『HJ文庫様から書籍化決定しました
書籍版ではエ◯シーン大量追加します!!』
『発売日は2020年10月1日予定です!!』
かつて最強の魔王と称された男が居た――彼の名はジーク。
これは、彼が好敵手である勇者ミアと戦いを繰り広げて
から、五百年後の物語。
底辺冒険者のアルは仲間を庇った結果、現代勇者に呪いの剣を装備させられてしまう。
しかし、実はその剣――アルに前世のすべての力と、すべての記憶を取り戻させる専用装備だった。
「そうだ、俺はジーク。勇者ミアの末裔との最高の戦いを望んで、眠りついた魔王」
だがしかし、そんなジークが現代で見た光景。
それはかつて望んだものとは、大きく異なっていた。
「おいおい嘘だろ、これが『最強魔法』? なるほど、お前達――現代勇者の中ではそうなんだろうな。俺はこの程度の魔法、腕を振っただけでかき消せるが」
要するに、現代勇者はクソ雑魚化していたのだ。
しかも、過去の栄光を振りかざし、盗賊紛いの行いまでしている始末。
ジークにはそんな現代勇者達が許せなかった。
まるで、強く高潔だったミアを汚されているようで……故に。
「さっきの一撃――魔法かきけすどころか、現代勇者もぶっとんでいきましたね! さすが魔王様です! このアイリス、一生ついていきますとも!!」
ジークはそんなかつての部下の少女と共に、えせ勇者達を一掃する旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 10:25:10
353885文字
会話率:34%
近代兵器などの発達により刀や剣などの需要が減り薬も外科医術でほとんど治せる時代。
とある天才薬剤師の母と天才鍛冶師の父の間に生まれた子供「火守 シュウ」
シュウは早くに母を亡くし、そのせいでダメ人間になった父によりまともな教育を受けられずに
、ただひたすら鍛冶の技術と薬学を叩き込まれた。
シュウが15歳になろうとするとき急性アルコール中毒により死んだ父この日を境にシュウは普通の生活をしようとするが学校にも通えずどうしようもない状態そんな中、いつも持ち歩いている槌と母のレシピ、それと晩御飯のコンビニの弁当を持ったまま世界が暗転、気がついたら英雄や勇者、大魔導士といった元いた世界とは大きくかけ離れた世界にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 20:44:51
31124文字
会話率:61%