リリーナ・ディアモント、十七歳。
十五歳になってから結婚相手を探しはじめたが、順調だと思われた侯爵家嫡男との縁談が寸前で白紙となってからと言うもの、すでにもう十六回連続で「好きな人ができてしまった」とお断りされ続けている。
いくらなんでも
これはおかしい。腕利きの占い師に見てもらえば、リリーナは対になる紋章を魂に刻まれた相手としか結ばれない星の下に産まれたらしい。
魂に刻まれた紋章という手がかりにするにはあまりにも心許ない情報に途方に暮れていると、王家の使いが訪ねて来た。
何でもリリーナと対になる紋章は王太子が持っており、リリーナを王太子妃に迎えたいということだが――。
いまいち納得のいかない理由から婚約者の関係になった、恋愛面に限らず色々とドライな王子様と、どうせなら幸せになりたくて頑張る伯爵令嬢が本当の夫婦になるまでのお話。
☆18年10月11日18時投稿分の「初めての贈り物」までは、以前に公開していた分に新しく書き足した話になります。ご注意下さい。また、話の前後が入れ替わっていたり追加されたエピソードなどありますが、話の大筋自体に変更はありません。
☆19年3月16日18時更新分で第一部完結となりました。第二部の更新再開は夏以降を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 18:00:00
125192文字
会話率:30%
13歳のある日、物心ついた頃からの幼馴染である侯爵家嫡男のイヴァンから、自分の婚約者が好きであると告白されてしまったベルローズ。
ベルローズの婚約者は、第2王子のアレクサンドル。もちろん、男である。
元々アレクサンドル様に対して恋愛感情な
んてなかったし、イヴァンは大切な幼馴染。ライバルに男爵令嬢のソフィア様という方がいるみたいだけど、陰ながらイヴァンの秘めた恋心、応援してあげましょう!
……というベルローズの話の裏側で、自分達の愛する人との未来のために、転生者である幼馴染とライバルのヒロインが手を組み、みんながハッピーエンドになる道を目指して頑張ります!という話です。
(中編くらいの小説になる予定です)
※1話目はほぼ短編の時のままです。ただし、ローズサイドの若干の加筆と、その後のストーリーの矛盾点をなくすため、イヴァンサイドの部分、冒頭を削除、修正しています。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 15:47:40
29330文字
会話率:29%
13歳のある日、物心ついた頃からの幼馴染である侯爵家嫡男のイヴァンから、自分の婚約者が好きであると告白されてしまったベルローズ。
ベルローズの婚約者は、第2王子のアレクサンドル。もちろん、男である。
元々アレクサンドル様に対して恋愛感情な
んてなかったし、イヴァンは大切な幼馴染。ライバルに男爵令嬢のソフィア様という方がいるみたいだけど、陰ながらイヴァンの秘めた恋心、応援してあげましょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-27 20:35:58
4155文字
会話率:25%
伯爵令嬢メルディ=ロックベルは、十二歳の頃に誘拐され、十六歳で伯爵家に戻って来た。空白の四年間、一体彼女に何が起こったのか。しかし戻って来たメルディは、全ての記憶を失くし、何も覚えていなかった。
侯爵家嫡男であるアランは、王子の命で呼び出さ
れ、ある依頼を受ける。それはメルディの素性を調べてほしいというものだった。王子の元に届いた怪文書。そこに書かれていたものは、メルディ=ロックベルが偽者だというもの――。
アランとメルディが、事件に遭遇しながらも、真実を追い求めていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 17:06:52
197850文字
会話率:46%
筆頭侯爵家嫡男アルバート=ランズベルトの婚期が遅れる理由、ここにあり!
最終更新:2018-06-28 12:00:00
1199文字
会話率:38%
革命の混乱収まらぬ大国、ヴィレット。その中でも最高峰の学園に通う名門貴族出身の主人公、リーン(絶望的な女顔・チビ・病弱が揃った15歳)は異端であった。「捨子でした。何故か変人と名高い侯爵家に拾われ、革命軍に巻き込まれました。学園に通いながら
隠れて現役軍人やってます」。
軍人になりたい侯爵家嫡男メイ、秘密を抱えて生きて来たアル、曲者しか居ない軍上層部。常識が逃げ去る実家ローゼンフォール家。濃すぎる周囲に埋もれず、今日も今日とて書類と格闘し生きて行く!
※ファンタジーに中世ヨーロッパの実情とフランス革命、カトリック等をぶちこんだら突然変異してしまった作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 00:00:00
119285文字
会話率:66%
「深紅の貴公子」「剣と結婚したアーノルド」と呼ばれるアーノルドは、侯爵家嫡男・騎士団部隊長というステキ要素を持った青年。
そんな彼はある時、片想いしていた男爵令嬢に酷いことをしてしまった。
「責任を取る」
「いいえ、大丈夫です」
完全無
欠(だと思われていた)貴公子は過ちの責任を取ろうとするが、令嬢は遠慮してばかりで――
※シリアスと見せかけたコメディ
※いろんな意味で品がないかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 20:00:00
9874文字
会話率:45%
商家の娘であるコリン・クローバイエに持ち上がった婚約話。突然持ち上がった男爵家次男との婚約に父親の思惑を疑問視するコリン。そしてその婚約を叩き潰そうとする侯爵家嫡男アルファレスとの――これは決して甘くない遊戯。第二部友達遊戯スタート致しまし
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 23:37:34
296653文字
会話率:32%
ロムルス侯爵家嫡男のシュリオンに嫁いだ、悪女と名高いアナトの話。
最終更新:2016-08-28 23:24:46
13429文字
会話率:43%
アウローラ国の侯爵家嫡男にして、次期宰相と目されていたオクタヴィアン。
彼は十五の時突然それを翻し、騎士になると宣言した。
その同時期に、彼の幼馴染である伯爵令嬢が出奔した。
誰よりも彼女のそばにいたはずのオクタヴィアンは、彼女を探すことも
せず、ただ剣を拳を振るい続け、いつしか国で三指に入る豪傑となった。
これは十年もの長きに渡り、初恋を拗らせたオクタヴィアンの為に、幼馴染の王太子と同じく幼馴染の宰相補佐が、主に自分の楽しみのために奔走する物語である。
注) この話はコメディではなく、それなりに真面目なお話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-26 22:00:00
59587文字
会話率:27%
見た目淑女、脳内は感情ダダ漏れのおしゃべりさん♪な地方貴族のアリーシャは、王都の侯爵家嫡男で近衛隊のディートリッヒと結婚。伯爵夫人となるが――新婚早々悩み勃発。
夫の夜勤倍増と愛人同伴帰宅。夜勤ってのも外泊じゃないの? まず初夜すっぽ
かしだしねー。さすが都会。十九の田舎娘には刺激が強すぎます。
――が、しかしわたくしは正妻。
今夜も魔法の呪文を自分にかけて、わたくしはいつ切り出されるかわからない離婚を視野にいれつつ、華麗に「奥様」頑張りますわ!!
** 作者爆発連載のため、不定期です **折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 00:00:00
24529文字
会話率:28%