いを望んで、眠りついた魔王」
だがしかし、そんなジークが現代で見た光景。
それはかつて望んだものとは、大きく異なっていた。
「おいおい嘘だろ、これが『最強魔法』? なるほど、お前達――現代勇者の中ではそうなんだろうな。俺はこの程度の魔法、腕を振っただけでかき消せるが」
要するに、現代勇者はクソ雑魚化していたのだ。
しかも、過去の栄光を振りかざし、盗賊紛いの行いまでしている始末。
ジークにはそんな現代勇者達が許せなかった。
まるで、強く高潔だったミアを汚されているようで……故に。
「さっきの一撃――魔法かきけすどころか、現代勇者もぶっとんでいきましたね! さすが魔王様です! このアイリス、一生ついていきますとも!!」
ジークはそんなかつての部下の少女と共に、えせ勇者達を一掃する旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 10:25:10
353885文字
会話率:34%
底辺冒険者生活を送る少年、稲葉蒼汰。
最弱だったはずの彼だが、とある配信者の生配信に映ったことにより、【格上殺し】としてなぜか名を馳せていくこととなる。
最終更新:2022-08-15 10:51:26
15165文字
会話率:36%
冒険者のロアはみんなから『無能』と有名な底辺冒険者である。
所持スキルは【アイテム作成】のみ。
能力はレベルと引き換えにアイテムを作成する、というものだった。
ロアはこのスキルのせいで、他の人に比べてレベルが上がった時の恩恵が雀
の涙ほどしかない。
それこそロアが『無能』とバカにされている大きな理由だった。
しかし、ロアは少しでも自分の実力を上げようと【アイテム作成】の能力を使うことなくレベルを上げ続けた。
スライムやゴブリンなどの低級モンスターを狩り続けて1年。
50レベルに到達したロアにとんでもない変化が訪れた。
『【アイテム作成】が【魔法創造】に進化しました』
手に入れた【魔法創造】はレベルと引き換えに魔法を創造できるというもの。
消費するレベルが高ければ高いほど、強力な魔法を創造できる。
つまりレベルを消費すればするほど、レベル上げの効率はドンドン上がるのだ。
更に【アイテム作成】の能力も利用することで、強力な装備でステータスを補ったり、価値の高いアイテムを作成できたり、超便利!
【アイテム作成】と【魔法創造】──二つのスキルが相乗効果を生み、ロアは驚異的な成長を遂げていく。
◆日間総合1位
◆週間総合1位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 23:46:44
134386文字
会話率:40%
召喚術士の名門に生まれた主人公、ルイ・タンストール。
しかしルイには召喚魔術の才能が全くなかった。
いくら術式を行使しても、プスンと間抜けな音しか出ず、肝心の召喚魔獣が現れないのだ。
そのせいで当主である父親から失望され、十五で家を追い出
されてしまう。
その後は底辺冒険者として食うや食わずの生活を送る主人公だったが、組んでいた冒険者パーティーでも能なし扱いされ、ダンジョンの奥で魔物に襲われたときに囮として取り残されてしまう。
絶体絶命の危機に陥ったルイは自爆覚悟で自分の身体の位置を中心に召喚術式発動させ、魔物と運命を共にする……はずだった。
しかし、それこそがルイの固有スキル『幻獣召喚』の条件だったのだ。
幻獣の力を宿し、あっという間に魔物を蹴散らしたルイは自分の本当の力に気付き、最速で英雄への道を駆け上がってゆく――ッ!
※カクヨムでも同時連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 19:31:30
110666文字
会話率:35%
天職と呼ばれる力で、【剣士】や【魔術師】などが世界各地の古代遺跡《ダンジョン》から宝物や古の魔術を発掘する《冒険者》として活躍する時代。
主人公テオが持って生まれた天職は、冒険者としてはハズレの【羊飼い】だった。
羊飼いなので戦闘力はほぼ
皆無。
生来持っているスキルはどれも今ひとつ使えない。
冒険者になるための試験は連続で十回落ちた。
それでも諦めずに頑張っていたテオだったが、ついに仲間から戦力外通告をされ、新進気鋭の冒険者パーティー『貫きの一角獣』をクビになってしまう。
失意の中テオは、故郷に戻ることに決めるが……今まで頼っていた仲間から離れたおかげで、テオは【羊飼い】の真価に気付く。
やむにやまれず途中で出会った底辺冒険者の女の子を《牧羊犬》にしてみれば、獣のごとき身体能力が備わり凶悪な賞金首を蹴散らすし、魔物最弱のスライムを『群れ』に加えてみれば、無限に分裂して魔物の群れ相手に無双し出すし……
あれ? もしかして【羊飼い】、強くね……?
これはハズレ天職の主人公が、底辺冒険者や最弱魔物たちと一緒になんやかんやで最強の冒険者パーティーへと成り上がっていくお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 10:28:46
146492文字
会話率:31%
「仕事が貰えるだけでも有難いと思え。この底辺冒険者!」
主人公のシュジンは優れた力を持っていながらも、ギルドでは冷遇され続けていた。理由は彼が素性の知れない人物だったからである。
「これが親クジというやつか……」
彼の住むツーノッパと
いう地域では、5段階の身分がある。
貴族階級のプラチナ。騎士階級のゴールド。金持ち階級のシルバー。中流庶民のブロンズ。下層庶民のアイアン。
階級は絶対的なもので、ゴールドの親に生まれた子はゴールド。アイアンの親に生まれた子はアイアンを引き継ぎ、同じ身分の者としか結婚も許されないし、冒険者になっても回って来る仕事も違う。
しかし、そんなアイアン身分のシュジンでも成り上がる方法はある。完全な実力社会であるモンスター側に立って、ダンジョンの長になることである。
ダンジョンのボスになれば、自分の意思でダンジョンを支配し、貴族や騎士にも引けを取らない実力を持つことさえできる。
シュジンがその決意をする転機は、少しずつ近づいていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 13:04:50
83411文字
会話率:59%
風にただ揺蕩うだけの最弱の魔物を使役する最底辺冒険者の主人公が、一つの事件をキッカケにその名前が広まったり、規格外な人脈が形成されていったりする冒険劇。
ハーメルンでも書いてます。
最終更新:2022-04-20 17:47:06
12724文字
会話率:68%
これはシスコン底辺冒険者が最強へと至る英雄譚。
病気の妹の治療費を稼ぐために冒険者をしているエドワード・ノウエン。
しかし彼には冒険者の才能がなく、中堅パーティの荷物持ちとしてコキ使われることで辛うじて妹の薬代を稼ぐ生活をしていた。
「なんだ転移トラップか。これならお前に払う報酬が浮いてラッキーだぜ」
「なっ!? なんだよそれ!?」
トラップにかかったエドワードはメンバーに見捨てられ、ダンジョンのトラップで下層へと転移させられるも、そこで出会ったロリエルフに助けられた翌日……
──デイリークエストが更新されました。
「……なんだよこりゃ」
自分にしか聞こえない声と文章に導かれ、デイリークエストなるものを達成させることを強要される。
──デイリークエストを達成しました。
──以下の報酬をすべて受け取れます。
その報酬はエドワードを冒険者として成長させるものであり、彼はデイリークエストによってどんどんレベルを上げ、最強への道を駆け上がっていく。
「毎日やるの大変だからかウィークリークエストに変更できない?」
──了解しました。
「できるのかよ!」
やがてエドワードはたどり着いた最下層でダンジョンの存在するの真の理由を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 12:17:09
290289文字
会話率:40%
底辺冒険家のハイネは、訳あって四大精霊の一人、ウンディーネを名乗る少女アリルと一緒を旅を続けていた。
平穏な暮らしを求める彼とは裏腹に、様々なトラブルに巻き込まれていく冒険物語。
最終更新:2022-02-20 17:53:35
67382文字
会話率:56%
冒険者都市『ミズガルド』――そこは爛れた欲望を抱く冒険者という名の馬鹿が集う街。
不遇武器『斧』の呪いにより『永世銅級冒険者』の汚名を冠するルゼル・アクストもその一人。
ある日、ギルドから依頼を受けた彼は物騒な噂の絶えないスラム街
へと足を踏み入れる。
日の光も法の目も届かない街の深淵で彼を待っていたのは――
「さあ、共に愚かな人類を導くわよ!」
天界を追放された女神を自称する女、エイルからの宗教勧誘だった。
彼女の甘言に乗せられたルゼルは斧を手に取り、協力することを選ぶ。
全ては夢のモテまくり冒険者人生のために……。
『恋人に持って欲しくない武器ランキング一位!』――チート級斧使いの底辺冒険者
『キャッチフレーズは"会いに行ける女神様"』――天界を追放された落ちこぼれ女神
『そのおっぱいで聖女は無理だろ!』――斧使いに優しい巨乳聖女
『決闘を前提にお付き合いしてください!』――戦闘狂のエクストリーム女剣士
『ルゼルくんはそんなこと言わない!』――解釈違いは許さない同担拒否の厄介ファンガール
異なる目的を持った曲者たちが一堂に会する時、世界の命運に関わったり関わらなかったりする物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 17:11:22
230113文字
会話率:37%
しがない底辺冒険者だった私は、神託によって聖女候補に選ばれて超絶イケメン王子様の婚約者に!? のびのび玉の輿ライフを楽しむけれど、ある日突然王子から婚約破棄を言い渡されて――って、いまゾンビの大群に襲われてるところなんでそれどころじゃないん
ですけど!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 20:10:11
8078文字
会話率:32%