色の無い世界を無理に生きている成瀬れい子。誰にも必要とされてなく、つまらない日々を過ごしていたが唯一の理解者である養護教諭の先生のおかけで毎日頑張れていた。しかしもう生きる気力を無くしていたれい子はどこか落ち着ける場所を求め、高校の近くにあ
る山を登ることにした。その山から見る景色は色が付くほど綺麗だった。れい子は死に場所の第一候補としたが、まだ道が続いていることに気づく。興味本位で歩いてみると大きな名前の無い神社が見つかった。
そこかられい子の人生の歯車は大きく変わっていった。
神社にいる謎の男。様々と起こる怪奇現象。仕舞いにはお化けも見えるように…。
日本の妖と普通の女子高生という不思議な組み合わせな不思議なお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 23:52:41
16891文字
会話率:50%
ある日、山から現れたゾンビ。
ゾンビはカタコトだが言葉を話した。
洋服や帽子などを欲しがり、手に入れれば山に帰るということを繰り返すうち、害のないゾンビと判断される。
そして山下さんという仮名をつけられ、見守り対象になったものの、それでも夜
道にゾンビが突然現れるのは心臓に悪いということで、麓に下りてきた際は近くに来ていると知らせるためのアラートを鳴らすようになった。
そんなある日、アラートを聞いて急ぎ帰宅していた主人公は、夜の公園で山下さんに出くわし、本当の目的を知る。
夏のホラー2023参加作品です。
怖くはないけれど微グロ注意かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 14:50:02
3403文字
会話率:13%
王都バルディアには闇がある。
華やかな表舞台の裏で生きる少年、ディル。
地位も金も無く、側にあるのは錆と腐敗臭の漂うガラクタの山だけ。表舞台の人間からは蔑まれ、一日を生き抜くにも精一杯の落ちこぼれた生活。
しかし、ディルには大きな夢が
あった。
それは銀貨百枚を集めて外の世界に飛び出すこと。
貶され、罵られても夢のためにせかせかと毎日ゴミの山を漁る。
そんなディルが、ゴミの山からある日見つけた銀装飾のペンダント。
ペンダントをきっかけに、ディルの人生は大きく変わり始めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:31:32
19631文字
会話率:23%
真剣の免許皆伝、全国高校剣道選抜大会優勝。
最強の剣の腕を持つ高校生、白金海《しろがね かい》は二週間ぶりに親父がやっている道場に顔を出す。門の扉を開けるとそこには木々が生えているが、どうせすねた親父がやったんだろう。そのまま入って行く。そ
こで出会うのは熊だったまあでもどうせ親父が山から連れてきたんだろうと思ったが躾ができていないようで襲い掛かってきた。それを軽く返り討ちにするが迷子なのか後ろに女性がいる。「フォレストベアを一撃で」なんて言うからそんな熊がいるのか―とか思ってたら話してるうちに。ここが獣の森なんて言いやがった。どう考えても家の道場だろ。
違った。話を聞くとなんと俺は異世界転移してるらしいじゃないですか。やったね退屈な日々からの脱出!稽古もサボり放題。
というかなんか【一刀流剣術】とか【二天一流】とかの流派がスキルになってるし持ってる。
まあいいか、これからどうなるかな。無双とかできちゃったりして。
不定期で投降しますが人気があればどんどん書くので
お願いします!ブックマークだけでもしてくれませんか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:07:41
24456文字
会話率:55%
大和と岳。二人の新たな生活が始まった三月末。新たな出会いもあり、色々ありながらも、賑やかな日々が過ぎていく。
そんな岳の元に、一本の電話が。それは、昔世話になったヤクザの古山からの呼び出しの電話だった。
岳は仕方なく会うことにするが…
。
※絡みの表現は控え目です。
※「エブリスタ」、「アルファポリス」にも投稿しています。(人物イメージ画あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 21:23:39
142885文字
会話率:37%
怯え懦きその人、歌って曰く、
「ああ、怖い。ああ、恐ろしい――」
春も深まり、雨雲のにおいが近づく季節になると、怯懦法師は比叡山から下りてくる。
この作品は カクヨム にも掲載されています。
最終更新:2023-05-28 12:00:00
11441文字
会話率:4%
毎年十月の第二土曜と日曜に開催される堺まつり。
大小路やザビエル公園等を中心に開催されるこの一大イベントは、堺県堺市の秋の風物詩として南近畿地方の人々に長年親しまれている。
堺県堺市を管轄する人類防衛機構極東支部近畿ブロック堺県第二支局も、
警察や自衛隊といった同業の公安系公務員と同様に警備や広報活動といった様々な形で尽力してきたが、この元化二十五年度堺まつりに関しては例年とは異なる形で協力する事となった。
堺市のメインストリートである大小路で開催される大パレードに、大日本帝国陸軍女子特務戦隊の軍装に身を固めて観閲行進を行う少女達の集団。
それは堺県第二支局に所属する少女士官の特命遊撃士達であった。
彼女達が何故、旧軍の軍装に身を固めて大パレードで観閲行進を行う事になったのか。
それは堺県第二支局に所属する特命遊撃士の吹田千里准佐が、京都市嵐山からやって来た霊能力者の少女達と共に挑んだオカルト絡みの事件が切っ掛けだった。
人類防衛機構の少女士官である特命遊撃士と、霊能力に長けた京都の武装集団である京洛牙城衆。
特技も性質も異なる二つの組織の戦士達が力を合わせて挑む敵とは、果たして何者なのか?
※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 05:50:47
30024文字
会話率:22%
いつか届くだろうかと歩いた散歩道
キーワード:
最終更新:2023-02-05 17:03:46
413文字
会話率:0%
晩秋から・・斜向かいの家の庭の木が、道路に葉を落とす。毎日毎日、年末まで葉を落とす。落ち葉は、元の家で掃き止めなければならない。風が吹くと小路の向こうまで、吹き飛ばされるのです。その家の人は、気にならないのであろうか?気の病を患って居るの
だろうか。掃いて居る処に出くわすと「すみません・・おばちゃん」と言いながら・落ち葉を掃いて居る。おばちゃんを連発する人なんです。おばちゃんという事で、気が休まる?優位に立って居るのであろうか。貴女も人から見れば・・結構おばちゃんよ。言ってはいない。つぶやいただけです。去年四月にオープンした駐車場には、まだ入庫車一台なんです。その土地は、畑にしていた時から・・熱湯を撒かれたり、夜盗虫を撒かれたり、山から猪が来て荒らしたり・・。どれも証拠の無いものばかりです。でも、人間理不尽なことをすると・・後の動作で分かります。誤魔化す事をします。いつも思う事は、仕事を真面目にする人は、胡麻化す事は考えられない。何でなんだろう?このような事で良いのだろうか?何年か後、後の世の人達は、この有様を如何思うのだろうか?幸せな世の中になって居て、昔はこの様な事をして居たのかな・・。また反対に、このつぶやきが、詐欺、物取り、騙し合いの前兆になるのではないだろうか?混沌としたこの世の中・・どうぞ良い方向に願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 10:00:00
5756文字
会話率:0%
三宅町市は令和の大合併で、山を越えた白上市と合併した大きな町。
しかしながら、三宅町と白上の合間には、伊地山と二ノ山からなる急峻な山岳地帯があり、この合間を縫うように流れる美奈川渓谷に沿って走る三宅町鉄道と、トラックやバスも走れない片側1
車線の道路。トンネル工事やバイパス工事も試みられるも、厚い岩盤、破砕帯、大規模災害誘発により、令和の今、そのような計画は立ち上がらない。
結果、同じ町なのに、陸の孤島が生まれた妙な町になってしまった三宅町市。
ところが、白上は石灰岩やセメントの産出地。更に、白上ダムや発電所のため、多くの人が住む町。
貨物輸送や人為輸送のため、鉄道は欠かせない。
そんな街に、HONDA CT125ハンターカブに乗って、夢半ばにして挫折し、第二の人生を歩むため、水沼カイはやって来た。
両親無し、友達無し、親戚無し。
ただ、この町の富豪の家令に招かれて、やって来た。
そして、水沼カイの新しい生活が今、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 13:23:04
68507文字
会話率:32%
領主の娘ラーシャは、瘴気渦巻く集落から住民を避難させるため一人走っていた。山から魔人が下りてくれば、何人の住民が犠牲になるか分からない。
「騎士ユリウスの文通」の前日譚的なお話です。
最終更新:2022-12-29 12:48:56
5338文字
会話率:43%
夢灯籠
想いは儚く何処までも永遠に
久遠の夏はいつまでも呼んでいる
あの鈍色の夏の彼方
祈り子が吊るされて
恐山から地蔵菩薩が
母親の涙を受け止める為に
風車と共に
闇の中の灯りですら
人を癒し慈しむ
よい子ははよ寝ろや
辻占婆が邪悪に変
化しても
御子らはあの祭りの灯りを知ってるから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 18:16:13
3099文字
会話率:0%
インド東部の貧しい村ジャドゥタゴの近くのため池で、ブシュカは、白装束のカワシマと出会った。
日頃から生活を変えたいと願っていたブシュカは、カワシマのことを自分を迎えに来た白馬の王子ではないかと期待する。
だが、カワシマは取材と称して、
村内を撮影してまわったり、兄のルドラに執拗に質問攻めをしたりと、不愉快な行動をとる。家にも泊めてあげたが、部屋に籠るだけで、一緒に食事をとろうともしない。
そんなカワシマに一度は愛想を尽かしたが、次の日に鉱山から帰ってきたカワシマは一変し、ブシュカは胸をときめかせた。
やはり、カワシマはブシュカの待ち焦がれた救世主なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 09:37:45
7411文字
会話率:19%
ある日、山から下りることが出来なくなった。
入る事は出来るが、下りたら死ぬ。
山の中にある旅館に宿泊していた者達は、そこに閉じ込められた
最終更新:2022-09-25 12:00:00
3920文字
会話率:1%
地域の風習について研究している私は、ある町の祭りの風習を調べに訪れる。始めはそれほど変わったものではないと思ったが、ある条件を満たした時、深夜に山を見てはいけないというのだ。もし見てしまったら行方不明になると言われており、祭り当日。条件を
満たしてしまった為、早く切り上げることになったが、家族に不幸があり、深夜になる前に家に帰ることになってしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 07:00:00
3010文字
会話率:55%
いづれの御時にか──
山城国にそびえる松焔山には、昔から天狗の群が棲みついていて、近隣の人々に恐れられていた。
尾栗郷の娘・真朱は、友人たちとともに山から帰る途中、天狗に襲われる。
この出来事こそ、真朱の行く末を大きく変え、秋の松焔
山を真っ赤に燃やした、ひとと天狗の騒乱のはじまりだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 22:32:52
101999文字
会話率:32%
最後まで書き終わっています。ブラッシュアップしながらの投稿になります。更新時間は未定です。
奴隷少年が炭鉱夫無双するお話。
岩尾掘道(いわおほりみち)はブラック企業で奴隷のように働かされていたある日、地球とは別の世界で農民の少年ダダン
として転生してしまう。しかも不幸が重なり今度は本物の奴隷にされて鉱山送りとなった。
まさか社畜時代よりも不幸になるとは……と落ち込むダダン少年だが、いざ奴隷炭鉱夫になってみると意外と悪くない、どころか社畜時代よりも快適な生活が待っていた。
前世の記憶を持つダダンはこの世界に存在している『スキル』に対して、長年誰ひとりとして気付かなかったある秘密に気付く。
炭鉱夫の仕事にやりがいを感じ、採掘に専念したいのだが、鉱山からはトンデモな物が色々と見つかってしまい、面倒事に巻き込まれてしまう。
誰でも取得可能な『炭鉱夫スキル』を引っさげて、ヘルメット、ニッカポッカ、安全靴姿のダダン少年は今日も元気にツルハシを振り下ろす。
不思議鉱山を舞台に奴隷身分から成り上がる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 17:18:44
208875文字
会話率:43%
学年一の美少女と言われる三輪山澪は口が悪かった。自信過剰で暴言を吐き、高飛車だった。
そんな彼女から体育館裏で告白された黒崎真人は『口は災いのもと』を信条に生きているために三輪山からの告白をあっさり断る。
しかし、その翌日にまた三輪山から呼
び出される黒崎。
何度告白されても結果は同じだと思っていた黒崎だが――。
「私は別にあなたと恋人関係になりたかったわけじゃないのよ。まあ、黒崎くんが恋愛経験のないかわいそうな人だから勘違いするのもしょうがないけど」
と。
三輪山からの告白は恋のそれではなかったと知らされる。
聞けば三輪山、極度の緊張しいで人と話すことができないという。そして話そうとすれば最後、真っ白になった頭から反射的に暴言が引き出されるという――!
しかも好意を抱く相手にほど強い言葉が出てしまうようで……。
そんな三輪山が本当に黒崎へ伝えたかったことは、会話の練習に『付き合え』というものだった。
自分が普通に人と話せるようになる、その日まで。
ツンデレを通り越した暴力系ヒロインとの曖昧な関係が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 22:29:13
140708文字
会話率:38%
平安の春。京の山から一本の桜が消えた。
これにあわてたのは青年行者。悪霊封じの依り代として、桜の木を使うつもりだったのだ。
折しも、洛中でこんな噂がささやかれている。
「菅原道真公の庭から、白梅が飛び去った──」
木は空など飛ばぬもの、
なれば桜と梅いずこ。
行者はキツネをつれて謎を追う。花と天狗と名水の道は、はるか大宰府につながるか?
飛梅伝説に取材した、人妖入り乱れる時代ファンタジーミステリー。
〔2022年公式企画・春の推理 参加作品〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 21:30:06
29376文字
会話率:34%
美大生の高林は、先輩の佐山から自分の代わりにある女性とデートをするように頼まれました。しかし、それは彼が経験する悲恋の始まりであり、彼はその彼女をモデルに描き始めた絵を仕上げることもできず、ついには、夢の中で絵を描き終えたように思い込んでし
まいます。そして、その絵に獏(ばく)と作名を付し、画家としての夢を絶ったのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 00:42:07
20605文字
会話率:75%
美大生の男性二人(先輩、後輩)と、画家を父に持つ姉妹との悲恋を書いた作品です。
主人公の高林は、先輩の佐山からデートの代役をたのまれ、佐山に成りすまして会うことになります。しかし、それは思いもよらない悲恋の始まりだったのでした。
最終更新:2022-01-22 00:15:39
12811文字
会話率:1%