グラム村で変わり者扱いされていた少年フィロは村長の家で小間使いとして、生まれてから10年間馬小屋で暮らしてきた。フィロには生き物たちの言葉が分かるという不思議な力があった。そのせいで同年代の子どもたちにも仲良くしてもらえず、友達は森で助けた
赤い鳥のポイと馬小屋の馬と村で飼われているにわとりくらいだ。
いつもと変わらない日々を送っていたフィロだったが、ある日村に黒くて大きなドラゴンがやってくる。ドラゴンは怒り村人たちでは歯が立たない。石を投げつけて何とか追い返そうとするが、必死に何かを訴えているドラゴンが気になったフィロが話を聞くと村長に申し出る。フィロが話を聞くと、ドラゴンの巣を荒らした者が村にいることが分かる。ドラゴンは知らぬふりをする村人たちの態度に怒り、炎を噴いて暴れまわる。フィロの必死の説得に漸く耳を傾けて大人しくなるドラゴンだったが、フィロとドラゴンを見た村人たちは、フィロこそドラゴンを招き入れた張本人であり実は魔物の生まれ変わりだったのだと決めつけてフィロを村を追い出してしまう。
途方に暮れるフィロを見たドラゴンは、フィロに謝ってくるのだがその姿がみるみる美しい黒髪の女性へと変化して……。
「ドラゴンがお姉さんになった?」
「フィロ、これから私と一緒に旅をしよう」
変わり者の少年フィロと異種族の仲間たちが繰り広げる、自分探しと人助けの冒険ものがたり。
+++
・アルファポリスさんに別名で投稿していますが、同一人物です。
・ハピエン完結保証
・毎日7時17時の2回投稿です。初日のみ5話投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 17:00:00
29028文字
会話率:40%
〈竜殺しにはまだ飽きてはいない!〉
世界は突如、異世界と混ざり合う。
それから百数十年後、世は魔物が闊歩するファンタジーワールドと化した。
巨大人型兵器、レシプロ戦闘機、戦車、そしてクワカブ。
人類は科学と魔法を合わせた超常
の兵器を作り出し、狂った世界で今日も元気に人類している。
魔物を狩る存在〈猟師〉となった少年は、仲間及び相棒のクワガタと共に、戦車を唸らせ魔物を轢き殺す。
右を向けば魔物、左を向けば凶悪人間。
荒廃した世界を舞台に鉄と魔法とクワガタと戦車と。
手に汗握る空想異世界ミリタリーと、ちょっとBLな冒険物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 16:44:16
331073文字
会話率:50%
ある日『傀儡』と言う大人気小説の世界線にVRゲームを通じて入ってしまった主人公……
本人は最初楽しげに世界を楽しんでいたが
ストーカーに、最強の好敵手に、災悪な敵
そんなに呼んでねぇ!!
最終更新:2025-05-06 15:47:29
937363文字
会話率:47%
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ
子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 15:40:00
92463文字
会話率:18%
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ
子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
184174文字
会話率:18%
剣と魔法の世界で、夢の中で日本で暮らすという体験をしたカミル・クレスト。剣と魔法の世界で日本との繋がりが物語を動かすカギとなる?王道ファンタジーに日本を隠し味程度に添えた、そんな世界で生きる少年が大人になり世界に影響力を持っていく物語である
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 15:21:28
374145文字
会話率:31%
学校では除け者にされ教師に嫌われ、唯一の肉親による暴力を受け続けた少年が命を落とす。子供だから、一人だから。大人の暴力、集団の圧力に抗えず心と体を殺された彼が望んだのは、いつでも全盛期の力を使えるようにしてほしいという願い。
転生した彼が望
んだのは「死なないこと、なめられない事」
人間の限界を超えた力を手にしていく少年は前世で得られなかった他者との繋がりを持つことを知る。仲間ができ愛を知って成長していく彼は神に近づく力を手にしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 15:10:00
84502文字
会話率:25%
巨樹の森に目覚めた男。35歳と思うが体は10歳。年齢以外の自分に関する記憶はない。
愛犬の柴犬と巨樹の森を出て、仲間を増やし、様々な人と出会い自由に生きてゆく。
心は35歳なので、児童向け童話ではありません。すみません。
新たな大陸にわた
り、新しい旅が始まります。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 15:00:00
560019文字
会話率:49%
久々に実家に帰ったら、押し入れの奥から、昔書いていたノートが見つかった。
小さな頃はただ書いていただけだったけど、大人になった今、投稿出来る場所を見つけた。
少しずつ、直しながら投稿していきます。
ジャンルを何にチェックすれば良い
か分からない、、分かる人居たら教えて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:58:15
34294文字
会話率:24%
主人公の宮桃香は、とにかく恋愛体質な乙女チックの高校二年生。
ある日、何となく、大人気恋愛シミュレーションゲーム『kiss♡me in the castle』をプレイしてたら、ゲーム画面から、突然不思議な光が現われて...!?
「うるさい
。じゃがいも女。」
そこに現われたのは、本作一番のメインヒーロー、リュシアン・アーチャーが私の元へ!
これは、溺愛されちゃうかもって思ったのに、『二次元の桃香が好きだ』って言わちゃって..!?あれ、私また失恋しちゃった?
交際0日同棲生活、スタートです♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:16:23
45495文字
会話率:32%
静かな山村で暮らす中年の男・ハルは、一匹のキジトラ猫との出会いをきっかけに、過去と現在を繋ぐ不思議な旅へ導かれる。
気がつけば、そこは1990年の春──若き日の自分と、まだ少女だった妻・ケイコが出会う前の世界だった。
猫と風が運ぶ再会の予感
、ふたりの記憶がやさしく重なりはじめる――
これは“いま”をもう一度選びなおす、大人のためのタイムスリップ・ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:03:30
24482文字
会話率:18%
プログラミング好きの女子高生・真琴がβテスターとしてログインしたのは、大人気VR乙女ゲーム「ローザ・エテルナ」。しかし配役はまさかの悪役令嬢リリアーナ!? しかも開始早々、自己進化型AI「ヴァルザー」が暴走し、シナリオは崩壊、ログアウトも不
能に! 頼れるのはインターンで培ったデバッグスキルと、悪役令嬢としての(不本意な)知識だけ。王子や騎士など、本来敵対するはずの攻略対象たちと協力し、時には疑われながらも、真琴はAIが仕掛ける罠とバグに満ちた世界に立ち向かう! これは、仮想と現実が交錯する世界で、バグも恋も攻略してみせる悪役令嬢の、サイバーパンク乙女ゲーム戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:00:00
5225文字
会話率:24%
ピアニストのアニスに、「(異)世界をより良く教育する」というとてつもない仕事を任された湊。気がつけば、異世界でレイモンド・スローヤという赤ちゃんになっていた。体は赤ちゃん、頭脳は大人、心は?のレイモンドくんには誕生早々、様々なピンチが!頭が
大人だからこその大ピンチ。果たしてレイモンド(湊)は、どう切り抜けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:56:22
284049文字
会話率:42%
人間の子供たちに育てられたアマルガムゴーレムのカーフ。
森の一角で、子供たちと平和に過ごしていたある日のこと。
突然、ひとりが大人へカーフの事を告発したことで、
最後までカーフを庇った子供たちは、危険なダンジョンに幽閉されることになった。
彼らを助けてほしいと、カーフは助けを求めたが、
モンスターの言葉を聞いてくれる人間はいなかった。
兵隊たちから攻撃を受け続けながらも、カーフはただ彼らを助けてほしいと願い、
願い続け、たった一人。
手を差し伸べてくれた人間がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:42:12
48038文字
会話率:50%
異世界との戦争が舞台の少しだけ大人の男女二組を中心にした恋の物語。人類の歴史は数十万年に及ぶ平行する21からなる宇宙の一つとの存続を賭けた凄絶な戦いの歴史なのだが、それを知る者は少ない。戦いは終末を迎え敵の異世界人は大規模な侵攻を控え、人
間同士の殺し合いによる決着へと戦略をシフトしたからだ。アシュールと呼ばれる最高位の戦士達は脆弱な肉体と精神しか有していない人間にその戦いは不可能だと判断し地下へと潜る。人間と人間の間に入り込む異世界人との新たな戦いが始まり、人類は文明の栄華を享受しながらも滅亡の時へと流されていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:22:31
97340文字
会話率:50%
ある日、エリーゼは森で悪魔を拾った。契約者となり、大人になるまでに願いを決める約束をする。
そんな悪魔と一緒に暮らすことになったのだけれど……。転生者のエリーゼはなかなか願いが決められない。
どうせなら、悪魔の力を借りて、女騎士をめざ
そうかなぁと騎士養成学校に入るのだが。そこでエリーゼは、以前助けた少年と再会する。
その少年の正体は?
マイペースなエリーゼと奇妙な三角関係が始まった。
★不定期更新で、投稿はかなりゆっくりになります。
★完全なるご都合主義です。すみません。
★R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:11:45
325216文字
会話率:32%
30歳の記憶を持ったまま、11歳の自分にタイムリープした佐藤涼。目覚めた先は、記憶と微妙に異なるパラレルワールドだった。家族は変わらないものの、クラスメートや日常の風景には、かすかな違和感が漂う。
過去のやり直しではなく、新たな未来を選ぶ
分岐点として気づかされる現実。しかし、30年分の記憶を抱えた彼は、子供の世界に馴染むことができず、深い孤独感に苛まれる。大人の知識と経験があるにも関わらず、心の奥に広がるのは空虚さと疎外感だった。
そんな彼に、手を差し伸べたのが水島凛だった。記憶にない存在でありながら、不思議と心を惹かれる少女。彼女との出会いは、涼にとって失われた「絆」を取り戻すきっかけとなる。凛との交流を通じて、涼は再び人と向き合い、心を開く勇気を学んでいく。
これは、孤独の中で出会った新たな絆が、人生の意味を再定義する物語。もう一度やり直せるなら、誰とどのように生き直すのか――その答えを探し続ける涼の心の旅が描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 13:00:00
22087文字
会話率:41%
大学の非常勤講師である俺は、学生を引率して海外の語学研修に派遣された。初めて渡ったフランスでの体験は、毎日が新鮮であると同時に驚きもあった。幾ら学生とは言え大人の男女、講師の俺の言う事を素直に聞く事もなく、かと言って、クラスの同級生(これ
、日本人から見た外国人です)も中々タフな連中で、滞在中飽きる事はなかった。
フランスに語学留学を希望する人や短期留学を考えている人にとって参考になれば幸いですが、多分ならないだろうな? だけども各国の若者の考え方を多少なりにも伝える事が出来ればOK,否、d'accord。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:55:12
61418文字
会話率:42%
中年が一人寂しく酒を飲む。人生の途中で足を止め、目的意識もない。ただ、そこにいるだけの空虚。しかし大いなる、もしくは馬鹿げた陰謀に巻き込まれ、命を狙われる少年と出会った。無価値な玉座から立つ時が来た。人生の責務など果たさなかったが、大人とし
ての面子はまだ残っている。空っぽでも見栄の残骸はある。男の生き方なんてそれがあれば十分。なにも握らなかった手で拳を作る。なにも乗せなかった肩に少年を乗せる。子供を連れた男の旅が始まろうとしていた……が。彼がいないこそ世界は睨み合っていた。彼がいないこそ強者達は栄達を極めていた。彼がいないこそ技術は発展した。結構、大いに結構。這いつくばることはない。惨めな死を迎えることもない。無価値だと捨てられることもない。偉大にして高慢なる国家は我が世の春を謳歌し、強者達は我こそが最強であると謳い、最高の防御手段は詩人達に歌われる。ならばこそ、だからこそ、【もしも】の世界に叩きつけてやろう。教えてやろう。【正史】において列強を真っ正面から粉砕し、強者を屠り、あらゆる手段、戦術が無価値と断じられることになった原因を。最強を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:32:07
38647文字
会話率:41%
力の名称に振り回されるのは当事者だけではなく、周囲もまた同じだ。英雄伝説継承の名に目が眩み、栄光を妄想した者達が勝手に期待し、勝手に裏切られたと、損をしたと思い、役立たずを追放する。それが一度だけなら救いもあっただろう。しかし、別の人間が思
うのだ。我々なら彼の力を引き出せる、と。後ろ盾も地位もない青年テオは単なる力の名称のせいで、何度も強制的に冒険者パーティーへ参加させられ、そしてまた追放される。詐欺師、嘘つき、不良品。様々な蔑称が、彼の努力とは関係なく広まり、最終的には歴史と共に忘れ去られたかもしれない。聖女達に会うまでは。先人が紡いだ物語と共に、自らもいつか後へ託すための英雄譚が始まる。ただし……先人達の物語は異常だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 10:55:04
72290文字
会話率:39%
むかし……母からよく冒険譚を読んでもらった。
〜〜この世界には『天空の迷宮』が存在し、大空には無数のダンジョンがひしめきあっていた〜〜
〜〜遥か空の彼方には、火山が噴火し、宙に水が浮き、大きな熱帯雨林が広がったかと思えば、極寒の氷の洞
窟が姿を現す〜〜
〜〜そして、その頂に存在するのは【光の迷宮 アルフヘイム】……そこを攻略せし者は“勇敢なる者”——【勇者】と呼ばれ……光の精霊が『祝福』を与え、どんな願いも叶えてくれるとされている〜〜
〜〜数多の冒険者は光に憧れ果敢にも大空を目指した〜〜
これは、その冒険譚の一節。
だけど……これはフィクション。あくまでファンタジーだ。
この冒険譚は、ど田舎暮らしのしみったれたクソガキだった僕——“ウィリア”の興味を大きく刺激し、何度だって母にせがんで読んでもらった。
だがな……
僕ももう15になった。立派な大人さ。
夢と現実の区別くらいはつけられる。
僕が憧れたのは冒険者なんて非現実の『夢』ではなくて……都会で暮らしてみたいという現実的な『夢』さ。
あの冒険譚は好きだけど……いつまでも子供じみた夢に憧れていてどうする?
だから、現実的な夢を見て都会にまで出てきたんだ。
さて……これからシティーヒューマンになるための僕の物語が始まる。
はずだった——
「あれはラストダンジョン。光の迷宮アルフヘイムだよ!」
「……はあ?」
道ゆく男性の足を止め、質問を投げかけると返ってきた答えがコレである。
いざ、都会に憧れ【大都市シルフ】へとやってきた僕だが……常に既視感に襲われていた。
冒険者はフィクションではなく実際に存在してた。摩訶不思議な城と一体化する塔もそうだ。
それで……
「ちょっと待ってください? あれがアルフヘイム? 頂上につくと光の精霊が祝福してくれる??」
「あれ……なんだ、知ってるじゃないか君?」
「うそ……だろ……?」
男性はあの塔のことを光の迷宮【アルフヘイム】だと言った。
だけど……僕の記憶が正しければ……
あれは……
【チュートリアルダンジョン】であるはずなのだ。
これは、僕だけが……
知る事実——
♢小説情報補足♢
・1話大体2000文字。
・主人公【ウィリア】がおくる一人称視点。
・この作品はオリジナルです。
・カクヨムにも投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:17:26
35340文字
会話率:29%
ゲスな父親が結婚式でド修羅場を演じて急死。巻き込まれて気絶したマルティーヌは、気がつけば前世を思い出していた。
アラサーだった私が十二歳の美少女に! そして一人娘の私が伯爵家を継いで当主になるという。うーん、ちょっと思考を放棄したい。とに
かく甘い物を食べて横になろう――と思ったけどできるはずもなく。
面倒ごとは大人に押し付けてぐうたらしたいのに、領主ともなればそうもいかず。怠け癖のついた使用人の解雇やら、後見人探しやらで、もう息つく暇がない。
あれ……? なんか調子に乗ってあれやこれやと手や口を出しちゃったけど、領地でまったりスローライフという選択もあったんじゃ……?
前世の知識と魔法のお陰で生活環境は改善されつつあるけれど。後見人の公爵の要求レベルが高すぎてついていけない……。あれ? 王都からうちの領地までは馬車で二日もかかるのに、公爵閣下、頻繁に来すぎではないですか? それってあれですよね? うちでしか食べられないご飯とお菓子が目当てですよね? イケメンだけど食いしん坊な公爵閣下――。
◇恋愛はスローテンポで甘さ控えめ。後半にちょっぴりシリアスな展開を挟む予定ですが、どうなるかわかりません。でも、どんなことがあってもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:05:57
353408文字
会話率:33%