「やはり、そなただ……。間違いない」
翼が無いが故に虐げられていた【羽無し】の日常は、ある日突然一変した。
「ようやく見つけた。……私の、朱雀」
亜人の国である、「四神国」。この国では
当代の龍人で最も優れたものが、「青龍」の名を冠
し、政を司る王に。
当代の虎人で最も優れたものが、「白虎」の名を冠し、武を司る将軍に。
当代の亀人で最も優れたものが、「玄武」の名を冠し、知を司る宰相に。
そして、当代の鳥人で最も優れたものが、「朱雀」の名を冠して、王の伴侶となることが定められている。
鳥人でありながら翼を持たずに生まれたことで、一族から認められず、辛い日々を送っていた少女。
だがしかし。当代の青龍王が「朱雀」として選んだのは、【羽無し】と呼ばれる彼女だった。
翼が無いという鳥人最大のハンディキャップを負った彼女は、果たして「朱雀」の役割を果たせるのか?
総嫌われから始まる、一筋縄ではいかない中華風シンデレラストーリー。
※今作は伏線考察によるネタバレを防ぐ為、感想欄を予め閉めておくことにしました。誤字報告以外に何か伝えたいことがありましたら活動報告にてお願いします。
なお完結したら、感想欄は解放します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 12:43:18
155258文字
会話率:39%
スティグマ(Stigma):語源的にはギリシア語で肉体上の徴(しるし)を意味する。
「穢れたもの・避けられるべきものである」ということを、第三者に知らせるのを目的として、奴隷・犯罪者等の身体上に押された烙印のことを指す。
精神医学用語におい
ては個人が持っていて、それがその人の社会的受容に深刻な否定的影響を与える、いわゆる汚点・欠点・ハンディキャップ・制限・制約などのこと。具体的には、様々な肉体的・精神的障害・精神病歴・犯罪歴などがある。
西暦2024年に終結した第二次水戦争。それから数年後、日本は47の国家が集まった独立国家共同体『日本連邦』として建国を果たした。日本連邦内では市民より下に社会不適合者(亜民)がいる。亜民(あみん)として生活している月宮 亮は、冷たい差別を受けながらも同じ亜民達と一緒に共同生活施設『たんぽぽ』で生活を送っていた。
皆は二重人格、パニック障害、PTSD、知的障害といった、社会生活に制限を持ってるが、暖かい時間がそこには流れていた。ある日、亮達の暮らす『たんぽぽ』に新しい仲間が入ってきた。銀髪の少女の名は葵(あおい)と言う。失語症を患い、筆談をしながら皆と打ち解ける葵だったが彼女には秘密があった。そんな葵が来た事で亮は再び自分の過去と向き合うことになる。亜民に堕ちる前まで準バウンティハンターに従事していた亮は、ある事件で心に深い闇を抱えていた、人ではない彼は、人間として生きることを望むが、過去は残酷にも亮を苦しめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 21:28:45
394575文字
会話率:56%
◆勇者も英雄でもない。とあるそんな駆け出し冒険者達の物語。
◆貧乏男爵家の三男に生まれたフェルは、家族にとってはいないも同然、いやむしろ一家の恥として忘れたい存在。彼は生まれながらにして、誰もが左手に持つべき紋章を持たない”無紋”であった。
無紋の者は、魔法の才がない。それはこの世で生きていく中では大きなハンディキャップ。
しかし、そんなフェルには一つの秘密がある。他の人には見ることもできない”妖精”や”精霊”が見えるのだ。何故そうなのかは本人にもわからない。魔法を使えない代償なのか、それとも・・・
◆物語は、フェルが15歳になって成人の儀を終えて独り立ちするところから始まる。
※処女作になります。展開は結構ゆっくりです。
主人公は、ちょっと特別な存在ですが、賢者や剣聖のようなチートキャラではありません。
毎日、ちょっとづつでも更新していこうと思いますので、ブックマーク・評価よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 07:00:00
246238文字
会話率:27%
発達障害の子供をどう育てるかでいろいろな見解があります。それでも押しなべて発達障碍者は生きずらい。発達障害者を迷惑がる人が多く、発達障害というのは社会の支援が必要な程度に障害が強度であるということも診断の基準に入っているので、自力だけで何
とかするのは難しい。自力で何とかなっているのなら、そもそも障害者として認定されているのか疑わしいではないですか?
もっとも、精神や思考法を劣化させるという点ではまだ考え方がしっかり確立されていない未発達な子どもに受験勉強という特殊な思考訓練を課すというのもよろしくないと思います。それには私が思うところがあるのですが、それを述べてみたいと思います。要するに発達障害もハンディキャップですが、受験勉強ですっかりそれになれてしまった人もハンディキャップを背負ってているようなものだというのです。
こうした受験勉強によって固定化されていく精神・思考法は、現実とはかけ離れたフィクション的な要素が大きいために、生きていく力を削ぐものです。世間ではいかに発達障害者を排除するかばかりが考えられておりますが、受験勉強的思考に毒された精神の持ち主のほうがよほど組織に損害を与えますので、そのような者のほうが有害なのです。
よっぽど有害な者を許容し、そもそも先天的に支援を要する発達障害者には暴力的な社会に対して批判を試みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-12 06:48:42
10118文字
会話率:20%
身体的ハンディキャップを持つ主人公は、人とは少しだけ違った力と、鋭い洞察力と、たまに気難しさを発揮して、あれこれと手を焼く幼なじみで相棒(下僕?)と共に、主人公の母の残した一枚のメモの真相を探る。
自サイトのやませごと。(http://
yamalog0902.blog.fc2.com)
にも投稿しています。
キーワード付け方がイマイチよく分かっていませんので、すいません。
残酷な表現等あるので、R-15でお願いします。又、15歳以上でも、苦手な方は閲覧をお控え下さい。
下手くそ駄文な為、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 21:09:17
855文字
会話率:0%
孤児院育ちで生まれつきのハンディキャップ持ち。本人無自覚に愛に飢えてたちょっとヒネくれた少女が、ある日異世界に落っこちた。
神様?会ってません。異世界に呼ばれた意味?知りません。
とりあえず転移特典でギフトとして能力貰ってたけど『萌え』っ
て何?!何が出来るギフトなの?
独りぼっちの女の子が、異世界でみんなに愛され見守られながら、居場所と愛を探すお話。
ある意味テンプレな総愛されにする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 10:54:46
60971文字
会話率:20%
自分が障害者に対してどんな観点を持っているかまとめたものです。
最終更新:2018-08-31 19:09:33
2017文字
会話率:0%
1939年9月1日、独裁者アドルフ・ヒトラーに率いられたナチスドイツはこの日、東方世界征服への野望の牙を隣国ポーランドに向けた。早朝の4時45分を”Dディ”としてドイツの機械化師団が一斉に国境をこえてなだれ込んできた。内陸部のワルシャワ、ポ
ズナニ、クラカウといった都市部、各地に展開する陸軍、空軍基地は精強で最新機器をそろえたドイツ空軍の空襲を受けた。そして、ポーランド北部のバルト海に面する唯一の海軍基地のある新興のグジニャ港も爆撃を受けて甚大な被害を受けてしまう。
ポーランド海軍の潜水艦オルフェウス号は運よく被害を免れて脱出。バルト海でのドイツ海軍迎撃の任につくが、ほどなく海軍司令部から最後の連絡をうけることとなる。
それは、名もあまり知られていないアルメという港に向かいある人物と荷を確保して、イギリスへ向けて脱出せよとの指令であった。
しかしアルメでオルフェウス号を待ち受けていたのは予定されていた人物ではなく、その人物から荷を託された五人の子供たちだった。しかもその子供たちは何らかのハンディキャップを負った子供たちばかり。オルフェウス号は子供たちを回収してドイツの脅威が迫るバルト海を脱出しなければならない。
子供たちが託された荷とは何なのか?またその荷をおってドイツ海軍のUボートがオルフェウス号を追跡する。無事、オルフェウス号と子供たちはイギリスに脱出できるのだろうか。祖国を無くした乗組員と子供たちの自由と生存を賭けた脱出行が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-25 03:10:48
298082文字
会話率:14%
誰でも魔法が使える世界でクロスフォードは魔法が使えない珍しい人間だった。ただ、その背景には辛い事情があった。さらに体に大きな爆弾を抱えて・・・魔法が使えなくても魔法には憧れるからクロスフォードは魔法の勉強は怠らなかった。その結果、魔道具の作
成技術は超一流。また、魔法が使えないハンディキャップを少しでも埋めるために体を鍛えることもいとわない。そう、彼は努力家なのだ。
大体の人間は魔法が使えない彼を見下す。だが、彼の努力を評価する人もまたいるのだ。そんな彼はいつしか大成する。これは、魔法を使えない苦悩を十分すぎるほど味わいながらも、それに負けじと努力する主人公クロスフォードと、彼を支える彼女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 02:23:54
16505文字
会話率:37%
腐女子の橋本雪(はしもと ゆき)はある日、イケメンになれる不思議なハンディライトを手に入れる。
これで可愛いクラスメイト 猫田優太郎(ねこた ゆうたろう)の〝攻め〟になれる!
はしゃぐ雪の元に、ハンディライトをくれた狐が現れて「お前の破滅
する姿が見たい」と言われてーーー。
果たして雪は無事、猫田君を落とすことが出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 10:29:11
13039文字
会話率:36%
一卵性双生児の不思議、知ってますよね?
片方が虫歯になると、もう一方も虫歯の痛みを共有します。
この世には
魂の双子星がある…やも知れないw
おそらく、同じ才能、同じハンディ、同じ思考の心友へ贈ります。
戦後のジャングルを彷徨う魂の
双子星を呪縛より解き放つ作品を、一年以内を目標に完成、投稿します。
期待を裏切ってしまったら、2人は再会の日を迎えられないでしょう。
必ず成し遂げます。
少しの間、さよならですm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-01 05:50:28
266文字
会話率:0%
大手画材屋に勤める酒井透(サカイトオル)は仕事中近所の大学に通う学生と知り合う。
彼らとの交流から、投げ出しそうだった自分の将来について考え始める。
ハンディキャップについての記述がありますが、実際の症状とは異なります。あくまで小説
上の表現です。
「第3回お仕事小説コン」に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 23:00:00
77589文字
会話率:45%
喘息やてんかんというハンディキャップを持つ造園家ふたりがある庭園で出逢う話。
最終更新:2017-08-06 03:41:47
2296文字
会話率:77%
高校二年生の僕は、廃墟マニアの水落山(みらやま)に誘われて裏野ドリームランドに行くことになった。ジェットコースター、観覧車、メリーゴーランドなど、各アトラクションにオカルト的な噂がはびこる裏野ドリームランドで、唯一本物っぽい噂がミラーハウス
に入った人間が二重人格になるというもの。
僕は決定的な場面を撮影するためにハンディカメラを構えたが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 15:36:57
9289文字
会話率:27%
先天性光線発射障害。
宇宙に名だたる戦闘種族に生まれながら、生まれ持ったハンディによりおちこぼれとされてきた青年オルフェイン。
師に課せられた修行のため地球に訪れていた彼は、地球人を食い物とする犯罪組織との治安維持組織との戦いに巻き込まれる
。
逆立ちしようが、落ちこぼれとされた彼の能力に変化はない。だがそれがどうした。
飛び道具を持っていない? だったら殴ればいいだろう!
ハンデも苦難も、風評も、すべてその拳で覆す! アクションヒーロー登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-14 07:00:00
114928文字
会話率:29%
魔法の名門貴族オルドリッジ家の3番目の息子は魔法が一切使えなかった。彼は10歳のとき、ついに名前すら与えられないまま家から追い出されてしまう。家族の愛を感じず、成長した彼が理想とするものは、己が道を究める孤高の戦士だった。
――魔法至上
主義の世界で、魔法が使えないハンディを背負って戦士を目指す男の、信頼する仲間との共闘や裏切りの間で葛藤し、成長していく剣と魔法のファンタジー活劇。
【1話平均文字数=7000字】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 20:19:51
2253670文字
会話率:29%
事故で半身不随というハンディキャップを背負った 柊 琴音。
彼氏も出来、今日は人生初のデート。
楽しみにしていた筈なのに、いざその時が来ると、恐怖と不安が彼女を襲う。
こんな幸せになって、いいのだろうか、と。
【この作品は同作家「私
が男で彼が女で」の短編シリーズです 一部、不謹慎な表現、発言が含まれています。注意してください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 23:52:17
9964文字
会話率:25%
レティシア王国。広大な国土を誇る強大な国。その王都、依頼次第でほぼなんでもやる奴らがいた。彼らの名は、
最終更新:2017-04-16 12:53:24
5682文字
会話率:45%
道楽に生きる男子高校二年生、七瀬時未はある帰り道、盲目の少女、神川彩音《しんかわいろね》を送り届けてあげた。
翌日、礼をする為に呼び出された時未は、たまたま鉢合わせた友人達共々と異世界へ連れて行かれてしまう。実は異世界の住民だった、彩音改
めシバル・ロネ。
―ここはテンプレートに、日本人の知恵とチートを魅せてやろう!……とは意気込むが、なんとロネは現代技術を盗んでいた。家に電気を通したり、現代兵器を持ち込んだりと、もうやりたい放題。存在意義を失った時未は、ほとんど脳筋な幼馴染と便利屋従業員として働くのだった。
この作品はフィクションであり、実在する、人物・ 地名・団体とは一切関係ありません。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 04:00:00
91080文字
会話率:44%
要人警護の職にあたり、東京で過ごしていた正志は、あることがキッカケで警護の職を辞めた。
―――助けて。
時折思い出す記憶に怯える正志は、一年後、故郷に帰った際に電車の中で一人の女子高生に出会うことになる。視覚障害のハンディがある彼女は、
やがて正志の心の闇に気づき、手を伸ばすのだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 12:18:13
2821文字
会話率:22%